むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

土曜日朝(お教室)

2012-10-28 | 書道

土曜日の朝、早い時間にお教室にお伺いしています。

みなさん予定が立て込んでいて、朝一番になるのでしょう。

私もこの日は3か所で行事があり参加いたします。

 

我がむさしの墨友会から、書道が一人増えました。

会田東鶴さんが準同人に推挙されました。

 

 

これで書道は、秋山彩翆さん(準同人)・東鶴さん(準同人)・大久保宗鶴さん(師範)となりました。

私たちは、書道を趣味にする仲間があとに7~8人控えています。

 

さて、私は月例競書だけをお出ししました。

 

 

結構な枚数をかきましたが、この中でそれぞれ1枚ずつを選んでいただきました。

結果はどうなりますことやら・・・?

 

 

次に奈良誰展用のお手本を書いていただきました。

新たなジャンル?に挑戦です。

もう、時間が取れないなんて言っていられない状況に入ってきました。

趣味をどれか削らなければなりません。

 

次に東鶴さんのお稽古です。

突然、先生の目も厳しくなりました。

準同人への指導ですから・・・

 

 

 

疎と密の話をされています。

密にするポイントの指導です。

私たちのように、「皆大妙」(みなだいすき?)とは書いていません。

東鶴さんの書かれた半切は、大きく頷いていました。

“いいですよぅ~”です。

 

 

毛筆の文章を読んで差し上げているところでしょうか?

上級者の雰囲気が漂ってきます。

 

 

1本15000円もする墨が並んでいます。

 

ご挨拶して失礼いたしました。

下の翠祥園さんで、半切「紅星牌」を買って帰宅です。

やる気だけはお見せしています。

 

萬鶴


秋の付け替え

2012-10-26 | 書道

私たち「むさしの墨友会」では、市内の福祉施設である「テンミリオンハウス」の3か所に作品を飾らさせていただいています。

10月25日に、東鶴さん・鶴城さん・萬鶴の3人で各施設にお伺いしました。

 

 

ここは境南町の「花時計」と言うテンミリオンハウスです。

名前のとおり、一年中花が咲いていますよ。

 

 

今回は秋山彩翆さんの書を床の間に掛けさせていただきました。

なんて書いているのかしら?

意味は?

と質問もあります。

手作りのシフォンケーキ(凄く美味しい)をいただきながらの説明です。

 

 

次に西久保の「川路さんち」です。

庭も広く、日本家屋になっています。

 

 

 

飾れる場所は2か所あり、ここには藤井岑鶴さんの書を掛けました。

 

 

こちらには、山崎鶴嶺さんの書です。

なんてお読みするのですか?

意味は?

・・・調べて置きます。(これが回答です)

 

 

第1回墨友会書展の図録を差し上げました。

図録まであると、それなりの会になってきたような気がします。

 

 

吉祥寺東町の「そ~らの家」です。

 

 

こちらには、安藤鶴城さんの書を掛けさせていただきました。

 

 

ちょうど、お昼時でしたのでランチを予約しておきました。

どの施設もランチを用意しています。

500円で手作りで、すごく美味しいですよ。

ほとんどのメンバーがヨチヨチ歩きの書道を始めたばかりですが、恥ずかしながら書を掛けさせていただける場所があるのもうれしいですね。

眠っているより、少しは陽にあてた方が良いのかも知れません。

こうして、福祉施設と墨友会の活動がコラボレーション出来るのは恵まれているのでしょう。

しかも、常設展示で4か所もです。

次は春の付け替えになるのでしょう。

 

萬鶴

 


書道博物館見学研修会と、その2・その3?

2012-10-22 | 書道

むさしの墨友会秋の都内研修会?が開催されました。

開催日は10月20日土曜日です。

目的の場所は、鶯谷の書道博物館です。

 

 

鶯谷駅北口に3時集合です。

5分遅れで全員が集合しました。

鶯谷はなんとも言えない雰囲気です。

夜などは一人で歩けませんね。

 

 

ここは思ったより見ごたえがあり、今度時間をつくってゆっくりとみたいところです。

館内撮影禁止でした。

スミマセン!

さて、研修会はその2と続きます。

山手線で有楽町まで移動しました。

 

 

昼間から飲んでいる方がいます。

まだ太陽が高いのに、その気が知れません。

 

 

私たちも「あぶない!! こどもはここで あそばない」と書かれいている処に入りました。

もう、こどもではありませんので、ここであそぶことにしました。

 

 

銀座の各画廊の近くです。

前回もご紹介しました。

「魚○本店」です。

沼津の番屋をイメージしているのでしょう。

 

 

夕刻5時前だというのに満席です。

9名ですので、東鶴さんが予約を入れて置いていただきました。

東鶴さんの読みに最敬礼です。

 

 

 

ご飯の炊き方ではありませんが、「最初は弱火で中パッパ、赤子泣いても蓋取るな」とありますが、私たちは最初から強火でパッパのハイペースでした。

岑鶴さんは体調のことを考えて、ウコン茶で乾杯です。

 

 

意外に美味しかったのが、この冷やしたキャベツです。

うさぎではあるまいし、と思っていましたが何故か美味い!

あれ?岑鶴さんお猪口を持っている。

全く意志の弱い方です。

であれば、最初から酒にしておけば良かったのに・・・。

 

 

 研修会その2(宴)は続きます。

この雰囲気で充実した研修会だとお分かりですよね。

 

 

お店を出る、フーテンの豪鶴さんです。

 

 

彩翠さんも、干物乾燥機 (扇風機のようにぐるぐる回っている機械)を楽しそうに見ています。

  

そして、研修会その3に続きます。

 

 

かなり酔っ払っているのに、新東京駅まで歩こうと言う企画?です。

丸の内のみゆき座付近です。

もう、イルミネーションが点いていました。

さすが、大東京の一角です。

 

 

豪華な花屋さんです。

どんな方が買うのでしょうか?

私の生活環境には無縁のような気がします。

 

 

新しくなった東京駅を見て、研修会はエンディングを迎えました。

半日、中身の濃い研修会でした。

参加されたみなさま、お疲れさまでした。

本当に疲れました!

*このあと個人的なことですが、アクシデントがありました。

 

萬鶴

 

 

 


写真の撮り方

2012-10-17 | 書道

私はいつもカメラを持ち歩いています。

いわゆるポケットに入る大きさのデジカメです。

必要があれば、一眼レフと言って、重たい大きなカメラも使います。

 

 

私はプロではありませんし、撮り方が上手だとも思っていません。

あまり参考にならないと思いますが、半紙や半切に書く時と共通点があるような気がして、この題材にしました。

先ず、先日のランチで食べた担々麺です。

美味しそうでしょ。

真上から撮ると立体感がありませんので、やや斜め上から撮っています。

 

 

この画像は担々麺を作っている方の思いや、表現したい所を撮るようにしています。

立体感が出るように、あえて逆光で撮っています。

しかもトッピングがアートに見えますので、それを強く表現しました。

 

 

白い皿に白いうどん。

これも光を利用して、明暗を出し撮りました。

でも、バックに見えるおしぼりは見えないようにした方が良かったですね。

 

 

ただの晩酌模様です。

意味はありません。

右手にカメラを持つので、注いでいる酒(焼酎)は左手で持っています。

 

 

庭で採れたミョウガやカラ―ピーマンです。

新鮮さが出ているでしょ。

 

 

何枚か紹介する場合は、季節感も大事ですね。

あぁ~、この時は秋だったんだぁ~とね。

 

 

一昨日行った(仕事で)ゴルフ場です。

あえて、手前の木々を入れました。

遠近感が出てきます。

きっと書道も同じことが言えるのではないでしょうか。

難しものですね。

 

トリミングです。

ちょっとパノラマ的にトリミングしました。

ゴルフ場からの山並みです。

雄大に見えればなと思いました。

だいぶ陽が落ちてきました。

 

  

全体の雰囲気やそれぞれの動作を撮るのも面白いかも知れません。

接写も良いのですが、全体の雰囲気が欲しい時もありますよね。

いろんな形で撮るのも良いのでしょう。

人の写真を撮る時は、やはりシャッターチャンスは狙わなくてはなりません。

ずぅ~っと下を向いている訳ではありませんので、上を向く時を狙います。

必ず笑顔になると気もあります。

そんなチャンスを待つことも必要です。

スナップ写真も図鑑にならないようにしたいものです。

どうでしょうか?

筆を持つ時の共通点があるような気がしますが、いかがでしょうか?

先ずはどんな風に描くのか、イメージも大事だと思います。

何でも共通点はあるものですね。

 

萬鶴

 


どれが良いですかねぇ~

2012-10-15 | 書道

先日、先生がお呼びですよ。と鶴嶺さんから電話がありました。

秋期検定試験での昇段認定證をいただけるとのことです。

昼休みを利用して、お教室に伺いました。

 

 

「あなたの作品は・・・卓越せる識見と技倆を備えたものと認め・・・これを證します。」

私は全く識見と技倆などは備わっているとは思ってもません。

また、五段までの文面と異なっていました。

たしかぁ~、「審査において頭書のとおり認定した・・・」でしたね。

 これからを期待し、頑張ってください。と言うことでしょう。

 

いただいた後、いつのように雑談タイムになりました。

先生が暮れにお出しになる作品です。

↓ この中から選ぶのだとか~。

 

 

先生より、“萬鶴さんどれが良いですかねぇ~”です。

答えられませんよね。

私は「なんとか楽園」が良いかな?と思っていますが・・・

だって、楽園って良いじゃないですか。

テレビで人生の楽園と言う番組がありますが、一部憧れます。

 

 

半切を25%縮小コピーして、図録集用だったかな?切り張りしていました。

また、平成23年度の吉野先生が書かれた図録作品をブログで紹介してくれないかとのご相談も受けました。

これはお安い御用ですので、お引き受けいたしました。

 

 

 

私の自室です。

こんなごちゃごちゃしている中で、パソコンに向かっています。

今朝もブログを立ち上げたのは6時前です。

今日もやることが多すぎます。

さぁ~今日は筆を持つ時間が取れますかね?

 

萬鶴

 

 

 


電子機器の変化

2012-10-11 | 書道

みなさんは携帯電話をお持ちですよね。

でも、10年前にこれだけ普及すると思っていましたか?

おじいちゃんも、おばあちゃんも、そしてあなたまさも持っています。

いやぁ~、確かに便利です。

待ち合わせ。緊急時の連絡。普段の会話も・・・。

 

 

 

私が初めて持った携帯です。17~8年前のものです。

そうそう、携帯電話と言うより「ケイタイ」で通じるようになりました。

最近、吉野先生より、長文やご案内の資料以外は書―と(変換間違えです。ショ―トメール)でお知らせなどが届きます。

先生も文明の利器をご使用になっています。

生活の一部もアナログからデジタルに変化されているようです。

 

 

今日はタブレットと言うものをご紹介いたします。

持ち歩くパソコンです。

私は2種類のタブレットと言うものを持っていますが、これからの時代はこれかも知れません。

どんなものか、情報だけでも先取りして下さい。

大きさは、単行本をふた周りくらい大きくしたものです。

新しいものは、単行本2冊くらいの重さですかね。

 

 

最近発売された「ネクサス7」と言う機種は、値段が19,800円です。

これをインターネットに接続すると、いろいろなことが持ち運びで、出来ます。

接続しないと、予定表、カメラ、動画(ビデオカメラ)などなどなど沢山の機能がありますが、せっかくならネットにつなげる状態の方が良いと思います。

言葉が難しくなってきましたね。

飛ばして、お読みいただければ幸いです。

 

 

インターネットに接続してあると、「むさしの墨友会」のブログがどこでも(移動中も)見れます。

簡単に言えば、軽く持ち歩けるパソコンですから。

 

 

今のところ、手帳とこの機器のダイアリーを併用しています。

 

 

ほら、今日と明日はお稽古日ですね。

今日これから宿題を書くつもりです。

気持ちだけはお稽古日だと認識しています。

 

 

ちょっとした操作は必要ですが、ほとんど音声で入力できます。

声を出すと、それを認識して文字に変換してくれます。

メールも予定表も、インターネットでの検索(調べること)もです。

これは便利ですよ。

でも、注意することが2つあります。

① 人がいる前で声を出さないこと。(迷惑になります)

② 二日酔いの方などは、ろれつ?語尾がシッカリしていなと、間違った認識をされます。

 

 

 これは写真のアルバムで、一例です。

お孫さんの写真アルバムに利用できますよ。

 

 

失礼!参考にはなりませんが、こんな具合にです。

 

 

また、好きな本などもこの機器で読めます。

タダで読める本もありますが、1冊700円くらいですかね。

 

 

リアルタイムで天気なども知ることができます。

お店などが分からなくなった時も、地図で案内してくれます。

 

 

インターネットに接続して、移動できる?

線はどうするの?

無線の発信機があります。

移動する時は常にこれを持ち歩かなければなりません。

私が使っているのは「WiFi」(ワイファイ)ですが、これ一つで家庭用のパソコンにもつなげます。

月々3800円くらいの使用料がかかります。

非常に便利ですよ。

今まで、線をつないでいたのが無くなりますので。

一つで何台ものパソコンにつなげられます。

長々説明してきました。

まぁ~、こんな電子機器も使われはじめました。

言いたかったことは、これをお使いになると言うより、こんなものがあるんだぁ~と感じていただければ幸いです。

きっと、5年もすると更に進化して、携帯電話と同じように使われているかも知れません。

書道とは関係が無い情報でした。

 

萬鶴


ちょっと嬉しい頼まれごと(鶴嶺)

2012-10-05 | 書道

先日ちょっと嬉しいことを頼まれました。

これと

これ。

これらは何であるかご存知ですか?

そうです、命名書です。

私の姪が9月18日に無事元気な男の子を出産しました。

出産したその日にさっそく病院を訪れ、この世に生れ出たばかりの赤ちゃんとご対面!

とっても凛々しい男の子でした。

しばらくして、お母さんとなった姪からメールが届き、記念の命名書を筆で書いてほしいとのこと。

私が書を始めていることを知っているので気を遣ってのことなのか?

はたまたこんなお役目を仰せつかったからなのか?

ちょっと暗い画像ですが、向かって左側が私、右側の花嫁が姪です。

しかし・・・・今の私の技量ではお手本が無ければ書けない・・・・

ここは先ず、日ごろお世話になっている吉野大巨先生にご相談すべきかと。

早速お稽古の際にお手本をお願いすると、過去に先生が認めた

多数の命名書を見せていただき、なんとなくイメージが湧いてきました。

先生曰く、命名書セットに入っている紙に書くより、全てを書いた方がバランスよく

書けますよとのこと。

すぐに先生は二種の命名書のお手本を書いてくださり、色々とアドバイスもいただきました。

そしてお手本を参考に書いたものを、本日廣悦堂さんに持ち込んで

田中社長さんにご無理をお願いし裏打ち等していただき完成したものがこれです。

このブログは公になるので画像を一部処理させていただきました。

これ以外にも楷書2枚、隷書1枚も書いてみました。

    

そして姪から頼まれたものがこれです。

左側に赤ちゃんの手形、足形、右側に出生の日時、体重、

両親のコメント、写真が入ります。

そして、そして真ん中には

このように命名書が入るような仕組みになっています。

これもこのように楷書3枚と

隷書2枚を書いてみました。

出来栄えは、甚だお恥ずかしいものではありますが、一生懸命に書きました。

これも先生にお手本を書いていただいたからできたこと。

改めて吉野大巨先生にはお手本のみならず

アドバイスもいただきありがとうございました。

おかげさまで何とか形になりました。

実は、このブログを書いている際に、携帯が鳴りました。

なんと!龍一朗くんのお父さんからお礼の電話が。

良く考えてみると書を始めていなければ、このようなことは絶対になかったはず。

書を始めて本当に良かったなあ~っと。

今夜は頼まれごとを終えた安堵感と、なんとなく感じる心地よさ。

おめでたい出来事に美味しくお酒をいただいております。

 


神無月に入って

2012-10-02 | 書道

神無月に入りました。

お月謝を持って、お教室にお伺いしました。

このブログを多くの方々がご覧になっているので、いい加減なことが書けなくなりました。

先ず、先生からいただいたのは、雙暢展祝賀会の集合写真です。

 

 

今回も大勢の先生方に混じって、後方に並ばさせていただきました。

写真が小さいのでお顔がハッキリしませんが雰囲気だけでスミマセン。

 

 

そして、佐久市 望月町の話になり、そば処とイタリアンが融合した店「職人館」に話題は移りました。

佐久に行った時は、是非立ち寄って欲しいとのとこです。

インターネットで検索してみました。

興味深い情報が紹介されています。

 

職人館・17.jpg

職人館・1.jpg

 

この「職人館」は、館主が二十年以上も前に町役場をやめて、蕎麦と勇気栽培野菜のレストランを開店したとか・・・。

先生のお話では、修行でイタリアに行っていたようです。

先生も熱く語られていました。

いまや首都圏をはじめ県外からのお客さんが多く、予約して訪れているようです。

 

 

RIMG2604.jpg

 

職人館・10.jpg

 

画像がありませんでしたので、「美味しいもん探し隊」さんの画像を拝借いたしました。

 

職人館・12.jpg

 

もちろん、蕎麦もメイン?ですので、美味しいかと思います。

 

そして、この地図を使って大澤酒造の明鏡止水の蔵元大吉野の話になりました。

先生は奥の部屋から一升瓶を取り出し並べました。

 

 

教室がまるで酒藏のようになりました。

ボーリングのピンのようです。

まだまだ、話は続きましたが、この辺で一度区切らせていただきます。

続きの話は次回にしたいと思います。

 

最後に、「平成24年秋季検定試験」の結果です。

9月30日に結果が発表になったとのことです。

仲間のみなさん頑張られて、昇級されていました。

私もなんとか、五段から準教範になりました。

神無月です。

10月は出雲大社に神様が集まりますので、神様がそこかしこにはいません。

しかし、ちょっと出遅れた神様が、私を拾ってくれたのでしょう。

拾う神がいて良かったですよ。

 

萬鶴