気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

貴源治、懲戒解雇

2021-07-30 19:02:08 | 鶴竜・御嶽海&大相撲
貴源治、大麻使用で懲戒解雇=名古屋場所中に吸引―相撲協会

日本相撲協会は30日、大麻使用を認めた元幕内で東十両6枚目の貴源治(24)=本名上山賢、栃木県出身、常盤山部屋=に対し、懲戒解雇処分を下した。同日の臨時理事会で決定した。

相撲協会によると、貴源治は先の名古屋場所中に大麻たばこを吸引。調査に対し、過去にも8回ほど大麻使用の事実があったと供述した。相撲協会の薬物使用禁止規定では、大麻の使用を禁止し、違反した場合は原則解雇処分にすると定めている。

師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)は、委員から年寄へ2階級降格の処分を科された。

【時事通信社  2021/07/30 17:47】





大麻使用を認めた十両の貴源治、本日の理事会で懲戒解雇が決定しました。
これは、相撲協会の薬物使用禁止規定にも、違反者は原則解雇処分にすると決められている以上、致し方の無いことです。
大麻吸引、日本の法律じゃやっちゃいけないのですよ。
24歳にもなって、ことの良し悪しが分からないなんて開いた口が塞がりません。
ましてや、貴源治は2年前に新弟子に対して指導の範囲を逸脱した理不尽な行為を行っているのです。
5月 ~7月までの間、新弟子4人の失態・挨拶をしなかったことに対して「腕立て伏せ、罰金、外出禁止のどれかを選べ」などと命じ、新弟子の誰かが失敗すると連帯責任として4人全員に罰を与えていました。
また、7月場所中に他の力士がいる前で1人に片腕を頭上に挙げる格好をさせて「自分は頭が悪いです」と言うよう命じ、その様子をスマートフォンで録画する動作もしていたという事実もあるのです。(Wikipediaより)
この件で、貴源治は当時けん責の懲戒処分を受けています。
まだ処分から丸2年経っていないのに、今度は大麻使用です。
もう、情状酌量の余地はありませんよね。
一生懸命稽古に精進している全力士、相撲協会、常盤山部屋にどれだけ迷惑を掛ければ気が済むのでしょうか。



気の毒なのは、師匠の常盤山親方(元隆三杉)です。
貴乃花部屋からの移籍力士ばかり3人目の不祥事ですからね。
1人目は、日馬富士事件の被害者でありながら、自身も付人に暴行した貴ノ岩。
2人目は、2度の付人や新弟子に対して暴力を振るった貴ノ富士。
貴ノ富士は奇しくも、今回懲戒解雇になった貴源治の双子の兄にあたります。
そして、3人目は貴源治。
いくら師匠とは言え、対象者は関取衆ですからね。
しかも、新弟子から関取までの養成期間は元貴乃花親方が指導を行っていたはず。
監督不行き届きというのは可哀想です。
それでも、師匠は師匠ですから、今回の処分は委員から平年寄に2階級降格。





主宰する日本相撲振興会にも、栃木県の会員さんがいるのです。
貴乃花部屋在籍の若い頃は、将来有望!と地元での期待は相当なものでした。
そして、実際に若年で十両昇進。
地元は湧きました。
しかし、ここ2年で上山兄弟2人ともが相撲協会を去ることになってしまうとは---。
本当に、地元のファンはいたたまれないと思います。
実際に、貴ノ富士の不祥事のときは、関係無いのに同県人というだけで「申し訳ない」と謝っていましたからね。
もう、これ以上の不祥事は無しでお願いします。

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