猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

本当に不思議な職種です。

2014-05-29 10:20:26 | 日記
理学療法士の養成校は大学、専門学校とあり、入学時の偏差値で考えると、トップは70弱、下位は40程度と30近くも違います。
同じ資格をとるのに、これだけの入学時の成績の違いがあるというのもびっくりですが・・・
しかし、もっとびっくりなのは、理学療法士になった時は、その違いを感じさせないような雰囲気や実力になりますね。
良く、「あなた本当に・・・・校の出身??」と聞くことがよくあります。

養成校によっては養成する人材像が異なりますので、全ての養成校が医療機関、福祉施設で勤務する理学療法士を養成するわけではないとは思いますが・・・病院のセラピストになる場合には、やはり実力に応じたセラピストになっていてほしいですよね。
本学の学生は、最近は、半数は本学が第1志望、しかし、残りの半分は第2、第3志望です。
私は1年生前期の授業を担当していますが、そのなかで、「本学が第1志望でなく入学してくれた学生は思いの学校に入学できずに残念であったとは思うが、卒業時にその学校の卒業生よりも優秀になって卒業しなさい。そのカリキュラムが本校にはある。」と熱く話しています。

みな、熱心に頑張ってくれるのですが・・・・もっと頑張らないといけません。
このような思いが、教育に熱くなれるわけです。

教育は満足いくものはありません。いつまでも上の目標があり、その目標に教員、学生がともに歩めるかが大事です。

私の場合は、学生の熱さより、熱くなりますので、一人歩きをしてしまう傾向にあります。
授業をしていても、ふと、我にかえる瞬間です。

他校の熱心な学生さん

2014-05-29 09:56:24 | 日記
私は毎週水曜日の夜に臨床指導、研究指導を京都でおこなっています。この活動は私のライフワークになっており、そのなかから沢山の評価・技術、研究からわかった新しい知見がうまれています。

参加者は基本的には京都で勤務している私の部下が中心ですが、昨年から学生さんの参加があります。それも、他校で京都からは距離のある養成校の学生さんです。

自分で交通費を支払って、積極的に参加してくれる姿には大いに感動です。かわいらしいですし、どうにか応援して素晴らしいセラピストになって欲しいと思います。

彼らが「いつも先生のブログを拝見しています。先生に教えていただける学生さんが羨ましいです。」といってくれました。 嬉しいではないですか・・・・

彼らは、私の記憶から消えることはないと思いますね。頑張ってくださいね。




JPTA第1回日本基礎理学療法学会学術集会が開催されます。

2014-05-29 09:54:39 | 日記
JPTA第1回日本基礎理学療法学会学術集会が名古屋大学大学院医学系研究科(大幸キャンパス)
を会場として、平成26年11月15日(土)、16日(日)の2日間の日程で開催されます。

この会は、既に頑張られているJPTF日本基礎理学療法学会の学術大会と合同で開催されます。同じような学術団体が2つ存在するわけですので多くの方々には違和感を感じるかもしれませんね。
私は個人的には、早く2つの会が1つになることを希望しますが・・・・


さて、私はJPTAの運営幹事であり、今回はミニシンポを企画させていただきました。
運動イメージに関するシンポジウムを札幌医科大学大学院 金子文成先生、大阪大学大学院医学系研究科 菅田 陽怜先生と私で行わせていただきます。
そのほかにも盛りだくさんの内容です。ご期待ください。

詳しくは http://jpta-jptf-congress.jp/index.html でご確認ください。



少しの時間でしたが、幸せな時間でした。

2014-05-25 08:50:49 | 日記
昨日、京都の施設への実習地訪問、勉強会を終了して、夕方、大阪について、本日の東京での講演会のために
東京にいきました。

その大阪で少し時間がありましたので、長女とご飯を食べました。
長女は体調が良くなく悪い病気も考えられていました。病院で検査した結果、悪い病気ではないことがわかり、ほっと安心したわけです。

昨日は、そのお祝いもかねて、食事をしました。年に1、2度しか会えませんので、貴重な機会です。
娘は、仕事、プライベートの話をしてくれました。私は、うなづくしかありませんが・・・・
娘はほっとした表情で別れました。教育者で、授業では苦労しているようですが、だれもが経験することですね。
頑張ってほしいです。

そうです。父の日のプレゼントをいただきました。ネクタイピンと、素晴らしいボールペンです。
飾っておきます。

表情はすごく大事です

2014-05-25 08:47:16 | 日記
授業、講演会をさせていただいてよく思うことがあります。
お互い表情は大事ですね。

私は、いろんなことがあっても授業、講演会で話をするときには、できるだけ、にこやかな表情、熱い表情をしています。
しかし、聞かれる方の表情で私は大変左右されますね。

つまらなそうな表情で聞いている方もいますね。私の話し方も悪いのでしょうが・・・

先日、ある施設のセラピストのなかで、新人教育をしました。
当初、1時間程度の講義と考えていましたが、参加者の方々の熱い表情、わかったらうなずいてくれる、反対に難しい話になると難しそうな表情ができる、などなど
大変気持ちよく話しました。予定になかった話もさせていただき、気がつけば2時間近く話しましたね。講義後も多くの方々が質問に来てくれて、幸せな気持ちで終了しました。
また、教えてあげたいという気持ちになりましたね。

反対なこともあります。話しても、無関心な方が多い・・興味があるか、ないかわからない。
話す内容の半分程度しか伝えられませんでしたね。もう、いいですね。

話す方の実力も大事ですが、聞く方の態度も大切になりますね。
では・・・