天皇陛下の退位を実現する特例法案は1日、衆院議院運営委員会で審議入りした。
菅官房長官は答弁で、「法案作成のプロセスや基本的な考え方は、将来の先例になり得る」と述べ、将来の天皇の退位にもつながる内容であると強調した。皇族数減少への対策に関しては「国民のコンセンサスを得るため、十分な分析、検討と慎重な手続きが必要だ」と述べるにとどめた。
特例法案は1日午後、委員会採決が行われ、自由党を除く与野党の賛成で可決される見通し。2日の衆院本会議でも可決、参院に送付される。今国会での成立は確実な情勢だ。
菅長官は天皇退位の要件について、「天皇の意思を退位の要件とすることは、天皇の政治的権能の行使を禁止する憲法との関係から問題がある。将来の政治、社会情勢、国民の意識などを全て網羅し具体的な要件を定めることは困難だ」と説明した。特例法案では〈1〉天皇陛下が83歳と高齢で、象徴としての活動を続けられることが困難となることを深く案じている〈2〉国民が天皇陛下のお気持ちを理解し、共感〈3〉皇太子さまが公務に長期にわたり精勤――の3点を制定理由とした。
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今上天皇陛下は、現憲法下で初めての天皇となりそうです。
皇室典範を改正させる切っ掛けを作った初めての天皇。
NHKを利用してまでご自分の意志を通そうとされた初めての天皇。
摂政で対処できる現行法を選ばず、強いお気持ちで国民の気持ちを揺り動された天皇。
特例法案の制定理由も、納得できませんね。
〈2〉の国民が理解し共感。。。そうなんですか?
どうやって調べたんですか?
世論調査? それだけ?
〈3〉の皇太子が公務に長期にわたり精勤 には皮肉?嫌味?と思ってしまいました。
では今後、現皇太子が即位後に体力の衰えだから退位したいと仰られ、
国民が賛同したら退位出来るのですね。
皇位継承者が少ないと叫ばれ、女性宮家創設まで言い出しているのに
何だか矛盾している様な気がします。
もしかして徳仁皇太子殿下が「雅子の体調が悪いから、全力で支えたいから退位したい」と仰られたら
即位後数年で退位出来るのですね。
退位しても、職員数、お住まい、予算額もさほど変わらず
静養と芸術鑑賞に精を出し、国民からも慕われる上皇になるのですね。
その時、平成天皇がご存命なら平成天皇の呼称は「上々皇」になり美智子さまは「上々皇后」?
何だかんだと言っていたけど、今上天皇陛下の退位は決定し
このまま、ズルズルと愛子さまが皇太子になられ、
そのうち女性天皇になり、そのお子様が史上初の女系天皇となるのですね。
これで日本の皇室、伝統ある皇室は終了、という事になるのでしょうか。
せめて、せめて女性宮家創設を食い止めようと、自民党議員の方々が尽力されているようですが、
これも世論の声が、となれば女性宮家創設を阻止できるか不安です。
女性宮家創設を考える前に、旧宮家の復籍を考えるべきです。
その為にはもっと大々的に旧宮家が皇籍離脱した理由、
そして復籍される正当性を国民に納得させるべきだと思います。
これらの経緯は学校でも教えられず、マスコミでも殆ど報じられていませんから
男女同権やら国連の調査員の指摘などで女性天皇に同意する国民が多くなるでしょう。
そうならない為に、そして日本伝統の皇統を守る為に保守系?国会議員の尽力に期待し、
私達も何らかの力になるよう努力したいです。
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