チリの落盤事故で地下700メートルに閉じ込められていた作業員33名が、69日ぶりに全員生還し世界中をホットさせたが、今度は、中国で相次ぎ鉱山事故が発生した。
中国国営新華社通信は15日、中国江西省の炭鉱で14日午後9時(日本時間同10時)ごろ落盤事故が発生し、作業員9人が地下186メートルに閉じ込められたと報じた。
閉じこめられた作業員9人の安否などは15日夕までに伝えられていないが、関係当局が現場で救出作業にあたっているという。
事故が起きたのは中国南西部に位置する同省の鉛山県興旺炭鉱。新華社電は同省の炭鉱安全監察局や鉛山県政府が事故の一報を受けたのは15日午前だったと伝え、危機管理態勢に問題があったと指摘している。
中国では各地で炭鉱事故が多発しており、チリの落盤事故で作業員全員が救出されたことで、坑内に避難所を設けたり、作業員に安全教育を徹底したりするなどの緊急対策を求める声が上がったばかりだった。
一方、中国中央テレビによると、河南省禹州市の炭鉱で16日朝、ガス爆発が起き、作業をしていた30人以上が坑内に閉じ込められ、20人の死亡が確認された。救出活動が進められている。
また、南米エクワドルでも鉱山事故で作業員が地下に閉じ込められたとの報道がある。
中国の2つの事故やエクワドルの事故で、果たして生存者がいるのか、今のところはっきりしていないが、一難去ってまた一難と鉱山事故は引きも切らない。
特に、中国の落盤事故は気になる。工業化が激しい中国では、石炭の生産は著しいものがあり、炭鉱の安全管理が追いつかないという情報がある。我が国も、昭和30年代に炭鉱事故が多発し、それが炭鉱の閉鎖に繋がったが、何か、今の中国が、日本のいつか来た道を辿っている感じだ。「関連:10月16日」
中国国営新華社通信は15日、中国江西省の炭鉱で14日午後9時(日本時間同10時)ごろ落盤事故が発生し、作業員9人が地下186メートルに閉じ込められたと報じた。
閉じこめられた作業員9人の安否などは15日夕までに伝えられていないが、関係当局が現場で救出作業にあたっているという。
事故が起きたのは中国南西部に位置する同省の鉛山県興旺炭鉱。新華社電は同省の炭鉱安全監察局や鉛山県政府が事故の一報を受けたのは15日午前だったと伝え、危機管理態勢に問題があったと指摘している。
中国では各地で炭鉱事故が多発しており、チリの落盤事故で作業員全員が救出されたことで、坑内に避難所を設けたり、作業員に安全教育を徹底したりするなどの緊急対策を求める声が上がったばかりだった。
一方、中国中央テレビによると、河南省禹州市の炭鉱で16日朝、ガス爆発が起き、作業をしていた30人以上が坑内に閉じ込められ、20人の死亡が確認された。救出活動が進められている。
また、南米エクワドルでも鉱山事故で作業員が地下に閉じ込められたとの報道がある。
中国の2つの事故やエクワドルの事故で、果たして生存者がいるのか、今のところはっきりしていないが、一難去ってまた一難と鉱山事故は引きも切らない。
特に、中国の落盤事故は気になる。工業化が激しい中国では、石炭の生産は著しいものがあり、炭鉱の安全管理が追いつかないという情報がある。我が国も、昭和30年代に炭鉱事故が多発し、それが炭鉱の閉鎖に繋がったが、何か、今の中国が、日本のいつか来た道を辿っている感じだ。「関連:10月16日」
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