正さん日記

世の中思いにつれて

新型コロナワクチン、ファイザー産をイギリスが承認、今月にも国民に接種を実施か

2020-12-03 15:21:14 | 政治

 これで世界をパンダミックに陥れている、新型コロナウイルスが下降線に入っていく契機になるのだろうか。

 世界待望の新型コロナウイルスに対するワクチンについて、イギリスがアメリカのファイザー社のワクチンを承認、今月中にも一般の国民に接種することになった。

 先に、ファイザー社のワクチンは、95%の有効性が確認されたと伝えられたが、イギリス政府が真っ先に承認に踏み切った。

 ファイザー社のワクチンについては、日本も2021年6月末日までに6千万人分の供給を受けることで基本合意したと伝えられており、先行するイギリスの状況が大いに注目される。

 現在、世界では、約200を超えるワクチンの開発計画が進められている。その中で、欧米企業による人工遺伝子など新たな技術を使ったワクチンが先行している。

 この中で、臨床試験を実施した結果、アメリカのファイザーは95%、モデルナが94.1%の有効性が確認されたと公表した。

 また、イギリス・オックスフォード大学と、同製薬会社アストラゼネカと共同開発中のワクチンについて、大規模な治験の結果、70%の人が感染症を発症しないことが確認されたと発表した。

 この米英3社のワクチンについては、それぞれが一定数を日本に供給する契約になっているとのことだ。

 一方、ロシアでも既にワクチンが実用化の段階に入っていると報道されているが、安全性について疑義がもたれており、国民の関心はプーチン大統領が自ら接種するか否かに掛かっている。現段階でプーチン大統領が接種したとの情報はない。

 中国も数社が既にワクチンの開発を終えたとの情報があるが、中国国内でどの程度実用化に入っているのか詳細は分からない。中国については、ワクチンを発展途上国など、友好国にも接種するとしており、ワクチン外交を目指しているようだ。

 日本は、国立感染症研究所や、東京大医科学研究所が開発に取り組んでいるが、欧米に比べ数周遅れの状況だ。

 日本政府は、国内開発より、海外からの輸入を主体的に考えているようだが、技術的な遅れもさることながら、輸入した方が安上がりになると判断しているからだろう、

 政府は、今後、外国産ワクチンの接種を急ぐことになりそうだが、昨日の衆議院本会議で、改正予防接種法を審議、新型コロナワクチン接種の無料化を全会一致で可決した。

 今後、接種について、医療関係者をはじめ高齢者など順番を決めていくことになるが、一日も早く、安全で有効なワクチンの接種ができるようになることを望んで止まない。

 ただ、ワクチンを先進国で争うように接種することにかまけて、発展途上国や貧困国を置き去りにしないようWHOは綿密な調整を図らなければならない。「関連:12月2日

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京都、Go―Toトラベルを継... | トップ | 大阪、医療崩壊の危機、重症... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事