むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

今年の一年を表す一字 (萬鶴)

2010-12-15 | 書道

今年一年を表す一字は、東鶴さんがご紹介のとおり「暑」でしたね。

私は「暑」でなく「書」にしたかったのですが・・・。

真面目な話では、混迷の「迷」かな?と思っていました。

 

では、私の場合を考えて見ると、やはり雅号のとおり「萬」(よろずと読んでください)になりました。

 

 

萬(よろず)・・・いろいろ。

仕事でもいろいろあった年でしたね。

4つの方針に基づいて、如何に実行するかが大変でした。

 

 

書道では、墨華展や雙暢展、四国のなんとか?展、奈良誰レ展などに出展させていただきました。

労せずして?二段もいただきました。

ホント、これからがスタートだと思っています。

 

何で先生が「萬」の字を付けたかも分かるような気がします。

一言で言えば多趣味なんですね。

それを先生は感じていたのでしょう。

 

家内と競技ダンスも趣味にしています。

それなりの練習をしないと勝てませんが、結果はイマイチでした。

来年は昇級を目指したいと思っています。

2か月に1度くらいの試合に出ています。

 

10数年前は、ダイビングで飯を食おうかと思ったくらいです。

3月には久しぶりにサイパンに行って来ました。

私の撮った画像です。

この趣味も捨てがたいものです。

 

木工も好きで、いろいろなものを作りました。

特に、ポトスを入れた木鉢は何人かの方に差し上げました。

そのほかにも、いろいろなモノを作りましたね。

 

得意な料理は茹で風の焼き豚です。

庭でコトコトと火加減を見ながら(缶ビールをの見ながら)1時間煮ます。

そして、一晩そのままにして浸けこみます。

差し上げた方から、これは売れるよと言われています。

これから正月用に10数本は作る予定です。

 

そして、年末にはプランターで植えた稲でしめ飾りを作ります。

田植えからの作業です。

時折々の季節を感じますので、贅沢な趣味かも知れません。

もちろん、門松も創作で作ります。

 

この他、鑑識係?と言われるくらい、写真を撮ることも趣味にしています。

更に、東鶴さんなどのお誘い?も大事にしています。

 

何が言いたいのかと言うと、ご紹介したようにこの一年、「萬」(よろず)いろいろなことをしてきました。

従って、今年一年を表す一字は「萬」となりました。

 

おそらく、来年も同じく「萬」だと思っています。

しかし、ピッタリの雅号をいただきました。

さすが、大巨先生の目は鋭いですね。

 

(萬鶴)

 


今年の一年を表す一字...(東鶴)

2010-12-14 | 書道
今年の一年を表す一字は...?
やっぱり世間と同じ「暑」ですか?

私にとっての今年の一年は



これですかねー。

「仲」

我が家にある、村野大仙先生の書かれた色紙です。

なんかダンスでもしているような華やかさがありますよね、萬鶴さん。


私にとっての一年は、「仲」間に恵まれた一年でした。
「仲」間由紀恵のTBSドラマ「99年の愛」も全部DVDにとって見ました。
(疲れたーっ。)





お馴染の白川 静先生の「字統」です。

「仲」という字を調べました。
あまり書いてありませんでした。

「仲子」の意味だそうです。「兄弟の順序は、殷では大中小で区別し、
周では伯仲叔季という」とありました。

つまり周の時代(今から2200年から3100年位前)では、上から2番目の兄弟のことなのでしょうか?

今年の世相は、私から見ると「脆(ぜい・あやうい」になってしまいそうです。


これからもむさしの墨友会の仲間の皆さま、どうぞよろしく!!

皆さんの今年の漢字一字を教えてください!!


鶴城さんへの目録公開!...(東鶴)

2010-12-13 | 書道
鶴城さんへ、東鶴からの目録が現物化しました!
遅くなって申し訳ございませんでした。利子はなしです。




鶴城さんの仕事部屋で贈呈式。
ハガキ大の色紙を飾るミニ掛け軸でーす。


背後の左側の額は「凛」の字が見えます。
すごくかっこいい字でいつも見とれています。
鶴城さん、後日解説をお願いします。






さて、今年一年を漢字一字で表すとしたら
皆さんは何を書きますか...?

「酔」?「乱」?「老」?「志」?

(すい・らん・おい・しい....ちょっときびしいかなぁ。やっぱり。)

年忘れ(その3) 語る編

2010-12-13 | 書道

「むさしの墨友会」は、ただ飲んだり、食べたりする仲間ではありません?!

シッカリと自分の思いも語る仲間たちです

 

何ごとにも、想いを体(表現力)で伝えることは大事だと思っています。

 

先ずは、高○さんの表現です。

 

書道の楽しさが伝わるでしょ!

笑顔の素敵な方です。

この会のペースメーカーです。

この時何を話したかは忘れました。

何方か加筆をお願いします。

 

次に豪鶴さんです。

やはり、語るには右手に大事なモノを持たないとね。

沢山話されていたので、何を言いたかったのはわかりませんでした。

他称:酒豪鶴とも言われています。

何方か何を話されたか、まとめて下さいますか?

 

鶴嶺さんです。

今、新進気鋭で一番真面目にお稽古に励んでいるかと思います。

教室に通い始めてから10カ月で初段位です。

毎年、年末に社員への表彰状をお出しになるので、社員の方のお名前をシッカリと書きたくて、書道を始められたとか・・・。

その動機も真面目です。

 

さすが、東鶴師範

 

語りも体で表しています。

この指先(筆先)が宇宙をめぐり帰ってきて、次の字?に入るのですね。

最近、帰ってきた人工衛星(名前を忘れました)の軌跡のようです。

このアクションが必要なのでしょう。

書は静でなく、動かも知れません。

 

萬鶴です。

 

夢ばかり追いかけている表情ですね。

よろずやと言われるように、三頭も四頭も追いかけtいますので、一頭も得ずの状態です。

もう、酒はいらないと断わっているようにも見えますが・・・。

 

岑鶴さん

 

お仕事柄?真面目な性格と思われますが・・・。

人一倍、意欲はお持ちだと思います。

仕事部屋には、先生のお手本(半切)が飾ってあります。

ご自分は幻の幹事と言っていますので、是非 「天来ツアー」を企画しましょう。

鶴嶺さんの「嶺」と岑鶴さんの「岑」は同じ意味だと思うが、ご自分の岑の方が画数が少ないと嘆いていました。

何方かフォローしてあげてください。

 

鶴城さん

 

お母様が書道家さんで、その血筋はサラブレッドです。

ただ、仕事の関係で時間が無く・・・と理由を述べています。

私と同様に出来ない理由は沢山あります。

走り出せば、ハイセイコー並み(馬の名前はこれしか知りません)ですので、乞うご期待!です。

 

 

岸○さん

書って、お人柄を表しますよね。

素敵な方です。

書に対する思いも強く感じます。

この表情でおわかりですよね。

 

メンバーには、ほかに佐藤昌翠さんがいらっしゃいます。

今回の年忘れには都合で参加できませんでしたが、“むさしの墨友会”はこんな会ですので、よろしければご参画下さい。

入る方は拒みません。(出る方は拒みますが) 一年を通して書を愛好するだけでなく、仲間づくりにも励んでいますので、お気軽にコメントいただき、更に入会していただければ幸いです。

 

メンバーが何を語ったか、ほとんど忘れています。ご自分のでもメンバーのでも加筆をお願いします。

 

これで“むさしの墨友会”年忘れ報告を終わります。

以上、現場からの報告は萬鶴でした。

 


年忘れ(その2) お料理編

2010-12-12 | 書道

忘年会を盛り上げていただいた一つには、美味しいお料理がありあます。

みなさんもう記憶が薄れているかと思いますが、何が出たかご紹介します。

われらの仲間は書に対する熱心さもありますが、食い気・飲み気?もあります。

 

 

お店は先ほどご紹介した吉祥寺広東料理「翠蘭」です。

 

私も記憶が薄れていますので、順不同です。

*スミマセン 鶴嶺さん詳しくご紹介いただければ幸いです!

 

あんかけ風硬焼きそばだったかな?

 黄ニラと鶏肉の焼そばです。

麺も自家製です。

 

フカヒレのなんとか?スープ

蟹肉入りフカひれのスープです。

 

2種類の味がした、蒸餃子

えび蒸し餃子とフカひれ入り蒸し餃子です。

 

美味しかったなんとか? 

サツマイモと牛肉の胡椒風味炒めです。

 

記憶がありません。

なんでしたっけ?

アワビとなまこときのこのオイスターソース煮です。

 

これはナマコが入っていたような?

大海老とほたてのXO醤炒めです。

 

写真を撮っていても、覚えていない!

これは前菜。蒸し鶏、くらげ、ピータンですね。

 

女性だけ、特別になんとかプリン風

男性には・・・。食べるのに夢中で撮っていません。

自家製マンゴープリンです。

お酒を召し上がらない女性お二人にお出ししたのは、本日だけの料理長特製です。

 

甕出しの紹興酒

生ビールも。

こだわりの焼酎(名前は何だっけなぁ~)

米焼酎 鳥飼です。 

こんなに沢山の種類が出されたんですよ。

豪鶴さん覚えていますか?

 

店長さん、いろいろとありがとうございました。

美味しくいただきましたよ!

 

そして、鶴嶺さん、いろいろとご配慮いただき感謝申し上げます。

 とんでもございません。こちらこそありがとうございました。

鑑識写真は萬鶴でした。

加筆は鶴嶺でした。


笑った!笑ったぁ~! 年忘れ (その1)

2010-12-11 | 書道

 

12月10日(金)に吉祥寺「翠蘭」で“むさしの墨友会”の忘年会を開催いたしました。

メンバーは8名です。

夕刻6時ピッタリには乾杯になりました。

この一年の事がらや思いが、みなさんから紹介されました・・・。

 

 

 

ことの流れは順不同です。

後半にある遊びごとをしました。

この袋の中にみなさんから集めた○○が入っています。

これをジャンケンで勝った方がGET出来ます。

みなさん久しぶりに本気です。

進行はこの中でも長老の中野豪鶴さんにお願いしました・・・。

・・・何回ものジャンケンでも勝負がつきません。

みなさん、これで最後にして他の方法と思っていたことでしょう・・・。

そんな矢先 事件?は起きました。

 

最後?の勝負で、何んと結果は 1対7 になりました。

進行役の豪鶴さんが パ~

他のメンバーが グゥ~

一斉に歓声と笑い声で埋まりました!

 

大笑いです!

この人だけには負けたくなかった!と思っている人がほとんどでしょう。

この場面は参加した方でないと伝わらないと思いますが・・・

(笑 wahahaha ワハハハァ~・・・)

 

また、クリスマスの雰囲気を味わうため?に、1000円程度の持ち寄りのプレゼント交換をしました。

誰に何がプレゼントされるかわかりません。

結局・・・。

高○さんは、萬鶴の手づくりで、ポトスを入れた木鉢です。

 

豪鶴(ゴウカク)さん

箸と箸箱セットです。これは高○さんからです。

センスが良いですね!豪鶴さんも大満足です。

 

鶴嶺(カクレイ)さん

これは鶴城さんが選んだ、スポンジ?の水吸収グッズ?

何てご紹介したら良いのでしょうか?*鶴嶺さん加筆をお願いします。

商品名 マイクロファイバーハンドタオルです!

超吸水、超速乾でとっても肌触りが良い優れものですよ。

広げてみると・・・ムーミン谷のニョロニョロが沢山いるような作りです。

以上 鶴嶺が加筆させていただきました。

いつも熱心に書道の練習をしているので、汗ふきようにはもってこいです。

 

東鶴さん

岸○さんからミニの書道具セットです。

これは良いですねぇ~。

東鶴さんもニンマリです。

 

萬鶴です。

豪鶴さんからのシクラメンです。

半値に値切ってきたとのことですが・・・?

季節感のあるプレゼントで、女房が喜こんでいましたよ!

 

岑鶴(シンカク)さん

これは鶴嶺さんからのプレゼントが当たりました。

文鎮代わりになる置物ですが、立体的なウサギ(干支)が描かれています。

コンピューターで作ったとか・・・。

文明の発展には驚くばかりです。

 

鶴城さん

東鶴さんからです。

お忙しかったのでしょう、持ってくるのを忘れたぁ~!とのこと。

そこで登場したのは目録です。

さて、後日 何に化けるのか楽しみですね。

 

 

岸○さん

岑鶴さんからのカレンダーです。

素敵ですねぇ~。良いものが当たりましたね。

これにお稽古日を印すれば、来年一年は予定が組めます。

 

 

 

あぁ~楽しい忘年会でした!

久しぶりに腹を抱えて笑いましたよ。

 

(その2)は、翠蘭で出された美味しい料理をご紹介します。

(その3)も考えていますよ。

メンバーの方はコメント(感想)をお願いしますね。

 

(萬鶴)


桑原翆邦先生直筆の板戸を訪ねて(吉野大巨先生の加筆)

2010-12-11 | 書道

 

ひょんな話の発展から、八王子市戸吹(とぶき)の「鮨忠」さんの板戸を見に行くことになりました。

突然の計画ですので、吉野大巨先生、山崎鶴嶺さん、三輪萬鶴の3人です。

夕闇迫る中央道を八王子方面へ。

 

中央道を降りて、20~30分の閑静な場所に、突然壁面いっぱいに金文体で書かれた「昌楽」が出現しました。

「昌楽」とは “さかんにして たのしい” の意味です。

目的地「戸吹 鮨忠」さんです。

車を降りるや否や、吉野大巨先生は外観全体が見える場所に移動し、大きな深呼吸を始めました。

 

「昌楽」(ショウラク) 

鈴木方鶴(スズキ ホウカク)先生書  田代秋鶴先生の弟です。

作品を拡大し、看板壁面用に紺地に文字を白くしてありました。

 

山中に食・書・情在り

山ふところにだかれる戸吹で、

食を楽しみ、書を賞でて、こだわり人間の心を味わう。

まさに山中に食書情け在り。

ゆったりと落ち着いた雰囲気の中で・・・、とお店の案内には記されています。

 

入口を入るやいなや、店主の笑顔が見えました。

また、板場の壁面にも書が描かれています。

「華下一壺酒」(カカイツコのサケ)

鈴木方鶴先生書の傑作です。

この作品も拡大し、壁面に加工してあります。

吉野大巨先生は、微笑みっぱなしです。

  

 

目的の板戸を目の前にした先生は再び、大きなため息をつきました・・・。

目元も薄らと滲んでいるようです。

 

八十六 翆邦 書

平成三年十二月八日書

この作品はちょうど19年前の12月8日に書かれたもので、本日だったのです。

奇遇が成したとは言え、この日に来いと導かれたような気がします。

桑原先生が東宮御所に御進講(皇太子の書の先生の呼び方)に伺った時は平成ではなく、昭和天皇のお孫様でした。

平成になってからは浩宮様が皇太子となられ、翆邦先生は皇太子殿下の書の先生。

浩宮さまが次の天皇になられれると、天皇陛下の書の先生と変わり、長く話の中に留められることに・・・。

 

 

店主・女将さんとの会話で、当時の話や出来事が走馬灯のように甦ってくるのでしょう。

先生のお話は止まることなく続きます・・・。

いやぁ~、いろいろなお話を聞かせていただきました。

鶴嶺さんと萬鶴がお聞きするには勿体ない内容です。

*詳しい内容は、別途ご紹介したいと思います。

 

 

豪華な盛りです。

画像でもおわかりになりますよね。

 

 

酒も進み、美味しいものをいただき、私どもも大満足です。

 

 

板戸の前にして店主と大巨先生、そして女将さんとのショットです。

 

 

あっと言う間に3時間が過ぎました。

先生のメモも後ほど解読しご紹介したいと思います。

お話が沢山有り過ぎて、どれをご紹介して良いのかわかりません。

先生にも加筆していただき、ご紹介したいと思います。

 

メモに書かれていたもの

 近代書道の始まり 

 日下部鳴鶴 → 田代秋鶴 → 鈴木方鶴 → 大倉谷山 (現在は無心会代表)

      ↓

          “現代書道家の父” 比田井天来 → 桑原翆邦 → 吉野大巨

        

「戸吹 鮨忠」での楽しい時間と空間・・・。

吉野大巨先生にとっては、きっとエポックメイキングになったことでしょう。

この日に決まったこと?!

① 桑原翆邦先生が板戸をお書きになった時のメンバーをここにお連れすること。

・渡辺半溟先生・谷川北崖先生・高市乾外先生・小池竹亭先生・大倉谷山先生・吉野大巨先生

(その事務局は墨友会が行う)

② 「むさしの墨友会」のメンバーで見学会を行うこと。

③ このお店「戸吹 鮨忠」さんを宣伝すること。

・・・でした。

 

 

お名残を惜しんで、なかなか車に乗らない先生。

その気持ちは、この画像でおわかりかと思います。

 

今回はとりあえず、桑原翆邦先生直筆の戸板をご紹介させていただきました。

大巨先生・鶴嶺さん加筆をお願いします。

 

(萬鶴)

 

「戸吹 鮨忠」

〒192-0001 東京都八王子市戸吹町195

tel 0426-91-0230

定休日は月曜日


心正しければ...(東鶴)

2010-12-10 | 書道
「心正しければ体正し」
「体正しければ筆正し」

これは、桑原翆邦先生の言葉の一つです。


埼玉県入間郡越生町の龍穏寺書院で書作中の桑原翆邦先生。「墨華帖」平成17年3月刊より

少し長くなりますが、桑原翆邦先生の言葉をご紹介します。


「条幅を書くのには、畳の上に毛氈を敷く書き方、
机の上で書く書き方、色々あります。
私は習慣的に毛氈を敷いて、畳の上で書きますが、
老眼が進むので、眼鏡をかけても具合悪く、
外せば尚具合悪く、困ったもんだと思っています。

古人は「心正しければ筆正し」と申しましたが、
私は「心正しければ体正し。体正しければ筆正し」と、
二つにわけて言いたいと考えております。
専門的になればなる程、態度、姿勢が
大切であることを、知らなければなりません。」



何事も形から入るタイプの私ではありますが、
まずは心から、という桑原先生のお言葉は、
ずしっと来ます。












さて、話はかわって、いよいよクリスマスシーズンも間近に...。






ことしは、皆さんにとって、どんな年でしたでしょうか?




(なんか最近、この私がマジなブログになってしまっているのは、何なんでしょうか?
  これって、食べ合わせが悪かったのでなければ、慢性アルコール不足?の末期的症状?)

脈々と連なることを楽しむ(東鶴)

2010-12-07 | 書道
脈々と連なることを楽しむ...。


桑原翆邦先生遺影(「墨華帖」平成17年3月刊より)


桑原翆邦先生のビデオをDVDにとっていただいたものを、拝見しました。
鶴嶺さん、萬鶴さんありがとうございました。


その筆さばきの俊敏さ、八十の「十」の字の鋭い伸びやかさ...などなど
見ているだけでわくわくします。
一時間前後かかるDVDがあっという間でした。


さて吉野大巨先生からいただいた古い写真が我が家の押し入れに...



左は浩宮様が桑原翆邦先生から書の指導を受けられている写真(昭和53年3月)

右は天皇皇后両陛下が東宮時代に望月町の比田井天来記念館を訪問され、
桑原翆邦先生から説明を受けられている写真(昭和55年8月)



桑原翆邦先生ってなんかすごいお人なのですね。
(お目がぎょろっとしていてまさに「魚目」そのものなのですが...。)






場面は変わって




こちらは桑原翆邦先生の小品「済世為念」

わたしの仕事部屋にあります。
「世を済い念を為す」(よをすくいおもいをなす) 軽妙洒脱な筆さばきですが、私にはとても重い言葉です。





こちらも、私の仕事部屋に掛けてある桑原翆邦先生の「得所」
「山老魚目八十一漫臨」の落款があります。


これを掛けた時、部屋を訪れたとあるご婦人が
これを「所得」と読みました。

ま、たしかにそう読めなくもないのですが...。


「済世為念」と「所得ではなく得所」の2作品は
今から5年前、私が現在の仕事に就くことになった時、吉野大巨先生から記念に戴いたものです。
ともに素敵な作品なので私にとっての宝物。


そして、比田井天来先生、桑原翆邦先生、吉野大巨先生と脈々と連なる大きな流れを
楽しむことができる幸せを大切にしたいな、と思っています。


(なんかいつになく真剣真面目で気持ちわるーっ。今晩のごはんの食べ合わせが悪かったかな?)




ちがったアングルで (大巨会忘年会)

2010-12-06 | 書道

2010年(平成22年)12月5日 師走の大国魂神社

ここで「大巨会忘年会」が開催されました。

境内には七五三のお参りで、華やかで賑やかでした。

 

今回は、忘年会の模様(一部)を画像を中心にご紹介します。

 

11時半ごろから、大国魂神社のご厚意で宝物殿を拝観することができました。

総宮司?の方にご案内・ご説明いいただきました。

詳しくはこちらから 

 

総宮司さんの丁寧なご説明です。

その大きさや豪華さに、ただ驚くばかりです。

*良く見たら撮影禁止でした(スミマセン)

 

正午から、「大巨会忘年会」が結婚式場で開演されました。

さすが、おめでたい飲み物が出されます。

 

 

一、吉野大巨代表のご挨拶

二、本年後半活躍の表彰 ≪花束贈呈≫ 17名

三、乾杯  河野栖鶴先生

四、食事・懇親・歓談・余興

五、祝い唄 〆  中田仙鶴先生

 

本年後半活躍された方への表彰と花束贈呈

 

我が「むさしの墨友会」より、会田東鶴先生が受賞いたしました。

師範への推挙です。

そして、6名の方の雅号が紹介されました。

 

安藤 鶴城 (カクジョウ) さん

 

中野 豪鶴 (ゴウカク) さん

 

藤井 鶴 (シンカク) さん

 

山崎 鶴嶺 (カクレイ) さん

 

そして、「むさしの墨友会」に新しいメンバーが加わりました。

佐藤 昌翠 さんです。

よろしくお願いいたします。

 

 

豪華で美味しい料理です。

飲み物の沢山いただきました。

余興(カラオケ・ダンス?)を楽しみました。

そして、3時に閉会となりました。

 

墨友会はまだまだ続く・・・。

水が欲しい!飲みたい!と騒ぐ者一名あり。

また、うなずく者多くあり。

 

嗅覚が優れた者が水飲み場を探す・・・。

3時から開店と書かれた水飲み場?(二階)に行くと、それば3時からアルバイト募集面接とのこと。

さらに優れた嗅覚は適地を確認。

 

美味しい焼き鳥屋だった。

ここで、水らしきもの?を注文する。

掛け声は何故か“乾~杯ぃ”である。

 

 

大巨先生ご夫妻に水飲み場があったと連絡する。

ちょっと遅れてご夫妻到着。

 

開口一番“こんな水飲み場を良く探したな”とお褒め?をいただく。

 

 

喉がよっぽど乾いていたのか・・・。

進む・進む・ 確かに中野豪鶴(酒豪)さん

 

この場面は鶴城さんがパチリ。

 

話は熱中して、熱中症?ぎみでしたが・・・。

今日も水分補給は十分?でした。

 

(萬鶴)

 


墨華書道会の早めの忘年会です。(東鶴)

2010-12-05 | 書道
墨華書道会の早めの忘年会です。

今年からは大國魂神社の結婚式場で。



我が師吉野大巨先生。
相変わらず大きく奥行きがあります。




鶴友会の先輩中田仙鶴さん(左)に内緒話の萬鶴さん(右)





坂之上翆邨さんカルテット






締めはさんさ時雨で中田仙鶴さんです。





この人だれ?   豪鶴さんですかー?




楽しい二次会をありがとうございました...。
豪鶴さんがカメラマンです。





それはそうと、本日墨友会に新会員が誕生いたしました。

佐藤昌翆先生です。

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。





書人展に行ってきました(東鶴)

2010-12-05 | 書道
書人展に行ってきました。萬鶴さんと一緒です。
勝手知ったる銀座画廊美術館です。

さっそく行った処が...さてどこでしたっけ?
ま、そんなことはどうでもよろし。

萬鶴:エレベーター降りて右側ですよ~
ゆっくり拝見する準備です。




小林翆径先生の作品
むさしの墨友会のお馴染、「もふもふ」さんの先生です。





高市乾外先生の作品「嵐光静動」(左)  と森田翆雨先生の作品(右)





谷川北先生の作品(左)と渡部半溟先生の作品(右)



さあ、お次は...!



我が師、吉野大巨先生の作品
「浪翻魚出浦華動鳥移枝」
む、むづかしそう。




今日は一日書展めぐりで疲れたーっ。
でもおいしかった(^-^)   おしまいっ。

またまた、萬鶴が画像を入れます。↓
 
 
お茶をするため、駅方向へ。(どこの店も混んでいます)
有楽町駅近くになり見つけたのは、「十一房珈琲店」です。
いまどき、こんな一等地に昔懐かしいお店があるとは思いませんでした。
お薦めの実に渋いお店ですよ。
画廊の行き帰りに寄るには最適です。
 
ちなみに、モカなんとか?800円
 
 

日展行ってきました(東鶴)

2010-12-04 | 書道
日展に行ってきました!萬鶴さんと一緒です。

今日は一日日本晴れー☀(^-^)





墨華の夏の練成会で仮名の先生としてお越しいただいている
梶原貴美枝先生、2年連続の入賞おめでとうございます!



すみません全体が入りませんでした。


そして...



こちらは日展評議員の田中節山先生です。「山中無暦日寒盡不知年」
武蔵野市にお住まいで、武蔵野文化事業団の評議員をされています。


日展の会場は今日は暑かったです。

書をたくさん見てきたので
頭の中は書、書、書で溢れかえっています。
ショショショジョジ、ショジョジノニワハ...(何言ってんだろ、こいつ。)


なんか今晩、夢に見て、うなされそーっ...。

 

 

ここから↓は、萬鶴が加筆します。

 

 

 

吉祥寺で待ち合わせをし、渋谷へ・・・。

出発寸前の電車を止めて?走り乗車しました。

渋谷駅では、車内放送で3分間遅れてスミマセンとか?

我々のせいではないと思いますが・・・。

 

 

地下鉄を乗り継ぎ会場(乃木坂)へ

東鶴さんは背広姿の正装?私はラフな格好です。

日展には背広姿でないと入れないの?(たまたま、午前中にある式典に参加したとか)

仕事と趣味のスイッチを素早く切り替えることが出来る東鶴さんは大したものです。

ホント、お忙しい方です。ご苦労さまです。

 

 

この期間はゴッホ展も開催しており、館内は凄い混雑していました。

カレンダーは師走。

みなさんこの時期に、美を楽しむ余裕がお有りなんですね

そして、銀座の日本書人展へ・・・。


拝見させていただきました(桑原翆邦先生)

2010-12-04 | 書道

以前、鶴嶺さんがご紹介していた、 桑原翠邦先生がお書きになった板戸のビデオ(DVD)を拝見させていただきました。

この秘蔵ビデオは吉野大巨先生がお持ちで、鶴嶺さんにデジタル(DVD)化に依頼したものです。

 

 

お書きになったのは1991年12月8日です。

今から約20年前の画像です。

*テレビ画面をデジカメしましたので、不鮮明をお許しください。

 

 

大きなお部屋に板戸を並べて、一気に書き上げておりました。

八十六歳の時です。

 

 

書き上げた後の翠邦先生の笑顔です。

この模様はDVDをご覧になると、その迫力が伝わります。

 

 

?若き吉野大巨先生。

 

 

左は渡部半溟先生?

 

 

桑原翆邦先生がお書きになっている“・・・一輪”

この“一”を“三”にしていただければ、“三輪”になったのですが・・・。

 

 

 

吉野大巨先生が鶴嶺さんにビデオのデジタル化(DVD)お願いし、私が表面を作成しました。

これぞ「むさしの墨友会」の連携プレーです。

*鶴嶺さん、これまでの経緯(いきさつ)などを加筆していただけますか?

 

 

とりあえず、このようなDVDが出来上がりました。

きっと、みなさまにも回覧されると思います。

 

 

吉野大巨先生!

若き日のお姿を 「見たゾ~~~~」

 

(萬鶴)

 

今日の予定。

10時:お教室へ

12時:ヨドバシでスマートフォン確認

13時:東鶴さんと待ち合わせて、日展と日本書人展へ

19時:ダンスの練習に。

21時:帰宅して一杯・・・zzzz

明日は早めの忘年会!


お仲間をご紹介(もふもふさん)

2010-12-03 | 書道

10月11日だったでしょうか、「むさしの墨友会」で、第4回 天来まつりに行きましたよね。

吉野大巨先生の揮毫パフォーマンスを応援し、そして美味しい蕎麦を食べる会でした。

 

 

書を愛好するものにとって大変有意義で、楽しい日帰り旅行になりました。

お酒も沢山いただきました!

 

後日、「天来まつり」をネット検索していましたら、本日ご紹介する“もふもふ らいふ”さんもブログでご紹介していることが分かりました。

人見知りしない私ですので、早速コメントを入れさせていただきました。

 

 

素敵なブログで、「もふもふ らいふここをクリックして下さい がタイトルです。

カテゴリーも豊富で多彩なご趣味が想像できます。

 

もふもふさん(えっちゃと呼びましょう)も佐久平の天来まつりに行っていました。

その模様はこちらからです。

 

 

えっちゃんは、小林翠径先生のお弟子さんで、昨年の墨華書道展に出展されていました。

これがその作品です。

なんと背景にある作品の右隅が、私の「淵黙雷声」(四文字)なんですよ。

何かの縁を感じますね。

 

これからもいろいろな場面でお会いすると思いますが、“もふもふ らいふ”えっちゃんを、どうぞよろしくお願いいたします。

 

明日(土曜日)は東鶴さんと日展と日本書人展(銀座画廊)に行く予定です。

えっちゃんにも会えるかな?

 

(萬鶴)