むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

墨華書道展 (吉祥寺美術館市民ギャラリー)

2012-07-24 | 書道

平成24年7月20日(金)~23日(月)の間、武蔵野市立吉祥寺美術館市民ギャラリーで墨華書道展が開催されました。

教育部作品展・一般部選抜展との同時開催です。

第二会場は吉祥寺スペースBeです。

 

吉祥寺美術館の方は、夏休みに入って若者たちが待ちを散策?している姿が目立ちます。

 

 

ちなにみ、藤井岑鶴さんは吉祥寺美術館も含む、文化施設の理事長さんです。

 

 

入口を入ると、諸先生方の作品が展示されています。

特別参考作品 桑原翆邦先生 宮本旭水先生

特別賛助作品 顧問 浅沼一道先生

主幹 吉野大巨先生

ほか、選抜者の作品がところせましと展示されています。

 

 

教育部と一部混在する展示は、大変刺激になりました。

素直な書を見ていると、自分の浅はかさが分かります。

また、この年齢から書を始めていればなぁ~とも感じます。

 

 

親子連れでしょうか?各作品を見比べています。

"○○ちゃん、上手に書けているね。”

うなづく、子どもさんの笑顔が印象的でした。

 

 

そう、私は土・日と予定があり、お伺いすることが出来ませんでしたが、吉野先生より携帯にショ―トメールが入っていました。

先生もメールを打てるようになったのですね。

我が家に入るFAXの多くは吉野先生からのものでした・・・。

 

(萬鶴)


再び被災地を訪ねて

2012-07-15 | 書道

今日は書道と関係の無い内容となります。

私(萬鶴)は、仕事も含めて、被災地の岩手県などには7回行っています。

被災されたところの復興はまだまだですね。

 

今回はある団体に同行して、宮城県の松島地区と南三陸地区へ行ってきました。

 

 

7月11日と12日です。

 

 

宿(ホテル観洋)の前海は穏やかな眺めです。

写真を撮った場所は4階ですが、ここまで津波は押し寄せたと、支配人の説明がありました。

 

 

売店のコーナーには、以前の宮城県が紹介された記録写真集が置かれています。

また、隣には今回の巨震と津波(激流)が紹介されています。

 

 

ロビーには何処かの企業研修でしょうか、若者がボランティア仕度しています。

まだまだです。

武蔵野市からも被災地の4か所に、職員を長期派遣しています。

 

 

ホテルの支配人に、南三陸町を案内していただきました。

その日の恐怖や状況が、語り部として伝わります。

言葉も、ゆっくりと選んでいるかのようです。

 

 

遠く離れた海まで、何もありません。

見えるのは建物の土台だけです。

ある場所では、重機がコンクリートを砕いていました。

 

 

鉄道の橋台だけが残っています。

あたりはまだ水を被ったままです。

もう、まだ、1年4カ月です。

 

 

この建物で、社会福祉協議会の催しものがあったそうです。

350名近くが地震と津波に遭遇しました。

館長の機転で、“外には出るな!屋上に逃げろ!”と大きな声が飛んだと・・・。

しかし、何人かは外へ・・・。

振り切って外に出た方は、皆 流されたとのこと。

屋上にまで津波が来た。

寒さで亡くなった方も・・・。

 

 

南三陸町の町民を誘導した、防災対策庁舎。

最後まで、放送し続けた若き女子職員。

屋上に避難した人も手摺りにしがみついたが、半数が流されたと・・・。

 

 

普通に暮らせることの有り難さ。

普通に暮らすことの難しさ。

南三陸町では、津波の被害を受けたほとんどの場所を緑(公園)にするそうです。

そして、支配人が言っていました。

自然の力に抵抗するのはやめたと・・・。

防波堤も津波対策をした建物も全て壊された。

私たちは、退く方向性を選んだ。

自然に抵抗するのではなく、住むところは高台に移ります。

利便性の追求で、今の技術を持ってすれば何でもできると思っていました・・・と。

 

 

自然の回復力は凄いですね。

ちょっと離れたところでは、青々した木々が、雨に打たれていました。

 

(萬鶴)


書道展の帰り道

2012-07-04 | 書道

書道展が開催されますと、我がむさしの墨友会のメンバーは集団行動を起こします。

有志にななりますが、仲間を誘って書道展にお伺いします。

そして、帰りには反省会と称して、よっぽどの用事が無いかぎり一杯やって帰ります。

この日も、銀座アートスペースで犬飼翆亭先生の書道展にお伺いしたあと、 反省会?を行いました。

銀座画廊での書道展では、「はかりめ」と言う「あなご専門店」で、一杯やることが多いですね。

さて、この日は駅方向にブラブラ歩き始めました。

 

 

ここは沼津ではありません。

銀座の一等地?駅近くのガード下です。

 

 

どの店にするか悩みましたが、豪鶴さんらの鋭い五感からこの店にしました。

土曜日の午後3時台ですが、かなりの席が埋まっています。

混んでいる店が良い店と言うところでしょうか?

 

 

この店は24時間営業です。

朝から呑めます。昼呑み出来ます。

一日中、呑めます。と書かれています。

次回からは、この店に決まりでしょうね。

 

 

 

先ずは生ビールで乾杯です。

その後、肴の注文になりますが、本日のおすすめを3種類(書かれている上から順に)2人前ずつ頼みました。

大正解で、新鮮で大変美味しゅうございました。

 

 

 

更に、イカのワタで焼いたものです。

健康のために野菜も沢山いただきます。

*飲んだり、食べたりしない方が健康に良いと思いますが・・・。

適度な量(腹7分目)が良いのでしょう。

 

 

エイヒレです。

まだ、何かが出たような気がしますが、撮り忘れました。

 

 

店の女の娘も元気で明るく、気持ちの良い娘でした。

ちなみに、“ししゃもちゃん”と名付けました。

何を反省したのか覚えていませんが、2時間半くらい経ったでしょうか?

かなりいただきました。

私は焼酎ロックです。

 

 

反省会もお開きになり、駅でなく日比谷公園の方に歩き始めました。

これは岑鶴さんの要望?提案?だったとか。

まだ、5時ちょっと過ぎですので陽は高く、赤い顔をして歩くのが恥ずかしいくらいです。

でも心地よい風が頬にあたります。

 

 

久しぶりの日比谷公園です。

オジン4人で歩くのはもったいないですね。

 

 

お堀の傍を通って、東京駅方面へ。

東京の景色も外国には負けないくらい綺麗です。

 

 

丸ビル街も大きく様変わりしました。

何年ぶりなんだろう?

 

 

そして、新丸ビルのラーメン屋でまた、一杯です。

懲りない面々(麺々)です。

これもアフター書道の楽しみの一つなんでしょうね。

 

しかし、自分で言うのもなんですが、ストーリーに沿って?良くまぁ~写真を撮っていますね。

大したもんです。

 

萬鶴

 


古希記念 犬飼翆亭書道展

2012-07-01 | 書道

犬飼翆亭先生の「古希記念 書道展」に伺いました。

会場は銀座アートスペースです。

会期は平成24年6月27日~7月1日です。

 

 

私どもむさしの墨友会の有志メンバー5名(東鶴さん・豪鶴さん・岑鶴さん・鶴嶺さんは午前中に、そして萬鶴)です。

ちょうど午後1時より、鶴城さんが理事長をなされている団体の20周年記念式典に参加しておりましたが、式典終了後に銀座に向かいました。

予定では3時に豪鶴さんと会場で待ち合わせです。

 

 

「古希記念 犬飼翆亭書道展」の会場です。

入口付近には、平成24年第33回国際扇面展
「国際扇面展受賞」作品が目に飛び込んできました。

迫力ある凄い作品です。

 

 

会場に入ると、優しい目をした犬飼先生が出迎えていただきました。

 

 

犬飼翆亭先生・奥さまの三千子さま・犬飼珠湖先生のお三人でパチリです。

 

 

アットホームな雰囲気で、犬飼翆亭先生のお人柄が伝わります。

ゆっくりと拝見させていただきました。

 

 

鶴嶺さんは午後から仕事が入っており、午前中に来られました。

鶴城さんも残念がっていました。

 

 

賛助作品と犬飼翆亭先生の作品を合わせて30点弱がところ狭しと飾られています。

 

 

古希記念 書道展のご成功に、心よりお祝い申し上げます。

 

むさしの墨友会