こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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連休初日!

2012-04-28 21:59:05 | 旅行・グルメ
今日は、午後から「テラスモール 湘南」を覗いてきました。

国道1号線が案の定混んでいて、片道50分くらいかかってしまいました。

でも、駐車場は余裕で、とってもきれい。

2時近かったので、昼食をとることにしました。

どこにしようか迷った挙句、フードコートにある「とびっちょ」にしました。

ここは、シラスの卸問屋さんのお店です。
湘南と言えば、シラス、シラスと言えばシラス丼ですね。



これは、「釜揚げシラス4色丼」
本日は、生シラスが「不漁」と書いてありました。

大きな丼に、ネギトロ、イクラ、生サクラエビ、てんこもりの釜揚げシラス&温玉
ぐるりは、大根とわかめと、レタスの千切りサラダが囲んでいて、マヨネーズがわずかに乗っています。
マヨネーズ・・ちょっと心配でしたが、これは全く邪魔にならず、絶妙な取り合わせで、大変美味しく頂きました。

辻堂駅の真ん前で、こんなにおしゃれで大きなショッピングモールがあるなんて、うらやましい限りです。
瀬谷は、やっぱりド田舎ですわ・・。(~_~;)

そしてそのあと。

うららの初めての首輪を会に、フォーマックに行ってみました。
外に出るのが怖くて仕方がないうららです。
今日も、プルプル震えながら、後部座席で娘の身体にぴったりくっついていました。

そして、女の子なので赤い首輪を買ってあげました。

でも、初めての首輪。
気になって仕方ないのかな?
しょっちゅう首を後ろ足で掻いています。

首輪にも、お散歩にも早く慣れて、一緒に外で遊ぼうね。
   

七つの顔を、持つ男??

2012-04-27 22:09:31 | 訪問看護、緩和ケア
傍若無人、足の向くまま、気の向くまま、言いたい放題、怒鳴り放題のNさん。

独居で、軽い片麻痺があって、元気なころのNさんは、気に入らなければケアマネに消化器を投げつけたり、ヘルパーさんを何度も締め出したりしていたそうです。

今は、自力で立つことが難しく、それでも歩きたい、自分は歩けるんだ!という思いでいっぱいです。

訪問看護が介入した当初は、大きな発作で退院された直後。

ほぼ寝たきりで、かかとに大きな褥瘡もありました。

それが、ヘルパーさんの生活面での支援と、訪問看護師、往診医、訪問薬剤で自力端座位がとれるまでとなりました。

当初デイサービスにチャレンジしたものの1度で却下され、入浴サービスも「あんな狭い風呂に入れるか!!銭湯に連れて行け!!」と怒鳴り散らしたので却下。

こういう状況なので、ヘルパーは朝・夕でびっちり入っていて、単位はぎりぎりです。
踵に真皮を超える褥瘡があるので、訪問看護は特別指示書で入れる為、介護保険はヘルパーで埋まっている状態です。

踵は4度の褥瘡で、4度目のデブリを今日行い、たぶんこれで完治すると思われます。

独居のために、この踵の褥瘡を処置するのは看護師しかいないため、特別指示書でほぼ毎日入っていますが、当然看護師も入れ代わり立ち代わり訪問することとなります。

このNさん。
ここ1か月ほど、易怒性が激しく高くなっていて、その怒りはもっぱら身近のヘルパーさんに向けられていました。

怒りは、自分が思うように動けない事に端を発しているので、歩かせろ、好きなものを食わせろ、温泉に連れて行け、靴下を履かせろ、、というものが多く、危険を伴う介助を考えると、訪問看護師と一緒の時だけ、動こうと言う事になっています。
でも、彼にはその区別は余りついていませんので、ヘルパーさんにも歩行の介助やリハビリを要求します。ですが、ヘルパーさんは、出来ませんので断ります。
すると、待つということが出来ない方ですので、怒りが大爆発するというわけです。

でも・・
彼には、彼なりの怒る理由はあるのです。
この理由は、時に尤もで、時に理不尽ではあります。

そうは言っても、あまりに易怒性が高いため、お薬が処方されました。

でも、彼はお薬が増えたことをしっかり気づいていました。

「これは、下痢をする薬だ。医者がこそこそ相談していた。ちゃんと説明をしないなんて、俺をバカにしている!絶対飲まない!」と怒っています。

よく聴いてみると、確かにDRはちゃんと説明をして来なかったことがわかりました。
ひそひそ相談は実際はしていないそうですが、ちゃんと説明されていないことは事実で、その後医師側も薬剤師も、みんな謝ってくれました。
薬は、怒りっぽいからとは言えないので、筋の緊張を取る薬で統一。


こういう断片的な事実と、そこに付随する被害妄想的なとらえ方が、ごちゃ混ぜになって表現されるのです。

昨日、K姉さんが彼の訪問から帰ってきました。

前日、皮膚科の往診で、傷を切るなと激怒していたので、どうかなと思っていたのですが。
かれは、すこぶる機嫌がよくて、Kさんの誘導でどんどんリハビリをやり、団地の踊り場まで出て積極的なリハをしたそうです。
K姉さんは、彼の踵の褥瘡の写真と共に、トロける様な満面の笑顔でうつる彼の写真も撮ってきました。

それを見た、スタッフはもう唖然。

「こんな笑顔見せてもらったことがない!」「なんか、とろけそうな顔をしている。」「信じられない・・いつも文句ばかり言っているのに、こんな顔をするんだ・・。」「笑ってはくれるけど、なんだか違う。本当にうれしそう。」と口々に言いました。

実際、写真の笑顔は「相好を崩す。」というのでしょうか、悪く言えば「鼻の下を伸ばして、でれでれの顔」。
そうです。
彼は、訪問している看護師の中で、K姉さんが大好きなのです。Loveです。
Kねえさんは、うちのステーションきっての老人キラー。
彼女にかかれば、どんな老人もK姉さん教の信者になってしまうのです。恐るべし。

スタッフといろいろはなしているうちに、やはり、人によって接する態度やパターンを使い分けているのではないかと言う事になりました。

小柄で優しくて、かわいい声を出すSナースには、彼はとても優しいのだそうです。
「そこの電気、付けていいよ。」なんて感じで、どうも年下の娘さんに接するようにするようでした。

逆に、すっかり甘えて自分では「動けない。できない。立たせてくれ、歩かせてくれ。」で押し通す人たち。
顔を見れば、喧嘩を売る相手は現在のケアマネさん。

ヘルパーさんは、残念ながら「小娘」と称してかなり見下した対象になってしまっています。

この区別はいったいなんなのでしょうね。

まあ、それぞれの役割分担の中で、接していけばよいのでしょうが、本当に「7つの顔を持つ男」のキャッチコピーが一番合っています。

介護申請の駆け引き&在宅支援診療所との連携会議

2012-04-25 23:06:40 | 訪問看護、緩和ケア
介護保険を新規申請したあとは、結果が出るまで恐る恐るサービスを導入するのは、周知の事実ですが、あるていど病院連携室やこちらサイドで予測をたててはいます。

うちの事業所は、マンパワー的に予防のプランは受けていないので、当然病院連携室も「この患者さんは、まず介護度が付くはず。」という予測の上に、うちのステーションにケアマネごと振ってくることが通常です。

もちろん、こちらでも退院前の訪問をしたり、状況を聴いたりして、介護度はつくだろうと思ってお受けするわけですが、どうもこの頃予測がずれることが多いので、現場は本当に困ってしまいます。

問題は、介護保険の調査内容は、病状ではなく機能障害や認知を主に審査されるので、末期癌や神経難病等のように、急激に進行したり、本当はとてもできる状態じゃないのに、命を削るように頑張ってしまう方の状況を読まないし、急激な進行で調査日の半月後にはほとんど動けなくなっているだろうと言う事を予想はしてくれない(調査員によっては予測できない)と言う事です。


今年に入って、独居、自由人、末期がんの腹水パンパンの患者さんが、病棟で車椅子で調査されたにもかかわらず、支援1に出てしまい、途中で包括支援センターにケアマネが変わったことで、関係が壊れてしまい訪問が継続できなくなりました。
もう一人は、ALSにもかかわらず、四肢の障害よりも呼吸障害が先行している為、室内のADLが何とか出来ているだけで、やはり支援1が出てしまい、この方もケアマネが包括と行ったり来たりで、かなり混乱してしまいました。すぐに区変をかけ、先日やっと介護2が出てこちらで一括して動くことが出来るようになりましたが、ご利用者さんにとっても、担当ケアマネにしても、とても混乱してしまいます。

そして、今日も黄疸と食事量の低下があり、末期がんの診断で室内移動もふらつく患者さんが、1次審査で非該当に近い支援1になっているとの情報があり、どこでこんなことになってしまうのだろうかと、うなってしまいました。

たしかに、麻痺があるわけでも、拘縮があるわけでもなく、今のところトイレくらいは自分で行けます。
が、病状は終末期、それも強い黄疸もあるし、足元を見れば浮腫も出始めています。
トイレの帰りも肩で息をしていますし、医療関係者であれば、一目見て、少し話を聞けば4週間先の予測はつくと思うのです。

だいぶ以前、ターミナルの方に関しては、1週間、2週間で病状が変化していくので、認定結果が出るころに妥当な介護度が付くような配慮をお願いしていて、少なくとも1が出ることが多かったと思うのですが、このところその辺の配慮がされているのかどうか・・。
自分の審査会であれば、その辺の予測はしているつもりですが、調査内容に特記されなければ、よほど医師がきちんと予後予測まで書いてくれないと、審査会でもそのままスルーされてしまうのかもしれませんね。

こういう状況で、怪しいと思った場合は、ケアマネとの連携で、介護保険課への状況の変化や予測事項を伝えて、審査会の段階で修正することも可能ですが、時すでに遅しのこともあります。

とにかく、進行性の病気である場合や、重症度の高い病気に関しては、今だけでなく介護度が出るころの予測を立てられる調査員のかたに、最初の調査をお願いしたいなと思います。

今回の3人に関しては、どうして支援1なのかは、全く理解できない状況でした。

末期癌、全身の黄疸、食事量の著しい減少・・
歩けるけれど、夜間に起こる呼吸困難と疲労感・・
一目でわかる腹水貯留・・

これだけでも、ある程度の予測はたつと思うのだけれど。

とにかく、早い段階で介護保険課との連携を取るのも、タイミングが大事ですね。


ところで今日は夕方から、めぐみ在宅クリニックの業務拡大に伴う、連携ステーションとの連携会議がありました。

近隣のステーション泉区・戸塚区・旭区・隣の大和市・座間市のステーションまで集まって来たのには驚きました。
瀬谷区内のステーションも2カ所を除いて複数の出席でしたし、ケアマネ事業所もあり、小規模多機能もあり、なかなかの出席率でした。
内容は今までの反省を踏まえて、今後どのように連携を取組んでいこうかと言う事で、かなり厳しいご意見もあり、めぐみ在宅にとっても、みんなの声を聴くいい機会だったと思います。

そんなわけで、今日も帰りは遅くなり、いつになったら穏やかで心安らぐ日々が訪れるのだろうかと、青い海に思いを馳せつつ眠ります。



本当のことを言えば、このブログの更新自体、最近ではかなりしんどくなっているのも事実で、今は家族のことでも目いっぱいだし、仕事のこともやとわれママの苦しい状況だし、いろんなことで自分自身が押しつぶされないようにするので、精いっぱいの状況です。

なにより・・
何を置いても、何と思われようと、私は私の家族を守らないといけないのです。

波にさらわれ、忘れられた片方だけのビーチサンダルが、波間で漂い、時に沈み、時にぽっかりと水面に顔を出すように、私の愛する家族がゆらゆらと揺れているのを、見失わないようにしなければならないです。

だから、更新したりあちこちいじったりすることが、しばらくは難しいかもしれません。
出来るときだけ、更新していきます。

これから一山も二山も越えて、もっとパワフルな気持ちでパソコンに向かう事が出来るように、もうちょと、もうちょっと私も頑張らなくては。

ソフトバンクの対応に怒り心頭

2012-04-24 22:10:00 | 日々のあれこれ
我が家は、全員ソフトバンクです。

ちなみに、ステーションでソフトバンクの携帯を持っているのが5人。

そのうち私を含めた3人が、職場でメールの受送信がうまくいかないのです。

なにしろ、職場の私の席では、アンテナがほとんど立ちません。
なので、メール送信したつもりでいると、気が付けば未送信BOXに眠っていたりすることがしばしば。

メールの着信音が聞こえるのに着信がなく、「受信していないメールがあります。」表示が出ていて、一度建物の外に出ないと受信できません。
送受信の度に、3人とも受信できるポイントを探してウロウロします。

通話も時にぶつ切りになるので、やはりわざわざ外に出ないと話がうまくできない事も。

3人に共通して、2月後半くらいからこういう症状が出ているので、昨日ソフトバンクへ電話をしてみました。(ガイダンスに従って、人に通じるまでが、また面倒です。)

どうしてこのようなことになるのか、早く何とかしてほしいというと、さんざん話を聞いたと思ったら、次の担当者に変わり、結局やっと電波障害の担当と話をしたのが、30分近くたっていました。

担当者が変わるたびに、同じ話を最初からしなければならず、二人目でどうも電波障害のためだとわかって、3人目に変わってからがまた長かったのですが・・

要は、SHというシャープのアクオス携帯の機種が対象で、近くのBSチューナーから電波が漏れて、それがこの種の携帯の電波を妨害しているとのことでした。

じゃあ、どうするのかといえば、「料金調整でよろしいですか。ただ、ご契約者様でないとこれ以降の話は出来ませんので、ご契約者様から再度ご連絡ください。」の一点張り。

だって、問題があるのがこの職場なので、ここをなんとかできない?夫が契約者だけれど、夫はこの状況は何もわからないのだけれど、と言っても「ご契約者様に!」を繰り返すのみ。

「じゃあ、仕事の途中でかけるので、この話をちゃんと分かるようにしておいてくださいね。夫は詳しいことはわかりませんから。」というと、「私がお取次ぎ出来るとは限りませんので。」とのこと。
「でも、こういう障害は、そちらの問題で起きているのだから、ちゃんと引き継いでおくのが当たり前ですよね。」と言い電話を切りました。

今日になって、自身が契約者の事務長がソフトバンクに電話をすると、その時の担当者は今出れないと言う事で、再度簡単に話をして、本人確認をしてパケット代金が今後当面無料なたっとのことでした。

私の件で夫が電話をすると、「それじゃあ、2月から5月までのパケット代を無料にします。」と言ったので、「じゃあこれからはどうなるの?当面治らないんでしょう?なにか手だてをしてくれるの?仕事にも支障があるし、家族との連絡も散りにくくて困っているんだよ。今後どうするかを知りたいんだよ。」というと、「これ以降は、どういう状況か、直接奥様からご連絡いただかないとわかりません」とのこと。
「だって、昨日40分も話して、契約者と最終調整って言ったから電話したんだよ。」
ですが奥様から、もう一度!」のリフレイン。
しょうがないから、もう一度私が電話をして、最初からまた話すと「ご契約者様からでないと、端末からの確認が出来ないことになっております。ご契約者様から・・」

イライライライラしているうちに、またこの発言。

ソフトバンクふざけないで!!そっちが電話しろって言ったからしたのに、今度はまた夫にしろって言うの???

「はあ、なぜその担当が再度奥様にと言ったのかは、ご契約者様からでないと、現状分かりませんので、個人情報の観点から御主人様から再度ご連絡を。」

「で、また最初から話して、この堂々巡りがおさまるの?もっと上の方とか、違うクレームの窓口とかないの?」

「ありません。再度ガイダンスに従い、お電話ください。」

イライライライラ、むかむかむかむか。

再度夫から電話。

さすがに怒った夫が文句を言うと、やっと向こうから電話がかかってきました。
そして同じことを話すと、とりあえず2月から当面のバケット代金は無料になったものの、「お客様の職場の地域には、そのような電波障害は起っていません。」と言い出しました。
「ええー!!?だって、昨日からさんざんそう言う話であっちこっちたらい回しされているのに、ここにきてそういう話になるの??」
「おかしいですね。瀬谷区は問題の地域ではないのです。つきましては、ミニ基地局の設置を含めて、調べさせていただきたいのですが。」
「わかりました、それならすぐにでも来てください。」
「それでは、今の話を再度アンテナ係りの方までご連絡ください。」
「!?」
「再度、ガイダンスに従って、お電話いただきのです。」

ここで、とうとう私はブチ切れました。

「ここまで来て、また別の人に一から話すんですか?そちらの問題ですよね。
昨日からどれほどたらい回しにされ、おなじ話を繰り返し、待たされ、時間を無駄にしていると思っているのですか??こういう時に中で横の連携や引き継ぎを行わないのはシステム的に問題がありますよね。うちは小さな事業所ですが、横の連携や、報告や引き継ぎは一番気を使いますよ、一流企業として、こんな事をしていて、顧客に対していいと思っているのですか?企業努力と言うものはないんですか?あなたが、もし具合が悪くて病院に行って、よくわからないから外科に行って、内科に行って、脳外にって、眼科に行って、最後に産婦人科に行って毎回最初から同じことを話せと言われたら、どう思いますか?
これが、一流企業のサポートセンターのやることですか?こちらから電話をするのではなくて、そちらから電話をしてくるのが筋ですね?」
と、一気にまくし立ててしまいました。

ぜーぜー

ここでやっと、まずいと思ったのか、上司に相談(何度もこれで待たされました)のうえ、アンテナ担当者からこちらに電話が来ることになりました。
「お時間は、約束できません、」
「私もこれから訪問です。」
「では今日か、明日にお電話いたします。」

今日はやっとここまでこぎつけました。
ちなみに、私が出れないと言った時間に2回着信がありましたが・・

ソフトバンク、これでいいのか? 孫社長、あなたの会社は、現場でこんなとことしてますよ。
ちなみに、最初に電話をした電話担当の女性は、時々ばかにしたように鼻で笑いながら対応していました。
自分たちのシステムに問題があって、顧客が困っているのに、こんな壊れた器械のテープレコーダーみたいな応答しかできないのは、顧客をバカにしているとしか思いません。


っと、ここまで書いてやっとすっきりしました。
本当に、久しぶりに誠意のなさにブチ切れてしまいました。
人のふり見てわがふり直せ。
私たちは、ちゃんと人と向き合わないと絶対だめです。

ただ、このBSチューナーの電波障害って言うのが、全国的に起こっていることは確かなようなので、SH(シャープ)タイプの携帯をお持ちで、メールの送受信が出来ない方がいたら、カスタマーズセンターにクレームを入れた方がいいと思います。泣き寝入りしないでくださいね。

ちなみに契約者が家族の方、どんなにふざけた対応か、どうぞお試しください。

在宅って、どこまで清潔操作できるの?

2012-04-23 22:50:23 | 訪問看護、緩和ケア
在宅の場合、病院のような清潔操作をするのは、なかなか難しいのが現状です。

それでも、ご家族によっては、完璧なまでの清潔で快適なお部屋を用意される方もいらっしゃいます。
反面、まったく清潔操作のなど意に介さず、なかなかの散乱状態で埃の堆積したお部屋でも、気分よく生活されている場合もありますね。

でも、別にそれはそれで、いつもの生活で、長年の慣れた環境が一番落ち着くのであれば、いいとは思うのです。

ただ・・

どうしても、清潔な環境での操作が必要な場合もあって、これをどうにかご理解いただくのに、かなり難渋することがあります。

ご本人やご家族にとって、その環境の何が問題なのか納得できないことも多く、さらに、環境を整えるには、若干の経済的なご負担もあったりすると、これを強制的に行うのは、やはり無理があります。

良く経験するのが、清潔な寝衣がない、もしくは着がえがない。
清潔なシーツがない、もしくは替えがない。
布団が非常に古く、汚染が激しい。
ペットが、室内を汚染したまま放置されている。

などでしょうか・・。

リネン類が無い場合は結構あって、特に独居の自由人の方で、身軽に暮らされてきた場合、急な病気で何もない、と言う事は良くあります。

場合にもよりますが、スタッフの自宅に眠っているシーツやタオル類などが、そっと追加されることもあり、これを違法と言われれば、返す言葉はありませんが、どこかでお互い様の気持ちがあることを、私自身も捨てきることはできません。

室内の清潔に関しては、患者さんご本人が了解してくだされば、実はすぐに環境を整えることが可能です。

助け合いのシステムや、介護保険、インフォーマル、フォーマル組みあわせてかなり環境は改善できますから・・。
ただし、ご本人の了解さえあれば・・がポイントですね。

頑として、環境を変えることを良しとしない方の場合は、感染リスクを覚悟の上での、関わりになります。

そうはいっても、ドレーンが入っていたり、尿路系の管が入っていたり、開放創があったり、呼吸器感染症がったりする場合は、かなり気を使ってしまいます。

創の処置中や衛生材料を扱っている最中に、猫やら犬やらがご挨拶に来られると、本当にひやひやします。
いくらペットは家族と言っても、本当に困ることがあります。

こういう場合、病院からもこちらからも、ケアマネさんからも、この時だけはペットは別室、とか衛生材料の保管場所の指導などを、クリ返しお話しするしかないのでしょうね。

時々テレビでも話題になる、いわゆるごみ屋敷の場合は、行政が入ることもありますが、なるべく大事にならない形での支援が望まれます。

どこまで、こちらと患者さんがが我慢しあい、妥協点を見つけるか・・。

本当に、難しいです。

毎日が時間との闘い・・でも、今日はキムシノバンド!

2012-04-22 00:49:50 | 日々のあれこれ
ひえ~。
この一週間は、時間との戦いでした。
仕事と会議と子供のことと、おばあちゃんの病気と、さらに昨夜は昔子供たちがお世話になった学童保育の運営員会まであって、毎日がめまぐるしくあっという間に過ぎてしまいました。

おかげで、ブログの亢進も思うように進まず、昨夜も数行書いて睡魔に負けてしまいました。

毎日、完全燃焼って感じでしょうか・・。

おばあちゃんは、あれからY先生のところでレントゲンを撮り、肺炎と心不全もあると言われても入院を嫌がり、新たな抗生剤と気管支拡張剤などを貰い帰宅しました。

でも、やはりその翌日の朝は喘鳴がひどく元気もありません。
これは、やはり入院かな・・と考え小澤先生に状態を伝えると、それなら一度心臓のエコーと心電図をとりましょうと言ってもらえ、夕方に往診に来て下さいました。

ところが、夕方になるとおばあちゃんの様子がガラッと変わって、めっちゃ元気になっていました。
SPO2が1リットルで97%まで改善。

心エコーは、ごく軽度の心不全とのことで、心電図は問題なし。
採血結果では、白血球もCRPもほぼ正常になっていました。
ここにきて、やっと抗生剤もろもろの効果が出て来たようです。

一応、利尿剤が処方され、気管支喘息に移行してしまっているのではないかということで、アドエアも追加処方して頂きました。


そして翌日には、ルームエアでも98%となり、今朝は朝からダイニングまでしっかりと歩いてきて、いつもの毒舌トークが再開されました。

恐るべし!うちの婆ちゃん。
ものすごい回復力と言うか、普段の基礎体力のたまものとでもいえばいいのでしょうか・・。

そうなると、今度は酸素がもったいないから早く返せとか、咳が止まったのはネギのおかげだとか、薬は飲みたくないだとか、いろんなことを独断と偏見で話し始めます。
まあ、このテンションが再開されたと言う事は、もう治ったも同じですね。
ちなみに、今朝からはゼロッとも言わなくなりました。
本当に、恐るべ期回復力です。
たぶん、来週のデイは行けると思います。

元気になれば、もうこちらはこちらのペースで動かないといけません。
朝から、まだ整理しきれない荷物をかたずけ、再び子供の諸手続きなどにも駆け回り、夕方から待ちに待った「キムシノバンド」のコンサートに行ってきました。

でも、キムシノバンドのコンサートは19時から。
その前に、高島屋のレストラン街にある「鼎泰豊」で夕食をとりました。
鼎泰豊は、小龍包のお店です。
台湾に本店があり、比較的リーズナブルに台湾料理がいただけます。

     

お腹がいっぱいになった親子3人は、お花を買って関内ホールの小ホールへ。

大好きな、シノブ先生のコンサートです。
娘は、誰よりも楽しみにしていました。

そして、今日も最高!
パワフルで温かくて、たくさんの勇気や優しさを届けてくれました。

ほとんど立って、飛び跳ねて、手を叩いてと、親子3人もストレス発散となりました。

そして、ステージを見る娘の横顔が、キラキラと輝いていることが、私にとっては何よりの喜びでした。

キムシノ先生の熱いメッセージは、私達にも、他のお客さんにも絶対に伝わりました。

そして、キムシノ先生の重大発表。

来週月曜日、テレビ東京で夜8時から始まる医療系バラエティー番組のエンディングテーマが、キムシノバンドに決まったのだそうです。

やった~!!
少しずつ、表舞台に出てきますね!!
ぜったいに、素敵な歌ばかりですから、本当にみんなに聴いてもらいたいです!

そして、今やっと朦朧としながらこの記事を書いています。

きらきら素敵なキムシノバンド。
アンコールで花束を持っていった娘を、思いっきり抱きしめてくれました。

本当に、久しぶりに幸せな気分になりました。どうもありがとう!!

ということで、もう真夜中です。
これからやっと、お風呂に入って寝ます。
明日から、また時間い追われつつ、自分を見失わないように頑張ります!

「介護福祉士等による喀痰吸引・経管栄養の実施と訪問看護」報告その2

2012-04-19 22:05:47 | 訪問看護、緩和ケア
前回からだいぶ日にちが立ってしまいました。

今日は、ちょっとした細かいことを書き出してみます。

実は、ヘルパーの吸引が出来るようになったと、単純に喜んでいる方には、かなり思惑が外れる結果になっています。

なにしろ、一言でいえば「面倒くさい」事が多すぎるのです。

痰の吸引の認定には、3種類あります。

まず、不特定多数の者を対象とする認定です。

これには1号と2号があります。
1号は、不特定多数を対象として、口腔内・鼻腔内・気管カニュレ内の吸引ができ、胃瘻・腸瘻・経鼻経管栄養のすべてが出来ます。

2号は、口腔内・鼻腔は出来ますが、気管内は出来ません。
また、胃瘻・腸瘻の経管栄養は扱えますが、経鼻栄養は扱えません。

いずれも、不特定多数を対象として、厚生労働省の老健局が担当します。

もう一つは、特定の対象のみに必要な行為のみ行えるというものです。
これを3号といい、担当は社会援護局(障害保健福祉部)です。

1号と2号は、50時間の講義を経て、各行為のシュミレーター演習を行います。
そして、さらに各行為の実地研修があり、そこでOKを貰って始めて認定されます。

3号は、講義8時間に、演習1時間、そして特定の対象者に必要な行為のみ、実地研修します。

今後、介護福祉士の養成課程では、1号・2号と同じカリキュラムが組まれるそうです。

なので、今現在実質的違法性阻却論により、移行期のみ許可されていますが、移行期が過ぎれば3号の認定を受けなければならないわけですね。

ちなみに、喀痰の口腔内吸引は、咽頭の手前であり、エアウェイを入れての吸引は当てはまりません。

この指導に当たるのが、訪問看護師と言う事ですが、1号・2号に対しては、指導者講習を受けた看護師が行い、3号に関しては、指導者用DVDを見れば指導できるそうです。

指導者講習は、すでにそっと行われており、全県で10名くらいずつは認定されており、今後はその指導者から伝達講習を受けて指導者になると言う事らしいです。

この講習も1日あれば、受けられます。
が、この講習自体が人知れず、一部のルートでしか伝わらなかった経緯がありますし、今後の予定もわかりません。

いずれにせよ、指導者の看護師も、事業所として都道府県に登録する必要があります。
もちろん、医師の指示書も必要です。

介護職も、もちろん都道府県に登録します。

そして、さらに医師の指示書が必要で、実施に当たっては、看護師との連携が必須であり、「計画書と、報告書」「家族の同意書}も必要になります。

この指導者看護師は、自分の事業所のほかに、このシステムを管理する会社に登録するわけで、たとえばAヘルパー事業所から指導の依頼があったら、登録先から連絡が来て、自分で規定時間講義をして、演習もして、実地研修もするわけです。
すると、講師料が登録先の会社から、看護師の事業所に入るというわけです。
登録の会社は、双方の管理をすると言う事で、相応の料金を患者家族から徴収し、自分の利益と管理料をとり、規定の料金を看護師に支払うと言う事だそうです。

つまり、自分ひとりで講義から演習までして、最後は患者さんのベットサイドまで言って練習して、その間ステーションはほったらかしになるわけですね。

そして、教えた介護職が、万が一事故を起こした場合、その責任はどこまで追うのかな??という疑問が残りました。

こんな面倒なこと、誰がやるのかな??

ということで、今日も睡魔が襲ってきました。
あああ・・もう限界です。おやすみなさい。

ちなみに、社協のビルは見晴らし最高です。

    

研修医の訪問看護研修

2012-04-17 21:34:20 | 訪問看護、緩和ケア
今日は、研修医が訪問看護ステーションに研修にやってきました。

そして、3人の訪問に同行してもらいました。
彼は、よく手伝ってくれて、患者さんの話もよく聴いてくれて、在宅での療養をじかに感じてくれたようです。

これから何のDRになるのかと思ったら、放射線科だそうで、在宅ではあまり直接かかわりがある科ではないなあ・・と、ちょっと残念だったりしました。

でも、放射線治療も患者さんにとっては望みの星です。
それに、緩和としての放射線もあり、それを考えるとそう遠くもないのかな??

実は、うちに来る前にはケアマネさんのところにも研修に行って、やはり3件のケアマネ訪問に同行したようで、それも面白かったと言っていました。

たまたま、彼は縁があってここに来たわけですが、これから医師として実際に活躍する前に、在宅を知ってもらうのはすごく有意義だと思います。

今回も、在宅での患者さんの訴えがうまく伝わらずに、苦しんでいるケースをみてもらいました。

以前にも書いた、NIPPVの導入がうまくいかない患者さんです。
今日は、患者さんの話を彼が、奥さんの話を担当ナースがじっくり聞くことが出来たと言っていました。
NIPPVは、外来受診で呼気がうまく吐けないことを伝えたものの、どうも伝わらずに設定は全く変えずに帰されていました。
研修医君は、中の設定を確認して、8と4で設定されているPEEPが、最初からの設定にしては高すぎるのではないかと言っていました。
「在宅だから、最初から慣れてほしいと言う事かもしれませんが、導入は4から慣らして行った方がいいと思います。」という意見をくれました。
実際、入院して設定の調整をするべきなのですが、患者さんの今までの経過や性格から考えて、それは無理だと言う事もわかったと言っていました。

ステーションでの話のなかで、いかに病院の医師との連携がとりにくいかもわかってくれたようです。

そして、お腹のガスが抜けないで苦しんでいる患者さんと、その家族の負担や苦しみ、受け皿がない状況、自由人で傍若無人ながら、憎めない独居の片麻痺の患者さんなど、なかなか濃い訪問をしてもらいました。

研修医君にとっても、私たちにとっても、患者さんにとっても、なかなかいい刺激になりました。


ところで、うちのおばあちゃん。
熱はすっかり引きました。
SPO2も、安静時なら酸素1リットルでも97%とかまで維持できるようになり、本人もかなり楽になっているようにみえます。
寝ているときでも聞こえていた喘鳴は、気管支拡張剤の内服で、ほとんど聞こえなくなりました。
そのためか、一人でトイレ移動も何とかできるようになりました。

ただ・・。
動くとまだまだダメです。
トイレまで歩くと、すぐにぜーぜーが始まります。SPO2も一時的に90を切ってしまいます。
胸の音もまだまだ悪いです。特に左の方が全体にパリパリ言ってますので、このままでいいのかかなり不安になります。
でも、本人は病院には行きたくないと言いますし、義姉も「まだいいじゃない。」といいます。

クラビットも明日には飲み終わるので、その後はどうしようかと小澤先生に相談すると、一度ちゃんと呼吸器の先生に評価してもらいましょう、と言う事になりました。

本人は、最初からあまり苦痛を訴えず、実際SPO2が85%とかになった時も「大丈夫。よろしくはないけど、そんなにでもない。」と言って、酸素なくても喘ぎながら寝ていましたから、高齢なせいかもしれませんが、かなり鈍くなっているようで、訴えだけではあてにならない感じです。

入院しないまでも、今どういう状況なのか、これからどうすればいいのか、出来れば検査をお願いしたいなと思います。

というわけで、明日は午後から半休をとって、おばあちゃんを連れて近くの病院へ行くことになりました。
看護師とはいえ、家族のことになれば、だだの一家族なのですよ。
しかも、私は嫁の立場なので、Yamammoto先生、お手柔らかにお願いします。

今日も介護と壁の塗り替え

2012-04-15 21:57:33 | 日々のあれこれ
しえ~
「喀痰吸引」の、その2を書く暇がないです~。

いよいよ、我が家も介護生活??って、早く肺炎治ってくれないと困ります。(~_~;)

今日のおばあちゃんは、朝から熱も37度前後となり、昨日なかなか上がらなかったSPO2も酸素2.5Lで95%と安定してきました。
でも、相変わらず胸はバリバリしていますし、喘鳴もずっと続いています。

ただ、昨日から食事が食べれるようになってるので、これなら大丈夫そうです。

こんな肺炎でも、家で過ごすことが出来るなんて、本当に在宅医療はありがたいことです。

うちのおじいちゃんとおばあちゃんみたいに、病院が死ぬほど嫌いな人でも、何とかなっちゃうのだからすごいですよね。
とはいえ、まだまだ楽観はできませんし、いざとなれば「嫌もくそもない」ので、救急搬送します。
いくら年でも、治る病気は治さないと・・。

おじいちゃんも、おばあちゃんもHOTは、見るのも初めてなので、かなり不安はあるようでしたが、今日はすっかり慣れています。

恐ろしいのは、義姉がポータブルトイレに移動し、何とか立ち上がった時に、プルプル震える下肢を見て、「ほら、しっかり立って。これじゃあ寝たきりになっちゃう!!しばらく立ってって。」と叱咤激励していたことですね。
これは、家族が寝付くのを心配する時に、ほかの患者さんでも良く耳にします。

でも・・
「お姉さん、やめて。今は無理だって。ぜーぜーしてるし、とにかく肺炎だから安静に刺せないと苦しいから。」思わずそう言って、やめてもらいました。

たしかに、こういう事で寝付いちゃう方は多くて、心配なのはわかるけど、案の定SPO2もまた下がってしまいました・・。

リハビリは、治ってからまた頑張りましょうね。

さて、明日からどうしようかな・・。
私も、姉たちも仕事です。
そして、じいちゃんは明日も小一時間ほどカラオケ仲間との会合に」行くつもりらしい・・。

仕事も早々休めないし、明日は耳鼻科の往診もあります。

そうだ!指示書を貰おう!!

明日、小澤先生にお願いして、おばあちゃんの指示書を貰って、どうどうと訪問看護で来ればいいいじゃん。
ということで、明日からは、訪問看護90分での訪問にします。(^^)/

なんてことしながら、昼間は南側の部屋の塗り替えをしています。
ここは、娘の部屋と違って、すでに荷物がある場所での塗りかえなので、なかなか進みません。
それでも、今日は部屋の半分を何とか塗り替えました。

あとの半分、いったいいつできるんだろうか・・??

子ども達のことも、仕事のことも、まだまだ問題は山積で、今のところ私自身が全く余裕のない状況での介護。
うーん。何時になったら、穏やかな時間を過ごせるようになるのだろう・・。
南の島で、ぼんやり海を見て過ごしたいなぁ・・。

そうそう、昨日はめぐみ在宅で長年お世話になった看護師の佐藤さんと、非常勤医師のY子先生も退職されるので、送別会にお邪魔しました。
以前来られていた、懐かしい先生や、たまにしか会えないスタッフ、連携先の人たちも集まって、和やかな雰囲気で楽しかったですよ。
一緒に、地域で連携していた仲間が、どんどんやめてしまうのは、なんだかすごく淋しいです。
いままでも、せっかく仲良くなれたのに、去って行ってしまった地域仲間がたくさんいます。

そんな仲間と、どこかで同窓会とか出来たら楽しいな、と思ったりして。

余裕ない割に、そんなことは考えている私って、やはり脳天気なおかも知れませんね。


そうそう、うちのウララのウータンは、日々大きくなっています。

今はこんな感じです。 
この不細工さが、かわいいんですよ~。
 

24年度めぐみ在宅クリニック 追想の集い

2012-04-14 23:42:12 | めぐみ在宅緩和ケア関連
今日は、午後2時からめぐみ在宅クリニックの「追想の集い』がありました。

でも、昨日からうちではおばあちゃんが、肺炎で寝込んでいます。

午前中に、おばあちゃんの病状観察をしつつ、ロセフィンとヴィーンDを点滴し、食事をとらせ、家族の夕飯の準備もしつつ、自分のしたくもするために、バタバタとしていました。

おばあちゃんは、朝から調子が悪くぜーぜーとしていて、熱も上がっていました。
SPO2も90%あるかないかで、すごく心配です。
とにかく薬を飲ませるために、焼き立てのパンで一口大のジャムのサンドイッチ、温めた牛乳を持っていくと、食べることが出来ました。
薬を飲ませ、1時間後には点滴をしましたが、昼近くなるとまた具合が悪くなってきました。
トイレに動いた後からは、SPO2が下がったままで、努力呼吸でヒューヒューと気管の狭窄音がします。

小澤先生に連絡して、コカールの追加と気管支拡張剤を処方してもらいましたが、SPO2は85%から90%と低く、かなり苦しそうです。
病院へ行こうといっても、おばあちゃんは「大丈夫。行きたくない。寝れば治るから、病院は嫌だ。」といいます。
おじいちゃんも、「いいよここで。大丈夫だよ。」と楽観的・・。

それならばと、半ば強引にHOTをお願いしました。

私が出かけるギリギリに、フクダ電子から酸素濃縮器が届き、2.5Lでやっと92~93%でした。

その後、私は追想の集いに参加し、夫から定期的にメールでSPO2の値が送られてきました。
小澤先生も、年だしやはり入院がいいのではと言われましたが、何と言っても本人断固拒否なので、夜になってもその意思は変わらず、義姉や義妹もそれでいいと言う事のなので、このまま家で看ていくことになりました。

でも、帰宅後には薬で解熱したこともあり、SPO2は95%となり、おしゃべりもするようになったので、ちょっととホッとしました。
ただ、肺はまだバリバリ音がしますし、薬が切れればまた熱が出るとおもうので、まだまだ心配は続きます。

「追想の集い」は、今年初めてめぐみ在宅クリニック内で行われ、今まではお酒も出されましたが、今年は、コーヒー、紅茶、お茶とケーキとサンドイッチになりました。
・・が、このケータリングがあまりにひどくて、会の進行にも影響が出るし、あまりの不手際にみんな唖然としていました。
「これなら、みんなで料理も作って、会場も作ったほうがよかったよね~」という話で盛り上がったくらいです。

とはいえ、会自体はいつものようにそれぞれの家族の死を悼み、思いを馳せ、皆同じ痛みを持つ者同士の、独特の空気感の中で、進んでいきました。

今年も、3人のご家族がお話をしてくださいましたが、やはり愛する家族を失ったものの苦しみや、助けてあげられなかった悔しさなど、話されて胸に迫るものがありました。
病院で何度苦痛を訴えても、「何でもない。」と言われ1年半後に末期癌だと言われた妻の、最後の言葉が「誰も、恨まないで。」という言葉であったと話された方がいました。
その方は、「私の妻は、ぎりぎりまでとても元気で、はつらつとして、誰も病気だなんて思わないほどでした。私は何をしても妻にはかなわなかった。妻を本当に愛していました。」と言いました。
そして、「今日、その妻の病気で倒れる少し前の写真を持ってきました。本当に元気できれいな妻を、皆さんどうか見てください。」と言いました。
あとで見せて頂いた写真には、本当に美しくて、幸福そうな、はつらつとして奥様が写っていました。
本当に、心から愛していたのだと思います。

会の間中涙をぬぐう方、隣の人とお互いの家族の話を真剣にされる方、毎年繰り返される悼む時間であり、癒しの時間です。
最後に、ご家族のなかからお母さんと小学生の娘さんのピアノの連弾があり、一緒にみんなで合唱して終了となりました。
ピアノは、とても美しく旋律を奏でます。
「川の流れのように」「上を向いて歩こう」
その歌詞は、会場にいるみんなの心に、それぞれの思いでをよみがえらせるものでした。
歌を聴きながら、目をつぶりずっと大粒の涙を、ぽとぽとと落としていた女性・・。
お母さんの写真をずっと胸に抱いて歌っている女性・・
みんなの声は、静かに、とても美しく、それぞれの思いを載せて天に昇って行くように思えました。

私の友人夫妻も、お母さんを見送った家族として出席していました。
「うん。来てよかった。」そう言って帰っていきました。

参加された、ご家族の悲しみが、少しでも癒されることを、祈るばかりです。

おばあちゃんが、大変!

2012-04-13 23:19:48 | 家族のこと
今朝は、「朝からなんとなく騒がしいな・・」と思いながら、階下へ降りていくと、お風呂場の脱衣所でおばあちゃんを抱えてお義姉さんが「大変。おばあちゃんが動けないって!足に力が入らないのよ!力かして!!」と。
あれれ、また2年前の脊椎間狭窄症の症状かと思いきや、椅子にのけぞるようにして抱えられているおばあちゃんの顔が蒼白・・。

どこかでぶつけたのか、唇が切れて出血しています。

「いや、ちょっとショック状態みたい・・。全然動けないし救急車のほうがいい。」と言う事で、救急要請をしました。
おじいちゃんに聞くと、「朝、トイレに行って力が抜けて立てなかったみたいだよ。腰が痛いから、そのせいだと思って、お風呂で温めれば治ると思ったみたいで、風呂まで這っていって、入ったら今度は出れなくなったみたいだ。」とのこと。
風呂?!
ありえない・・。なんでこの状態で風呂・・??

結局、誰か気づいてくれるまで裸で脱衣所にへたり込んでいたようです。

「腰がいたい!」というのが、私が聴いた主訴。

救急車にもそのように言って、義姉と二人何とかベットまでゆっくり抱えて移動。
その時に、なんか変な呼吸音が聞こえたのですが、そのまま救急搬送されました。

義姉が付き添い、私はとりあえず仕事へ。
おじいちゃんはと言えば、カラオケ発表会へ行っちゃいました。(~_~;)

その後、義姉から西部病院の救急外来で、診てもらうことが出来たと電話がありました。(ものすごい重症の急患がくるなかで、後回しにされながら・・これはしょうがないですが。^_^;)
「血液検査でも、レントゲンでみても肺炎です。が、肺炎と行っても命に係わる肺炎と、軽い肺炎があり、今回は軽い肺炎なのでご家族がいるのなら、家で治療してください。」と言われたそうです。
救外なので、薬は1日分のみ。
クラビット500㎎とコカール2錠×3回。
あとは、近医で出してもらって下さいといわれ、義姉は動けない母を抱えて自宅に戻りました。
おばあちゃんは下肢に力が入らず、どうしても行きたかったトイレで再び顔面から植木に顔を突っ込んだりしながら、ベットにたどり着いたようです。

「薬出たけど、今飲ませていいの?何も食べていないし、点滴もしてもらえなくて心配。」という義姉の電話で、午前の訪問の後、様子を見に行くと38.5度ほどの発熱で、ゼロゼロしながらぐったりしていました。そういえば、よくむせっているしなぁ・・
ぜろってるし苦しそう・・。SPO2は・・え・・90~92%
おっと、これでも返されちゃうんだ、最近の病院・・。(-_-;)

朝から何も口にしていないし、かかりつけのお医者さんはもうお年で、薬だけもらってもフォローが心配・・。

困った時にはめぐみの小澤先生。

電話で相談すると、往診をしてくれる事になり、先にロセフィンとヴィーンD500㎖も出してもらいました。
点滴は、私が刺して、終了する頃には、コカールのせいもあって一度解熱しました。
熱が下がれば、少し落ち着きSPO2は94%に。

夕方、小澤先生はペアのナース我妻さんと来てくれました。

緊張するおばあちゃんに、終戦の話とかをしながら、私を持ち上げてくれたりしつつ、診てくれました。
再び熱が上がりだしていたので、SPO2も92%にまた下がっていましたが、朝よりは少し良いようです。

咳止めや痰きりなどの予測指示も出していただけたので、義姉とおばあちゃんはずいぶんと安心したようです。

それからは、水分や食事をとらせたり、服薬や清拭、更衣など一通りのケアをしてあっという間に午後からとった半休はすっ飛んで行きました。

明日は、午後からめぐみ在宅で「追想の集い」があるので、午前中に点滴終わらせないといけません。
は~。
いろんなことが、私の周りで起きすぎます。

何でこんなに、いろんな悪いことが、私の周りでばかり起るのでしょうか?

疲れました。また睡魔がやってきたので、昨日の続きは明日にします。

ばあちゃん、早く元気になってくれ~。


「介護福祉士等による喀痰吸引・経管栄養の実施と訪問看護」報告その1

2012-04-12 23:05:26 | 訪問看護、緩和ケア
横浜市訪問看護連絡協議会臨時定例会がありました。
『介護福祉士等による喀痰吸引・経管栄養の実施と訪問看護』
というテーマで、聖隷クリストファー大学の川村佐和子先生をお招きしての講義でした。
沢村先生は、厚生労働省の今回の喀痰吸引の検討会の委員長もされている方で、今回の喀痰吸引にかんする法改正の今までの流れや現状、課題をものすごーくわかりやすくお話をしてくださいました。

なにしろ、まもなく後期高齢者と言う先生の経歴はすごくて、何と昭和40年代から在宅で訪問看護を始めていたのだそうです。
なので、検討委員会のなかでも、一番現場を知っている方と言う事になります。

2010年7月5日に、第一回の検討委員会が開かれ、諸立場からの意見を収集することととなり、試行事業を始めたと思ったら、結果を待たずに2011年6月22日には社会福祉士・介護福祉士法が改定されちゃったのだそうです。
なので、もう有無を言わさず、改正に伴う今後の在り方の検討となったのだそうです。
初めから、出来レースみたいな感じだったのでしょうか・・。

しかし、看護・医療職からみれば吸引を「ハイ、やって下さい。」と言えるほど簡単なものではありません。

見よう見まねで形は出来ても、ただやるだけではとても危険な技術なのだと言う事を、分かっているかいないかでは、雲泥の差があります。

患者家族が吸引チューブを全部突っ込んでいたからと言って、そのまま同じことをやったら、どんなリスクがあるのかをわかっているのかどうか・・。
そこに何があるのか、何が起こるのか、解剖・生理から理解しなければ恐ろしくて任せるわけにはいきません。

まず、医業とは何か、から始まり保助看法の解釈、何故吸引は医行為なのかという話に続きました。

そして、実質的違法性阻却論とはなにか。
平成15年に制定されたもので、一定の条件下で容認せざる得ない場合に、行われている介護職員による痰の吸引です。
現在、個人契約で行われているこの行為は、認定特定行為業務従事者として申請し、経過措置対象者と認められた場合のみ、28年3月までは引き続き実施が可能となります。
でも、これを過ぎ、28年4月からは、カリキュラムに組み込まれた教育を受けた介護福祉士が誕生するため、認定を受けた者のみが実施できることとなります。

この認定も、50時間以上の講義とシュミレーター実習、実地研修を受けることになりますが、不特定多数の者を対象とする認定1号・2号と、特定の者を対象とする3号とに分けられ、しかも1号・2号は老健局が担当し、3号は社会援護局が担当するという複雑なものです。
じゃあ、1号と2号と3号はどう違うのかと言えば・・・

と、今日はここまでで細かい内容は、引き続き次回にします。

何しろ、眠くなってしまいました・・。

えー??こんなことになっているんだ~!!というお話が多くて、ぜひお伝えしたいと思います。

ガス抜き

2012-04-10 22:19:06 | 訪問看護、緩和ケア
どうしたものか、このお腹・・」で困っていた私たち。

すごく昔ですが、学生の時や新人の頃、ガス抜き用の太いネラトンカテーテルを、肛門から挿入して、水を張った洗面器でガスが抜けるのを確認した覚えがあります。
その後、病棟でそういう処置を見ることも、することもなかったのですが、いまも病院では、行ってっているのでしょうか?

でも、今回のケースでは、あの太いネラトンが欲しいと、みんなで真剣に思いました。

で、昨日あちこち探したら、期限キレの20フレンチのバルンカテーテルを見つけました。
直腸で使用するのであれば、滅菌の必要性はなく、ダメでもともとタダで使えるので、さっそく使ってみることにしました。

主治医の先生も、バルンでやってみようか・・・と言っていたので、ちょうどいいと言う事になりました。

まず、カテーテルチップ(先の太い、洗浄用のピストン)をつけ、グリセリンを塗って、10㎝ほど挿入します。
この手順は、昔ながらのガス抜きと同じです。
硬く締まった肛門は、直腸診では強い抵抗がありますが、ネラトンだと抵抗なくスッと入ります。

で、そっとカテーテルチップを外すと、すーっとガスが抜ける音がしたそうです。
「やった!!」
それからカテーテルチップをつけ、何度がピストンを引くたびにガスがぬけ、ご本人から「なんだかすごく楽になった!」という言葉が・・。

直腸内も、いつもはガスで膨らんでパンパンなのに、それがきれいに抜けていたそうです。

うーん。あなどるなかれ昔からある看護技術。恐るべし!

これを夫に指導し、安全に、かつ簡単にガス抜きがいつでもできれば、夫の負担も減るし、限度額オーバー必須の緊急訪問も減るのではないでしょうか。

特に、ご自分で体位交換もできない方なので、安全な固定方法を検討して、直腸に固定すれば異常なガスの貯留が無くなるのでないかという期待も持てます。
これに関しては、まだリスクがあるので、主治医とも相談して検討していくつもりです。
担当ナースも満面の笑顔で報告してくれましたし、主治医も報告を受けて、自分もやってみます!と言ってくれました。

昔からある技術で、すっかり忘れられているもののなかにも、十分応用できるものはたくさんありますよね。

ちなみに、便がたまっているときには、バルンカテでは細すぎて詰まってしまうので、ガスのみに有効です。
一時しのぎとはいえ、不要な緊急訪問を減らすことは、とても大事なことですから。

それにしても、それぞれの患者さんに、それぞれの問題がありすね。
人は皆、それぞれの苦しみを抱えて生きているのですよね。

私は、今いろんなことで、、結構いっぱいいっぱいだったりします。
とにかく、後には引けない状況の中で、手かせ足かせもありつつ、重い荷物を引きずるように、少しづつ前に進もうとしています。

でも、やっぱり時どきくじけそうになります。

人の心は見えませんし、自分の心だって、いい方に持って行ける時ばかりじゃないですよね。
アップダウンの私の道。

随分と下って、少し上がるとまた下って。

それでも、先はまだまだ続きます。

大学のスクーリングもなかなか受けられないし、部屋の大移動もまだ途中です。
子どものこと、親のこと、仕事のこと、子犬の事、請け負った仕事のこと、ブログの亢進や審査会のこと。

夕方になると、ますますいろんなことが嫌になってしまって、全部全部投げ出したくなります。
これって、ちょっとやばいかも、と自分で思ったりして。
だめだめ、頑張らないとね。明日はきっと楽しいはず。

そんな私の癒しの救世主です。 

忙しい週末

2012-04-08 22:49:57 | 日々のあれこれ
いやはや、家庭内大移動も80%進行し、今日ほとんど娘の部屋は完成しました。
「うまくヌレール」という名前の漆喰で、部屋の壁を塗り替え、カーテンも変えると見違えるようになりました。
さらに、ウッドカーペットを敷き、今日IKEAから届いたベットとソファも、夫と息子が全部組み立てました。
8畳間は、こうして女子高校生の部屋に見事に変身を遂げました。

写真は、部屋の一部ですが、実際はもっと広いので、なんだかずるいぞ!って言う感じになりました。
この淡いピンクの壁は、ほとんど娘と私で塗りました!
暗く感じた部屋が、めっちゃ明るくなりましたよ。
そして、ただいま、私たちの居間を塗り替え中です。

昨日は、合間に買い物に出かけ、途中久しぶり「支那そば やまいち」に寄りました。
そして、やっぱり『うまい!』
ここのラーメンは、なんというかスープも麺もとにかく上品で、あっさりとしていても奥が深い。

美味しいです。
私も娘も、ここのラーメンが瀬谷で一番好きです。
塩ラーメンも、透き通ったスープが、何とも上品でいいです。

ここは麺も自家製で、餃子も皮から自家製です。
瀬谷銀座通りの途中にシャッターの半分閉まった製麺所があって、ここでも餃子を買うことが出来ます。30個で1300円くらいだったかな・・?
奥では、家族総出で餃子を手作りしています。
運がいいと、餃子を買うとき餃子の皮を作った残りの生地で作ったうどんを貰えることがありますが、実はこれも絶品です。(おなじみさんだけかな・・)

桜ヶ丘に向かう道沿い、シャトレーゼの先です。
赤い暖簾が目印ですので、ぜひ一度お試しください。

そして、話はばらばらに飛びますが、いよいよ春っぽくなってきました。

その割に、花冷えの毎日で、風はまだまだ冷たいですが、それでも日中はすっかり春めいてきました。

毎年、我が家の庭で春を告げるのは貝母です。
そして、毎年強風に倒されます。残念・・。

裏庭では、山桜桃梅(ゆすらうめ)が青い空に向かって、かわいい花をびっしりと咲かせていました。
         
去年、種をまいた変わりキンセンカもいい感じです。
周りに茂っているのは、ニゲラですが、花はまだだいぶ咲きですね。

モッコウバラの蕾もだいぶ膨らんできましたし、雪柳も白い小花がまぶしいようです。

海軍道路は、人でいっぱいでしたよ。

まだ、お花見をする余裕はないので、さくらは遠目に楽しんでいます。

とにかく、まだもう少し作業が残っています。

早く、全部作業を終らせて、お散歩にでも出たいものです。

冷たい風の中でも、必ず春は来るわけで、とにかく明るい未来を信じて、前を向いて歩いていきたいと思います。

そうそう、我が家のうららちゃんです。
おとなしいと思ったら、とんでもないやんちゃな御嬢さんでした。
ウンチもくっさーいのを、たくさんします。

     

とりとめない、昨日今日の出来事でした。

どうしたものか、このお腹・・^_^;

2012-04-06 23:01:31 | 訪問看護、緩和ケア
昔痔の手術をしたことがあるという方。
排便コントロールのため、摘便をしようとすると、肛門が固くて痛みを伴い、なかなか大変です。

あれだけ肛門が固いと、普段の排便もさぞ大変だったと思うのですが、それがベット上生活ともなると、ますます排便が困難になります。

もともと、消化器疾患があって、お腹の動きもかなり悪く、ガスが多量に溜まってしまうため、お腹がパンパンに張ってしまいます。
腹水のように、臨月のように、お腹の皮が突っ張ってつやつやになるほど盛り上がっているので、横隔膜も拳上され、息も苦しくなります。

肛門が固く閉まっているので、排ガスも排便もうまく出ません。

酸化マグネシウムで便の硬さを調節して、ガスコンを使ったりガスモチンに変えたり、主治医もいろいろ考えてくれますが、どうにもお腹の張りが改善しません。
自力での体位交換もできないので、お腹の動きも改善せず、浣腸をして直腸を刺激すると、爆風と共に水様便が噴出するので、完全ガードで処置しないと、とんでもないことになります。

この処置で、うまくいけば風船がしぼむようにお腹がしぼんで柔らかくなりますし、どんなに頑張っても、少し楽になったかな?程度の場合があります。
そのため、下手すればその日の夜、もって二日程度で元の状態となり、緊急電話が鳴ることとなるのです。
結局、最近ではほぼ毎日ガス抜きの訪問が続いています。

処置をしなければ、ガスも抜けない状況で、何かいい方法はないものか・・。

だいぶ以前、排便がいつも困難な患者さんで、結局ストマを作った方がいましたが、この方はそんな体力もなく、これから施設入所にしても、この状態では受け入れ先がありません。

一応、夫には直腸刺激とレシカルボンの座薬挿入の手技は覚えて頂き、応急的な対応は家族でも出来るようにはなりましたが、それも最近では限界です。

このまま、ずっと毎日訪問と言うわけにもいかず・・・。

困ったね~。どうしよう??
カンファレンスでの合言葉になってしまいました・・

ところで今日、とうとう我が家にフレンチブルドックのおちびちゃんがやってきました。

ご紹介しましょう。

「春らしい名前がいい!!」という娘の提案で、「春・・春・・春と言えば、はるうらら」と言う事で、名前は「うらら」です。

で、こんなふざけた顔をしています。

ずっと見ていてあきません。
癒されます~。

本当におとなしい子で、全然鳴かないのでちょっと心配しましたが、今日初めて3回だけ鳴きました。
ちゃんと「ワン」って言ってました~