むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

和食

2014-01-29 | 書道

この1月も賀詞交歓会から始まり、新年祝賀会、新年会に参加しました。

立食のオードブル形式やテーブルのコース形式、そして着座しての和食もです。

昨夜の新年会で仕事上の会は終えました。

次には個人的な新年会?になるかと思います。

 

 

吉祥寺のあるお店です。

いわゆるチェーン店ですが、値段の割には落ち着いたお店です。

見るからに和食店です。

明暗を生かした通路。

さりげない飾り。

書道にも共通するような感覚です。

*書道のブログですので、無理やりに結びつけたような感がありますね。

 

 

今、墨華展の作品として、磚文に挑戦していますが、どこか共通点があるような気がします。

和食も空間を見せる。利用する。

彩りも。

料理を出す順も。

 

 

先生から教えていただいた心得です。

反対語が並びます。

 

 

 

目で見て、舌で味わって、このバランスが美味しさをかもし出すのでしょう。

 

 

冷酒も竹製の器や徳利などで飲むと、また違った味わいになります。

やはり、何でも心が入らないとダメなんですね。

 

 

最後に香もので〆になります。

これが和食の起承転結の結ですね。

 

 

昨日の新年会の和食と書道を無理やり?に結び付けてみました。

私はただ飲みたかっただけですがね。

私の結はまだ先です。

墨華展の作品書きはいつやれば良いのでしょうか?

今でしょ!

そうします。

 

萬 鶴

 


もう 甘えるわけにはいかない。

2014-01-26 | 書道

今日は変なタイトルを付けちゃいました。

「もう 甘えるわけにはいかな。」です。

たまたまですが、新聞の広告に五木寛之著 幻冬舎新書の「新老人の思想」と言う本が目にとまりました。

 

 

私はまさに団塊世代のど真ん中の年齢です。

もちろん、まだ仕事をしていますし、もう少しは何かの仕事を続けたいとも考えています。

真実は、女房から“家でブラブラしないで”が本音です。

考え方は人それぞれだと思いますが・・・。

この本には、「今、新しい未来に向けて」自立と相互扶助。新老人階級の理想と現実とサブタイトルにあります。

読んでみるとなかなか面白い本だと思います。

 

 

一昨日、市役所から一通の調査票が届きました。

介護予防基本チェックリスト調査票です。

母親のかな?と思って開封しましたら、私自身のチェックリスト調査票でした。

まだ、(もう?)60歳半ばです。

へぇ~、世間(役所)はそう見ているんだ、と改めて感じました。

 

 

早速、チェックリストに挑戦してみました。

項目に従って、はい。いいえ。にチェックです。

私は全てに介護が必要な状態ではないと判断いたしました。

 

 

まぁ~確かに忘れっぽくなりましたし、気力や体力も低下してきました。

でも、趣味は沢山あり、友人(悪友?・飲み仲間)も多くいますので、今のところその必要性は心配ないかと思います。

月例競書も墨華展の作品出しもまだ、手をつけていません。

今日はダンスの練習にも行くつもりです。

役所から届いた調査票がショックやら、まだまだ介護の世話にはならないぞ!と複雑な気持ちになりましたね。

こんな内容を墨友会のブログにご紹介するのも悩みましたが・・・。

 

萬 鶴


磚文(せんぶん)

2014-01-20 | 書道
磚文とはで、ネットで検索してみると・・・。
 
先ず、迷うのが「磚文」、「塼文」なのかです。
 
石か土へんなのか?
 
吉野先生からは石へんの磚文とお聞きしました。
 
今回の墨華展用のお手本をいただました。
 
 
 
 
13文字もあります。
 
書いて納まるのかな?とも思います。
 
さて、磚文とはを調べてみました。
 
 
中国で粘土を型で固め、焼き、あるいは乾燥させて作った灰黒色の煉瓦(れんが)
 
漢代に発達し、城壁・家屋・墓室の構築に用いられた。
 
日本でも飛鳥時代の寺院跡や鎌倉時代の唐様建築などに塼みられる。と記されていました。
 
粘土だと土ですし、焼けば石・・・?
 
吉野先生曰く、建物お守り的な要素では、とのことです。
 
 
 
 
 
したがって、焼キシメタ。時ヲ経タ。カケラ・ワレ。
 
面白サ⇒ユガミ
 
萬鶴さん、楽しんで書いてくださいと言われました。
 
 
 
 
 
いろいろな書き方でお手本をくださいました。
 
いずれにしても難しそうです。
 
楽しむにはほど遠いいと感じています。
 
女房の感想は?
 
良く分からない?これも書なの。です。
 
読めないし、流れるような書には見えないからなのでしょう。
 
気持ちは良く分かります。
 
 
 
 
 
 
そして、書く時の思い(表現)もお教えいただきました。
 
反対語が並びます。
 
なるほど・・・。とは思いつつ・・・。
 
眺めてばかりです。
 
 
また、ある方の訳注を引用すると下記のようにも記されていました。
 
 
漢代の塼文の多様性には感嘆させられる。
 
古文や繆篆から当時普及していた隷書までが同時期に用いられ、時には2種類の書体を融合させており、新鮮な印象を受ける。
 
塼文の多くが一般庶民の手によるものであるため、書き手が好きなように省略したり修正を加える中で、面白味が増している。
 
塼面の文様と文字の配置には工夫を凝らしたものが多い。
 
隷書と篆書を融合させたような吉祥文字が中ほどに置かれ、独特の美感がある。
 
 
また、一つ勉強になりました。
 
書を始めて6年目になりました。
 
ますます、奥深さを感じています。
 
 
 
萬 鶴
 
 

むさしの墨友会 事業計画打合せ会

2014-01-18 | 書道

墨友会メンバーの6名が集まり、平成26年度事業計画の打合せ会を行いました。

その前に、東鶴さんら3名はテンミリオンハウス「川路さんち」で、軸装の付替えを行っています。

私ども墨友会では、テンミリオンハウス(高齢者の憩いの場施設)3か所に、会員の書いた「書」を飾らさせていただいています。

 

 

予定時刻を少し早め、夕刻5時半に三鷹駅北口のうどん屋さんに集まりました。

 

 

 

駅から3分くらいの「とらたま」と言ううどん屋さんです。

昼間(ランチで)、東鶴さんが利用しているお店ですが、夜は初めてだとか・・・。

 

 

予約していますので、奥のテーブルに案内されました。

何が出てくるか分かりませんでしたが、宴メニューがありました。

ご覧のとおりの内容です。

 

 

前菜盛り合わせとサラダ。

 

 

名物串上げ5点セット(お任せ)

 

 

スモークチキン

 

 

突然、東鶴さんが昔愛用のフィルムカメラを取り出しました。

ニコンです。

やはり、アナログはいいですねぇ~。

ところで、26年度の事業計画の話ですが、何が決まったのか良く覚えていません。

書道展を秋にとか、どこかに研修旅行?をしたいね。とか・・・。

どんどん話がそれて、決定まで届きません。

それが、気の合う?集まり(この会)の面白さ、楽しさなのでしょう。

会話も行きつ戻りつです。

 

 

燻製塩サバが出されました。

うん、いい味していますね。

お酒も「上機嫌」という銘柄です。

みなさん、上機嫌です。

お稽古場には足が遠い、鶴城さんもこのような場には積極参加です。

墨華展のお手本いただいた?

いや、まだですよ。とか、良いのをいただきましたよ。とか・・・。

京子さんに絵手紙を教わろうなども・・・。

 

 

事業計画も何がまとまったのか、誰かに聞いてみます。

ハッキリ言って、良く覚えていません。

やがて、ラストメニューのうどんが出てきました。

何種類もあるうどんからチョイスです。

ここにそれぞれの個性がでますね。

私は「醤油おろしうどん」にしました。

「梅こぶうどん」は京子さんでしたね。

あとの方は、良く見ていませんでした。

 

 

デザートは「とらたま一口パフェ」です。

これで、飲み放題で3500円でした。

さて、今年の墨友会はどのような行動?をするのか楽しみです。

 

萬 鶴


初稽古

2014-01-12 | 書道

ここ数日、日本列島には大寒波が押し寄せています。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

何?財布が寒波だと・・・。

どなたか、カンパしてあげてください。

 

 

 

東京地方も最低気温が0度と予報されています。

趣味ではありますが、こんな時期しか作れないものを作ってみました。

氷で作るアートです。

先生からいただいた、ファイヤーリリーも入れ込んでみました。

前日に受け皿に水を張り、草花を入れ込みます。

朝になるとこのような、氷で作るアートが出来上がります。

3時間しか持たないア―トです。

さて、昨日(土曜日)に初稽古に行ってまいりました。

 

 

 

お稽古場が見違えたように広くなっています。

今年の干支の馬も飾られれいます。

上手くなるように馬なのでしょうね。

この状態がいつまで持つと思いますか?

私は梅の花が咲く頃には・・・と思っています。

 

 

先ず、月例競書をお出ししました。

いつものとおり、“ハイこれにしましょう”と決まります。

今回も前日に書き上げました。

 

 

 

そして、墨華展ようのお手本もいただきました。

今回は「磚文」です。

12文字ありましたね。

“萬鶴さん楽しんで書いてくださいね!”と言われました。

 

 

後日、内容はご紹介しますが、面白い(為になる)ご説明がありました。

楽しみながら挑戦してみたいと思います。

 

 

私の番が終わるころ、中田仙鶴先生がいらっしゃいました。

お二人のツーショットを撮らさせていただきました。

みなさんのように、お稽古日には必ず伺うようにしなければと思っていますが・・・。

今年もきっと同様に、お月謝と同じ日だけになってしまうかも知れません。

 

萬 鶴

 


2014年(平成26年 午年)の正月を迎えました

2014-01-02 | 書道

みなまさ 新年明けまして おめでとうございます

東京地方は穏やかな正月を迎えました。

 

 

大根を飾らさせていただきました。

シンプルですが、清々しく思えます。

やがて、白い花が咲くことでしょう。

 

 

玄関付近に正月らしい軸を掛けさせていただきました。

吉野先生書の「益寿」と私の瓦當文です。

 

 

我が家近付近から、富士山が望めます。

日本の正月らしい景色かも知れません。

 

 

元旦の昼近くには、獅子舞がやって来ます。

福を呼び込むために舞ってくれます。

地域のお囃子連の子どもたちです。

 

 

そして、家族揃って日本の正月です。

私が音頭をとり、“新年 明けまして おめでとうございます。 今年も健康で良い年にしましょう”と声を掛けます。

お屠蘇と美味しいおせち料理でしばし歓談です。

91歳になる母から、私にもお年玉をいただきました。

本来は逆ですがね・・・。

いつまで経っても、子どもは子どもなのでしょう。

その後は、菩提寺に初詣で(墓参り)です。

日本の正月を送っています。

 

 

昨年のこの時期に、吉野先生から株分けしていただいた「ファイヤーリリー」も沢山花を咲かせています。

今年は書道で立派な花を咲かせたいものですが・・・。

それには水やりと同じように、毎日の精進が必要なのでしょう。

わかっちゃいるのですが・・・。

さぁ~、墨華展のお手本をいただき、一発集中型で行きますよ。

 

萬 鶴