すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

憲法記念日と「9条の会・糸魚川」

2015年05月03日 | 日々思うこと

今日もお天気に恵まれて20度を超す汗ばむ陽気で、近くの国道8号沿いの花壇の芝桜も満開です。市内の農家の大半は兼業農家とあって、山間部を除く平場の水田では何処もこの連休に田植えが集中です。

憲法記念日の午後、「9条の会・糸魚川」では世話人を中心に市内青海から能生地域までの5ヶ所で「平和憲法」のアピールを行いました。休日にも関わらず多くの会員の参加があり、私はピンク色の登り旗を両手で持って炎天下での風になびく旗を支えるのも重労働でした。(笑) 4時過ぎに終了し能生からの帰途、毎年恒例の「植木まつり」に立ち寄ってお気に入りの日本桜草を1鉢求めて家に到着です。

ところで憲法記念日の各地での集会や各社世論調査を注視です。朝日新聞社の全国郵送世論調査では、憲法改正不要48%が必要43%を上回り、憲法9条については63%が「変えない方がよい」で、「変える方がよい」の29%の倍以上でした。安倍内閣を支持するが56%と高い割には、憲法改正に慎重なことが伺えます。

またNHKの電話による無作為の世論調査では、憲法改正不要25%で改正必要28%、憲法9条については改正不要38%で必要22%、「どちらともいえない」が34%でした。少なくとも戦争放棄を謳った9条については改正する必要がないと考えている人が多いことに注目です。

各社の調査方法などで違いが出てくるのは当然ですが、産経新聞では改正反対48%で賛成41%という結果にアレッと首を傾げてしまいました。いま改めて日本が世界に誇れる平和憲法を活かしながら、国際貢献ができる道を模索すべきと痛感する戦後70年目の憲法記念日です。