こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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なんでだろう?

2010-05-14 22:58:29 | 訪問看護、緩和ケア
は~。
今週も長かったな~と、ため息です。

なんとかFC2に引っ越ししたホームページですが、私のノートパソコンだけ不思議な事が起きています。

このブログのブックマークにある「瀬谷区メディカルセンター訪問看護ステーション」をクリックすると、そっちへ飛ぶのは飛ぶのですが、何故か更新前の画面なんですよ。
他のパソコンや、携帯から見るとちゃんとトップページに引っ越し先のアドレスを表示してあるのに、今使っているノートパソコンで飛ぶと、更新前のスタッフ募集のウンチクが出てくるんです。
何でだろう??   
って言う歌があったけど、なんでだろう?

さらに、http://symc.web.fc2.com/でURLを入力すると、なぜか「表示されない場合はsymc.web.fc2.comでクリックしてみてください。」の画面になります。
そしてその中途半端なURLをクリックすると初めて新しいHPが出てくると言う・・・
なんでだろう?

でもま、いいか・・・。
どなたかPCに詳しい方、原因を教えて下さいませ。

何でだろうと言えば、昨日初回訪問した患者さんの奥様。
玄関の外に迎えに出て、車の置き場所を教えてくれたのですが、ひどい息切れで話す言葉も切れ切れの状態。
歩くのもつらそうで、「大丈夫ですか?!」と聞くと、「昔から喘息で・・」との事。

フーフー言いながら、ご自宅へ入ると患者さんであるご主人が、シャキっと座っていられました。
とはいえ、これからの病状を考えると、介護力が必要です。
奥様は、椅子に座ってほどなく呼吸も落ち着かれましたが、ご主人さまより先にSPO2を測らせていただきました。
95%と若干低めでしたが、座っていれば問題なさそうなので、安心しました。
若いころから喘息気味で、この頃はちょっと動くと苦しくて・・
とのことで、開業医さんで喘息の薬はもらっているものの、ちゃんとした検査は怖くてした事がないと言いました。

なんだか、ただの喘息にしては、慢性的に労作時の呼吸があるようなので、専門の先生の受診と検査をお勧めしました。

でも・・・怖いのだそうです。

新しい事を受け入れる事も、検査で何か見つかってしまって、逆に夫の介護が出来なくなる事も。

とりあえずその時は、ご主人のケアマネさんと奥様の介護申請と明日の受診をお勧めし、了解されホッとしましたが・・
今朝、「やっぱり今日は行く気になれません。怖くて・・・ダメなんです、気持ちが。」との電話がありました。

う~ん・・・なんでだろう?
・・・って、たまにどうしてもこういう事を、負担に感じてしまう方がいらっしゃるのも事実です。

それに、いっぺんにいろんな変化があるのは、とても精神的にもきついことだと思うので、とりあえず「急がなくてもいいので、今日はやめましょうね。またゆっくり考えましょう。」とお伝えしました。

先生も待っていてくれると思いますので。

最近は、病病介護も多くなっています。
たとえば、抗がん剤治療をしながら家族を介護しているかたも結構多いです。

ですが、呼吸器疾患を持って介護をするのは結構しんどいと思うのですが・・・

私の母は、数十年ステロイド依存性の喘息で、ステロイドによる合併症をたくさん併発して亡くなりましたので、フーフーしながら家事をしている姿は、今でも切なく思い出します。

検査をするという事は、人によってはとても怖いものなのだと思います。

看護師をしている人でさえ、「乳癌かもしれないけど、怖くて検査に行けない。」と言っていた人がいましたから。

私などは、万が一を考えると確かに怖いけれど、さっさと検査をして原因をはっきりさせた方が、すっきりすると思うのですが・・・
これも人それぞれですね。



ホームページが!!

2010-05-12 23:06:29 | 訪問看護、緩和ケア
今日は、半日ほどステーションにいられたので、たまっていた居宅の書類などを少しはかたずけることが出来ました。
といっても、まだまだ残っています。
でもちょっと進むと凄くやったような気分になってしまうのが悪い癖です。

ついでに、昨日めぐみ在宅で「出して下さい。」と言われたレポートも結構集中して書きあげ、書いているうちに激昂してきて「ちょっと喧嘩売ってる?」的になってしまい、「適当に修正して下さい。」とめぐみの三浦さんにお渡ししました。

午後からは、区役所で「ケアマネット」の総会。
区からの伝達事項などを聴きながら途中意識不明となり、そのあとは新役員の挨拶を聴きながらこれが総会・・「ああそうかい。」とおもいつつ帰ってきました。


で、何気なくメールの確認をしていたら「ええー!?」
なんと、今までほったらかしにしていたステーションのホームページが閉鎖になると言う通達でした。
ジャストシステムのホームページミックスというソフトで作って、2007年からそのソフトのサイトでアップしていたのですが・・・

どうしよう!?

このホームページのおかげで、今のスタッフも結構来ています。

困った困ったどうしよう。

何と以前にもメールで連絡があったようなのですが、ダイレクトメールと思ってよくみず削除していたみたいです。
更新は5月末まで、7月1日からはみる事も出来ないとか・・・
超迷惑です。

このまま、どこかのレンタルサーバーに持ってこうと思えば行けるみたいですが・・・
レンタルサーバーも意外と高いんですね。
Yahooのホームページ、ツールもあって使いやすそうだし、月額も300円から5あります。
これで行こうと登録始めたら、なんと指定銀行口座がないとだめ。
しかも、個人名義でないとだめ。

なに?!うちは通帳は法人名だからダメってこと?
この為だけに、個人名義の口座開設してクレジットカード作らないとだめなの?
超、使いかって悪いでしょう?!

gooはすでにブログしかやっていないし、他にもっといいのはないの?
FC2は?無料らしい。けれど本当につくれるの?
なんか、実際のFC2の最新ホームページとか見ると、写真がぜんぜん表示されていなのが多いような・・・
ここに移動できるのかな?

新たにホームページビルダーとか買って作り直して、ここでアップできるのかな?

どうすれば、いちばん安くておしゃれなホームページ作れるのか、お勧めがあったら教えて下さい。


在宅介護のここがおかしい!?

2010-05-11 21:53:07 | めぐみ在宅緩和ケア関連
今日は、第2火曜日です。

いつもなら「めぐみ在宅クリニック」でのデスケースカンファの日ですが、今日は今までのデスケースや緩和ケア研究会で課題として残ったことを、いかに声にあげて行くかと言う話し合いになりました。

矛盾だらけの介護保険、実際おこった事象をただ愚痴るのではなく、言語化して声をあげて行かなければ、なにも改善しない。

今回、メディアを含め、それを訴える機会があり、小澤先生もそこに出席するとのことでした。

短い昼休みの中で、泉区の大姉御ケアマネYさんからは、ヘルパーの地位の低さについて発言がありました。

<看護師は、国家資格を取るために一定以上の水準のカリキュラムで教育され、時間をかけて育成され国家試験に合格しなければ看護師にはなれないので、たとえデイのパートであろうと、病院の看護師であろうと同じ教育をうけてきている。
その資格があるからこそ、賃金や地位も最近では見直されてきている。
しかし、ヘルパーは高校生でも2級ヘルパーを取得できるし、2か月くらいの実習でだれでも取得が可能であり、その意識や技術の差はかなり大きなものになっている。
一時は、全員介護福祉士へ、と言う話もあったけれどこれも立ち消えてしまった。
看護師のように、準看制度を廃止し、看護師の地位を向上させようと言う気概はどこにもない。
だから、いつまでたっても、医療と福祉の溝が埋まらないのではないか。
これをやろうとすると、対象者が激減して、今度は圧倒的に人出不足になってしまう。ここをなんとかして、ヘルパーの水準と地位を上げていかなければならないのでは・・・。>
と発言されていました。

確かに、私もよく感じていました。
あまりにヘルパーさんの技術もモチベーションもプロ意識も、大きな開きがあると。
これは事業所の体質にもよりますが、実際はもっと医療との連携で、必要な技術や知識を身につけられるように育成すべきなのだとおもいます。

しかしこれも、多分に厚生労働省の決めた介護保険と医療保険の異常な仕分けや、法律によってがんじがらめにされ、自分たちの立場を守るために「何も手を出さない。」という悪循環に至っているのだと言う思いは、全員持っていました。

戸塚区の、ケアマネ兼看護師件めぐみの強力サポーターAさんも同様の意見でした。

ケアマネにしたって、理由ずけをさせることで、湾曲した解釈をあえてさせ、何かあれば『ケアマネのせいだ!』として『返金せよ!』のお達しが来る。

看護師業務にしても、医療保険と介護保険になぜか強制的に分類される事で起こる問題もあります。
たとえば、同じ病状であっても、厚生労働省が定める特定疾患は医療保険で、それ以外は65歳以上は介護保険になるわけです。

難病の患者を抱え、家族も病気や仕事を持っている方がいます。
今まで介護保険を申請しなかったのは、医療を優先するためもありました。
しかし、ヘルパーや入浴など今後は介護保険を使わなければ立ち行かなくなったときに、必然的に訪問看護も介護保険になりました。
そして、今後家族の病気治療が開始された時、家族の入院が必要になった時、家族が急に具合が悪くなったときに難病の患者をどうしようかと悩みました。
こちらのアドバイスもあり、小規模多機能も視野にいれ考えましたが、小規模多機能事業所には、なぜか医療保険では訪問看護に行けますが、介護保険では入ることが出来ません。
小規模多機能にも一応看護師はいるのですが、就労時間も短く対応しきれないのが現状です。

素朴な疑問として、何故同じ人間が医療保険から介護保険に変わっただけで、必要な看護がうけられないのか?と言う事です。
地域密着とかなんとかいって、ほとんどの単位を持って行ってしまうので、残った単位ではろくなサービスは受けられないのが現状です。
それでも、必要な時にすぐにお泊まりが出来て、デイとしてつかったり、そのまま家にも来てくれたりと、ケースによってはかなり使いかってはいいんですが、重症度が上がり、医療機器などがあると結局利用を断念するしかないのです。
褥瘡でもあれば、特別指示書で一時的に医療保険に出来ますが、全部が全部特別指示書と言うのも・・・

また、訪問入浴には看護師が必ず一人付いてきますが、彼女たちの仕事はとても規制されていて、どんなに技術や知識を持っていても、当たり前の看護師の仕事をすることが出来ないのです。
たとえば、IVH。

入浴前にポートの針を抜き、入浴後にルート交換をして針を刺し直す。

これは、出来てもしてはいけないんです。

看護師なのに・・・

そのために、訪問看護師をわざわざ派遣して、その時間に合わせて訪問したりするわけで、なんかすごくもったいないですよね。

お金も、マンパワーも。

こんなバカげたことは、もっとたくさんあるのですがきりがないですね。
これも全部お上にいわせれば、理由はあるのでしょうが、結局法律の壁ですね。

どこかの事業所が多額の不正請求をしてから、ますます厳しくなった介護保険ですが、一体だれのための何のための介護保険なのか、もう一度考え直してほしいと思いますね。

で、このことについて、近日中にレポートして下さいと言われてしまい、ヒエ~。
又も自分の首がしまっていくのを感じました。
このブログそのままコピーして送ったら怒られるかな・・・?
ああ・・・でも勉強、勉強。頑張ります。(来週の緩和ケア研究会も私のプレゼンだって・・・

  事務方に 尻を叩かれ  記録書く    チ~ン


電話が怖い!?

2010-05-10 23:24:54 | 訪問看護、緩和ケア
ヒエ~
このところの、新規のご相談があまりに多くて、ご迷惑をおかけしています。

できることなら、せっかくうちのステーションを選んで頂いたのですから、何としてでもお受けしたいのですが、さすがにスケジュールに空きが無くなってしまいました。
こういう波は幾度となく来ますが、このところずっと続いています。

ですから「1週間毎日訪問」とか、「この曜日とこの曜日の○時にお願いします。」とか言うのは絶対に無理なんです。
「人は絶対に変えないで。」とかも無理なんです。

それでもなんでも時間をぬって、私の訪問も増えて行き、「居宅の整理がなかなかできないー。」と泣きながら、一日中走り回っています。

そして、今日は午前中の訪問のあと、三つ境商店街の奥にあるお店での前で、車が勝手に止まりました。(うそうそ)

「羽つきたいやき」買っていこう!!
今日から、今年初めての看護学生さんも来ている事だし、みんなで血糖値をあげて、元気を出さねばなりません。



おいしそう~!

低糖小倉餡入りはねつきタイ焼きです。
他にカスタードクリームとチョコレートとかもあります。

買って帰り、みんなを待たず、認定審査会のために一足早く頂きました。
パリパリの羽。たっぷりの粒あん。
おいしかったです~!

個人的に、白いタイ焼きより元祖タイ焼きの皮のほうが、香ばしくて好きです。


午後から久しぶりにゴリラさん(http://home.catv-yokohama.ne.jp/ee/gorilla/)に訪問でした。

ゴリラさんは、頚椎の4番という上位の頚損の患者さんですが、とてつもなくパワフルな人です。
動かせるのは、肩がごくわずかだけですが、ベットの上から長年タウン誌にエッセイを連載していたこともあります。

彼は、口に竹の棒を加えてパソコンを操作し、文章も書き、電話もかけます。
さらに口に筆も持ちかえて、みごな油絵も描きます。
(あいかわらず、リンク貼れないので、上記アドレス右クリックで飛んで下さい。)

この人もすごい人ですが、実はこのひとを支えるご家族がまたすごい人です。

ゴリラさんは実はお婿さんなので、嫁の家族と同居です。
で、何事にも動じない大らかな妻は毎日仕事に行き、日々の世話は嫁の母がやってきました。

今から約32年前に、結婚2年目に受傷してから今まで、嫁の母がいたからこそゴリラさんは、ここで自分の生活を確立することが出来たのです。
お母さんは言います。「この子がいるから頑張れる。○○は、私の生きがいなのよ。」と。

その割に、普段はかなり言いたい事を言いあって、けんか腰で話す事もあるくらいです。
でも、ほんとはお互いとても大切な存在です。
お母さんが具合が悪いと、ゴリラさんは「僕は後でいいから、お母さんを見てあげて下さいよ。」と真剣に言います。


お母さんは沖縄生まれのおおらかな人。
よく、無理やりお菓子とかを食べさせられました。
「ダイエット中だから、お母さん勘弁して!」と言っても、半分にわったカステラのかたまりを、半分私の口の中に、のこりをゴリラさんの口中にねじ込んだりして、「ああ、やめて下さいよ!」と最後まで言えずにもぐもぐしている私たちを見て、カラカラと笑っていました。
今は、だいぶ年を取り小さくなったゴリラのお母さん。
久しぶりにみたら、また小さくなっていました。

先日は、そごうの入り口の広場で、偶然にもゴリラさんに逢い、びっくりしました。
あの広場を、250キロほどある大きな電動車いすに乗ってゴリラがガ~と、移動してきました。
「○○さーん!」何度か呼ぶとその車椅子は、クルリと向きを変えて、私の方へガ~とちかずいてきます。
口元に、インカムのようにセンサーが付いていて、吹く息で操作できるんです。
もちろん一人で、ここまで来るのは無理なので、ボランティアさんも一緒です。

そんな風にして彼は、沖縄だろうがハワイだろうがどこでも行っておいしいものをたらふく食べてくるんです。

障害者と言う言葉を、彼からは感じません。
彼はとても自由ですし、ただ身体が動かないだけで、とても豊かな生活をしています。

かれは、介助は必要ですが、迷惑はかけません。

障害を持つ事を振りかざして、こころまで障害者になっている方に時々であいます。

彼は自分の可能性を、出来る限りの努力をして広げてきた人ですから、「やってもらってあたりまえ」と言う気持ちは持っていないのです。

今、彼はライフワークとして学校での講演を行ったり、絵を描いたり、執筆をしたりしています。
何が自由かは、身体が動くかによって決まるわけではない事を、彼は教えてくれます。

私にとっても大事な人生の先輩です。
どこかで、重戦車みたいな車いすに乗ったゴリラがいたら、それはかれです。




母の日

2010-05-09 22:57:44 | 家族のこと
今日は母の日でしたね。

我が家では、おばちゃんの退院祝いと、母の日を兼ねてお食事会をしました。
まだ、やっと伝い歩きのおばあちゃんのために、会場は我が家となりました。

朝から、会場作りや買い物、お料理の準備と手分けをして頑張りました。
出席者は、我が家の6名、姉夫婦とその息子一家の6名、妹の総勢13名。
もうすぐ90のおじいちゃんも、1歳になったばかりの甥の子供もいて、賑やかな夕食となりました。


昼に焼いたデザートのケーキは、おばあちゃんがお見舞いにもらった人参ジュースを使ったパウンドケーキ。


ふわふわで、生クリームといちごを添えてすごくおいしい!

牛のたたきや、いんげんと人参の肉まき、お刺身盛り合わせ、唐揚げ、あえ物酢の物、漬物などなどたっぷり用意できて、みんなでおいしく頂きました。
             



おばあちゃんは、とてもうれしそうでしたよ。


ちなみに、娘が私に買ってきてくれたプレゼントは・・・

トウモロコシのラッピング。
「おかあさんへ」の文字。
トトロでメイがネコバスに乗せてもらって、入院中のお母さんの窓辺に置いていったトウモロコシです。
キャ~!かわゆい。
中を開けると
やっぱりトウモロコシ型のケースに何かが・・・
さらに中身は

トトロの手ぬぐい、文明堂のカステラ2コ、めっちゃかわいいストラップが入っていました。
うれし~。

以前息子にもらった「もやしもん」のストラップを落としてしまったので、今度こそ大事に鍵に付けておきます。

5月初めの花たち

2010-05-08 22:06:48 | 草、花、収穫
今日はよいお天気で、汗ばむ一日でした。
午前中、息子とおじいちゃんと一緒に、おばあちゃんを迎えにいこました。
1ヶ月の入院治療で、すっかり痛みも取れ、なんとかつかまり歩きもできるようになりました。
職場の車いすを持っての退院となりました。

家について、車を降りると「わー!きれいに咲いてる!何も咲いてなかったのに・・」
出迎えのモッコウバラに感激していました。

でも、モッコウバラは黄色い花びらをハラハラと落として、もうすぐ花は終わりになります。

その隣のラベンダーは、ほぼ一年中咲いてます。

エニシダは咲き始め。

紫色のジギタリスは立ち姿が美しい・・。

このイキシアは咲き始めです。オレンジのイキシアとは種類が違うみたい。

連休中に小さな花壇を作りました。
真中は「香りばんまつり」
手前はタイムが花盛りです。
タイムはすごく種類がありますが、これは花を楽しめるもの。


そしてコバノランタナ
七変化のランタナ
おばあちゃんの大好きな花。

シランも咲き始めました。

ベランダには白花かすみ草と金魚草が風に大きく揺れています。
やっと、ミニキュウリやトマトの苗が大きくなり始めました。

もっと大きくなりますように。

連休明けのどたばた&うれしい小包み

2010-05-06 23:52:05 | 訪問看護、緩和ケア
連休明けましたね。

休暇中、帰省していたスタッフも、家族旅行で海外に行っていたスタッフも、働いていたスタッフも、みんな元気に帰ってきました。

そして、患者さんもどっと退院してきています。

予定より早めに帰ってくる患者さんを、どの順番で誰にフルかが、これまた大変なんです。

重症度や、緊急度でどうするかを決めますが、重なる時は重なるんですよね・・・
私のデスクの横には、初回訪問待ちや退院予定の方など、まだ5件ほど残っています。

そんななかで、あちこちからご紹介でご相談の方も多く、出来ることなら皆様に対応したいのですが、さすがに今日は、ケアマネも訪問看護もいつも横の連携を取っている、信用できる事業所にご紹介させていただきました。
無事、退院され穏やかに過ごすことができますように。

そして10日からは、県立の看護専門学校からの実習生もやってきます。

「のんびりゆっくり仕事をしよう!」

と決めたばかりなのに、あっというまにてんてこ舞いです。
それでも、患者さんがいる限り、訪問看護師さんたちは頑張っちゃうんですよね。


ところで、今日は思いもかけないお届け物がありました。

私宛の小包み。

中をあけると、2年前にうちのステーションでお看取りをさせていただいたE様の息子さんからでした。
ご丁寧なあいさつ状と、当時スタッフで感激した手作りの「飴」と「生キャラメル」がいっぱい。
もう2年もたつのに、いまだに私たちの事を忘れずにいてくださっている事は、なによりうれしいことです。
どんなに忙しくても、こんな風に思って下さる患者さんの御家族の気持ちが、私たちのカンフル剤となり、またあらたに出会う患者さんたちへの熱い思いになるのだと思います。

お母様と息子さんの手作りの飴は、私たちの疲労回復薬になると思います。

そのうちの2袋を、めぐみ在宅にもおすそわけをしました。

Eさんの御家族の皆様、ありがとうございます!

そして、やはり今日の新患さんも、3年以上前に入院をきっかけに一旦終了された患者さんです。
当時、認知症が激しく、しかもフットワークがよくてよく徘徊しては捜索されたりしたようですが、当時の担当者はもう退職しています。
今は、寝たきりとなり褥創も出来たとのことで再度の訪問看護開始となりました。

明日からも、まだまだ訪問が立て込んでいますが、飴舐めながらがんばります!


連休最後の日

2010-05-05 23:36:30 | 日々のあれこれ
今日は一日、買い物に行ったり花壇を作ったりで過ぎていしまいました。

娘もよくやくウーパールーパー(2匹あわせてウパコと呼んでます。)の水槽を洗いました。

 

3年目の冬も超え、すでに体長20cm超です。
このところ、ますますオオサンショウウオに似てきました。
もともと、アホロートルは(ウーパール―パ―の本当の名前)サンショウウオの仲間で白いのはアルビノなのだとおもいます。
メキシコでも、トマトソースで煮込まれたりするそうですが、日本でも焼いて食べたりするらしいです。

天然記念物のオオサンショウウオは、牛肉の味がすると言って、昔乱獲されたこともあるらしいですね。

どっちにしても、あまり食欲をそそる代物ではありません。

でも、動きが妙にひょうきんで、見ていると笑えることがあります。


餌は、沈むタイプのもので崩れにくいものでないと水が汚れます。

本当にアホなので、目の前に餌を落とさないとなかなか気がつきません。
動くものには反応するので、小魚などと一緒に飼うと、全部食べちゃうらしいです。

結構長生きだし、ほっぽらかしですが、元気です。

何回か、下血(!?)したり脱腸したりしましたが、水の汚れによるもののようです。
ウンチが多量なので、フィルターはすぐドロドロになりますが、意外に強いです。
アルビノはもっと弱いのかもしれませんが、こいつは本当に原始生物です。
時々、えらや指が無くなりますが(相棒に喰われた!?)また勝手に生えてきます。

そんな我が家のウパコ達を眺めつつ、あっという間にゴールデンウィーク最終日が終わろうとしています。

明日からまた、忙しい日々が始まりますね。
連休明けでのご予約満杯です。…怖い。

ちなみに、うちのおばあちゃんは、連休中のリハビリをまったくせずに筋力ダウンし、退院は来週に延期となりました。
さすがに先生から言われると、しぶしぶ了承してくれました。

受け入れ準備は、万全です!

さて、明日からまた頑張りましょうね。皆さま。

退院準備と薬の話

2010-05-04 23:56:25 | 日々のあれこれ
連休明けをめどに、退院準備を始めました。

北側の和室は手狭な為、応接室になっている洋間(でも物があふれている。)をかたずけ、ベットを二つ置けるようにしました。

朝から義姉と義妹の指令の元、ソファーなどは和室に異動し、ごちゃごちゃしたものを何とかかたずけ、頂きものの電導ベット(おじいちゃん用)を設置しました。

ついでに一昨日の夜に突然壊れた給湯器の工事のため、台所の食品棚もおかたずけをして、一日仕事になってしまいました。
それでもなんとか、形は出来たので、6日にベットが入れば、準備はOKです。

おばあちゃんは、今日も「すぐ帰りたい!!」攻撃をしていて、どんなに我慢しても7日だと言っているとか・・

今日の担当ナースの話だと、7日に主治医の話があると言う事だったから、もしかしたらもう少し延びる可能性もあるけれど、「無理だろうね~。言い出したら絶対きかないからね~。だからら言ったでしょう。一筋縄じゃいかないんだから。」と妹が言っていました。
そうなんですよねー。この年代、訂正ってやつがなかなか効かないんです。
一度思いこんだら、まずそれ以外は入らないことが多いいんですよ。

まあ帰ってきて、必要に迫られて少しずつ室内移動をしていれば、筋力も付いてくるとおもいますが・・・
リハビリは、はっきり言って嫌いみたいです。

ところで、このところ私の方が腰痛ひどくて、結構辛いんです。

で、今日のように動かないといけない時は、朝食後にロキソニンを飲んでいます。

他にも、薬についつい頼ってしまう私は、マグミットとデパスをよく飲みます。

マグミットは便に水分を取りこんで便を軟らかくするタイプの薬で、お腹が痛くならないので好きです。
排便コントロールの必要な患者さんでは、これと腸を動かすタイプの薬(プルセニドなど)と合わせて使ったりします。
(お年寄りに多量のマグミットを継続して、高マグネシウム血症で、死亡する事件もありましたが・・)

デパスは、お年頃の私が、心穏やかに過ごすために今のところ必需品です。

管理職で主婦で思春期の子育て中である私は、時々もやもやして喉詰まりがあったり、胸がバクバクしたり、顎関節症の症状がでたりします。(去年はホットフラッシュが結構ありました。)
いわゆる、更年期まっ最中なので、もやもやしている時には、デパスを飲みます。
ちなみに、腰痛、肩こりにも処方される薬なので、一石二鳥ってやつですね。
私の場合、この薬はあっているようで特に眠気が強くなったり、ボーっとしたりすることもなく御守りみたいなものですね。

よく、「薬は毒だ!癖になるから飲まない!」

と言う言葉を聴きますが、まあ、それで大丈夫な人は飲まずに我慢していればいいんですが、私はこの程度の薬で楽になるなら、とっとと飲んで元気に過ごしたい派です。

この前、いつもの調剤薬局へ処方箋を持っていったら、デパスがジェネリックになっていました。
エチゾラムって言う名前で、錠剤がかなり大きくなっていました。

これが、マグミットとよく似ているんです。


左がマグミットで、右がデパスのジェネリック。

もともとすごく小さいデパスを飲んでいて、時々マグミットも飲んでいたのでなんだか間違えそうです。
シートからだすと、まったく区別つかないんですよ。
ロキソニンは、ジェネリックでも全体の感じが似ているので、間違えにくいですね。

マグミットは、1回量2~3錠飲むことが多いので、間違えてデパス3錠も飲んだら、ラリッちゃいますよね。

お薬も似ているものが多いので、患者さんも確認するとけっこう間違っている事もあるので、もう少し形態とかシートとかに工夫をした方がいいんじゃないかな・・と思いました。

そうそう、昔から全部ジェネリックで聞いた事もない薬剤名で、何の薬か悩む処方箋を出す開業医の先生がいて、毎回調べるのに苦労しました。

お薬自体いろんな形のものも出てきていて、経皮的に吸収するものや、鼻腔スプレーで吸収するものあるし、抗生剤なんて1回のめば5日間飲んだことのなるものまであって、進化しましたねー。

それでもお薬はいろんな副作用もあるし、飲み合わせもわるので、十分注意しないと危険なことは確かです。



今日は出勤日

2010-05-03 23:45:55 | 訪問看護、緩和ケア
ゴールデンウィークもあと二日。

今日は、私の出勤日です。
(みんなで手分けして、どうしても訪問が必要な患者さんを、訪問しています。)

祝祭日は休日診療所が開いているので、その奥にある事務所への出入りは、とても肩身が狭いんですけど・・
いいお天気でしたが,患者さんは結構いました。
風邪ひきさんも多いみたいで、待合室ではマスクした人たちが、ゴホゴホと・・・皆様お大事に。

訪問した患者さんは、みんな落ち着いていて今年のゴールデンウィークは、穏やかに過ごせそうです。

うちのおばあちゃんも、いよいよ退院の話が出た途端「帰る!何が何でも、一分一秒でも早く帰る!」と騒ぎ始め、できれば家族の都合や部屋の準備、ベットの搬入をおえて7日に迎えに行くつもりだったのですが、どうやらそこまでも待てないみたいです。

そりゃあ、帰りたいとは思うけれど・・・
段取りとか、みんなの都合とか、いろんなことお互い歩み寄らないと、どこかでひずみが来ると思うのだけれど・・・
なんとか説得できるかな・・?

もともと、嫁の私には発言権はないんですよ。ご多分にもれず・・・
動く人。でも決める人ではないのが嫁です。
(決める人は、姉と妹です。男性陣はあまり発言しません。ややこしくなるのが嫌だからか、黙ってしまいます。)
今回、試しにちょっと大きな声で言ってみましたが・・・大丈夫かな??
別にいいんです。
嫁ですから、在宅介護が仕事と言っても、あくまでもこの家では嫁ですから。

だから、患者さんのご家族でも、お嫁さんの立場がよーくわかります。

「私には、決定権も発言権もありません。」って言われる方、多いですから・・。
下手になんかして、気に入らなかったらずっと言われちゃうし。

今回も先生の対応が悪かったとずっと言われてましたし・・。
出来れば、なにかあった時の入院先も私が決めたくなかったんですが・・・

ああ・・愚痴になってしまいました。

でも、おばあちゃんが退院できるのは、本当にうれしいことです。
痛みもすっかりとれて、あとは自宅で日常生活を送るなかで自然とADLは広がっていくと思います。

ブロック4回の成果、すごいですね。
これで、痛みがぶり返さないことを祈るばかりです。

さみしそうだったおじいちゃんも、少しは元気になるかな。

連休明けから、またひと波乱ありそうな予感です。


志を貫く人・・・・2

2010-05-02 22:47:50 | 読書、漫画、TVなど
以前テレビで見て感動し、このブログでも記事にしたNPOロシナンテの川原医師が、再びテレビで取り上げられていました。

(志を貫く人・・http://blog.goo.ne.jp/symc1361/e/2fa54d4be6f758cad9a4e353624485e2またリンク貼れなくなりました

今回は、前回の放送でスーダンのサッカーチームのコーチを、元鹿島アントラーズの本田さんにやらせる、という企画だったようですが、そこにはやはり人一人の人生観を変えるほど影響力がありました。

現在NPOロシナンテは軌道にのり、着実に未来を担う子供たちの教育から始めており、宗教戦争が無くなる日を目指し、たくさんの人たちが関わっています。

今回、プロサッカー選手を引退し、情けない離婚劇を演じてしまった、あの自信のなさそうな本田さんが、スーダンで実際現地の人たちと出会い、子供たちと接し、スーダンの朝陽を見て、河原さんと話した日々の中から、自信を取り戻していく姿が映し出されていました。

テレビ放送と言えば、やらせっぽかったり偽善的であったりと考えがちですが、この放送の中からはそういう意図は感じられませんでした。
司会の島田伸介さんが以前にも言っていましたが、「偽善でも何でもいいじゃないか。それで、たった一人でも救われるのならば・・」と。

確かに視聴率稼ぎかもしれないけれど、こんなすごい日本人がいる事、そしてそんなすごい人がたくさんいる事がわかっただけでも、すごく自分自身の励みになるし、勇気や力をもらえる事ができます。

素直に、すごく感動しました。

その番組の中で、「今度誰がスーダンに行く?」と誰かが言い、弁護士の一人が「法律は国によってはまったく違うし、僕なんかが行っても何の役にも立たない。お医者さんはどこに行っても人の役に立ててうらやましいです。」と言いました。
伸介さんは、「いや、なにも特別なことしなくても、誰か一人笑わせただけでも役に立つんですよ。」と返しましたが、川原医師は「別にスーダンに来なくてもいいんですよ。みんながそれぞれ家族を大切にするとか、約束を守るとか、それぞれが出来る事をすればいいんです。」と付け加えました。

本当にそう思います。

川原医師のおじいさんは、出かけた先で出会った戦争孤児を家に連れてきては、家族として育てた人だったそうです。

誰でも、自分でできる事があるはずですよね。

なんだか、誰かのためにとか、人としてとか、嘘をつかないとか、そういう日本人が最も大切にしてきた事が、どうもあやしくなっている現代です。
何かと言えば、権利ばかりを主張し、変なところで人権やら個人情報やらの言葉を振りかざして、自分だけを守ろうとする人達が多い時代です。

そういうなかで、人であったり環境であったり、医療であったり、何かの役に立つために一人ひとりが出来る事をもう一度考える為のよい機会になると思いました。

川原さんは言います。
「何故、それをしようと思ったのか?とよく聞かれるけれど、自然にそうなったんですよ。」と。
スーダンでの職務も、内戦の中での人々との出会いも、登る朝陽もすべて彼をそこに向かわせるものだったのでしょう。

そう思うと、なぜ今私が今の仕事に就いているかと言えば、やはり自然にそうなったのだと言うほかないと思いました。

それが、自然の流れだったのでしょう。
人それぞれ、そうなる事が決まっていたと言うか、使命と言うものなのかもしれません。
ならば、その仕事を自分にしかできないやり方で、全うしていかなければいけませんよね。

再び、さだまさしの「風に立つライオン」を聴きながら、真摯にそう思いました。

ちなみに、私の家と職場のデスクには、ロシナンテのカレンダーが置いてあります。

5月です!

2010-05-01 21:06:22 | 草、花、収穫
         


暖かい一日となりました。

今日は庭の蕗の収穫第2弾です。

半分はお隣りへおすそ分けです。
細いものは残して、また来週のお楽しみです。
蕗は、半分くらいに切って熱湯でさっと湯どうししてから、一度水に取ります。
ざるにあげて、ぽきぽき折りながら皮を引くときれいに簡単に筋が取れます。

きれいな緑色にゆであがりました!
・・が、指はアクで真っ黒くなります。石けんで洗ってもとれない~!

葉っぱは、柔らかい所をよって水でよく洗い、さっと湯どうしします。
それから何度も水を換え、あくをぬきます。揉むようにするとあくが結構でます。
それを刻んで、油でよく炒めます。
鷹の爪も一緒に入れるとピリッとおいしい。
そこにみりんとお味噌で味つけ。油味噌とか蕗味噌感覚で。

ご飯のおともにいかがでしょうか?

ちなみに、お隣さんから筍をいただいたので、蕗と一緒に炒め煮にしました。


そして筍ごはん。

旬のものが一番です。おいしー。

お庭は今日も花盛りです。