猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

大学教員のありかた その2

2013-04-26 21:03:58 | 研究
私の所属している教員は大変良く仕事をしてくれています。
不十分な点があるとしたら、研究です。

私は数年前までは、夕方勉強会の講師で学外にいっても、必ず夜中に帰ってきてそこから仕事をしていました。最近は、夜の勉強会後は、外部で仕事したり研究打ち合わせをして帰ることにしています。

それは前任校での経験がいきているからです。
前任校 助手時代は、やっとPCが出だした時代であり、40万円程度かかっていました。
そのため、学科で1台購入する程度でした。みなさん、ご想像つくと思いますが、助手の私が昼間にPCで作業ができるわけありません。必ず、夜中です。

また、昼間は雑用、学生指導、筋電図検査とバタバタしていました。
筋電図検査も検査後の波形解析に、今10分程度で解析できるものが半日かかるような時代でした。
このような時代を通り越してきましたので、50歳を超えても、頑張ってできています。

無理をすることはよくありませんが、適度の無理は自分の許容範囲を広げます。
頑張ってほしいと思います。

結論からいうと、大学教員は学生教育が一番ですが、常に「がんばれ」と言っているわけですので、学生に恥ずかしくない成果(業績)を出してほしいと思いますね。

本学科教員にとって良い刺激になればよいです。

いわないと気づかないこともありますしね。








今日は臨床実習施設への実習地訪問

2013-04-26 20:30:28 | 臨床実習
本日は、臨床実習施設への訪問をさせていただきました。本学では実習期間の中間と最後にいかせていただいています。

前もって、学生の情報は指導者に私の言葉で伝えています。この情報が大切と思っており、私は以下の点を注意して伝えています。

学生の生活面、学習面の特徴、特に、気になる点(注意している点)はできるだけ自分の言葉で伝えています。この時に、「・・・・・ができない」とかではなく、「・・・・・ができないことがあるが、私は・・・・・のようにして対応して改善している」のように、自分なりの対応を伝えるようにしています。

また、本当に心配な学生は、決して悪く言いすぎることもなく、良い方向になるような指導法をお願いしています。この指導法も、当然、私が考えた方法をお願いしています。

本学は「臨床実習は学内教育の体験学習である」と考えております。大切な学生たちが、「治せる理学療法士」なることを夢見て頑張りたいと思います。

今から、京都北部の実習施設に向かいます。明日の朝に、学生担当の患者さまを拝見する予定です。

では・・・