自分の時計と周りの時計

2010-10-17 | 社労士日記
『賤ヶ岳』を読むと、どれだけ時勢の波に乗れるかが重要に思えてくる・・・勢いも慎重さもいずれも時と場合によるけどね


その判断と流れを掴む準備がいかに大切かってか




社労士の業務もいろいろ・・・苦手な分野や、あまり携わったことの無い分野もたくさん


いつ、どんな時勢が訪れるかは長い先までは判らんです

せめてどんな波が来ているかは判別できるよう、頭の枠は拡げておかんとね


こういう枠は机上の勉強もいいけど、いろんな社労士さんから生の話を聞くのがいいのかな


***** 日経朝刊(10/8)「春秋」より ここから *****
うつ病に悩む人には、少なくとも2度の大きな試練がある。症状がつらく、ふせっている時期は言うまでもないが、回復し始めて会社や学校に復帰する時も難しい。休んでいた空白を埋める手立てがないと、新たな喪失感が襲ってくる。

ストレスから身を守る防衛本能の故か。心の体調を崩すと、人間の脳は外界とかかわりを絶つようにできているらしい。「なぜ自分はこんなにダメなのだろう」「どうしてあんなことをしでかしたのか」。思考の矢印が内側ばかりを向き、出口のない自己批判がうず巻く。そんな説明をかかりつけの医者に聞いた。

ところが一人で脳内で格闘している間も、世の中は動いている。元気になって職場に戻ると、見知らぬ上司が大きい顔をしていたり、仲よしの同僚が消えていたり。トンネルを抜けて違う風景に出くわす衝撃は、簡単には克服できないが、矢印を自分から他者に向け、人と真正面から向き合う大事な機会でもある。

ブリュッセルで欧州やアジアの首脳と会った菅首相は、どんな気分だっただろう。政権与党の内輪もめ、政治とカネ、検察の不祥事と、日本は自分自身のことを考えるので精いっぱいだった。中国は何を考えているか。欧州の視線はどうか。東南アジアの友情は変わらないか。深呼吸をして、周囲の顔を眺めたい。
***** 日経朝刊(10/8)「春秋」より ここまで *****


自分もそうだけど、も少し足元固めよう・・・ってな考えで、周りの流れに引きずり込まれないようにと思うことたまにある


それでも周りは動き続けてる


ふと戻ってみると、世の中の流れにうまく戻れなかったり、結局引きずられたり


周りの流れに捉われ過ぎるのはなんだけど、ひとは自分ひとりでは生きていけるはずはなし


いろんな流れを見極めて、流れに乗ったり佇んだり・・・まぁ結局のんびりとぼちぼちとかのぉ

コメント
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