猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

明日は近畿PT学会と近畿鍼灸学会です。

2010-11-21 00:37:47 | 研究
明日は、近畿のPTと鍼灸の学会があります。PTは和歌山、鍼灸は大阪です。
私は、2つにエントリーしてましたが、鍼灸の発表は部下に頼んで、PT学会に行きます。

多くの演題発表を部下にしてもらいます。我々の勢いをみなさんにわかってほしいです。

また、本日は、部下の結婚式と和歌山PT士会40周年記念式典に参加しました。
忙しい毎日ですが、今日の結婚式のようにほのぼのしている会は私まで幸せになりますね。

では・・

梅田AKASO ライブ終了しました

2010-11-21 00:29:45 | バンド活動
先日の梅田AKASOのライブですが、とにかくすごかった。
我々もがんばりましたが、他の4バンドはみな、CDを制作していましたし、音に魂がありましたね。
大学生のバンド、大人のバンドなど様々でしたが、プロとアマの違いは???と思う感じでした。
がんばろうと思った矢先に、ギタリストが腰椎椎間板ヘルニアで手術となり、12月に予定していたライブ2つのうち、1つをキャンセルするという事態になりました。

でも・・でも・・・がんばって・・・挑戦したいと思います。

応援よろしく


鈴木ゼミ中間報告終了しました。

2010-11-21 00:18:46 | 研究
11月19日(金)にゼミの中間報告を終了しました。
初めての研究報告ですので、どの程度まとめてきてくれるか心配でしたが、なかなか素晴らしい発表でした。
本学の学生は、臨床でも活躍できますし、臨床研究でも活躍できるのではないかと・・・・わくわくしてきました。

ゼミ生から大学院に進む学生もおりますが、就職しても臨床研究してくれるゼミ生がでることを期待しています。

がんばれ・・・ゼミ生



本日の実習生へのメール 頑張れ、実習生

2010-11-04 18:17:15 | 臨床実習
実習は中間になってきました。
診療所で実習している2人も体調が悪い感じです。見た目でもよくわかります。

それはどうでしょうか?先生は、常に体調は悪いです。しかし、しなければいけないことがあるので、朝まで仕事をすることも多いです。
最近は、常にひどい頭痛で、クモ膜下出血にでもなるのでないかと思うほどです。

でも、明るく、楽しそうに真剣に仕事をしてます。プロというのはそういうことです。
みんなは数年後には、患者様から「・・・先生」といわれる尊敬される仕事をするわけですから、周りから心配されるような雰囲気になるのはやめにしなさい。

あと、本日、「実習に詰まっているから休みました」という大変なさけない学生がいます。絶対によくない。
PTになって、「どう治療したらよいかわからないので、休みました」では給料はいただけません。

実習は、大変です。でも、やり遂げたあとには力になります。

私の授業でも話をしたとおりに、
1 実習は必ず行くこと。
2 実習を楽しく過ごすには、学内でしっかり勉強しておくこと。それが力になり、余裕となる。
です。

だから、しっかり毎日通って、力にすることです。

あと、休むような状況にならないように、先生方にメールして、解決の糸口をもらいなさい。
なんのために、先生方がいるのですか???

頑張りなさい。



実習生の質問

2010-11-04 17:58:58 | 臨床実習
本学実習生の質問と私の答えをまとめました。
みなさんの参考になれば幸いです。

Q 片麻痺の患者様で、歩行動作時にバックニーを生じるため四頭筋の筋緊張亢進と低下をあげたのですが、深部腱反射では軽度亢進、安静時の触診では 
  低下と考えました。深部感覚は正常です。この場合、歩行動作では連合反応により、バックニーを生じていると考えた方がよいのでしょうか?もしくは筋力検
  査をした方が良いですか?
A これは、触診(静止時筋緊張検査)で低下で、深部腱反射は軽度亢進ですので、動作のなかで筋緊張が亢進できると考えた方がよいです。要するに、連合
  反応と表現するか否かは別として、動作で筋緊張が亢進しているのは確かです。筋力検査は不要です。


Q 急性期の患者さんへのトップダウンの考え方について教えてください。
A もう一度まとめましょう。急性期で動きが出来ないときに、次の動作の要素を仮設して、機能障害レベルの問題点を仮設することです。
  たとえば、座位は可能であるが、足底に体重をのせることができないために、立ち上がりができない。そこで、能力障害レベルの問題点は、立ち上がり動作  不可能として、立ち上がりに必要な要素をかんがえるわけです。股関節屈曲ROM低下、膝関節伸筋群の筋力低下、筋緊張低下、足関節背屈関節可動域 
  低下などです。しかし、間違ってはいけないのは、この評価を使うのは、急性期の患者さんで、動けない場合や術後で動いてはいけない場合で用います。も
  し、座位の実用性低下を認める場合には、そちらが問題点になります。

Q 骨盤前傾、腰椎前ワンを認める患者様がいます。その方は、腰背筋の筋緊張亢進、腹筋群の筋緊張低下を認めています。歩行では、左右および前方の体
  重移動が少なくなっています。そのときの機能障害の考え方について教えてください。
A 股関節屈曲していますね。そのため、前方への移動が少ないことは考えられますね。また、腰背筋の筋緊張が亢進していることで、左右にはいきませんね。
  腹筋の筋緊張が低下していることでも、左右への体重移動が困難になりますね。

Q 立位で左股関節が常に外転・外旋位になっている方で、機能障害に筋緊張とROMの問題を挙げたのですが、感覚の問題も挙げるようにとのことで考えてい
  たのですが、外転や外旋の位置覚など検査できるのでしょうか。
A 難しいでしょうが、可能です。股関節外転は背臥位で股関節を外転させてまねをさせる方法です。ゴニオメーターで計測する必要がありますね。
  外旋は座位でも可能ですね。