すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「こどもの日」と新潟県民歌

2015年05月06日 | 日々思うこと

5日の「こどもの日」は雲一つない晴天で、太陽の恵みの雪解けは水田を潤し、一年で一番凌ぎやすい季節になりました。一年前のブログでは「こどもの日」と“さみしい国”と、浅井春夫著「子どもを大切にする国・しない国」(新日本出版社)のことや、俳優の菅原文太氏の「さみしい国になった。多くの人が金と自分のことばかり考え、国の在り方や政治に関心がなくなった。さらに東日本大震災と原発事故が起き、民心が弱った。再び起きうる地震・・・」と綴っていました。

4月1日現在の新潟県民の人口が230万人を割ったということでメディアは大きく扱っており、各自治体や議会ら為政者も危機感を持って真剣に取り組まねばなりません。ふと新潟県民歌「♪県民250万 希望に燃えてこぞり起つ ここぞ民主の新潟県」頭をよぎり、小学生だった頃にはこの「民主」の意味も分からずに口ずさんでいたことを思い出します。1947年(H22)に一般公募したという新潟県民歌は県HPにも掲載されて、4番目の歌詞が「越佐の天地玲瓏(れいろう)と 今ぞ平和の鐘は鳴る ああ新しき憲法の 聖(きよ)き理想を炬(ひ)と翳(かざ)し 築け栄(はえ)ある新潟県♪」であることを知りました。

この連休に上の娘が幹事の一人となって青海中学校の同窓会を初めて開き、残雪の黒姫山の麓に多くの卒業生が集まったそうです。父親の定年退職とともに青海の地を離れて親戚もいないのに遠方から参加した人たち、20数年ぶりの再会の様子に私も嬉しくなって耳を傾けました。

連休最後の6日も天気に恵まれ、隣りの孫たち家族は新潟へサッカーアルビレックスの試合観戦へ・・・、私はガーデニングなどに勤しみました。いつの世も子どもは“地域の宝”で未来の大人たち、“さみしい国”にしないように今を生きる大人たちの責任を痛感しながら、あっという間に大型連休は過ぎてゆきました。