むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

晏如(アンジョ)

2012-09-29 | 書道

行ってまいりました!

八王子戸吹です。

辺りは閑静な場所。

 

 

桑原翆邦先生 直筆の板戸がある鮨忠さんです。

こんな長閑な場所にその鮨忠さんはあります。

 

 

昨年の雙暢展に展示された作品ですが、吉野先生と伺った時に先生より「晏如」と書かれた額が店主に手渡されました。

私は度々この鮨忠さんに伺っていますが、店主よりいただいた額はなんて書かれているのか?とお客さんに良く聞かれるとのことでした。

何度かお伺いしても、額が掲げられている座敷は法事などに使われていて、覗きこむことができませんでした。

そんな話をブログにアップしたところ、先生よりファックスが入りました。

 

 

それをプレートにして、今日(9月29日)お持ちしました。

たまたま、近くの杏林大学でゲストスピーカーとして呼ばれていましたので・・・。

「晏如」

≪ 静かで落ち着いているさま 平安無事なこと ≫

先生。確かにご説明して参りましたよ。

店主も先生にお会いしたいとのことでした。

 

 

1時からの講演でしたので、ちらし鮨をお願いいたしました。

美味しそうでしょ。

美味しいんです。

酢の香りが利いていてシャリは薪をくべた、かまど炊きです。

雑学ですが、そう言えば「酢が利く人」とは・・・。

「才知がある」「敏捷である」を意味するようです。

私は全く酢が利きません。

 

 

ブログのアップが滞っています。

毎日100名近くの方にお出でいただいています。

スミマセン!

私は筆を持つのも滞っています。

順調なのはお酒だけで滑るように嗜んでいます。

あぁ~、今月もお月謝だけになりました。

10月こそ、筆勢増す頃としたいものです。

 

萬鶴

 


似た者行動

2012-09-19 | 書道

アップするのがだいぶ間があきましたので、書道には関係ないのですが、下記内容をご紹介いたします。

 

似た者行動する人もいるものです。

この日曜日(三連休の中日)に、私と家内とで小さなドライブをしようと計画いたしました。

埼玉の長瀞方向です。

家を出たまでは順調でしたが、途中から大渋滞!

予定を変更(帰ろうと言うことになって)して、帰り道の途中にある八王子の鮨屋さんへ。

  

 

昼時なのですが、店の駐車場は満杯!

法事の方が続々と店に入っていきます。

席はあるかなぁ~と心配しながら

 

 

恐るおそる店内に入ると・・・。

 

 

威勢の良い声で “いらっしゃぃ~”

“おぅ~萬鶴さん カウンターへどうぞ”

鮨屋はカウンターが一番です。

 

 

法事の方々は桑原翆邦先生の板戸がある奥の座敷です。

いつもは外されて、収納されています。

忙しそうなので、上鮨をお願いしました。

美味しそうでしょ!

美味しいんです。

今日は画像を大きくしました。

 

 

 

このアナゴも美味しかった!

家内は私がアナゴ好きなのを知っていて、家内の分までいただきました。

 

 

ウッ!赤身もトロも極上!

大将が、“昨日、鶴嶺さんご夫妻も来ましたよ。同じ時間だよ。どっちかがずらせば一緒だったねぇ~”です。

今日のお題の「似た者行動」です。

鶴嶺さんは八王子ですが、しょっちゅう奥さまと行っている訳ではないと思います。

家内も初めての店で、たまたまお寄りしたお店です。

おもしろい行動パターンでした。

そう言えば、東鶴さんと私は誕生日が一緒。

鶴城さんと東鶴さんは同じ年で、誕生日は一日違い。

岑鶴さんも私たちを1日違いだったかな?

(余談でした)

 

 

大好きな中落ちの鉄火巻き。

飲んでいると食べやすいですよね。

この日は運転手ですので、アルコール無しです。

 

 

アジをいただきました。

ご覧のとおりです。

大将 “よくね、奥の座敷を利用する方が、吉野先生からいただいた桑原先生の額を見て、なんて書いてあるのかねぇ~と質問されるんだよ”

萬鶴 “じゃぁ~、今度聞いてきますね”

大将 “また、豪快な先生にお会いしたいなぁ~”

・・・お連れしようかと思いますが、計画が実行されるかは分かりません。お忙しい先生ですから・・・

 

 

 

そして、旬のサンマもいただきました。

唸ります。

脂も乗って、ちょうど良い。

美味い!

 

 

女房はデザートを注文していました。

説明ができません。

ご覧のとおりです。

 

 

美味しくいただいて、八王子 戸吹の鮨忠さんをあとにしました。

満足!満足!です。

結果的には、書道に少し関係がありましたね。

似た者行動をご紹介いたしました。

鶴嶺さん、今度は夫婦でご一緒しましょう。

そうだ、罪滅ぼしで夫婦の会をやれば良いんだぁ~

果たして何組が参加するでしょうかね?

 

(萬 鶴)


速報!第40回吉祥寺秋まつり

2012-09-08 | 書道

第40回吉祥寺秋まつりがスタートしました。

速報ですので、画像中心にご紹介します。

 

 

平成24年9月8日(土) 木遣りのうたごえとともに、11時宮出しです。

 

 

今年より神馬が復活しました。

武蔵野八幡宮の小美濃朝雄宮司が神馬に跨り、吉祥寺の街を闊歩しました。

 

 

手古舞(てこまい)・お囃子と続きます。

 

 

いよいよ神輿の登場です。

 

 

サンロードに入りました。

 

 

木遣りもいなせですねぇ~。

 

 

神輿が街をねっています。

 

 

街行く人は、ほとんどがハンテン姿です。

 

 

ひょっとこ、おかめさんと目が合いました。

どなたかに似ているような?

 

明日が本番です。

フィナーレの総神輿(11基)が平和通りに集結します。

今、お教室でお稽古している場合じゃありませんよ。

*私はずぅ~とお稽古していません。

是非、吉祥寺の街中へ。

 

(萬鶴)


自宅に飾る

2012-09-06 | 書道
*自分のブログにも同じ内容をアップしていますので、重複していることをお許しください。
 

先日、雙暢書道会展が開催されましたが、その作品が宅急便で返送されてきました。

半切の額装もありますので、かなり大きな荷物になっています。

そのまま収納してしまうのは、なんですので飾ってみました。

 

 

自宅のある部屋です。

余談ですが、この部屋の壁も自分で塗りました。

右側に見える置時計も自作です。

器用でしょ。

瓦當文で「延年」と書いています。

アート風で、家内も気に入っているようです。

これの作品は、渡部半溟先生の賞をいただきました。

 

 

玄関付近の壁には「舞」と言う字を飾りました。

縦の線が曲がっていますが、先生はこれが味わい?ですよ。

と言ってくれます。(縦真直ぐも書きましたが、先生はこれを選んでくださいました)

評価はそれなりです。

私にとっては、初めて一字を書いてみました。

「舞」がダンスを趣味にしていますので、この字を選びました。

ダンスの舞には、ワルツ・タンゴ・ルンバ・チャチャチャなどいろいろとあります。

この字のイメージはさしづめ、「てんてこ舞い」なのでしょう。

 

 

↑ この書は、同人の河野栖鶴先生が書かれたものです。

墨華書道選抜作品展で拝見いたしましたが、金の円相というのでしょうか?私なりに非常に印象的でした。

先日開催された雙暢書道展で、そんな話を河野栖鶴先生にいたしましたところ、いとも簡単に譲っていただけるとのことです。

翌日には、私の所蔵品になりました。

ありがとうございます。

 

 

大きくしてみました。

円相 「金環に宇宙の神秘窺へり」と書かれています。

先日金環日食がありましたが、次に東京で見れるのは2312年4月8日(300年後)のようです。

北海道の一部では18年後とも言われています。

いづれにしても、ほとんどの方がもう見れないのでしょう。

さて、よく見ると、(見えないかも)日付が「五月二十一」と書かれていますが、日がありません。

巷の噂では、金色の丸枠を日と読ませるのか?

金環日食で、太陽(日)が消えているので、日を書かなかったののか?

それとも書き忘れたのか?

こんな風に、いろいろと詮索しています。

河野栖鶴先生に直接お伺いしたのですが、“そんなものだよ”との回答でした。

みなさまは、どのようにご判断いたしますか?

 

私は書を初めて4年半くらいですかね。

まだまだヨチヨチ歩きですが、私なりに楽しみを発見しつつあります。

 

(萬鶴)

 


雙暢書道会展 祝賀会

2012-09-03 | 書道

2012 第21回 雙暢書道会展が開催されました。

開催日は、平成24年8月31日~9月2日までの間です。

展示会会場の状況は、鶴嶺さんより、詳しくアップされました。

私(萬鶴)からは、祝賀会の雰囲気をお伝えします。

 

 

祝賀会はいつものとおり、吉祥寺の東急インです。

開催日は9月1日(土)、時間は6時15分ですが、その前に記念写真がありますので、5時50分ごろにはみなさんお集まりです。

東鶴さんは、仕事で5時半頃に吉祥寺駅に着きました。

駅前で私と偶然居合わせてました。

最初は展示会会場て行くつもりでのようでしたが、時間もなく東急インの地下へ?

先ずは景気づけ?に1杯だけビールをいただきました。

 

 

記念写真も終え、祝賀会の開催です。

大勢の方々がご参加です。

私ども墨友会のメンバーも、都合でお二人欠席でしたが9名が参加いたしました。

東鶴さん・彩翠さん・豪鶴さん・昌翠さん・岑鶴さん・鶴城さん・瑞鶴さん・鶴嶺さん・萬鶴です。

墨華展で受賞された方や師範に昇段された方などへ、先生より花束の贈呈です。

 

 

最先良いですね。

先ずは東鶴さんが全書芸の師範になりました。

 

 

次に彩翠さんも花束です。

 

 

豪鶴さん・昌翠さん・萬鶴も花束をいただきました。

その後、6名の先生からの賞の発表がありました。

鶴城さんと私(萬鶴)、渡辺半溟賞をいただきました。

 

 

彩翠さん・岑鶴さん・鶴嶺さん・昌翠さんと続きます。

我が「むさしの墨友会」の躍進ぶりには目を見張るものがありますね。

自画自賛です。

やはり、反省会(飲み会)が重要なのでしょうか?

岸田瑞鶴さんも頑張っています。

最近、雅号をいただきました。

 

そして、懇談会が始まりました・・・。

 

 

お酒類は飲み放題です。

やがて、時間となりお開きになりました。

 

中田仙鶴先生の音頭により、三本〆です。

もちろん、得意な喉もお聴かせいただきました。

 

 

本日ご出席の先生方もそろい踏みで、3本〆。

 

 

また、さらに同ホテル地下の「いちゃりばやえん」で二次会でした。

ここまでの状況を現場から、萬鶴がお伝えしました。

お疲れさまでした。