むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

おかげさまで成功裏に・・・「第1回 むさしの墨友会書展」

2012-05-23 | 書道

おかげさまで、成功裏に「第1回 むさしの墨友会書展」を終えることができました。

*成功裏とは:物事が成功した状態であること。

単純明快です。

大成功でした。

2日間合わせて、150名弱の方々が来場していただきました。

当初の予想をはるかに上回る来場者数です。

これもひとえに、吉野大巨先生をはじめとし、各先生方のお力添えがあったからこそであり、会員一同深く感謝申し上げます。

 

 

平成24年5月19日(土)・20日(日)の二日間、福祉施設の武蔵野福祉作業所「やさい食堂七福」をお借りしての開催です。

当日は天候には恵まれましたが、JR中央線の工事により、バスによる振り替え輸送など不通区間もありました。

 

 

前日に会員により会場設営や各種準備を行いました。

昨年の秋だったでしょうか、桑原翆邦先生の板戸(八王子戸吹)の鮨忠さんから輸送している中央道で、書展の開催の話が持ち上がりました。

会員7~8割が、書を始めて4年未満です。

無謀にも(幼稚園の学芸会のように)開催しようと、昨年の暮れに決定いたしました。

幾度とない打合せ(ただの飲み会)を行い、紆余曲折骨格がまとまりました。

 

 

誰もがやらない書展を合言葉に、いろいろなアイデアが出ます。

福祉施設だから、障がいをお持ちの方なども参加していただき、書を親しむワークショップをやらないか?

美味しいコーヒーやケーキでくつろいでいただけないか?

いや、ビールやお酒なども用意して、語らいのスペースを作った良い?

もし、お祝いの品々をいただいたとしたら、障がい者らが作ったクッキー類をお返しにしたら・・・。

萬鶴が得意の木の鉢にポトスなどを入れて、飾ったり場合によっては差し上げても・・・。

BGMでジャズを流そうよ。

そうそう、活動の記録集(飲んでいる場面ばかり)を作ろう!

 

 

そんな素人集団の発想から、書展がスタートしました。

飾り付けも会員のみでしたので、3時間弱かかりました。

でも、これが作っている楽しさでした。

 

 

いよいよオープンです。

予定の11時前から、大勢の方々が来場されました。

 

 

お礼を申し上げるやら、ご案内するやら会員は慌ただしく動き回っています。

 

 

語らいのゾーンを作ったことは大好評でした。

美味しいコーヒーとケーキ。

差し入れていただいたお酒類。

昼食の七福丼。

そして、目次の無い「むさしの墨友会活動記録集」は大好評でした。

みなさん、凄いねぇ~。

こんなの見たことないよ!です。

 

 

嬉しいですね。

こんな場面を想定していました。

誰もが自由に書を見ていただけることが・・・。

 

 

わーくしょっぷコーナーも設置し、大勢の方々に楽しんでいただきました。

まさに、素人集団?だからこその発想と実行です。

担当は東鶴さんと彩翆さんです。

 

 

今回は出来るだけ費用をかけずに、背伸びせずが合言葉でした。

小道具はみなさんの持ち寄りです。

いろいろなことをご紹介したいのですが、何かの機会にとします。

最終日の終了間際でも、大勢の方々でいっぱいです。

 

 

夕刻5時を過ぎて、東鶴さんより終了の声がかかりました。

みなさん拍手です。

岑鶴さんの喜び表現です。

豪鶴さんは少しお疲れかな?(みなさんお疲れでした!)

 

 

全員集合でパチリです。

 

 

七福さんの品々も完売状態です。

お店の利用方法についても前日までいろいろとありましたが、結果オーライです。

七福さん(関係者のみなさん)ありがとうございました。

 

 

なんでも、打ち上げって付きものですよね。

当然、場所をかえて、吉祥寺「翠蘭」さんで打ち上げです。

 

 

岸○禮子さんが、この日のために蔵元から取り寄せていただいた新酒です。

 

始まりましたよぅ~!打ち上げがぁ~!

 

 

 

美味しい料理に舌鼓をうち、会話も弾みます。

周りのお客さんの御迷惑も顧みず、大騒ぎ?です。

段々、ろれつも回らなくなってきました。

宗鶴さんは明日早くにルーマニアへとのことです。

*明日は休みたいなぁ~とポツリと独り言が聞こえます。

 

 

これが最後の写真になります。

よくもここまで読んでいただきました。

全体の流れと雰囲気がおわかりかな?と思います。

 

現場から萬鶴がお伝えしました。

 

お詫び:ご案内のハガキには佐藤昌翠さんも出品されることになっていましたが、ご事情により今回は不参加でした。佐藤昌翠さんの作品を見に来られた方とご本人である昌翠さんには大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。


むさしの墨友会書展 (初日感謝!)

2012-05-20 | 書道

11時にオープンです。

10時半に気合いを入れて、オープン前のミーティングを行っていましたが・・・

人影が?

早くも内田藍亭先生・小林翆径先生がお見えになりました。

 

会場は大賑わいです。

ちっぽけなヨチヨチ歩きの仲間の書展に大先生方がお越しになられました。

感謝感謝です!

約100名近くの方々が来場されました。

*正確には92名です。

 

 

書道の雰囲気を少しでも味わっていただこうと、ワークショックコーナーを設けました。

江戸筆?あばれる筆?なども用意いたしました。

 

 

障がいをお持ちのお子さんの作品です。

素早く書いていただきました。

見事です。

 

 

↓ 義理で?お出でいただいた知り合いです。

 

上手に書こうとすると筆が止まるようですね。

*関係者ですので、サングラス(画像処理)させていただきました。

 

このコーナーも賑わいを見せています。

 

↓ ここは語らいのコーナーです。

 

 

美味しいコーヒーとケ―キで、この雰囲気を味わっていただくコーナーです。

趣旨説明や書に関するお話をしているのは安藤鶴城さんです。

 

 

山崎鶴嶺さんのご関係の方々です。

ありがとうございます。

 

 

私(萬鶴)の知り合いも大勢の方にお出でいただきました。

ありがとうございます。

 

 

吉野大巨先生ご夫妻もお出でいただき、沢山のお祝い品を頂戴いたしました。

ありがとうございます。

「明鏡止水」2種類(2本)も夕刻には空になりました。

先生 また、お願いします。

 

 

ここ福祉施設の「七福」の方々には大変お世話になりました。

販売コーナーも完売です。

今日の分がありません。

 

そして、小さな反省会です。

 

 

反省することは何もありません!

それぞれの役割を果たし、スムーズにこなし、初日がENDしました。

さすが皆さん、人生経験が豊富ですのでやるべきことが完璧です。

みなさんのお顔で、その雰囲気がご理解できると思います。

 

 

このお二人は前日の飾り付けのあと、東鶴さんと何処かへ・・・・?

それでお疲れの様子なんですね。

明日(今日)もありますよ。

 

 

初日が終了しましたので、記念にパチリです。

大久保宗鶴さんは、お友達が来ておりましたので一足先に何処かへ?

 

初日の感想です。

感謝!感謝!感謝!です。

 

(萬鶴)


第一回 むさしの墨友会書展 (ご案内)

2012-05-18 | 書道

いよいよ明日から二日間(5月18日・19日)、第一回 むさしの墨友会書展を開催する運びになりました。

むさしの墨友会は現代書道家の父、比田井天来先生の流れをくむ桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として書を愛好する仲間の会です。

 

 

会員には書道を始めて間もない方(2~3年)が多く、作品をお見せするにはおこがましいところですが、純朴な気持ちで仲間同士が作品をご紹介し合う場として、書展を開催することになりました。

また、会員が愛蔵している桑原翆邦先生の作品も展示いたします。

 

日 時 : 平成24年5月19日(土)・20日(日)

午前11時より午後5時までを予定しています。

 

会 場  : 武蔵野福祉作業所「やさい食堂七福」

*武蔵野文化会館の近くです。

武蔵野市吉祥寺北町4-12-20

お問い合わせは 090-4540-8896 (安藤鶴城まで)

 

 

この書展は、地域福祉にも寄与しようと、福祉施設を利用させていただいております。

障がいをお持ちのお子さんなどと、書道を楽しむ企画も用意しています。

また、“どこもやらない書展”のイメージで、音楽を聞きながらコーヒー・紅茶とケーキを食べながら書展を楽しんでいただければと、素人的な書展ですが一寸お楽しみいただければ幸いです。

*もちろんアルコール類もご用意させていただきました。

19日(土)はJR中央線が一部工事で不通(振り替え輸送あり)になる時間帯がありますが、ご高覧いただけるようご案内申し上げます。

 


● ● ●  ⇒  心

2012-05-08 | 書道

墨華書道展で桑原翆邦先生の作品が数多くご紹介されていました。

そんな中、岑鶴さんと作品の前に立ちましたが・・・。

“萬鶴さん、これなんて読むのかねぇ~?”との会話です。

二人とも書道を始めて間もないことを露呈しています。

 

 

“最初の字は「会」でしょぅ~。あの・・・(点点点)は何だろうね?”

そんな疑問を持ちつつ、お教室に伺ったときに先生にお聞きしました。

「会心不遠」と書いてありますよ。

 

 

●●●(点点点)が心ですか?

この点点点なら私にもかけますね(笑)

 

 

心と言う字が・・・・・最後は●●●になります。

へぇ~です。

今回も良い勉強をさせていただきました!

 

書道歴も浅いことから、書に関する内容も不足しています。

いつもスミマセンね。

 

(萬鶴)


書道との出会い (萬鶴)

2012-05-05 | 書道

武蔵野市では米国テキサス州ラボック市と交流事業を続けていますが、2008年の7月下旬に中学生を引率して渡米いたしました。

ラボック市はちょうど市政100周年を迎えた記念の年でもありました。

記念品の一つとして、日本文化の代表品でもある書の軸装を贈ることになりました。

その作品は会田東鶴さんの師である、吉野大巨先生にお願いしたとのことです。

6月のある日でしたでしょうか、吉祥寺のお稽古場を東鶴さんと伺いました。

 

 

まさに風貌と言い、貫禄と言い、書道家の先生とお見受けいたしました。

私は全く書道には興味がありません。

ご説明いただいてもへぇ~と思うことばかりです。

筆を持った記憶も小学生時代ですかね?

話のやり取りから、東鶴さんに私が「帰国したら書をやりたい」と言っていますから・・・と先生に言うのです。

♪ ばか言ってんじゃ無いよう ♪ でした。

まぁ~言葉のやりとりと、その場のつくろいから、ハンコウを彫る(篆刻と言うのですね?)ことならと言ってしまいました。

 

 

この画像はラボック市の議場で吉野先生の作品をお渡しするところです・

向こうの市長さんは、この桐の箱が作品と思ったようです。

 

 

良くご説明して、桐箱を開けさせていただき、作品をご紹介しました。

周りの方々から大きな歓声と拍手が沸き上がりました。

これで預かった作品をお渡しする仕事は終えました。

帰国するまで書のことは全く忘れていました。

当然、東鶴さんと吉野大巨先生にお渡しした状況説明とご挨拶に伺いました。

その日です。

早速先生に半紙に書かれた朱の字を何枚かいただきました。

宿題です。(まだ入門もしていないのに・・・)

そして、9月ごろでしたでしょうか?今から思えば雙暢展の祝賀会にも参加していました。

(まだ入門もしていないのに・・・)

半分しかたが無く、成り行きで平成20年(2008)9年5日に入門する羽目になりました。

翌年の平成21年2月に、吉野先生から封筒が届きました。

中を開けると、授号すると書かれています。

雅号は「萬鶴」です。

 

 

何故か分かりませんが、2009年・2010年・2011年・2012年と4年連続で墨華展で入賞させていただきました。

今だ、何故だか分かりません。

今年は墨華会賞 第二部をいただきました。

気を良くして、もう少しは続きそうです。

さて、当初の思いである、篆刻はいつから・・・

基礎が大事と先生に言われていますが基礎はまだまだですので、当分は今の状態が続くことでしょう。

思うことあって、「舞」と言う字 一字を半切に15枚ほど書いてみました。

女房が脇から見ていて、“あら やる気になったの?”と言うのです・・・。

 

連休後半に写真を整理していて、書との出会いを題材に取り上げました。

 

(萬鶴)


第34回 墨華書道展 祝賀会

2012-05-01 | 書道

表彰式に引き続き、祝賀会の雰囲気をご紹介いたします。

 

 

各先生方より祝賀会のご挨拶が始まりました。

 

 

浅沼一道先生よりご挨拶です。

 

 

浅沼一道先生は仐寿のお祝いで、墨華書道研究会後援会会長の藤本溪華先生より花束の贈呈です。

 

 

 

浅沼先生の奥さまは㐂寿のお祝いです。

遠藤史佰先生より花束の贈呈です。

奥さまは喜寿には見えませんね。(お若い!)

 

 

墨華特別大賞を受賞された、準同人 仁平渓舟さんよりご挨拶をいただきました。

 

 

田中廣悦さんの立ち姿をショットです。

 

いよいよ祝宴の始まりです。

 

 

 

 

各先生方が壇上にあがりました。

理由はわかりません。

 

 

恒例 中田仙鶴さんの〆です。

 

 

以上が第34回 祝賀会の雰囲気です。

来年も受賞式や祝賀会に参加できるように頑張りたいものです。

 

(萬鶴)