むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

牡丹と芍薬

2015-05-09 | 書道

ゴールデンウィークも取り方によっては異なりますが、長い方では明日までです。

もちろん、ず~っとゴールデンで過ごされている方もいらっしゃるかと思います。

今日は牡丹と芍薬をご紹介いたします。

 

 

4月中旬から下旬にかけて、牡丹が咲きました。

色鮮やかな赤色です。

 

昔から女性の美しさを表現する際に、

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言う言葉が使われています。

 


書道を愛好する女性陣にこの言葉がぴったりだと思います。(そう思いたいですね)

そして、今は芍薬の花が咲き始めました。

 

 

 

清楚な純白です。

これも書道を愛好する女性陣の心のようです。

牡丹は女性の清楚なさま

芍薬は女性の華麗さ

百合の花は、女性の美しさ、を表していると記されていました。

私は実物を見ていると、芍薬と牡丹は逆のような気もいたします。

まぁ~どちらも同じかも知れませんが・・・。

ところで、牡丹と芍薬の違いってわかりづらいですよね。

ボタンは木なので枝分かれし冬も樹形がはっきり確認でき,

シャクヤクは草なので冬は幹が残らず毎年生えてくるというものだそうです。

木と草の違いのようです?

 

そして、庭にはテッセン(クレマティス)も咲いています。

 

 

なんと表現して良いのか分かりません。

男性の威風堂々としたようにも見えますね。

今日の筆を選んでいるようにも・・・。

 

 

こうして、春を感じ、初夏も感じ、あの暑い夏がやってきます。

でも、その前に梅雨時になりますね。

この時期は天候や気温の変化もありますので、十分にご自愛ください。

今日は我が家の庭での季節感をお伝えしました。

少しは筆を持たねばと思っています。

 

(萬 鶴)