むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

南房総から...(東鶴)

2011-02-28 | 書道

南房総市に住む古い知人から

たくさんのきれいな春の便りが送られてきました。

 

春を彩る花々です。む、ピントが...甘い。

 

さっそく玄関や居間に...。

 

 

 

 

さらにテーブルにも...。

 

長野の海野宿で買い求めたガラスの片口です。中身はもちろん水。

 

 

そして、近くに住む母のマンションにも届けました。

 

以上、花のアレンジメントはおもに京鶴です。

 

 

母のところには、以前書いたこのようなものが飾ってあります。

そう言えば、今日は一回も筆を持ってなかったな...。

 

 

 

春の花々と一緒に送られてきた菜の花はおひたしに...。

これで酒の肴も出来ました。

 

酒が入ったらやっぱりねぇ、筆はねぇ、持ちにくいよねぇ

......

今日は、結局、筆持つのはあきらめた(^-^)。

 

 

 

 

 


春一番...(東鶴)

2011-02-27 | 書道

2月25日は東京地方に「春一番」が吹きました。

あたかかったですよねー。

 

早く桜の季節にならないかなー。

 

武蔵野陸上競技場の桜です。

 

ここのところ、土日も仕事が入っており、なかなか「書」に取り組む時間がとれませんでした。

また、墨友会のブログへのアップも出来ませんでした。

今週も土日は仕事なのですが、なんとか合間をぬって3月の競書に挑戦。

 

 

問題は、これをいつ吉野先生のお稽古場に持っていけるか、なのですが...。

わが娘の京鶴も「きょう書く」とか言っていました...。

 

 

 


還暦記念 吉野大巨書展

2011-02-26 | 書道

還暦記念 吉野大巨書展  が下記の場所で開催されます。

2011 第20回 雙暢(そうちょう)書道会展と同時開催です。

 

 

みなさんも、雙暢書道展の作品を書き上げホッとしているかと思います。

鶴嶺さんや岑鶴さん、そして鶴城さんも“やっとお出ししましたぁ~”と同じ声が帰ってきます。

 

昨日、お教室に伺ったところ、先生からご案内のハガキを3種類いただきました。

 

 

 

吉野大巨書展のご案内ハガキ2種類と雙暢書道会展用です。

雙暢書道会展用はいつもの構成になっています。

 

 

 

吉野大巨書展の2種類は、先生の遊び心?が満載です。

タイトルも対象的です。

 

一枚目は「四海人民頌大平」

もう一枚は「自天降福千萬年」です。

これらの作品は7×6尺ですので、2.1m×1.8mの大作です。

 

ハガキのご案内文です。

上京した時・結婚した時の目標は、「60歳に銀座で個展を」でした。

まだまだ若いつもりでいましたが、いつしか頭も白くなり、

今年が周甲の年になり、時の経つ事の早いのに驚いています。

非才で経験不足.....と口に出すよりは、一歩でも一段でも進み登りたいと、

コツコツ勉強してきました。

未完成のところはまだまだ伸び白があると考え、

一つの区切りとして、書展を開催いたします。

ご高覧の上、ご批正頂きたく、ご案内申し上げます。

 

と書かれています。

 

大巨先生の意気込みが伝わります。

 

 

雙暢書道会展は招待出品者は梶原貴美枝先生ほか5名

友好出品は石井竹心先生ほか8名

会員出品は代表の吉野大巨先生ほか80 

合わせて、96名の方々の作品展となります。

 

みなさんで飾り付けなどに行きましょうね!

 

(萬鶴)


表現 (萬鶴)

2011-02-22 | 書道

記事投稿が少し間があきましたので、題材を探して見ました。

何故か2月3月も忙しい日々が続いています。

特に「むさしの墨友会」は筆でなく、他の活動も多くありましたね。

 

色紙の締め切り(1/29)

パスポートのいらない海外研修in初島(2/5・6)

鶴友倶楽部結成(2/8)

雙暢展・墨華展作品提出(2中旬)

そのほか、公私とも予定がぎっしりでした。

  

さて、本題に入ります。

 

私は篆書を中心にお教えいただいておりますが、読めない文字がほとんどです。

欄外に書かれている階書での文字と照らし合わせてみると、へぇ~と思うことばかりです。

実に面白い!

 

 

最近は“皆大好”と書かれることが少なくなりました。

(以前から書かれることはほとんどありませんでしたが・・・)

 

先日のお稽古の時に

“萬鶴さん ダンスもそうでしょうが、バランスとか空間ですよ”と先生が表現されていました。

 

“狭きトコロ ~ 風も通サズ”

“広きトコロ ~ 馬をも通ス”

 

うむぅ~ 上手い表現で、良く理解できます。

では、分かりました。と言っても書けないのが実情です。

 

現状では「書く」のではなく「踠(もがく)」ばかりです。

 

ちなみに踠(もがく)とは

苦しんで手足をやたらに動かす。あがく。「相手の腕から逃れようとする」
事態をなんとかしようとあせる。いらだつ。「怠惰(たいだ)な生活を改めようとー・く」

私はこれだぁ~!

 ガクッ。

 

(萬鶴)


むさしの墨友会さま

2011-02-17 | 書道

むさしの墨友会さま

いつも大変お世話になっております。先日も「翠蘭」での楽しいひと時ありがとうございました。

むさしの墨友会の一層の発展をお祈り申し上げます。

 2月21日(月曜日)20時15分から、インターネット「うどよし書道放送」・古典のコーナーに出演いたします。タイトルは、「後漢時代の気品高き曹全碑の臨書に挑む」です。後漢末期の、より美しく書こうと競い合う背景の中から生まれた曹全碑。その気品の高さを学ぼうという趣旨です。ご指導の程よろしくお願い申し上げます。<無料放送>です。

書宗院参与理事、墨華書道研究会同人、二松学舎大学文学部講師 内田藍亭


ネット放送「うどよし」 (萬鶴)

2011-02-17 | 書道

インターネット放送で「うどよし」ってご存知ですか?

 

ユーチューブでの放送で、新しい書道スタイルを普及させるための番組です。

書道(しょどう)を逆に読んで“うどよし”の名前になったものです。

 

むさしの墨友会の顧問的存在(飲む席には必ず同席されている)の内田藍亭先生が時折ご出演されています。

 

 

2月21日、月曜日の20時15分より生出演いたします。

 

 

 

課題は曹全碑とのことです。

私には良くわかりませんが、どなたか加筆していただければ幸いです。

 

是非、ご覧いただければと思います。

 

 

書道とインターネット。

アナログとデジタルが融合する時代になったのですね。

 

内田藍亭先生と私どもは、酒の席ではいつも融合しています・・・。

 

(萬鶴)

 


書くじょう? (萬鶴)

2011-02-15 | 書道

私も鶴城さんに刺激されて、筆を持ちました。

良ぉ~し、今日は書くじょう(ぞう?)

鶴城さんにお会いすると、二言目は教室に行っている?提出作品書いた?と言い合っています。

 

 

雙暢展の締切日は12日(土)だと思って、恐るおそる先生に電話しました。

“まだ間に合いますか?”

先生は“萬鶴さんのために、締切日を延ばましたよ”とのことです(笑)

お尻に火がついていますので、なにが何でもと 日曜日(13日)に筆を持ちました。

 

 

 

今回も篆書です。

2枚のお手本から、それぞれ7~8枚で計15~6枚書き上げました。

「飮且食壽而康」

「此中有眞意」

ネットで調べても、読み方も意味もわかりません。

先生に聞いてみます。

 

 

弘法は筆を選んでいたそうですが、私は筆を選んでも上手く書けそうにありません。

筆でなく、紙かなぁ~と思い、紙を変えても・・・。

自分の努力の無さを、道具などのせいしてはいけませんよね。

 

 

人生は苦ありゃ楽もあると言われています。

私の書道は当分苦が続きそうです。

何でも良きライバルは持つべきだと思っています。 

私にとってはお教室に通うブービー争いをしている鶴城さんがライバルと言えます。

さぁ~心を入れ替えて、鶴城さんには勝じょう?!

 

(萬鶴)


白き神々の峯...(東鶴)

2011-02-12 | 書道
かつて、ゴールデンウィークの始めころだったか、長野の我が家(長和町)から
鬼無里村を通って仁科三湖の1つ、青木湖へ降りていったことがありました。

その折、峠越えの時に見た、白馬三山、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、爺ヶ岳、針ノ木岳など
後立山連峰の「白き神々の峯」は一生忘れることのない美しさを感じさせてくれました。

そこで


「白き神々の峯」と書いてみました。


先日の海外研修の時に吉野大巨先生からプレゼント
された「精妙 缶石推賞」の筆を下ろして書きました。

あまりにやわらかいので、最初は戸惑いましたが、
何回か試しているうちになんとか馴染み始めてきました。



これは使った後、穂先がまとまっているのですが
普段はぱっと自分勝手に広がっています。

以前、このブログでもご紹介した「超妙 雙暢の大」を
吉野先生からいただいて愛用させていただいています。

癖があってなかなか飼いならすのが大変なのですが、
今回のものは、今のところ、それよりは、使いやすそうです。


吉野先生、ありがとうございました。


筆を持ってはみたものの...(東鶴)

2011-02-11 | 書道
楽しかった海外研修と鶴友倶楽部の懇親会も終わりましたねー。

雙暢展と墨華展向けにはすでに候補を提出済みですが
今日はそとは雪だし...

ということでもう少し書いてみる事に。




木簡からいくつか書いてみました。

一番左は敦煌漢簡、そのほか3つは尼雅晋簡です。

尼雅晋簡は木簡の形も書いてみました。

真っすぐ線を引くのはなかなかむつかしい...。

(字も曲がってるじゃないかって?  ハイ ソーナンデス スミマセン。)


ついでにもう一つ。




「またきみに こひしてる いままてよりも ふかく 
またきみを すきになれる こころから」の仮名条幅版でーす。

これもあした吉野大巨先生に見てもらおっと。

夜になったら、「雪見酒だーっ」

どうも真剣さに欠けるきらいがありますね...海外研修のあとは。



吉野大巨 還暦書展 (萬鶴)

2011-02-11 | 書道

先日の初島研修会の船上で、大巨先生より一冊の本が手渡されました。

先生は“むさしの墨友会ブログで紹介してください”とのことです。

匠出版の「書21」41号です。

 

 

多胡碑建立1300年記念特集

「2010日本古代の碑を書く展」を挙行と書かれています。

 

 

 

その中に吉野大巨先生の作品も紹介されていました。

内容については、詳しくお教室でお聞きしたと思います。

 

そして

82頁には

予告として、吉野大巨還暦展

 

会期:平成23年3月23日(水)~27日(日)

会場:東京銀座画廊・美術館7階

・・・桑原翆邦門の若手もすでに還暦となり、鍛えぬかれた古典臨書力で、創作作品をどの様に展開するかが、楽しみな書展だ。と記されたいます。

 

 

 

更に、「墨華書道会」の会報に還暦書展抄(一)として紹介されています。

 

 

みなさんは出展作品はもう書かれましたか?

その前に雙暢展作品もありますよね。

 

今日の東京地方は雪が降り出してきました。

雪見酒も結構ですが、雪景色を見ながら筆を持つのも乙なものです。

 

雪の白と墨・・・良いじゃないですかぁ~。

 

私はちょっと出かけてきます。

 

(萬鶴)


授号式と鶴友倶楽部結成(萬鶴)

2011-02-09 | 書道

平成23年2月9日 吉祥寺「翠蘭」に於いて、墨華書道会の授号式が執り行われました。

厳粛な中、吉野大巨先生より授号証が手渡されました。

 

*参考にですが、萬鶴がいただいたものです。

 

 

 

吉野大巨先生より名前と雅号が読み上げられ、そして雅印が手渡されました。

 

安藤鶴城さん

  

中野豪鶴さん

 

藤井岑鶴さん

 

 山崎鶴嶺さん

 

大久保宗鶴さん

  

三輪萬鶴

 

 

そして、鶴友会とむさしの墨友会の合同の集いを開催いたしました。

 

 

 

この日は吉野大巨先生、内田藍亭先生を囲んで、16名が参加されました。

 

 

順不同ではありますが、参加された方

吉野大巨先生・内田藍亭先生・河野栖鶴さん・中田仙鶴さん・崎谷明鶴さん・石合仁鶴さん・荒井翠鶴さん

会田東鶴さん・安藤鶴城さん・大久保宗鶴さん・佐藤昌翠さん・○木京子さん・中野豪鶴さん・藤井岑鶴さん・ 山崎鶴嶺さん・三輪萬鶴

 

 

 

吉祥寺「翠蘭」

 

 

 

美味しいものがフルコースです。

*鶴嶺さん加筆をお願いしま~す!

 

自己紹介の中で、この日(2月8日)は崎谷明鶴さんの誕生日とのご発言がありました・・・。

そこでサプライズです。

 

こんなものを用意させていただきました。

 

心よりお祝い申し上げます。

お誕生日おめでとうございます。

 

そして、先生より久保田の萬寿の差し入れがありました。

 

翠蘭からは紹興酒の甕樽をいただきました。

更に会田東鶴さんより、多大なご厚志がありましたことを報告させていただきます。

 

 

まだまだ画像はありますが、この辺にしておきます。

 

河野栖鶴さんのご提案で、吉野大巨先生の門下生の集いである「鶴友会」と「むさしの墨友会」は、不定期ではありますが、合同の集いを持つことになりました。

そして、両会の総合名称を「鶴友倶楽部」と命名されました。

次回は4月3日に開催される“武蔵野市の桜まつり”会場で昼ごろ集まろうとの話も出ています。

 

想像した以上の方々にお集まりいただき、また、盛大に?(大騒ぎ?)開催できましたことに感謝申し上げます。

会費内でピッタリ(300円くらい残ったかな?)納めることができました。

*鶴嶺さん いろいろとお世話になり、ありがとうございました。

 

(なんとなく幹事の萬鶴でした)

 

 


筆を休めて(萬鶴)

2011-02-07 | 書道

みなさんお疲れさまでした。

昨日、東鶴さんが驚くほど早く海外研修の内容をアップしてくださいました。

あんなに飲んでいたのにぃ~ ねぇ~!。

(東鶴さん ありがとうございます)

 

みなさんは、まだ余韻?酒?が残っているかと思います。

 

なんとか幹事役として鶴嶺さんと萬鶴とで、予算どおり(ピッタリと)進行出来ましたことをお知らせします。

 

さて、沢山パチリしましたが、その中で何枚かをご紹介いたします。

 

順不同です。

 

 

潮風とカモメ

 

 

 

磯の色

 

 

 

光る海

 

 

 

夜明け前

 

 

 

散歩

 

 

 

さすが初島 「椿」

  

 

春爛漫 「水仙」

 

 

 

何だっけ?

 

 

 

煮付け

 

 

 

エクシブの7階(エレべより)

 

 

 

オーシャンビュー

 

 

まだ、この時間なのに・・・。

 

 

もう、こんなにぃ・・・。

 

明日(8日)も鶴友仲間15名で続く・・・。 翠蘭で。

*雅号伝授式・懇親会など。

 

雙暢展・墨華展の〆切り近し!

どうしよう?

 

(萬鶴)

 

 

 


海外研修...(東鶴)

2011-02-06 | 書道
初島の海外研修はみんな元気に参加しました。



熱海は暖かくさくらがちらほら...。



初島につくと、タレントの富士真奈美一行のロケに遭遇。
吉野大巨先生は早速、お土産屋さんの店員よろしく、取材カメラに闖入。








初島の港近くの田中屋さんの磯ラーメンです。
海の香りいっぱいでおいしかったーっ。








そしていよいよ到着です。





エクシブリゾート初島です。すばらしい環境と設備に感動!!



この顔を見ればわかりますよね。






若い鶴嶺さん、岑鶴さん、東鶴の3人は夜の食事の前に、サッカーを...。



陽は沈み、夜のしじまが。





さあ、楽しい食事会の始まりです。




吉野大巨先生を中心に...。




食事の後は....当然カラオケでーす。




なぜか先生は床にどっかりと
文字通り腰を落ち着かせていました。





一夜明ければ、さわやかに朝の散歩です。
風が少し強めでした。
目が覚めました。






はるかかなたに熱海と初島を結ぶ船の波止場が見えます。









かつて林芙美子が初島をおとづれた時の歌が刻まれた石碑が
港のそばにひっそりと立っていました。


近くにありながらなかなか行くチャンスがなかった初島でしたが
お陰さまで「むさしの墨友会」の仲間と楽しく研修が出来ました。

佐藤昌翠さんのご主人のアメリカの話も面白かったですし
昌翠さんにはコントラクト・ブリッジのご指導もありがとうございました。

こんどはぜひ、じっくりブリッジを教えてください。

萬鶴さんによるリゾートホテルほかよろずの手配と

鶴嶺さんのきびきびした幹事補佐、大変ご苦労様でした。

こころから感謝申し上げます<(_ _)>。







準備万端Ⅱ(萬鶴)

2011-02-04 | 書道

おかげさまで、昨日 人間ドックから無事に出所できました。

結果は2~3週間後ですので、内容を知る前に人生?を楽しみます。

 

さて、いよいよ明日ですね。

残念ながら、○田禮子さんはインフルエンザで参加できません。

ご本人も大変残念がっていました。

9名の参加者でGO!です。

 

 

 

私もこれをバックに入れます。

一人分(豪鶴さんでは半人分)かなぁ~。

まぁ~気は心です。

 

 

 

そして、 鑑識係と言われる萬鶴です。

記録はちゃんと残します。

しかも、芸術的に?

バッテリーも充電しました。

SDカードも中身を整理し、空の状態です。

 

気持ちは高まってきました。

仕事そっちのけで、海外研修のことを考えています。

 

さぁ~、シッカリと3万円を握って集合してくだい。

会計さんは山崎鶴嶺さんが、快く引き受けていただきました。

会費は先ず、鶴嶺さんにお渡しください。

 

お釣りがどのくらいあるかが、楽しみです。

 

(とりあえず幹事の萬鶴でした)