「遊仙」な時間を楽しむ...。
これからしばらくは、俗世界を離れて美の世界に...。
(年越しの準備に忙しい時に、何言ってんだっ、おまえは。)
これは、吉野大巨先生の稽古場にある桑原翠邦先生の「遊仙」。
今年は、新しく雅号を戴いた鶴が四羽も誕生しました。
雅号の次は雅印でしょう?
というわけで、今日はその「押し方」の一例を...。
まずは、印首印の位置決めから。
印首印を逆さに置いてみて位置の具合を確かめます。
一字目より上の位置でも、下の位置でも特に決まりはないようです。
ただ、ものごとの始まりを示すのでしっかりと心をこめて押しましょう。
次に雅印になります。
いろいろな位置が考えられます。
この場合、印を押す位置と落款の位置のバランス、字の勢いを
じゃましないことなども考えて位置決めをします。
これからしばらくは、俗世界を離れて美の世界に...。
(年越しの準備に忙しい時に、何言ってんだっ、おまえは。)
これは、吉野大巨先生の稽古場にある桑原翠邦先生の「遊仙」。
今年は、新しく雅号を戴いた鶴が四羽も誕生しました。
雅号の次は雅印でしょう?
というわけで、今日はその「押し方」の一例を...。
まずは、印首印の位置決めから。
印首印を逆さに置いてみて位置の具合を確かめます。
一字目より上の位置でも、下の位置でも特に決まりはないようです。
ただ、ものごとの始まりを示すのでしっかりと心をこめて押しましょう。
次に雅印になります。
いろいろな位置が考えられます。
この場合、印を押す位置と落款の位置のバランス、字の勢いを
じゃましないことなども考えて位置決めをします。
で、結局これは
というような具合になりました。
ふつうは、次のような道具を使います。
左から「印矩(いんく)」...雅印の正確な位置決めに使います。なくてもOK!
真中が「印褥(いんじょく)」...雅印を押す時の下敷きになります。
一番右が「印泥(いんでい)」...いわゆる朱肉です。使った後は、付属のへらでよく
切り込んで盛り上げて空気に当ててください。
さあ、豪鶴さん、岑鶴さん、鶴城さん、鶴嶺さん!!
雅印を手にしたら、いろいろなものにどんどん押しまくりましょう。
団扇とか扇子とか...(夏物ばかりじゃないかっ。)
押した後は、使った毛遍半紙などで雅印をやさしくふき取ってあげるなど
手入れも忘れずにね。