正さん日記

世の中思いにつれて

3連戦すべてが延長12回引き分け=ソフトB、西武戦

2008-08-31 22:08:06 | スポーツ
 一昨日から今日までのソフトバンク、西武3連戦は、テレビで見ているほうも時間の無駄使いをした感じがして疲れが残った。
 したがって、実際戦った両チームの選手、監督はなおさらのことだったろう。いや、西武はそうではなく、爽快な気分になっていたかもしれない。それに比べてソフトバンクは虚無感を背負って、明後日からの日ハム戦を控え北海道へ向かったのではなかろうか。特にソフトバンク王貞治監督は、疲れが極限に達したように見受けられ気の毒だった。
 
 パシフィックリーグのシーズン優勝は、西武がソフトバンクに8ゲーム差をつけてほとんど確実になっている。しかし、クライマックスシリーズに出られる権利の持てる残りの2位、3位には、一応、現在最下位の楽天を除けば4チームが3.5差でひしめき合い、どのチームにもチャンスがある。
 取り分け、オリックスは、大石大二郎監督になって急上昇、3位以内が射程距離に入ってきた。
 
 とこれがソフトバンク、西武3連戦前の状況だった。したがってソフトバンクはこの3連戦を全部勝って、西武との差を5ゲーム差に縮め、最後まで優勝を諦めないなかで、3位以内確保が最低条件だった。
 結論からいうと、この3連戦総て12回引き分け。プロ野球史上初めての結果になった。したがって西武との差は変わらない上に、西武は、優勝までのマジックナンバーを19勝に減らすことができた。
 そうして、遂にオリックスが日ハムを抜いて3位に浮上、2位ソフトバンクに1ゲーム差に迫った。5位ロッテもソフトバンクに2.5ゲーム差に迫るなど、正にパリーグは風雲急を告げている。
 
 この3連戦の1戦目は4-4、試合時間5時間2分、昨日の試合は2-2、試合時間4時間1分、そうして今日の3試合目は0-0の両チーム無得点で4時間29分掛けての引き分け試合だった。この3連戦は、両チームとも先発がよく抑え、後続の投手もみなよく踏ん張った。
 ひいき目で言うわけではないが、ソフトバンクの方が、いくらでも勝越しできるチャンスがあったが、ことごとくチャンスをつぶした。3番松中、4番小久保に何回となくチャンスが回ってきたが、ほとんど凡退しチャンスを生かせなかった。
 特にひどかったのが小久保で、今日の試合でも3回満塁のチャンスに総て凡退した。小久保はこの西武3連戦だけでなく、今までも多くの試合でチャンスに打てず、その結果、敗戦に結び付き、ソフトバンク低迷の原因を作っている。
 ソフトバンク、西武3連戦のテレビ観戦時間を合計すると、約13時間半となる。ソフトバンクにとっては負けに等しい全部が引き分け試合では、無駄な時間を過ごした感じが残った。

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