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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

武田邦彦さんのブログより  中川昭一さんのこと。 1年半前のものですが・・・・

2011-04-20 16:39:15 | リンク
武田邦彦 中川さんに想う

誰もがビックリしたと言っても良いだろう.日曜日の昼に突然,中川元大臣の死去が伝えられた.

お酒を飲み過ぎて大臣の職を失い,挙げ句の果てに自民党の退潮のあおりを食らって,議員の地位も失うことになった.

冷静に考えれば,あまり同情するような政治家ではないかも知れないが,人間には情がある.なんとなく親しみ深い政治家であり,なにか人を引きつける力もまた悲しさもあった.

多くの人が突然の訃報に接して涙を流していたのも,必ずしもパフォーマンスだけではないだろう.彼にはとても良いところがあったような気がする。

若すぎる死であるが,ご冥福をお祈りしたい.

・・・・・・・・・

ところで,中川さんの急逝を少しでも活かすために,一つ提案がある.

それは,中川さんが失脚し,おそらくは今回の遠因ともなったG7の「酔っぱらい会見」の事実をマスコミが明らかにする事だ.

この事件のマスコミの報道は,「マスコミなんかいらない」と思うようなものだった.

私の記憶では,その日の朝1番のテレビで映像を見た.これは大変なことがおこったと思ってNHKを見ていたが,昼過ぎからしか映像を流さなかった.私は「なにか,ウラであるのではないか」と思ったものである。

それから大騒動になったのだが,肝心なことは何一つ報道されなかった.

まず,第一の疑問は,「財務官僚や秘書官などがついているのに,泥酔状態でなぜ,記者会見をさせたのか?」という問題である.本人が言うことを聞かなかったというのもあるが,あのぐらい泥酔していれば,普通は「予定が変わって,記者会見は中止になりました」と言えば本人は納得しただろう。

また,中川さんと会見直前にお酒を飲んだのは,マスコミの女性記者であるという話しもあった.もともと,海外に行くと,マスコミの記者,特に女性記者は大臣などと美味しい料理とワインを飲むのが常だ.そこでウェイトレスとして働く.

中川さんの行状は「日本の名誉を傷つけた」と言われた.でも,それは中川さんだけのことではないだろう.財務官僚や秘書官は処罰されたのか?マスコミの記者はなぜ「国益に関係する事件」の詳細を報道しないのか?

中川さんのこの事件と,酒井法子さんの事件を比較すると,私には国家として中川さんの事件の方が大きいと思う.また国民も酒井法子さんの事件は「興味本位」だから報道してもしなくても良いが,中川さんの方は「政治的,国家的」に知らなければならず,それを報道するのはマスコミの義務である。

第一,G7には記者が多く同行している。その人たちはよくよく知っているはずである。

報道の自由,表現の自由がマスコミに認められているのはそれらの権利にみあう「義務」があるからだ.それは「知り得た重要なことは,国民に知らせる義務があり,だから特権を持っている」のだからだ.

マスコミは特権だけを威張るのではなく,この際,中川さんの死をムダにしないように,当時,何が起こったのかをつまびらかにする義務がある.やらなければ,報道機関を解散した方が良い.もちろんNHKが率先して報道するべきだ.

(平成21年10月5日(月))

                              武田邦彦


               


武田邦彦さんのブログは福島原発事故があってから読み出したのですが

過去の記事には興味深い記事もありましたので

時々紹介したいと思います。


いまだに残念に思うことは中川昭一氏が失意のまま急逝されたことです。

そして泥酔状態かのような朦朧会見の真相を報道することなく

面白おかしく興味本位で執拗な報道には今でも腹立たしく思っています。


この武田さんの提言には賛同します。

しかしこの会見については未だにウヤムヤにされたままです。


NHKや某テレビ局の偏向報道は政権交代を果たした今でも相変わらずです。

特に受信料を強制的に徴収しているNHKは公平な報道を心掛けてもらいたいですね。



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【原発】防護服のまま眠る 依然過酷な作業員(11/04/20)

2011-04-20 12:24:41 | 動画
【原発】防護服のまま眠る 依然過酷な作業員(11/04/20)


現場で働いている作業員に今後の日本の行方がかかっていると言っても

過言ではないしょう。

もっと、政府は彼等の健康状態を気にかけるべきです。


原発の事故処理が大変なのはわかっています。

だからと言って、長時間働けるように

被曝線量上限を引き上げたりするのはどうかと思います。


危険な現場で働くのは当たり前だと思っているかのような発言。

人権無視も甚だしいです。



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文科省  福島県内小中学校、幼稚園、保育所に屋外活動制限 遠い所は原発から64キロ

2011-04-20 12:01:32 | 嘆き
                      ドイツ気象情報サービス

 文部科学省は19日、福島県内の幼稚園や保育園、小中学校で屋外の放射線量測定値が毎時3・8マイクロシーベルト以上となった13校について、校庭の活動を1日に1時間程度に抑えるなど屋外活動を制限するよう県教委などに通知した。

 また、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準に基づき、校舎・校庭の利用を判断する際の放射線量の暫定的目安を年間20ミリシーベルトと決定。1日に屋外で8時間、屋内で16時間過ごすと仮定し、3・8マイクロシーベルトという基準を算定した。

 対象はいずれも福島第1原発から半径20キロ圏内の避難指示地域や計画的避難区域、緊急時避難準備区域を除く地域。

 活動制限の対象になったのは福島、郡山、伊達3市の小学校6校、中学校4校、幼稚園・保育園3園で、児童・生徒らの数は計3560人。ほとんどが原発の北西に位置し、最も遠かったのが原発から64・3キロの福島市の小学校だった。

 文科省は、3・8マイクロシーベルト未満であれば、校庭などを平常通り利用して問題ないとしているが、これらは夏休み終了までの「暫定的考え方」とした。今後は1週間ごとに調査し、2回連続で目安を下回れば制限は撤廃する。低下しない場合は土壌調査も検討する。

 福島県教委の遠藤俊博教育長は、原発労働者と同じ年間20ミリシーベルト未満が目安になったことについて、「国がそれなりの知見で作ったのだろう」と評価を避けたが、「責任を持ってモニタリングし、線量減少に努力してほしい」と求めた。





本当にこんな制限で大丈夫なんでしょうかね。

遠い所では原発から64キロ以上も離れた小学校です。

事故から1ヶ月以上経っています。

最初政府は大丈夫だ、大丈夫だと言っていましたから

原発から相当離れた地域の子供は今まで外で遊んだ可能性もあります。


これまで子供たちが吸い込んだ放射線物質も勘案しているのでしょうか。

もしかしたら自分の家で栽培した野菜を食べているかもわかりません。

そして何よりこの基準が原発労働者と同じとは驚きです。


文科省の通達なので間違いはないと思います。

専門家揃いの方達が決めた事ですから。


でも、やっぱり素人ながら本当に子供の事を考えてるの?

って思ってしまいます。

こんな緩い制限で大丈夫?と思ってしまいます。

私の考え変でしょうか。

素人ですからどこか勘違いしているのでしょうか?


原発に関してはどちらかと言えば、騙され続けていますから

政府の決めた事が信用できないのです。


確か民主党は言っていましたよね。

子供は社会の宝、子供は社会で育てるって。

あれは何だったんでしょうね。


私なら逆単身赴任と言いましょうか、子供と疎開しますね。



コメント (1)
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