猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

やはり対面での講習会は良い

2023-09-23 21:54:00 | 日記
今まで講習会はzoomで講師をさせていただきました。自分の話が十分に伝わっているのかいないのか非常に心配でした。最近は対面で講習会の講師をさせていただくことが多く、やはり講習会は対面だと感じることが多くあります。参加者の表情から理解度を感じ、講義を進めていく。時には話の脱線もしながら、参加者が満足した表情をみて私も幸せになるわけです。今日は園部先生のところでお世話になりました。
これからは対面講習です。ありがとうございました。










理学療法評価の大事さ

2023-09-13 10:33:00 | 日記

日本神経理学療法学会で座長をさせていただきました。非常によく考えられている内容でした。

ロボット、装具、トレッドミルを用いての歩行練習をすることでの改善を様々なテストバッテリーを用いて効果検討をしていました。同様に立ち上がり動作でもロボットを用いて改善する過程を報告してくれていました。その内容については素晴らしいと感じました。

その反面、これらの介入と一般的な理学療法を併用しているわけですが、その内容などんな内容かが不明瞭であるわけです。

例えば、歩行動作の改善を求める際に、ロボット、装具などの介入をするのは良いのですが、その前にこの方の歩行はどんな特徴があるか、何が問題であるか? を明確にして、それに対応した運動療法を展開する必要がありますね。単に、下肢のR O M練習、筋力練習というような漠然とした解釈ではなく・・・・このためには、身体運動学、神経生理学などの解釈を用いることが必要になるわけですね。

いくつかの評価バッテリーを用いて点数評価するもの大事です。客観的に表現されるからですね。

しかし、その評価で問題となる項目があって、それが目標としている動作にどのように関連しているか? 問題となる項目の要因は何かを追及する視点も大事であります。

日本基礎理学療法学会は、そんな疑問を解決してくれる糸口が見つかるかもしれません。

ぜひ、第28回 日本基礎理学療法学会 https://www.jspt.or.jp/jsptf/academic/<o:p></o:p>

で皆さんをお待ちしております。私、日本基礎理学療法学会の理事ですので、宣伝をさせていただきました。


考えさせられることがあります

2023-09-13 09:47:00 | 日記

私が監修させていただいている書籍の多くが今までアイペック様でお世話になっておりました。この度、自分の今後のことを考える時に、このままの出版ではなく、電子書籍に変更することを考えました。

今回、アイペック様にご理解いただき、電子出版をされている編集工房ソシエタス様で鈴木俊明監修『The 学ぶシリーズ』として発刊させていただいております。

https://editor-societas.stores.jp/?category_id=5e96542c5157620eb6f7da87

現在、神経疾患を学ぶ、運動器疾患を学ぶ、理学療法評価を学ぶ の3冊を出版させていただいております。近日中に 肩を学ぶ を出版する予定です。<o:p></o:p>

アイペックの書籍より内容も少し変更し使われている用語なども再度検討して、別の書籍として再度 発行させていただいております。

是非、ご覧ください。ただし、この再度 出版する作業の中で考えさせられることがありました。

私の書籍は、私一人で書くスタイルではなく、当時、私の周りで活躍してくれていたセラピストにお願いしていました。しかし、その半数以上のセラピストが私の周りにいないわけです。

自らの力の無さに落胆するとともに、今、私の周りで活躍してくれているセラピストを大切にしていきたいと本当に考えるわけでした。

頑張れるまで、頑張ります。