むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

奈良誰々展と格闘

2011-11-30 | 書道

鶴城さんに遥かに遅れをとって、昨日(〆切り過ぎて・・・)奈良誰々展の出展作品を提出してきました。

お稽古日ではありませんが、電話の向こうでは、先生は快く“いつでも どうぞぅ~”とおっしゃっていただきました。

 

 

月曜日にお休みをいただいて、朝から必死に格闘です。(書き上げました)

 

 

今回はおめでたい字で、「長楽除凶利生大吉」です。

「長」と言う字の書き方などが分かりませんでしたので、先生に問い合わせファックスをいただきました。

また、枠のある書は初めてです。

難しいのですが、面白い!

 

 

先生のお手本を脇に置いて・・・。

先生曰く「枠は先に書いても、後から書いても良い」とのことです。

いつもの(ダ)ジャレが出ました。

“これを書くとワクワクするでしょ!”です。(小さな笑)

 

出展用と軸装に出来ますよ。と2枚選んでいただきました。

そして、来年の干支の話になり・・・。

お手本として「龍」を書いていただきました。

 

 

竜・龍・辰の違いは、私のブログで紹介しています。

本来の意味は変わりませんが、辰は時間、干支、方位などに使われるのが主のようです。

 

 

 

そして、龍の「月」は“肉月”とのことです。

月にもいろいろな意味があることが分かりました。

 

 

「月」はムーンですよね。

 

 

 

 

勝と言う字の「月」は舟・・・。

 

 

青の「月」は丹とのことです。

全て「月」はmoonからきていると思っていました。

龍は天高く、お月さまに届くくらい昇る意味だと思いましたが、蛇の胴だったんですね。

これが邪道(蛇胴)な考えだったのでしょう。

最近、腹回りの肉付き(肉月)が気になる萬鶴でした。

 

 


継続は力?...(東鶴)

2011-11-27 | 書道

不老体操(浴場開放事業)実施30周年記念式典がありました。

参加者の中で最高齢の方に表彰状を差し上げました。

なんと、数え年104歳の男性の方でことばもはっきりとしていらっしゃいました。

今日はその方のオーラをいただきました。

「すべてのことに感謝、感謝」だそうです。

 

東鶴も吉野大巨先生のところで書を習い始めて9年目。

相変わらず、時間のない中、まとめ書きのまとめ押し(雅印)の状態です。

もう何回、洗濯バサミを壊しては取り換えたことでしょう。

 

洗濯物干しも今日は、こんな感じです。

不老体操ではありませんが、書の方も、継続こそ力となるでしょうか?

 

 


立教大学書道研究会...(東鶴)

2011-11-26 | 書道

立教大学書道研究会の五十周年記念書道展が

武蔵野市民文化会館の展示室で開催されています。

元講師の先生方の作品を始め、OBの方々、現役の会員の方々の作品など

44の立派な作品の展示がされていました。

 

中でも東鶴の目を引いた作品は「針切」の全臨で

優れた臨書が表装の渋さと使われた紙とも一体化して

思わず見とれていると、作者の方が気軽に声をかけてくださいました。

なんと、仮名を始めて一年あまり、とのことにまたまたびっくり!!

来年の3月9日から11日までの間、武蔵野市民文化会館の展示室で

立教、慶應、早稲田、明治、国学院、日本女子、東京女子、跡見女子大学などの

連合書展が開かれるそうです。 皆さんぜひ見に行きましょうね。

 

閑話休題

 

その後、皆様お馴染みの翠蘭でランチ。

こんなチラシをいただきました。

先日の「超早めの忘年会」は「翠蘭」は大赤字だったのでは?

鶴嶺さん、重ね重ねありがとうございました。

 

 


ブログアップの方法

2011-11-25 | 書道

鶴城さんより、ブログアップの方法を教えてほしいと連絡がありましたので、私流をご紹介します。

 

先ず最初は、「むさしの墨友会」のブログを開きます

 

左側の欄に編集画面にログインの表示がありますので、クリックしてください。

 

するとgooIDログインの表示が出ます。

 

本人であるかを確かめるために、ログインs・・・・i パスワ‐ド????を入力します。

 

そして、 黄色のログインします。

 

 

使いたい画像をディスクトップに張り付けます。(携帯で撮った写真は解像度を下げなくてもOKかも)

萬鶴の場合は解像度を下げている(電子メール314×235

 

 次に、左横のホルダーで画像ホルダーをクリックします。

 

画像を選択します。

 

 

 

 

赤く囲われた「画像を選択してアップロード」をクリックする。

 ・上の方に「アップロードするファイルを選択します」の表示がでる。

 ・左側の二番目ディスクトップをクリックする。

   そうすると、ディスクトップにマイドキュメントとか、マイコンピュータなどの表示がある。この中で画像を探し、ポイントしてクリックすると黒くなります。

   2枚以上の場合はShiftキーを押しながら次の画面をクリックすると、2枚でも3枚でも選択できる。

 

次に開くをクリックする。

 

そうするとアップロードを開始しますか?の表示が出ます。

OKをクリック。

PCが動き、画像の登録が完了しましたと表示される。

 

*解像度が高い場合は、ファイルサイズが大きすぎますと表示がでます。

落としてやり直してください。

 

ここで、写真の取り込みは完了です。

  

 

次に、自分の紹介したい内容をアップするのですが、Gooブログの左側の欄を見ると、ブログを見る

 新規投稿 チャンネル作成 などの表示がありますが、2番目の新規投稿をクリックします。

 

すると画面が変わり、記事のタイトルを入力してください(必須と書かれている部分に書きたいタイトルを入れます。書きましたか?

 

次にカテゴリーです。カテゴリー追加で「書道」とするのも良いのでしょう。

 

ジャンルです。ウエブログにしている方が多いようです。

 

ハイ!書きたいページが表れています。

そのページに、登録した画像を張り付けます。

 

右側に張り付けた画像が出ています。

 

張り付けたい入れたい画像をクリックします。そうすると編集画面に表示されます。

 

 

 

画像をクリックしてセンターに持ってくると、見やすくなります。

 

あとはお好きな内容で、文章を書いてください。

 

書き終わりましたら、公開するを✔して投稿する。をクリックしてください。

 

まだ、書き終えていない場合は、下書(公開しない)をして、投稿するをクリックしてください。

これで終了です。

やり直したい場合は、再びログインとパスワードを入れて、記事一覧から入り込んでください。

鶴城さん、頑張ってください。

 

 

 ↑ の画像は 障がい者センターの「絵の会」の作品です。

分からなくなったら、むさしの墨友会のフェイスブックでお問合せください。

 

(萬鶴)

 


お隣のギャラリー(鶴嶺)

2011-11-22 | 書道

先週のお稽古の際に吉野大巨先生から佐藤麗翆さんの書が

吉祥寺のとあるギャラリーに絵画などとともに展示されているので是非にと

「二胡とむさしの絵画展」 の案内はがきを頂戴いたしました。

良く見てみると・・・近い。

なんと私職場すぐ隣ビル1階に (「」が多い文章になってしまった)

そのギャラリーはありました。

(武蔵野市吉祥寺本町1-20-11YKビル1階)

いままでここにこのようなギャラリーがあることをまったく知りませんでした。

早速お伺いしたのは先週の木曜日お稽古のあと。

そして本日は、萬鶴さんと共になんとなく2回目の訪問となりました。

 

 

展示されている絵画です。

萬鶴さんはこのギャラリーの事をご存知なかったようでしたので

前回のお稽古の際に吉野先生からご紹介があった旨をご説明いたしました。

何故?萬鶴さんはこのギャラリーの事をご存知なかったのか・・・

お稽古に通われている方ならだれでも知っていることなのに・・・・

答えは簡単ですよね。萬鶴さん

 

 

これは水彩画でしょうか?

 

 

この様に絵画と書が並んで展示されています。

右端の書が佐藤麗翆さんの書かれたものです。全紙を半分にした位の大きさでしょうか。

そして写真には写っていないのですが・・・

足元には「アラジンと魔法のランプ」に出てくる空飛ぶ絨毯みたいな物も展示されていました。

 

 

こういうのは水墨画って言うんでしょうか?

違っていたら訂正をお願い致します。

 

 

萬鶴さんは左側の書に見入っていました。

私には難しいことは分かりませんが、全体のバランスが大事なのかなあ・・・・っと

ため息が出るばかりです。

 

 

そして再び登場の書

これはいったいなんという書体なのでしょうか?

そして 麗翆  臨 となっていますので、原本があるのですよねえ・・・?

吉野先生、次回のお稽古の際にご教示いただければと存じます。

 

本日はカメラを用意しておりませんでした。

よって携帯電話のカメラで撮影した画像となってしまい

お見苦しい画像となりましたことをお詫び申し上げ、先ずは、本日の速報をお届致しました。

 

 


他の趣味 ダンス試合結果  (萬鶴)

2011-11-21 | 書道

書道を始めたのは3年前からですが他にも沢山趣味があって、それをこなすにも結構大変なんですよ。

趣味の多さから、先生は私に萬(よろず)鶴の雅号をくださったのでしょう。

自分でもそのとおりですので、気に入っている萬鶴です。

さて、昨日 多摩東ブロックダンススポーツ大会が、近所の調布市体育館で開催されました。

300組の出場で、関東近県(静岡・埼玉・山梨・・千葉・神奈川・群馬・茨城・東京)、そして沖縄からも参加です。

 

 

私はラテンとスタンダード(燕尾服を着る)に出場しました。

輝くトロフィーが飾られています。

 

 

背番号は106番。

いよいよラテンの試合が始まりました。

4年ほどラテンには出場していませんでしたので、それなりのランクでの出場です。

一次予戦の点数はあまり良くありません。

次に進むにはギリギリのところです。この会場(試合)はレベルが高く感じます。

何とか準決勝へ進むことが出来ました。

パートナー(女房)との呼吸も合ってきました。

点数も上位です。

 

決勝戦へと駒を進めました。

 

 

決勝戦での結果です。 

いやぁ~優勝ではありませんでしたが、準優勝でした。

優勝したかったのですが、埼玉県から来られた方に負けました。

でも、久しぶりのトロフィーですので嬉しいですね。

 

 

そして、スタンダードC級戦です。

140組出場です。

わぁ~上手な方ばかりです。

結果、四次予選まで(あとは準決勝・決勝)

四次戦まで進められたことに満足しています。

これで今年の試合は終了いたしました。

 

あとは先生から送られてきましたお手本(奈良展用)の書き上げに打ち込みます!?

今年も何だか忙しい日々が続いています。

そうだ!今週は老人クラブの方々と南房総市へ宿泊(土・日)で行って来ます。

反省することばかりのこの一年でしたが、またこのシーズンですので反省会?が多くなることでしょう。

 

(萬鶴)

 


超早めの忘年会 会計報告 (なんとなく幹事)

2011-11-14 | 書道

超早めの忘年会 会計報告を下記のとおりさせていただきます。

内容は記載のとおりです。

ご確認をお願いいたします。

 

 

なお、この度の「超早めの忘年会」を開催するにあたって、吉野大巨先生より上手に書ける筆13本(参加者全員とジャンケン大会用2本)と最高級の筆1本。また、萬鶴賞として、三輪萬鶴さん手づくりのフラワーポットを寄贈していただきました。

ここにご報告させていただき、吉野大巨先生と萬鶴さんには心より御礼申し上げます。

 

次回は超遅めの新年会を予定しています。

 

なんとなく幹事


実録 超早めの忘年会  (萬鶴)

2011-11-12 | 書道

2011年11月11日(金)

吉野大巨先生をお招きして、「むさしの墨友会」の超早い忘年会を開催いたしました。

むさしの墨友会もメンバーに秋山彩翆さんもご参画いただきましたので11名になりました。

今回の忘年会は佐藤昌翠さんが都合で参加出来ませんでしたが、先生・東鶴さんの奥さまを含めて12名です。

 最初に申し上げておきます。

長い内容ですので、心してご笑覧ください。

 

 

 

場所は鶴嶺さんにお世話になり広東料理の「翠蘭」です。

お料理も特別メニューで8品目になります。

飲み物も各種取り揃えていただきました。

 

 

料理長が腕をふるったものばかりです。

五千両の会費で足りたのでしょうか?

いろいろとお世話になります。

 

 

木曜日のお教室は夜10時近くまで生徒さんがいらっしゃったとか・・・。

きっと、先生は6時からの忘年会に間に合うよう、金曜日の生徒さんを木曜日にお願いしていたのでしょうね。(推測)

 

 

先ずは集合写真です。

遠目ですので、あえてサングラス等の画像処理はしませんでした。

 

 

 

*ここからは初めて参加される方などがいらっしゃいますので、サングラスをかけさせていただきました。

鶴城さんがちょっと遅れて来ることになっていますので、乾杯の練習を豪鶴さんにお願いいたしました。

真面目なご挨拶で、これからも書道に精進するとのことです。

 

 

やがて鶴城さんがお見えになりました。

東鶴さんにご挨拶と乾杯のご発声をお願いいたしました。

そして、吉野大巨先生のご挨拶です。

みなさん、ここまでは真剣に聞き入っています。

 

 

そして、乾杯です。

 

 

松茸とフカヒレのスープ

鶴嶺さん、詳細は加筆していただけますか?

 

 

季節野菜と帆立、大海老、鬼カサゴの炒め山椒風味

 

 

豪華な盛り付けに驚きです。

東鶴さんもパチリしていました。

彩翆さんも見とれています。

 

 

牛頬肉と牛舌のやわらか煮

 

 

活渡り蟹(山口県産)の黒豆ソース煮

 

 

黄ニラの焼きそば

 

 

女性の方には“マンゴープリンスペシャル”イチジクが二切れ

 

 

杏仁豆腐?男性はイチジク一切れ

 

 

並べると、この格差が分かります。

女性に甘い?翠蘭です。

 

そして、吉野先生より年末の素敵なプレゼントがありました。

 

 

字が上手く書ける筆です。(きっと?)

豪鶴さんもGET

 

 

東鶴さんも奥さまも。

(元お教室に通っていました)

 

 

岸○禮子さん “私これが良い~”

 

書くぞう!の鶴城さん

最近は萬鶴よりも一歩リードしています。

 

 

宗鶴さん。

ブラジョフの話に花が咲きました。

 

 

高○京子さん “上手に書ける筆はどれかなぁ~”

先生“お稽古に来なさい。上手にしてあげますよ!”

 

 

萬鶴はこの一本にかけます(書けます!)

 

 

鶴嶺さんは朱の筆。

凄い上達ぶりとか?!

 

 

岑鶴さん

最近、やる気をだして、メキメキと上達しているようです。

 

 

さて、メインイベントが始まります。

恒例(まだ2回目)のジャンケン大会です。

鶴嶺さんと萬鶴が悩んだあげく、トーナメント方式にしました。

勝った上位3人に豪華賞品がGETできます。

参加費は500文。

安いか高いかは、結果次第。

 

 

先ずは一回戦。

東鶴さんVS彩翆さん。

彩翆さん勝利。(一歩前進)

 

 

豪鶴さんVS鶴城さん

画像でわかりますね。

 

 

この画像は勝ち上がった時ですかね。

禮子さんVS豪鶴さん

 

 

先生VS萬鶴

師匠に花を持たせました。(悔しい!)

  

 

壮絶な戦いが繰り広げられました。

前年度優勝者の豪鶴さんは2回戦で敗退です。

予想に反して、岑鶴さん・禮子さん・京子さんが決勝に進出です。

そして、結果がでました!

優勝者はこの方です。

 

 

岑鶴さんでした。

喜怒哀楽をあまり出さない方が大喜びです。

 

 

 

優勝者には、上等な「利尻昆布」

 

 

栄えある第二位は、禮子さんでした。

それなりに上等な「羅臼昆布」

 

 

第三位は京子さん

それなりの「日高昆布」

みなさんお正月に向けて、喜ぶ(昆布)でくださいね。

 

更にジャンケン大会が続くのが、墨友会です。

萬鶴賞です。

萬鶴手作りの「季節の花を入れた木鉢」です。

さらに、特別に先生から筆を2本ご提供いただきました。

これは、一回戦で負けた方が参加できる仕組みです。

更に負けた方が残るのです。

 

 

 

またもや熾烈な戦いが始まりました。

木鉢を持ってのジャンケンです。

 

 

負け続けている三人が決勝戦に出場です。

勝って悔しがる宗鶴さん。

負けて喜ぶ鶴城さんと東鶴さん。

 

 

最後まで負け続けた東鶴さんが優勝です。

まさに、負けるが勝ちとなりました。

大笑いです。

人生って、こんなもんですね。

 

 

鶴城さんと宗鶴さんは、残念ながら?最後に勝ったので筆をGETされました。

苦労した萬鶴は何も無しよ。

 

更に続く・・・

ジャンケン大会。

吉野先生より、「最高級の筆一本贈す」とご発言がありました。

 

 

またまた、全員でジャンケンです。

誰が勝って負けたのかは覚えていません。

このころは、お店のお客さまもいらっしゃいませんでしたので大騒ぎです。

 

 

しぶとく残った豪鶴!

そして、新メンバーの彩翆さん。

みんなの気持ちは彩翆さんを応援しました。

その甲斐あって、彩翆さんが見事勝利しました!

 

 

先生の証明書です。

 

 

細かい字が読めなくなったあなたに、拡大してみました。

2011年11月11日11番席 

めでたい続きです。

 

 

萬鶴からお知らせがあります。

来年5月に、無謀にも「むさしの墨友会書展」を開催したいとの説明です。

まだ、筆を持って3年未満の人がほとんどです。

全会一致でご承認をいただきました。

あとは超遅めの新年会で、詳細を詰めることになりました。

 

 

楽しかった超早めの忘年会もお開きの時間となりました。

長老である?宗鶴さんから〆のご挨拶と一本〆がありました。

みんさんご機嫌です。

 

 

吉野先生と禮子さんは紹興酒の入っていた甕に絵をほどこしたものを戴いての帰宅です。

重かったと思いますよ。

 

ここで「吉祥寺翠蘭」のご紹介

  電話番号:0422-22-0605

住所:武蔵野市吉祥寺本町1-9-10 (ファミリー プラザB1F)

 営業時間:11:30-21:30

休み:水曜日だったかな?

 

 

吉祥寺駅前広場では、イルミネーションが点灯されていました。

今年はいろいろとありましたが、みんさんとの「絆」で何とかここまできました。

あと50日です。

頑張りましょう!

笑った!楽しかった!悔しかった!

 

ここまでご笑覧いただき、ありがとうございました。

長文読解はここまでです。

おつかれまさでした。

 

萬鶴 

 

 

 


三峯神社を参拝(鶴嶺)

2011-11-08 | 書道

本日、毎年恒例の三峯神社の参拝に出掛けて参りました。

この参拝も確か16年目を迎えたと記憶しておりますが、大先輩のお二人と共に

毎年継続している一つの行事となっています。

皆それなりに年輪を刻み、16年前と比べると風貌も変化しましたが・・・

それにも増して変化を感じるのは三峰の気候です。

この様に木々は美しく紅葉しておりますが・・・

年々訪れる度にこの時期の三峯が暖かくなっているように感じます。

以前は防寒ジャンパーを着込んで参拝に向かったはずだったのですが・・・

今年に至ってはワイシャツ1枚でも寒くありませんでした。

流石に夜間は気温が下がるのかドウダンツツジはこの様に色づいています。

もみじもとても綺麗に色づいてはいます。

銀杏も綺麗です。

それにしても暖かい。地球の温暖化ってこういうことなのでしょうか?

良くは分かりませんが、肌で何かを感じます。

さて参道を進んで行くと

この様に道着を着たロシア人の方々が。

確か一昨年もお見受けしたかと記憶しております。

聞いたところによると、極真空手の修行に300名程がここ三峯に滞在しているそうです。

三峯神社の本殿です。

階段脇に巨木(ヒノキ)が聳えています。このご神木には何かエネルギーを感じます。

そしてこのエネルギーを吸収してくるのも、三峯神社参拝の目的でもあります。

そして更にすすむと・・・

昨年は文書だけでご紹介させていただいた本殿壁面の書が見えてきました。

桑原翠邦先生の板戸と同様、板戸に書かれていたものを

彫刻し色づけした物のようです。

宮司さんにお聞きしたのですが・・・なんだか偉いひとが書いて寄進したとか?

・・・いいかげんな説明しかできずすみません。

これらの字を見ていると、今お稽古で書いている太宗さんの

温泉銘の書体に似ているように感じますが如何でしょうか?

昨年はこの板戸の話から、桑原翠邦先生の板戸のお話を吉野大巨先生からお聞きし

そして、その板戸が私の良く知る鮨店にあることを知り、その後色々な展開がありました。

書を始めてまだ2年弱ですが、様々なことを学び知ることができました。

そして色々なことに不思議な繋がりを感じております。

歩みはカタツムリの様ではありますが、一歩一歩書の道を究めて参りたいと思っております。

 

 

 

 


私ごと(他の趣味)  萬鶴

2011-11-07 | 書道

私の他の趣味の一つに、競技ダンスがあります。

パートナーは女房です。

今月の20日には試合がありますので、それなりに(それなりに)頑張っています。

今回アップする理由は、いろいろな部分で書道と共通点がありますので参考にご紹介したかったからです。

 

 

*ダンスをしているときに、サングラスをかけている訳ではありません。

この画像は他のブログに使用しましたので、個人情報の観点からサングラス(処理)にしています。

 書には、篆書・隷書・楷書・行書・草書がありますが、ダンスにはモダン(燕尾服を着る)でワルツ・タンゴ・スローフォックスストロット・クイックステップがあり、ラテン(派手な格好)にはルンバ・サンバ・チャチャチャ・パソドブレ・ジャイブなどのがあります。

これらを合わせてテン(10)ダンスと呼んでいます。

それぞれに歴史があり、踊り方も全く異なります。

↑ の画像はタンゴです。

歯切れが良く、スタッカートがありますので、しいて言えば隷書風ですかね。

 

 

この画像はスローフォックストロットと言って4拍子ですが、穏やかな流れるような踊りです。

草書的な雰囲気ですね。

 

ダンスのフロアーを一枚の紙に例えれば、どこからスタートするかも大事な要素になります。

隅でチョコチョコ踊っていても絵になりません。

デモンストレーションと言って、広いフロアーを1組で踊る場合は、観客のみなさんを意識して、派手に出るのか、静かに出て盛り上げていくのかなど、ステップや曲を選びます。

試合の場合は、フロアーに14~15組くらい出ますので、美しく目立たなければなりません。

書道の検定試験のようですかね。

これらは一晩で出来る訳ではありません。

1にも2にも練習あるのみです。

一般的に、それなりに踊れるには10年以上かかると言われています。

私は15年くらい踊っていますが、まだそれなりになっていません。

 

 

体を動かす ⇒ これは運動ですね。

曲に合わせて体を動かす ⇒ ラジオ体操かな?

リズムに合わせてみんなで踊る ⇒ 盆踊りのようです。

曲やリズムに合わせて、さらに感情表現を入れるとダンスになるのでしょう。

基本的に二人で踊っていますが、コンタクト(きっと筆圧かな?)が重要です。

基本的に男性の左手がハンドルで、右手でそっと女性を支えます。

難しいのですが、ボディー(右腹)でリードします。

そうすると、ステップが分からなくても女性をリードできます。

また、書で先生がよく言われるように、無限の宇宙行って戻って来るような大きな弧を書くイメージもダンスにもあります。

その動きや想いが、見ている方に感動を与えるような踊り(書)になるのでしょう。

一枚の紙やフロアーを使ってどのように表現するか・・・。

その中に感情をどうやって入れ込むかも大事です。

今日はダンスと書道の類似点を少しご紹介しました。

でも、わかっちゃいるけど出来ないのが、ダンスと書道ですね。

 

私は特に感情を表現するのは苦手ですが、勘定を振り分けるのは得意です。

 

なんとなく幹事の萬鶴でした。


軸の掛け替え

2011-11-01 | 書道

私たち「むさしの墨友会」は市内の福祉施設(テンミリオンハウス)3か所に軸や額などを掛けさせていただいています。

先日も東鶴さんと萬鶴で各施設をまわり掛け替えてきました。

不定期ですが、おおむね年に2回です。

会員の作品がそろえばフォーシーズンごとも良いかなとも思います。

 

 

ここは吉祥寺南町の「そ~らの家」です。

11月に入りましたが、秋の気配は少しです。

 

 

中野豪鶴さんの半切軸を掛けさせていただきました。

以前は山崎鶴嶺さんの額が飾られれいました。

午後3時半過ぎでしたので、利用者さんはお帰りになったあとです。

この施設でもお習字教室が開かれていて、80歳台・90歳台の方々の力作が飾ってあります。

 

 

見事でしょ。

高齢者や障がいをお持ちの方々の様子をお聞きするのも大変勉強になります。

 

 

ここは境南町の「花時計」です。

フィンランドでも紹介されたテンミリオンハウスで、小さな子どもさん連れのお母さん方も多く利用しており、明るく元気のある施設です。

もちろんご高齢の方々もいらっしゃいます。

 

 

今回は東鶴さんの軸(半切の半分)です。

子どもさん向けで表千家の茶道教室も行われています。

掛け替え前は、萬鶴の半切の軸です。

 

 

そして、西久保の「川路さんち」です。

こうして、ご高齢の利用者さんが手芸などを楽しんでいました。

また、武蔵野大学看護学部の学生さんお二人が研修生として参加されています。

看護と言うと病院などを想像しますが、これからはこのような場面での活躍も期待されます。

ここには藤井岑鶴さんの軸です。

 

 

同じく、川路さんちですがここには大巨先生の軸を掛けさせていただきました。

こうして、私たちの書(軸や額)が福祉施設に飾らさせていただくのも活動の一つになっています。

書を通じての地域の福祉との関わりをご紹介いたしました。

 

萬鶴