こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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嫁・姑について考える。

2009-01-30 23:00:43 | 訪問看護、緩和ケア
ケアマネジャーや訪問看護をやっていると、どうしても家のなかのごたごたに、巻き込まれることがあります。
訪問の度に、ドラマチックなバトルに巻き込まれ、フリーズしてしまうこともしばしば・・・
いやー「渡る世間は鬼ばかり」じゃあないんだから。
まあ内心、姑擁護派になったり、嫁応援側に立ったり、個人的な思いはあるものの、お仕事ですから、とりあえず中立を保つのに必死になります。
だって、へたにどちらかの肩を持ったら、よけい大事になりますから。
とはいえ、ケースバイケースでよっぽどネグレクトや虐待ケースでない限り、陰に回って、介護者側の労をねぎらい、不満のはけ口になるようにしています。

でも、嫁と姑対決のうちはまだいいかな、とも思います。
一番かわいそうなのは、嫁と家の場合ですね。
大きな旧家であれば、さらに嫁に重い責任がのしかかります。
嫁は、嫁個人ではなく、家の所有物になっていたりしますし、そういう状況下で嫁を勤め上げている人は、甘んじてそれを受け入れているのが、すごいなーと思います。
こういう、家に嫁ぐという考え方は、日本特有のものなんでしょうか??
外国にもあるんでしょうか??

そして、そこを乗り越ると、次は自分が君臨できるのでしょうか??
うーん・・恐るべし、日本の嫁姑。


定額給付金ってなに??

2009-01-28 08:36:45 | 日々のあれこれ
とうとう可決しちゃいましたね。
定額給付金。
あんなに評判悪いのに、強行するということは、よっぽど景気が回復するっていう自信があるんでしょうね。
この前テレビで、夕張の独居の老人が二人出ていました。
お互い助け合いながら質素に暮されていましたが、「給付金出たらどうしたいですか?」という質問に、「私たちはいいです。もっと困っている方に差し上げて下さい。私たちは、貧しくても何とかなりますから。」
と答えていました。
この法案を胸を張って可決した皆さんは、この言葉を聞いたらどう思うんでしょうか?聞いてみたいものです。
本当に国民が、「ありがとう。すごくうれしいです。助かります。早速お買い物に出かけます」とか、言うと思っているんでしょうかね。

天下りをなくして、小泉さんがぶっこわした経済を再建して、みんなの税金を皆のために使ってくれるような、スーパー政治家出てくればいいのにね。

国がおかしいから、福祉も医療も、へんなんですよね。
片手おちっていうか・・・
介護保険の改定が今年あるけれど、あんまり期待できそうにありません。
現場で、3Kとか5Kとか言われているヘルパーさんや介護関係の人々のお給料がもっと上がって、みんなが希望とプライドを持って働けるようにしてほしいと思います。
そうそう、介護保険の公表制度も、天下り先確保の一端だとか・・・

介護の現場を充実できれば、雇用の促進にもなるし、在宅が充実すれば、健康保険も長期的に見て無駄が減るんじゃあないかと思うのは、あまいんでしょうか??

瀬谷区医療・福祉セミナー無事終了!

2009-01-23 22:44:41 | 訪問看護、緩和ケア
瀬谷区内にある5つの訪問看護ステーションと、聖マリアンナ医科大学横浜西部病院ホームケアと、区の高齢福祉課とで、月に1回連絡会をやっています。
その活動の、メインイベントが瀬谷区医療・福祉セミナーです。
第6回の今年は、
「安全な在宅酸素療法を続けるために」~チームでの共通理解を深める~
でした。
西部病院呼吸器内科の山本先生による、慢性呼吸不全のレクチャーもすごく面白かったし、考え方として目からうろこでした。
事例検討の後、途中参加しためぐみ在宅クリニックの小澤先生からの質問には、発表者も冷や汗をかいていました。「この方の支えは何ですか?」と。
ついつい、末期がんの方ばかり、緩和ケアとしてとらえがちですが、何の病気においても、常に本人の支えは何か、本人が何を選択するのかを知ってかかわっていかなければならないんですよね。
山本先生も、酸素の量は、苦しければ上げればいいし、苦しくなくて本人がいやな
らやめればいいといっていました。
「苦しい、苦しい、酸素がほしい。と言って余命をすごすより、吸いたいだけすって万一だめでも、そのほうがQOLはあがるんじゃないか?ただし、きちんと説明してどちらを選ぶか決めといたほうがいい。」
なんて話から、何で家族や友達がやってもいいパルスオキシメーターの測定や、酸素濃縮器の操作が、ヘルパーさんだとだめなのかとか、いろんな話で盛り上がりました。
テイジンの方も来て、設置に関するいろんな疑問も解消したし、盛況のうちに終わることができてほっとしました。
開会の言葉は、早口になってしまって、それにカンペを見すぎてしまい、ちょっと反省でした。それから、医師会長の代行で終わりの挨拶をして下さった川口先生がを、反省会にお誘いできなかったことも大反省でした。
とはいえ、今回初めてお会いすることができた山本先生は、これからご夫婦でめぐみ在宅クリニックにも、非常勤でこられると言うことなので、とっても楽しみです。
おわったぞー!

やっぱり変な介護保険

2009-01-23 00:09:40 | 訪問看護、緩和ケア
私はもともと血の気が多いタイプで、直情型の人間ですが、寄る年なみでこの頃は、けっこう温厚になってきたのでは・・・と思っていました。
こんなことを言うと「うっそー!!」と叫ぶスタッフの声が聞こえるような・・
でも、自分ではかなり大人になったと思ったりして。
でも、やっぱり介護保険はおかしいですよ。

先日、利用者さんの区分変更申請をした時のことです。
独居で90歳のその方は、年末から、どんどん動けなくなってきて、認知もどんどん進んで、数日前から足の痛みでとうとう歩けなくなってしまいました。
でも、それでも、むりやり動こうおとするので、家の中じゅうあちこち便で汚してしまったりして・・
困ったご家族と相談の上、区分変更申請をしました。家族会議も開いてもらう予定でした。
大至急申請をしに行って、2日後入院してしまったため、認定調査を病院に行ってもらうことにしました。
数日して、ご家族から電話が。「調査が延びたんです。治療がもう少し落ち着いて、リハビリが始まってからって・・」
「え?」だって、調査が延びれば介護度が出るのも遅れますよね。
お役所に確認の電話を入れると、「1週間くらいで点滴が終わるので、そのあとリハビリが始まって落ち着いてから、調査します」とのこと。
「じゃあその分、介護度が出るのも遅れるんですよね?」
「そうなりますね」「・・・・」
つまり、少しでも軽く出したいということですね。落ち着くかどうかなんて、誰がわかるんでしょう?
退院すればすぐに、独居生活が待っているんですが・・・。
今の介護度では、単位が足りないので、区分申請しているんですよ。
90才ですでに、内臓の病気も見つかっていて、そんなにすぐに良くはならないと思います。1週間や2週間先延ばしにして、介護度軽くなるとも思えず、それなら早く調査して、1日でも早く介護度はっきりさせてほしいんですが・・

私、間違っていますか??
だって、介護度1とか2で、あちこち出歩いてる人もいるのに、おんなじ介護度でこんな状況って、どういうこと??
もし、変わらずに退院になったら、仮プランで恐る恐るサービスを増やすしかない、現場のケアマネの苦労は、どうしてくれるんでしょうね。
それで、足が出たら、実費負担です。

これってどうおもいますか?


今年も参加。学童スキーツアー

2009-01-19 22:56:13 | 家族のこと
娘が、三ツ境なかよし学童保育所を卒所して2年。
学童保育には、息子のときから通算8年在籍していました。
ここの学童は、6年間預かってくれる貴重な学童なので・・・
親の私も、すっかり学童にはまって、副会長やら、会長やらまでやって、どっぷり学童にかかわっていたので、卒所してからもOBとして声をかけてもらえたりします。そんなわけで、スキーツアーは毎年参加しています。
私は、すっかり持病と化した腰痛が心配で、湯治に徹すると宣言していましたが、皆が準備を始めると、なんだかそわそわ・・・
もしかしたら、これが最後のチャンスかも・・とか思ったら我慢できず、添乗員さんへお願い。「やっぱり、一式レンタルお願いします!」
いやー。去年はセミナーと重なって娘だけお願いして、一昨年は半月版をぶった切って見学だったので、なんか怖かったです。
もし、転んで腰打って救急搬送にでもなったら・・とか思うと、ちょっと不安でしたが、山頂からの景色がどうしても見たくて、スキーを履いてしまいました。
残念ながら、雪が横なぐりに降っていて、青い空と白銀の大パノラマは見られませんでしたが、気持ちよかったですよー。
とはいえ、普段の運動不足と肥満がたたって、半日も滑ると太ももプルプル、足首は痛いし、なにより踏ん張れなくなってくるので、ランチを食べておんなじ状態のお母さんと一緒にリタイアしました。
スキーをかついで、雪道ぜーぜー言いながら歩いてたら、なんか気持ち悪くなってきました。本当に体力なくって情けない・・
後は、お部屋でひたすら昼寝。
往復のバスの中も、寝てばかりいました。
このままじゃあ、あっという間によろよろになりそうなので、今年は再起してまたジムにでも通おうかな・・・と普段の運動不足を反省したスキーツアーでした。

納得できない在宅サービス・・・

2009-01-15 23:55:50 | 訪問看護、緩和ケア
毎日いろんな問題が噴出します。
今日は、久しぶりに、吠えたくなりました。
先日、80代のおばあちゃんが、胃瘻を作って帰ってきました。
胃瘻だけでも、なんでそこまで・・・と思ったのですが、介護者は90過ぎのおじいちゃんです。息子たちは、ほとんどこれません。嫁はまったくこれません。
おじいちゃんは、病院で毎日毎日栄養剤の注入や、薬の注入や、酢水の充填の練習をしました。おむつ交換も練習しました。
でも、なかなかむずかし・・・
それでも、ゆっくり声をかけながら一つずつ練習して、やっと栄養剤は入れられるようになったので、おばあちゃんの強い希望もあって帰ってきました。
今は担当ナースが毎日、3時間つきっきりで見守っています。
栄養剤はなんとか、薬や酢水の注入はややあやしいけどなんとか・・
でも、おむつ交換が無理です。体力的にも、気力的にも・・・
ずりおちた体をあげるのも無理・・
ヘルパーさんは、目いっぱい入っていますが、胃瘻は触れません。
おむつ交換もヘルパーさんが帰れば、できません。
おじいちゃんは立つのが大変なので、介護申請すれば、ヘルパーさんをもっと使えると思いますが、たぶん要支援1か2くらいしか出ないでしょう。
でも、申請から介護度がでるまで1ヶ月ちょっと・・それまでどうする??
要は、仮プランで使っておいて、もし単位がはみでたら自費。
自立になったら、初めて自立支援のヘルパーを出してあげるよ、という事でした。
なんか、使えないですよね?お金に余裕のない家庭だったら、怖くて使えないですよね?詰めが甘いというか・・・
(まったく、2兆円もお金ばらまくなら、もっと福祉を充実させたり、介護職の給料上げたほうが、よっぽど長い目でみて景気が回復すると思うのだけど!!)

そんなことでおこっていたら、今度は別件で怒ることに。
寝たきりで独居のおばあちゃん。やはりヘルパーさんがどっさり入っています。
正月ショート代りに入院したら、褥創作って帰ってきました。
踵と足の小指の外側にかなり深い床ずれが・・
デブリと言われる、悪い所を切り取る処置をして、毎日訪問していますが、拘縮も強く、なにより拒否が激しくて一人で処置するのは大変なので、ヘルパーさんに足を持ってもらい、処置していました。
そうしたら、今日ケアマネさんから連絡が・・・
「介護保険外の支援費で入っているヘルパーさんは、家事援助なので、手伝わせないでください」とのこと。
何で??何で??足を持っててもらうだけですよ。
わかっているんですよ。
介護保険も、そういうばかげたしばりがあるということは。
あーでも、わかっていても嘆きたくなるのは、おかしいですか?
臨機応変とか、ちょっと目をつむるとか、解釈を変えるとか、なんか考えようがあると思うんだけど。
それじゃあ、家事介護の人は、目の前で利用者さんが血を吹いていても、見てるだけなんですかね??
別にケアマネさんや、ヘルパーさんを責めているわけではないんですよ。
そういう、しばりはどうなんですか??
ちっとの時間で、ちゃんときれいに処置ができれば、ランニングコストはずっと少なくなると思うのだけど。

ハー。
そんなことで、けっこうエネルギーを消耗してしまいました。
こんなことで熱くなっているのは、まだまだですかねェ。

世の中もうちょっと、粋なかかわりができるといいのにね。


新年の従々・・・

2009-01-09 23:53:07 | 日々のあれこれ
5日から、またいつもの生活が戻ってきました。
昨日ぐらいから、一段と寒くなって、今日は一日みぞれ交じりのなか、スタッフは訪問にまわっています。
日が短いので、夕方になると、寒くて暗くて、なんか気持ちが盛り上がりません。

今気になることは、「在宅緩和ケア一人暮らしでも楽しく過ごすために」というブログを書いているyucaさんです。
麻薬系のお薬を使いながら、楽しいブログを作っていたのだけれど、1月2日から、更新がありません。
このところ、調子悪そうだったから・・・
ある程度経過が見えるので、心配です。
優しい彼が、そばにいることを祈っています。

明るい話題としては・・・スタッフが一人増えました。
1月5日から来てくれています。
訪問看護経験はないので、しばらくは同行訪問ですが、ぼちぼち独り立ちをしてもらいます。
11月の終わりに、北海道からやってきたまどかちゃんは、すでに訪問バリバリ回ってくれています。やる気のあるスタッフが増えてくれてすごーくうれしいです。
今産休中のスタッフも、早めに復帰できるみたいで、ベビーの写真を送ってくれました。彼女の担当だった患者さんのお宅へ、今の担当が持っていったら、目に涙を浮かべて喜んでくれる患者さんがいて、本当にうれしかったです。
みんな、まるで孫が生まれるかのように「まだ?」「生まれた?」と心配してくれていたので。きっと、みんなに愛される幸せな人に育ってくれると思います。

新年早々、仕事は落ち着かないし、義姉は初めてのぜんそく発作で入院するは、旦那は腰痛で騒いでいるは、なんだかんだで今年も忙しい年になりそうです。
でも、このご時世、家があって、仕事が忙しいなんて、ぜいたくな話かもしれません。ありがたく、働きましょうね。
麻生さんも、意地になって無意味なお金ばらまかないで、ちゃんと世のため人のために有効な方法でお金を使って下さいな。
国民がその時ばったりのお金もらって喜ぶなんて思ってたら、失礼な話ですから・・・(もともと、私たちの納めたお金だし!!)

真冬の庭の片隅で、すっくと背筋を伸ばして咲いている水仙です。
なんか、けなげですよね。

ケアマネすったもんだ。

2009-01-05 23:37:36 | 訪問看護、緩和ケア
うちの訪問看護ステーションは、看護師13名、事務2名です。
さらに、小さなヘルパーステーションもやっています。
ケアマネも、看護師8人は持っていて、専任も一人います。
でも、ケアマネが急遽必要になりました。
なにせ、訪問看護ステーションなので、ケアマネといっても、ターミナルの方がすごく多くて、スピードが勝負です。
もたもた考えていると、間に合わなくなってしまうので、今必要なものをすぐに手配しなければいけないし、介護度が出でいない状況で、見切り発車しなければならないのがつらいところです。だから、担当者会議どころじゃなかったり、居宅計画書だアセスメントだ、モニタリングだと、あんまり意味のない書類をばかほど書いているひまはありません。(介護保険を作った人たちは、人に書類を山ほど書かせて、印刷代やコピー代や、郵送料を使わせたあげく、印鑑ばかりほしがります)
ケアマネ兼任で管理者もやってきましたが、もう手いっぱいです。
でも、訪問看護ステーションだからこそ出来る、かゆい所に手が届くケアプランはやっぱり必要だと思っています。
たくさんの出会いと、別れの中で、自分が成長できるような仕事があることを、隠れているケアマネさんに知ってもらいたいと思います。

http://www.hpmix.com/home/seyakumc/
瀬谷区メディカルセンター訪問看護ステーション
今回は、ケアマネ募集でした。

・・・と言って、理事長命令で、募集をかけてまだ3日。
見つかりました。あっという間に・・・・。
まだ、細かいところを詰めないといけないのですが、ありがたいことです。

他にも、募集のメールを下さった方。
ありがとうございました。そして、申し訳ありません。
どうか、ご理解くださいませ。

キンカン収穫!!

2009-01-04 16:11:14 | 草、花、収穫
今日は、きんかんの収穫をしました。
今年は、実がすごく小さくて、ちょっとがっかりですが、量だけはかなり取れました。
きんかんはとげがすごくて、ゴム手と軍手を重ねても、「ギョエー!イタッ!!」
という感じでの収穫になります。
しかも、不安定な脚立の上で、上を向いているとクラクラしてくるので、結構しんどいです。
二人で、30分ほどでこれだけとれました。
まだ青い実や、あまりに小さい実は残しました。
大きくていいぞっと思うと、半分ヒヨドリに食われていてがっかりなことも多くて、今年は本当にはずれどしでした。
おすそわけの分をとって、残りから比較的形のよいものを分けて、へたを取り、包丁で皮に数か所切れ目を入れます。
大きなホーローのお鍋に一杯分金柑を入れて、水を張ってしばらくあく抜きをします。それから、火にかけるのですが、2回ほどゆでこぼしをしてから、本格的に煮ていきます。
ことことと、落としブタをして空気に実が触れないように煮て、やわらかくなってから、お砂糖をいれます。
黒豆もそうですが、金柑も空気に触れるとあっという間にしわしわになってしまうので、煮汁につけたまま瓶で保存します。これは、明日の夜の作業です。

もう少しすると、今度は夏みかんの収穫です。
冬になるのに、何で夏ミカン??
なにしろ、このままではかなり酸っぱいので、わがやではママレードにします。
これは、抜群においしいです。ただし、かなり手間がかかります。
本当においしいので、何回も作ってしいます。

金柑の木の下の、カンパニュラの苗がこんなに大きくなっていました。
間にニゲラも顔を出しています。今年の初夏が楽しみです。

陽ざしの暖かい昼下がりは、たまに庭に出てみるのもいいものですね。
早く春が来ないかなー・・そんな日曜日でした。

あっという間の年末年始・・・

2009-01-04 01:01:00 | 訪問看護、緩和ケア
1日の夜から、急に状態の悪化した患者さんが、2日の朝に旅立ちました。
とても明るくて素敵なお父さんでした。もっと、お話がしたかったのですが・・
前日に息子さん、娘さん奥さんを呼んで、「自分はあと2日で逝くから、話を聞いてくれ」と言ったそうです。
それぞれに、これからの人生夢をあきらめないように話し、残ったお母さんを頼むと。奥さんには事あるごとに「ありがとう」と。
いつもいつも笑顔で、ふらふらの体なのに、おどけて冗談を言って家族を笑わせていたお父さんです。
あかあかと燃えるクラシックなストーブが部屋を暖めていて、普段は忙しくてそろわない家族が、みんな揃ってお父さんの最後を見送りました。
ケアのあと、いつものようにめぐみ在宅の小澤先生がお別れの言葉を捧げられ、先生も私も涙が止まりませんでした。
この御家庭の象徴のように、暖かなストーブの、淡いオレンジ色の光が、いつまでも私の心に残っています。

そのあとは、家に帰って、長男嫁として毎年恒例の新年会の準備に追いまくられ、親戚やら、夫の友人親子やらが次々に訪れるなか、あっという間に1日が終わってしまいました。
3日には、お約束の患者さんに午前中訪問しました。
昨日お別れに行けなかった担当NS山下が、お別れに行って目を真っ赤にして帰ってきました。良いお別れをありがとうございました。

毎年休暇とは思えない年末年始ですが、さすがにすごくだるて、午後に家に帰ってから、2時間も爆睡してしまいました。今日はもう、「許してください」って感じです。
残すところ、明日1日だけですが、おじいちゃん命令で、庭のキンカン採りが待っています。
でも、働けることのありがたさを思えば、頑張るしかないのかも・・
今年も、元気に働けますように。

明けましておめでとうございます。

2009-01-01 01:32:32 | 日々のあれこれ
2009年になりました。
今、家族4人で近所の氏神様「諏訪神社」に初詣に行ってきました。
小さな神社ですが、12時ちょっと前には、参拝の長い列が出来ていました。
やっぱり、日本人は縁起をかつぐんですねー。
去年までは、夫と子供だけで、やはり近所の「最勝寺」に行っていましたが、今年は、娘が落ち着くようにお願いしている神社のほうに行ってきました。
本当は、去年受験でお兄ちゃんの事を、お願いしていた最勝寺にもお礼に行かないといけないんですよね。(明日行ってみようかな)
ともかく、今回はお札も2枚買ってきました。
「天照皇大神宮」と「諏訪社御霊」と書いてあります。
神社の人が二つあったほうが良いというので・・・
恥ずかしながら、参拝のしかたも良くわかっていないので、ちゃんとお祭りできるかわからないのですが、南か東に置いてみたいと思います。
いろんな話をしながら、4人で冷たい風の吹く夜中の街を歩き、時折星座をみながら、今年も元気に仲良く過ごせますように祈りました。
夕飯が天ぷらと年越しソバだったので、みんなおなかが減ってしまって、途中ファミマでおにぎりを買い食べながら歩いたんですが、実はまだ物足りません・・・
あ~今年もやせられそうにありません。
まもなく、AM2:00です。
ことしも、また前へ前へ歩いていきたいと思います。