猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

学生時代に学会で発表できる幸せを感じてほしいですね。

2013-10-30 03:17:18 | 研究
今回、関西医療大学のヘルスプロモーション整復学科の3年生が私の運動イメージの研究で学会発表してくれます。

学生の研究ですので、凄く高い研究レベルにはなりませんが、彼らの取り組みをみてますと、大変情熱を感じます。
11月23日、24日の日本柔道整復接骨医学会学術大会でのポスター発表です。頑張ってほしいものです。
ヘルスプロモーション整復学科には研究に熱い情熱のある教員がおられるので、学生も良い刺激になりますね。

当初、私も東京に・・と思っていましたが、まさにその時に、全日本鍼灸学会近畿地方会もありますので、大阪から応援をさせてもらいます。

・・といっても、きちんと発表ができるようにしっかり指導させていただきますよ。

頑張りましょう。





近畿理学療法学術大会に16演題発表、9演題が卒業生

2013-10-30 03:07:55 | 研究
今週の日曜日には京都にて、近畿理学療法学術大会が行われます。京都士会のみなさん、ご苦労さまです。
私の研究室からは16演題、そのうち関西医療大学の卒業生が9演題発表になります。

私自身も「運動イメージ」ではなく、「リラックスイメージ」に関する研究をお話しします。
筋緊張が亢進している患者様をどのようにリラックスさせるかという運動療法の一つとして、「リラックスイメージ」が応用できればうれしく思います。

研究室のみなさんの発表が無事に発表できることを祈っています。頑張ってくださいね。

でも、発表が終わったらすぐに論文に着手してくださいね。

では・・・では・・・学会は大事ですが、文字にしないと将来的にも残りませんからね。




昨日の講習会の講師を担当して

2013-10-21 22:44:47 | 理学療法
昨日、ある学術団体で「体幹機能の評価と理学療法」について話をさせていただきました。
久しぶりにこじんまりとした人数でしたので、通常はできない評価技術と治療技術をできるだけ多く披露しました。

講習会の講師をして感じるのが、「動作の解釈で常に悩んでいるのである」ということです。
私が動作の解釈をビデオをみて話をしますと、「大変勉強になる」といっていただきます。

でも、この内容は関西医療大学の学部生の講義と同じです。決して難しいことではなく、解剖学、運動学、そして生理学を基礎として考えるわけです。

以前に、雑誌「スポーツメディスン」に書かせていただいたように(だいぶ昔ですが・・・)、「動作にストーリーをつくる」ということになると思います。正常動作を知って、異常動作を把握する。そしてその要因(機能障害レベルの問題点)を把握する。

例えば、足部の障害であっても、その障害から体幹機能も障害されるわけですね。その動作の様々な部分の関連性を結びつけるわけですね(要するに「動作にストーリーをつくる」)。

この内容は、学内教育で教えるべきです。十分に把握して、患者さんに治療をして、はじめて「治せる治療家」になれるわけですよね。

それを知らないで、いろんな治療技術だけ知っても、十分な臨床応用できませんからね。

受講生のみなさん、真剣に聞いていただき感謝しています。

では・・では

2週間続いての外部団体での講習会、実技を見せます。

2013-10-18 22:49:01 | 理学療法
先週と今週は大阪、東京でおこなわれる外部団体の講師で参加させていただきます。

実は、私の最近の講習会では珍しく参加者は30名という少ない人数です。

理由はいろいろあるのですが・・・・・

そこで、前回の大阪での講習会では実技を沢山紹介させていただきました。私の講習会を5回受講していただいている方から、
「今回はよかったです」という感想をいただきました。

今までのような60~100名近くの参加者であれば実技指導はなかなか難しいですが、30名程度でしたらいろんなことができますね。

参加者のみなさん、楽しみにしてください。でも、たぶん、いろんな経費を考えますと赤字企画ですよね。

残念ですが、今年のように年2回ではなく、「来年より年1回にしましょう」と提案したいと思います。

では・・・・頑張りますよ。

評価実習を終えた3年生

2013-10-18 22:23:44 | 教育
本学科3年生は、臨床評価実習を終え、来週より長期の臨床実習に進みます。

私は、学科長として学内教育では厳しき学生に接しますが、臨床実習ではできるだけ学生の立場で考えるようにしています。

しかし、今回は、久しぶりに、学生に強く指導をしました。

その内容は、学内でおこなった教育が反映できていないというような内容ではなく、学生の実習に対するモチベーションに関する問題でありました。

前者であれば、学生だけでなく、我々教員サイドが問題であると考えていますが、後者の場合にはなかなか解決されないことが多いですね。大学に入学する前の雰囲気や学生の性格をそんなにすぐに変えることは難しいです。

私は、その学生は入学時より指導しているので、我々教員が「こんなよいとこをもありますよ」といっても、やはり理学療法での現場で対応できることが大切ですね。

実習後の報告会でも私は全学生の前で、厳しい話をさせていただきました。

本当は、可愛い子供たちと話したかったですが、その役割は若手教員にお任せして、厳しいままでいるようにしました。

次の実習では、好かれるようにしてほしいですよね。

頑張ってほしいものです。期待しています。

では・・・