猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

この寂しい気持ちはなんだろう????

2011-09-29 22:41:12 | インポート
先日から学生教育で熱くなってますが、その反面、一人になるとやけに寂しくなります。
なんでなんだろう?? 学生はなぜ、わかってくれないのだろう?? この理学療法士、鍼灸師は なぜ、真剣に考えないのだろう?? など様々な想いがあります。

思いが伝わらないのですね。泣きそうです。でも、泣けませんね。
毎日、毎日、入るスケジュールをこなすことで夢中で、泣くような時間はありません。

来月、再来月は5つの学会と4つの講演会があります。真剣にやらないとすべてがダメになりそうです。

燃え尽きないほどで頑張るしかない今日この頃です。

1年生へ・・・・・頑張れ、挫けるな、

2011-09-29 22:30:47 | 教育
問診のOSCEで何度も失敗して、泣いている学生をみました。泣くことは決して悪いことではありません。
悔し涙、情けない涙などいろんな思いがあると思います。
問診はあなた達が初めてならう理学療法技術です。技術を習うことは簡単にはいきません。
かなり前にテレビで、漆塗りの職人の話をしていました。師匠といわれている先生が塗るのと、弟子が塗るのでは完成度が全く違うという話です。見た目ではなにもわからなく、最終的には機器を用いて動作分析をすると、師匠と弟子の手関節、前腕の位置が違うことがわかりました。その指導により正しい技術を習得できたという話です。
技術を教える師匠の苦悩と習う弟子の苦悩が良くわかる話でした。

また、最近では、テレビで野球の審判員の話がありました。審判員は1度ミスジャッジをすると辞職させられることがあるという話です。彼らはいつも緊張して仕事をしていることや、球場に入ることが怖くなるなどの話をしてました。

何人かの学生で、大変だからついていけなさそうなので、・・・・のような話を聞きますが、どんな仕事に就いても大変なことが多いということをわかって頑張ってほしいと思います。

頑張れないものへ・・・一度真剣に頑張ってみたらどうですか?? 良い結果が必ずでます。

では・・・・期待してます。


臨床評価実習でのQA集 その1

2011-09-27 00:13:56 | 教育
本学3年生の臨床実習がはじまりました。まずは3週間の評価実習です。
毎日、いくつかの質問をもらいます。学生は、自分で考えますが、どうしてもわからないときには質問します。

今までのQAを紹介します。このブログを読んでいるPT学生さん(いないよね・・・・!?)に少しでも参考になっていただければ幸いです。しかし、あくまでも本学の教育内容を中心に答えたものでありますので、ご注意くださいね。

Q1 大腿骨頚部骨折でTHAの患者様の術式と脱臼肢位との関係を教えてください。
A1 後方侵入手術(後外側アプローチです)の場合は貴方が知っているような股関節屈曲、内転、内旋時に脱臼することが多く、前方侵入手術の場合は、股関節伸展、外旋位が危険といわれています。
股関節の構造上、外転は脱臼しにく、股関節内転はどちらの術式でも脱臼誘発肢位です。

Q2 CVAで触覚検査を用いる場合、足部、下腿、…と大まかに検査する事で障害程度を把握する目的があったと思いますが、歩行動作観察で足部回外し、外側接地がある場合足底部の感覚が知りたいと思った時の検査では足底部のみで検査を終了しても良いのでしょうか。
A2 特に内側ですね。内側が感覚がわからないということですね。足底部全体を検査をして、内外側で変化があるかを考えたらよいと思います。

Q3 腰椎後方ヘルニア後癒着性クモ膜炎症性手術後末梢神経障害の疾患患者さんでは表在感覚検査はどちらを用いるべきなのでしょうか。損傷レベルはL1です。このケースでも末梢神経障害で動作観察から足底部に問題があると思い、触覚検査を実施してしまいました。結果は下腿から遠位部は全て消失でした。本来は椎間板ヘルニアなので痛覚検査の方が良かったのでしょうか。
A3 椎間板ヘルニアでL1であれば痛覚ですね。デルマト―ムでのオーバーラップが小さいので痛覚がよいです。

Q4 身の回り動作のトイレ動作について質問です。患者さんは、トイレまでの移動は車椅子であり、また立ち上がり、着座とも手すりを使用しているため修正自立とあげました。FIMでは、トイレまでの移動は「移動」、また手すりを用いた立ち上がりは「移乗動作」として考えるため、トイレ動作にはトイレまでの移動は入らないとバイザーがおっしゃいました。
この場合、車椅子での移動と手すりを使用した立ち上がりはトイレ動作とは別の項目として考えた方がよいのですか。
A4 両方の考え方があります。どちらでも良いと思います。ただし、移動ができないので、トイレ動作が自分で自立できないという点があれば、移動動作が問題であることが重要であるので、その点がわかることが大切です。

Q4の内容に関しての本学の考えは以下のようです。
本学では問診で「ADLの状況」を把握し、その内容から問題となる基本動作を見つけ出すように指導しております。
その際には、例えば、食事動作であれば、食事をとる場所に行くまでの移動の方法やその実用性の状況も問診でお聞きします。そのため、例えば、食事をする動作の実用性が低下していなくても、移動能力の実用性が低下していたら「修正自立」と判断します。しかし、FIMの評価では、移動能力の評価は含まないと思います。この点が本学の指導方法とFIMの評価のミスマッチのところです。本学ではADLの全体的な状況を把握するなかで、どの基本動作が障害されているかがわかることが大切と考えておりますので、FIMの評価と異なっております。要するに移動ができないので、移動ができないだけでなく、移動を利用する様々な身の回り動作ができないという点を把握するということです。

頑張れ、臨床実習生!!!


書籍の紹介をさせていただきます。

2011-09-27 00:05:42 | 理学療法
札幌医大の片寄教授にお話をいただき、「腰痛のリハビリテーションとリコンディショニング」(文光堂)の分担執筆をさせていただきました。
私自身は神経疾患の理学療法評価、治療に関する神経生理学的研究を主としていますので、このような運動器関連の書籍は申し訳ないですが、めったに読みません。本日、掲載書籍をいただき、ゆっくり拝見しました。
全体を読ませていただき、素晴らしい内容の書籍であることに感動しました。私の研究内容にも応用できそうな書籍です。
もし、よろしければ、是非、ご一読ください。決して宣伝ではございませんので・・・・・

では

男1人のカラオケ・・・少し寂しい気持ち???

2011-09-23 19:11:30 | バンド活動
今日、1時間ほど時間があったので、歌の練習でカラオケボックスにいきました。

そこでの出来事・・・・

私が、受付にいくと男性3人がいました。そこで、受付の女性登場

受付嬢「4人様ですね」、私「いや、私は一人です」・・・するとすかさず 男性A「私も一人です」、男性B「私も一人です」・・・要するに全員一人ということでした。

面白い光景です。

みなさん、リフレッシュでしょうか? 私のようになにか目的があるのでしょうか? 目的があるのでしょうね??

でも、フリードリンクで1時間1000円で歌い放題ですから、お得でしょうね。

私は、ワンマンライブでおこなう曲を中心に8曲連続で歌いました。

もう少し歌いたかったな・・と思いましたが、次の予定に遅れるところでしたので、走って移動です。

では・・