むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

第三回 むさしの墨友会書展(打合せ)

2014-07-31 | 書道

我が「第3回 むさしの墨友会書展」の開催内容について打合せを行いました。

まぁ~、打合せと称して一杯(暑気払い)やることが目的でした。

場所は吉祥寺のビアホールです。

 

 

この日は9名の参加者です。

先ず、重要事項をご説明いたします。

開催日は、平成26年11月7日(金)午後3時ごろから、8日(土)と9日(日)の3日間です。

場所は昨年同様に三鷹駅北口のかたらいの道「市民スペース」です。

みなさま方のご来場を心よりお待ち申し上げます。

と言うことで、暑気払いが始まりました。

 

 

みなさん好き勝手に注文いたします。

焼き鳥ぃ~!

刺身盛り合わせぇ~!

ビールといえばソーセージ!

 

 

大人の集まりと言うのでしょうか?みなさん話題豊富で、ポジティブな会話です。

多くのみなさんが年金をいただいていますからね。

 

 

冷酒をいただく者。

常温でいただく者は二人で豪鶴さんと宗鶴さんです。

お二人の会話をご紹介します。

「おい、常温って何度かな?」

冬の常温(室温)は寒いし、夏は?

結局、二人は2本目からぬる燗にしていました。

またも会話です。

「日本はまぁまぁ~とか、中途半端と言うのか曖昧な言葉が多いな」

「また、この曖昧が良いんだよ!どっちにも取れるところがね。」

「ぬる燗も中途半端だな」

「これが美味いんだよ」

「このどっちも付かずがいいね!」と・・・。

 

 

酒には塩辛が良いね。と注文の追加です。

 

 

鶴城さんが食べやすいようにカットしてくれます。

それぞれが少し気を使い、自分の役割をそれとなく果たすところが、むさしの墨友会なのでしょう。

 

 

あらぁ~、「麦ろっく」が出てきました。

2本飲みましたよ。

 

 

今日は火曜日だけど、土用の鰻が食べたい!とオジンギャクを言いながらの注文です。

 

 

〆はやはりおにぎりかな?とまた注文です。

 

 

豪鶴さんと宗鶴さん

いつもの笑顔です。

 

 

そして、豪鶴さんの〆になりました。

ロレツ?も回らなくなって、少し長い〆の言葉でした。

最後は十締めで終えることができました。

楽しい仲間の会でした。

 

(萬 鶴)


墨華書道教育部作品展 併設 一般部選抜展

2014-07-21 | 書道

平成26年7月18日(金)~21日(月)本日まで、吉祥寺の2会場で墨華書道展教育部作品展と一般部選抜展が開催されています。

私は昨日、第二会場の吉祥寺・スペースBeからお伺いしました。

 

 

 

会場には吉野大巨先生と小林翠径先生がいらっしゃいました。

ご挨拶して作品を見させていただきました。

 

 

「生きる力」と「大わらい」

どれも大事な内容です。

最近、大わらいすることも少なくなりました。

何故でしょうか?

 

 

一般部選抜作品です。

少しだけご紹介しました。

そして、第一会場の武蔵野市吉祥寺美術館市民ギャラリーに伺いました。

 

 

各先生方が受付対応されています。

和服がお似合いでお綺麗ですね。

 

 

「平和な世界」

最近世界情勢も緊迫しており、あちこちで紛争が起きています。

また、多くの自然災害も発生しています。

異常気象もこれほど起こると異常とは言えませんね。

平和な世界はいつなるのでしようか?

「足音高く」「苦心発明」なども作品も紹介されています。

 

 

各先生方の作品も多く展示されていました。

桑原翆邦先生書・宮本旭水先生書・浅沼一道先生書の作品は写真に納めませんでしたので、直接会場でご覧下さい。

帰りがけ、吉祥寺美術館の館長とお会いしました。

昔の仕事仲間です。

お茶をいただき、昔話に花が咲きました。

なんでも昔話っていいですね。

 

 

会場を出ると吉祥寺の雲行きが怪しくなってきました。

ポツリと雨が・・・。

そして夕刻になると、どしゃ降りです。

 

 

東京アメッシュ(雨の動き情報)を見ると、東京区部から川崎、武蔵野・三鷹辺りも真っ赤な表示になっています。

住んでいる地域もゴロゴロピカピカと雷鳴が届きます。

豪雨になっています。

 

 

家周りも久しぶりに水が溜まりました。

みなさんの地域(お住まい)はいかがでしたでしょうか?

 

 

やがて、小雨になり晩酌を始めました。

テレビ情報でも記録的な豪雨と報道しています。

いろいろとある一日でした。

 

(萬 鶴)


古典臨書研究会報より

2014-07-19 | 書道

もう、7月も半ばを過ぎました。

梅雨明けは近いと思いますが、来週末になるのかな?

昨日、古典臨書研究会 代表 米田英石先生よりの会報が届きました。

 

 

 

楽しみに読まさせていただいております。

 

 

今回は「大海を知らず」が表題になっていました。

・・・書に向かう時間が殆ど確保できない農作業の忙しい時、ストレスが溜まる。

そんなとき寸刻でも書に向かうことのできる古筆の臨書をする。

硯に水を数滴落とし、直ぐ勉強できる。

有り難いことであり、本当に楽しい。

時間があればあるように、なければないように、まさにあるべき様にでしょうかね。・・・・

ところで・・・

して四月十九日にご丁寧なるお手紙と書展の素晴らしい冊子を賜った。

東京は「むさしの墨友(すみとも)会・代表者 会田東鶴先生であった。

 

 

そのお手紙には「・・・略・・・第二回目の特徴としては、メンバーの殆どが『誰々展』に出展経験があることから、『誰々展』コーナーを設けたことが挙げられます。

・・・略・・・

『誰々展』の趣旨をご来場の方々にご理解いただけるように工夫をしてみました。

 

 

誰々展コーナーは、まるで学生達が正副で整列しているかのような清々しさが感じられ、多くの先生方からも良い試みであるとおほめをいただきました。

これに気を良くして、第三回展においても踏襲したいと一同一致しているところでございます。

・・・略・・・」でした。

 

 

「誰誰書展」のコーナーはじめ、その趣旨までも刷ってくださり、発信くださっての営みに我々は本当に有り難く、深く感謝しております。

 

古典臨書研究会報(338号)米田英石先生よりのご感想を拝借いたしました。

 

 

書を始めて間もない仲間が集まり、まるで幼稚園の発表会のような感じで、書展を開催させていただきました。

決して、大きな会場で盛大な書展とはほど遠いものと感じております。

逆に、素人的な発想と、いかにご来場いただいた方々に楽しんでいただけるかなどを考えております。

書を通じて楽しき仲間が集まり、研修会と称しては小旅行や飲み会なども頻繁に?行っています。

 

 

これらの冊子も手づくりで、今回はホッチキス止めです。

安価で楽しむことも考えています。

しかし、たび重なる飲み会の方が高くつきますね。(笑)

近々、梅雨が明けていないのに暑気払いをやろう!との声も上がっています。

今回は小さな仲間うちの書展を、会田東鶴さんを通じて米田英石先生のお目にとまり、会報までにご紹介くださり深く感謝しております。

第三回 むさしの墨友会書展も力まずに、このような雰囲気で開催できればと思っております。

重ねて、米田英石先生 当会をご紹介くださりありがとうございました。

 

(萬 鶴)


あぁ~7月も半ばになっちゃいましたね。

2014-07-16 | 書道

忙しい?とは心を亡くすと書くのですね。

別にそんなに忙しかった訳ではありませんが、月日の流れの方が早いようです。

最近は特にそう感じます。

今日のことは覚えていても3日前は忘れています。

だけど、昔のことはハッキリと覚えているんですよ。

不思議です。

 

 

 

お稽古場の雰囲気も季節を感じますね。

これって、写真の撮り方が上手なのでしょうか?

良いアングルかと思います。

きっと、素敵な?(もちろんですよ!)お稽古場と想像できることでしょう。

 

 

 

雙暢展へお出しする作品を書いています。

先生の書かれたお手本とにらめっこしています。

何枚書いたか・・・25枚くらいかな?

とりあえず4枚ほど選んでいただきました。

もう一度、時間を置いて書いて見て下さい・・・とのことです。

頑張ってみます。

いつもの団扇を見せていただきました。

 

 

今年は少し遅れているとのことです。

300枚(本)書くそうです。

萬鶴さんもお好きなモノをお持ちください。と2枚いただきました。

 

 

「潤影見松竹」

 

 

「微風拂面生」

これをいただきました。どちらも涼しさを呼ぶ言葉です。

梅雨明け宣言はいつなのでしょうね。

今は天気予報関係者も断言はせずに、梅雨明けした模様?などとの言葉を使っています。

私としてはハッキリと言って欲しいと思いっています。

多少違っても責任を取れなんて言わないですよ。

時代の流れなんですかね?

こんなことが多い時代になりました。

それを感じるのは、それだけ自分が歳をとったからですかね?

気に触ったらゴメンナサイ!

 

(萬 鶴)


ギリギリの世界

2014-07-07 | 書道

土曜日のお稽古場です。

この日も、秋山彩翠さん・会田東鶴さん・中田仙鶴先生・私(萬鶴)の順で、ご指導を受けております。

みなさん沢山の書を提出していました。

私はお月謝と雙暢展用の作品をお見せ(一回目)しました。

私は午前の部の最後のようです。

 

 

全紙四分の三の大きさに6文字です。

それでも10数枚は書きましたかね。

その中から3点を選んでいただきましたが、まだ時間がありますので次回は第2回目をお出しする予定です。

次の方がいらっしゃらないので、みっちりと2時間ほどご指導いただきました。

その中で、先生は「篆書の面白サ ギリギリの世界」とコメント書きしてくださいました。

まだ、しっかりと理解はできませんが、わかる様な気もいたします。

 

 

そして、緩急・広狭・濃淡などの話です。

良く言われますが「広イ所ハ 馬オモ通ス 狭キ所ハ 風オモ通サズ」とのご説明がありました。

実際に朱を入れていただくと良く理解できます。

 

 

 

ただ平凡に書くのではなく、全体を見ながら変化をつける・・・。

最後も山で閉める。

谷で閉めるなどを考えて見ましょう。と・・・。

そして、何やら奥の部屋から桑原翠邦先生の書を出して来られました。

 

 

「乗此清風」と書かれています。

八十三歳の作品です。

 

 

なんてコメントして良いのかわかりません。

筆捌きの音が聞こえるようです。

 

 

 「風」

凄い筆使いですね。

桑原翠邦先生は下敷き(毛氈)を三枚重で30年もお使いになっていたとのことです。

その30年お使いになった毛氈がこのような字を書くとも言っておりました。

新しいツルツルの毛氈とは異なるようです。

あえて、毛氈を緩ませて書くとか・・・。

うむぅ~です。

この段階で1時間以上のお話がありました。

そして、検定試験用のお手本も3種類を書いていただきました。

いつも生徒さんの性格や書風?を思いながらお手本を書かれているとのことです。

期待に反しないように頑張らなければ!

 

(萬 鶴)

 

 

 

 

 

 


自己流から一流へ

2014-07-01 | 書道

週に3日ほど、羽田空港近くまで通勤しています。

個人的なことですが、通勤時間は1時間50分~2時間くらいですかね。

今までが近すぎたのか(自転車などでは20分くら)、遠距離に感じます。

家を出るのも6時10分くらいです。

 

 

通勤時に見かける看板です。

(モノレールの浜松町駅)

「自己流から一流へ」と書かれています。

何でもそうかも知れません。

自己流で大成する方は少ないのでしょう。

 

 

別に一流を望んでいる訳ではありませんが、お稽古事や習い事は自己流には限度があるのでしょう。

私はそれにしても、お稽古不足は否めません。

いま、雙暢展(そうちょうてん)用の作品を書き始めました。

5~6枚書きましたが、これからが本番です。

先生のお手本を見ながら、そして書いていただいているときの息遣いや筆の運びを思い出しながら挑戦しています。

この土曜日に先ずは、第一弾を見ていただく予定でいます。

きっと、まだ時間はありますよ。と言われることでしょうね。

 

(萬 鶴)