猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

組織のなかで自分はなにをするべきか

2020-03-23 00:19:34 | 日記

私は沢山の部下を「治せるセラピスト」にさせたいと思っています。

「治せるセラピスト」になるためには、患者さんの理学療法評価、そして評価に基づいた理学療法ができないといけないと考えており、昨年までは様々な職員に向かって指導をしてきました。しかし、なかなか育ってこないのです。

組織を強くするには、指導者レベルを強くしないといけないと思い、今年から運営の仕方を変更することにしました。

私の指導に愛情を感じてくれない部下もいるようですので、指導を愛と感じてくれる方を中心に指導をしていきたいと思います。

組織を強くするには、その組織のトップを強くする必要がある。

本当にそのように思います。

 

 

 

 


師匠のありがたさに感謝です。

2020-03-22 23:24:12 | 日記

私が研究者人生を始めた30年ほど前 京都大学医療短期大学部理学療法学科 助手にならせていただいてから、土日祝は必ず大学の研究室で研究の仕事をしていました。最近は、大学の休みの土日祝は、学会、講演会、部下への臨床指導などで時間を使っていて休みに大学に行くことが少なかったわけですが、新型コロナの影響で3月の講演会は全て延期となり、久しぶりに大学で仕事をしています。昔(30年ほど前)は、パソコンも高額で学科で数台しかなかったために、私のような若手の研究者はパソコンでの作業は夜中か休みの日と決めていました。なんか昔に戻ったような気持ちになり、また、閑静な大学で静かに仕事をするのも良いなと感じているわけです。

また、最近の鈴木研究室の仕事は、もっぱら部下の論文や抄録点検です。自分の仕事よりも部下の仕事と思っておこなっていますが、それでも忘れているものもあり大変迷惑もかけています。自分の研究者駆け出しの時は25歳で、ちょうど研究指導をしていただいた教授が私の歳でした。京大をやめる6年間の間で沢山のご指導をいただきました。800字くらいの抄録を23回(今でも鮮明に覚えています)も修正していただいたわけで、本当に感謝しかありません。私が京大を退職し、現在の大学の講師で赴任した頃に、教授が「よく頑張った」と涙していただきました。その時は、感謝の気持ちでいっぱいでしたが、最近、師匠が泣かれる意味がわかるようになってきました。

現在、学部ゼミ生は6名、大学院生13名、研究員も来年から13名、そして、本学教員での私の研究室で仕事をしてくれているのが3名と35名の大きな研究室になりました。

研究をしている皆さんの頑張りには、嬉しい、感動 するわけです。

ちょうど今は、明日が締め切りの大阪府理学療法学術大会の抄録を点検しており、眠れそうもありません。また、もうひとつ眠れない理由は、明日は理学療法士国家試験の合格発表です。全員合格でありますように・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最近の出来事

2020-03-08 12:17:42 | 日記
最近は、私の周りにも様々なことが起こっています。私の職場である関西医療大学および大学院では卒業式、修了式が中止になりました。今の社会の現状をみると今回の対応は適切であると思いますが、私たち学科の学生を直接 育てているものにとっては大変残念に思います。卒業式、修了式で学生たちの晴れ姿を見たいと思っていましたし、沢山話をしたかったですね。

鈴木研究室に所属している卒業生は今回は1名だけです。そのゼミ生は、3、4年生の時に日本基礎理学療法学会で発表し、論文も既に1本は世に出ていますし、もう1本は現在、査読中です。素晴らしい成果を出してくれました。
また、4年間を通して成績優秀者に表彰されますが、その優秀者にも選ばれました。本当にご苦労様でした。

また、大学院生では、皆さん本当に頑張ってくれました。皆さん、学会発表、論文投稿と頑張ってくれました。特に、今回、総代になったのは私の研究室の院生でした。本当に嬉しいです。また、その大学院生がリハ医学雑誌に論文掲載されました。またまた、本当に嬉しい話です。

本当に、卒業、修了の皆さん、ご苦労様でした、ありがとう。