猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

授業のあり方

2021-07-23 15:04:00 | 日記
コロナになり多くの大学で遠隔授業を行うことになり、教員、学生ともに対面授業の復活を望むが、私は今の方法で出来るのであれば対面よりもオンデマンドが良いのではないかと考えています。

私の疾患系の理学療法評価から問題点を考える授業では、模擬患者さまの動作を観察し、その動作の動作観察、動作と機能障害レベルの問題点を導く関連図の作成、検査結果の作成と統合と解釈を課題として提出してもらいます。希望する学生さんには課題の内容の解説動画を作成します。その動画は、誰のものか分からない状態で全学生に公開します。

どのくらいの学生が解説動画を希望するかというと、1学年60名程度の学生さんの中で、20名以上の学生が希望します。その解説動画を全学生がみるとすると内容は非常に濃いものになります。

解説動画を作成するときは、ほとんど1日中作成しています。1本15分から20分程度ですが、多くの時間が必要になります。

でもこれが教育だよね。と思っています。努力してできるようになった学生には自然と暖かい言葉が出るようになりますね。

教育効果だけを考えると、この方法は継続して続けるほうが良いと感じる今日この頃でした。

学生のことが好きなんだと感じる今日この頃です

2021-07-23 14:13:00 | 日記
コロナの為に私の大学の講義は全てオンデマンドとさせて頂いてます。オンデマンドの良さは学生さんが何度でも視聴できるという利点があります。私が担当している脳血管障害理学療法学、動作分析学の科目は、理解が難しい為に学生さんのためにもオンデマンドが良いと思っています。しかし、この方法の欠点は、私が学生の名前と顔が合致しないということです。今は残念ながらゼミ生と印象に残る学生しかわからない状況です。

そこで先日から始めたのが、朝の挨拶です。学生一人一人の顔を見ながら、全学生に会うことの出来る場所で おはよう と挨拶する。1日30分程度の取り組みですが、私にとっては唯一の教員らしい行動です。

大学教務部長という立場から、私は 挨拶のできる、愛嬌がある学生になって欲しいと思っています。礼儀正しく愛嬌のある学生であれば、多くの方々から応援してもらえると思います。

最近は学生の明るい挨拶に私が学生さんから元気をもらっています。