むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

第35回 墨華書道展 「祝賀会」

2013-04-30 | 書道

 今日は「祝賀会」の模様をご紹介します。

なにか最近は、墨華書道会の広報マンを仰せつかっているような気がします。

まぁ~好きでやっていることですから、苦にはなりません。

毎日、大勢の方々にこのブログをご覧になっていただき、どこまで続くかは分かりませんが無理せずに頑張って見ようかな?と思っています。

「むさしの墨友会」はブログ以外にもfacebookも開設していますので、ご笑覧いただければ幸いです。

さて、祝賀会です。

 

 

吉野大巨主幹より祝賀会開会のご挨拶がありました。

 

 

そして、浅沼一道先生よりご挨拶を受け、桑原翆邦先生の雅印の裏話などをお聞かせいただきました。

ウイットとジョークを交えてのお話です。

 

 

遠藤史佰さんの司会進行で、先生方のご紹介がありました。

 

 

 

祝賀会会場の雰囲気です。

 

 

そして、墨華誌500号作成に大変ご尽力いただいた、先生に花束の贈呈がありました。

各先生方から、作成に至るまでの苦労話などもお聞かせくださいました。

 

 

小林翠径先生より乾杯のご発声

 

 

墨華特別大賞を受賞されたお二人から、コメントをいただいております。

そして、いつもの?祝賀会がスタートしました。

 

 

お食事もいただきました。

お酒もいただきました。

テーブルではいろいろなお話をすることもできました。

満足、満足です。

 

 

中田仙鶴さんより、三叉時雨がご披露されました。

大盛り上がりです。

 

 

墨華書道研究会後援会会長の藤本渓華先生より〆のご挨拶。

 

 

長谷川雅峯先生のご挨拶と万歳三唱。

 

 

 

第53回墨華書道展祝賀会がお開きとなりました。

おしまい。

報告を終わります。

 

萬 鶴


第35回 墨華書道展 「表書式」

2013-04-29 | 書道

さて、今日ご紹介するのは「表彰式」です。

銀座画廊より徒歩5分の所で「ホテル モントレー銀座」で開催されました。

銀座画廊からも近く、最適な会場かと思います。

 

 

重厚な雰囲気のホテルです。

 

 

受付が始まりました。

確か70名の受賞者がお集まりになりました。

 

 

先生方もお揃いです。

 

 

会場いっぱいにご参集された受賞者。

 

 

当然、我が「むさしの墨友会」のメンバーも参集しています。

大久保宗鶴さんと山崎鶴嶺さん、そして私は別の席です。

 

 

賞状と記念品が用意されています。

 

 

長谷川雅峯先生のご挨拶と開会の辞により表彰式はスタートいたしました。

 

 

吉野大巨主幹のご挨拶と表彰状授与です。

 

 

墨華特別大賞は、準同人部 森田翠雨さんと第一部 尾関弘子さんです。

 

 

こころより、お喜び申し上げます。

そして、旭水記念賞・墨華特別賞・墨華会賞・墨華後援会賞・特選・準特選と続きました。

 

 

小林翆径先生のお言葉と閉会の辞により式典終了いたしました。

 

 

第35回表彰式はこのような雰囲気で開催されました。

今年も多くの「むさしの墨友会」のメンバーが表彰され、また式典にも参加させていただきました。

さて、第36回はどのような作品が見られるか楽しみです。

次回は祝賀会をご紹介したいと思います。

 

萬 鶴

 


第35回 墨華書道展

2013-04-27 | 書道

第35回 墨華書道展が東京銀座画廊美術館開催されています。

平成25年4月23日~28日

 明日までですので、是非ご来場ください。

 

 

書道展ですので、記帳は筆ですね。

最初のころは、サインペンは無いのかな?と探したものです。

書をなされていない方はこの記帳が難関のようです。

私もそうでした。

今ではどこかで記帳する時に、筆は無いのかなぁ~と思うくらいになりました。

これも少しは成長した証なのかも知れません。

 

 

 

入口左側には、遠藤史佰先生・内田藍亭先生・中田仙鶴先生の作品が目に入ります。

 

 

各先生方の作品です。

凄すぎてコメントできません。

 

 

浅沼一道先生と奥さまの浅沼啓雪先生です。

お願いしてパチリしました。

 

 

華やいだ雰囲気と寛いでいる先生方です。

いつかは和服で参加したいものです。

墨華特別大賞をいただいた時には和服で・・・。

夢の夢の夢・・・・

 

 

大勢の方々が来場されています。

 

 

岸田瑞鶴さんもお姉さまと一緒です。

ここから「むさしの墨友会」メンバー作品をご紹介いたします。

 

 

秋山彩翆(さいすい)さん

 

 

会田東鶴(とうかく)さん

 

 

大久保宗鶴(そうかく)さん

 

 

安藤鶴城(かくじょう)さん

 

 

岸田瑞鶴(ずいかく)さん

 

 

中野豪鶴(ごうかく)さん

 

 

藤井岑鶴(しんかく)さん

 

 

山崎鶴嶺(かくれい)さん

 

 

三輪萬鶴(ばんかく)

 

 

どなたか、出展数やコメントを加筆していただければ幸いです。

次回は表彰式の模様をご紹介いたします。


第35回 墨華書道展開催 (写真で見る飾り付け)

2013-04-23 | 書道

 

第35回 墨華書道展が銀座の画廊で開催されました。

4月23日~28日の間です。

前日の22日は午後1時から飾り付けに入りました。

勝負は1時間です。

既に協賛していただいて書道店の方々が準備に取り組んでいました。

 

 

吉野先生も気合いの入ったご挨拶です。

そう、この前に大事な作品を扱うものですから、手洗い励行です。

 

 

飾り付けの手順となる資料が配られました。

 

 

細かな配置図です。

段取り八分と言われるように、この段階(配置図の作成)で八分の仕事が終わったと言って過言ではありません。

 

 

作品の梱包を解き、各壁面に配置します。

各先生の手際良さが目立ちます。

 

 

真っ白な壁面には、高さに合わせて軸をかける釘を打って行きます。

長尺の棒に釘の高さや名札を位置をしるしたものを使用します。

 

 

次々に作品がかけられて行きます。

 

 

七つ道具です。

 

 

壁面ごとに、作品の入った箱を置いて行きます。

それを開封して、とりあえずかけて行きます。

空き箱は名が見えるように、飾られらた壁面ごとに紐で縛りまとめます。

これをシッカリと行わないと、撤収の時に作品を入れる箱を探すことになります。

 

 

作品をほぼ飾り付けました。

先生方が軸の色や受賞者などの位置などを確認し、張り替えて行きます。

 

 

そして、名札を先ほどの測り棒を使って付けて行きます。

 

 

結構真剣に、体を使いながら?付けて行きます。

 

 

飾り付けしながらも、先生方の作品を見入ってしまいます。

 

 

いよいよ最終段階です。

作品がまっすぐになっているか?

釘などのゴミは落ちていないかの点検です。

釘拾いは鶴城さん

 

 

これだけの作品数を1時間ちょっとで飾り付けました。

凄い手際の良さです。

 

 

今回参加した「むさしの墨友会」のメンバー6人です。

仕事も工面しながらの参加、ご苦労さまでした。

これだけで終わる墨友会ではありません。

反省会に移動です。

 

 

場所は画廊から歩いて10分の所(行きつけの場所です)

有楽町駅から新橋よりのガードしたです。

「魚〇本店」24時間オープンです。

 

 

墨友会のメンバーは何が目的か分かりません。

今回は飾り付けの模様を写真でご紹介しました。

何かの参考になれば幸いです。

なんの参考にもなりませんよね?

まぁ~記録としてブログにアップしました。

マメに写真を撮っているでしょ?

書道もこのくらいマメに書いていれば上達するのですがね・・・。

 

萬 鶴


太い細い、濃淡、大小、切るつなぐ

2013-04-21 | 書道
 
いつものとおり、土曜日のお教師室です。
 
東鶴さんが撮られた画像(facebook)から失礼しました。
 

 

同人、準同人の方がたがお稽古を受けています。

先生との会話(表現)も専門的?です。

「それぞれの行はシッカリと書けていますね。こちらは全体のバランスが良い。」

「濃淡?気合いを入れて書く字と、人と話しながら書くような部分があっても良いですね」

 

 

同人の方や準同人の方々は、墨液でなく墨を摺っています。

また一枚ごとに筆や紙も選んでいるようです。

先生も「普段使っている紙質が変わってね。まるでヤスリの上に筆を置いているようですよ。」と言っていました。

東鶴さんも「こちらは暴れる筆を使いました。こちらは紙質を変えましたと・・・」

私のレベルではついて行けません。

 

今日のタイトルは何だか意味が分からないと思います。

 

 

こんなデザイン?マーク?しるし?何だと思いますか?

*自分のブログにも同様の内容を紹介しています。

 

私の番になりました。

先輩方の素晴らしい作品のあとです。

私は作品提出でなく、お月謝の提出のみ(だけ)でした。

先生は一番お喜びかと思います。

「萬鶴さん、まぁ~席へ」

私から、今日できればお聞きしたかったのが、雅号の書き方です。

どうも雑で上手く書けない。書本体とのバランスがイマイチ・・・なのです。

先生にお手本をお願いしました。

そうしたら ↑ のしるし?を書き始めました。

 

 

そして、私の雅号(萬鶴書)と書いていただきました。

太く、細くで変化を付けています。

それぞれ味わいがあります。

 

 

今度は大小ですね。

 

 

何とおりになるのでしょうか?

天文学的数字に書き方があるのですね。

 

 

先生はささっと、マス目を引き「臨」と言う字を書いていただきました。

「臨」と臨書のことで、簡単に言えば原本を真似て書くことです。

*先輩方には幼稚とは思いますが、書のことをご存じない方もブログを読まれていますのでご勘弁を!

真似て書いた時は、雅号を書いて臨と付けます。

私は原本を真似て書きましたとの意味です。

「萬 鶴 臨」です。

 

これは今年の墨華展にお出しする臨書の作品です。

 

 

それぞれの字を繋げるとか、切るとかもあります。

同じ書体でも感じが随分異なりますね。

 

 

書道って奥深いですね。

これが魅力かもしれません。

今日は雨。

午後から仕事です。 

月曜日は飾り付けに伺います。

 

萬 鶴


篆刻への道

2013-04-17 | 書道

ちょっとタイトルがオーバーですね。

ただ入門の動機が、東鶴さんより書道やらない?と誘われ、篆刻が楽しめるならと始めました。

基礎が大事と、そこからスタートしました。

今は、十七帖(二種)、顔真卿 麻姑仙壇記、篆書、苦銕印選を取り組んでいます。

篆刻への道が始まりました。

「苦銕印選」(くてついんせん)を習い始めました。

 

 

先生のお手本です。

正直、これは何だろうが印象です。

 

 

いやぁ~難しい!

やればやるほど興味も湧いてきます。

先生も長期計画で、ご指導して下さっているのでしょう。

私には作品展のほとんどが篆書を出させていただいています。

瓦当文や専文も楽しんでいます。

 

 

この、「苦銕印選」は近代中国篆刻界の巨匠、呉昌碩の生涯の傑作を結集したもので普及版とのことです。

苦鉄印選」は、呉昌碩の弟子の方節庵が、呉昌碩の印の大成を集めんとしてつくった傑作集と紹介がありました。

その印影437種すべてを収録してあ るものです。

段々書籍や参考本も増えてきました。

あとはやる気があれば・・・です。

4月22日の墨華展の飾り付けに伺う予定です。

そして26日の表彰式と祝賀会にも参加させていただきます。

もちろんカメラを持って、記録写真を撮らさせていただきます。

 

萬鶴

 

 


土曜日午前のお稽古場

2013-04-13 | 書道

先週は「明鏡止水ピンクラベル」の賛否と争奪戦をご紹介いたしました。

その余韻が冷めやらぬ中、お稽古は続きます。

そして、中田仙鶴さんのころお茶をいただきました。

 

 

 

土曜日午前中のお稽古場の雰囲気です。

墨とお茶の香りがミックスアップされ、至上の場です。

 

 

壁面にも軸が飾れれています。

これはなんて言うのでしょうか?

雅印が押されている軸装です。

お二人の先生の作品が一枚に。

未熟な私にとっては説明ができません。

 

 

吉野先生が筆(お稽古)を止め、数冊を並べました。

「高石峯作品集」とあります。

また「伏見冲敬」先生の作品です。

 

 

これ以上、ご説明も出来ません。

凄い雅印だなぁ~・・・です。

私も篆刻をやってみたくて書を始めました。

吉野先生は“基本が大事ですからね。“そのうちに嫌と言うほど彫らせてあげます・・・”と

そして今、教えていただいているのが「苦銕印選」です。

今日は何のご説明も出来ない内容でした。

 

萬 鶴

 


原本を観て書くことをすすめます

2013-04-11 | 書道

3月の月例競書をお出ししました。

いつものとおり、お尻に火が付いてから書き上げています。

今回の条幅は、唐 顔真卿の争坐位文稿からでした。

 

 

墨華誌には条幅参考作品が記載されています。

今回も難しそうな書です。

 

 

臨書ですので、「原本を観て書く事をすすめます」と記されています。

唐 顔真卿の争坐位文稿は持っていませんでしたので、ジュンク堂吉祥寺店へ行ってまいりました。

このお店はかなりの書籍が揃っています。

1600円+税で買い求めました。

 

 

こちらは先生のお手本です。

そうかぁ~、こうやって書くのかぁ~。とお手本とにらめっこです。

 

 

こちらが原本です。

私だけかも知れませんが、原本を観て臨書することはかなり難しいですね。

字によっては、書き順もわかりません。

書き順は先生のお手本を観て墨の運びなどから推測いたしました。

こうやって、一歩一歩微速ですが前進するしかありませんね。

4月号は後漢 曹全碑 隷書からです。

今回もそれなりに頑張ります。

 

萬鶴

 


明鏡止水ピンクラベル

2013-04-07 | 書道

 

みなさまご存知の長野県佐久市茂田井 大澤酒造の美酒「明鏡止水」です。

土曜日にお稽古場での出来事です。

左側は新たに発売されたピンクラベル。

右側は黒ラベルです。

ここで、意見が分かれました。

 

 

うぅ~ん、日本酒でピンクラベルですかぁ~。

可愛く良いじゃない!

日本酒もワイン風になって、世界で飲まれているようですよ。

テレビでも、蔵元は海外販売を50%以上にしなければ・・・。との意気込みですね。

さて、どちら?

 

 

ちなみに、ピンクラベルは「香味のバランスの良さが光ります。」と記されています。

日本酒度+3 酸度1.9です。

 

 

こちらは黒ラベル

「ふくらみのある香味をお楽しみください」と記されています。

日本酒度 +5  酸度1.8

 

 

東鶴さんが早速、facebookにアップです。

これで全世界に発信できました。

土曜日の朝のお稽古場では、こんな話で賑わいました。

結局、ピンクラベル容認派が多数のようです。

先生だけが・・・(無口に?)

そして、YTSしの、いきょ、ょどうかい)ジャンケン大会が始まりました。

 

 

このピンクラベル争奪戦です。

最初はグゥ~。

二人落ちして、決勝戦は3人で・・・

最後に勝ったのは萬鶴でした!

“こいつぁ~ 春から縁起がいいわい~”

萬鶴の独り言でした。

ちなみに私の座右の銘は「棚からぼた餅」と「漁夫の利」です。

 

萬鶴