むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

「比田井天来」研修会 in 長野

2012-06-26 | 書道

梅雨の合間の良き日に恵まれて、「比田井天来記念館」に伺いました。

今回は、むさしの墨友会の9名メンバーが参加です。

企画からマネージメント、そして現地の案内などは全て東鶴さんです。

三鷹北口集合(鶴城車)と八王子集合(鶴嶺車)の2台に分乗です。

 

 

途中のサービスエリアで待ち合わせをし、長野に向かいます。

*前を走るのは鶴城さんが運転

 

 

予定時間より早く、望月町の「比田井天来記念館」に到着いたしました。

この日は陽射しが強いのですが、そのためにみなさんサングラスをかけている訳ではありません。

無駄な抵抗ですが、一応個人を分からなくしています。

 

 

館の担当の方に、吉野大巨先生が秘蔵していたビデオを編集した、桑原翆邦先生などDVDを謹呈いたしました。

大変貴重な資料だと、喜んでいただきました。

 

 

 

展示室内は撮影禁止ですので、遠くからパチリです。

みなさん、いろいろとお感じになったようです。

 

 

9名で記帳させていただきました。

そして・・・

 

 

昼食まで時間がありますので、周辺をドライブです。

 

 

ここは長門牧場。

広大なパノラマです。

空気も美味い!

青い空と白い雲

 

 

童心にかえる?萬鶴

もの思いにふける鶴城さん。

 

 

これは絶品(濃厚)なソフトクリーム

 

 

しかしこれを選ぶものがあり・・・(豪鶴さん)

 

午後1時半に「草笛」に予約しています。

 

 

鶴城さんに、先ずは一杯(ノンアルコール)

 

 

萬鶴は本物

美味い!

 

 

この他にかき揚げも注文

美味しくいただきましたよ。

 

 

何故か?徳利(お銚子)が・・・

そうですそば焼酎の蕎麦湯割りです。

これが美味いんですよ。

 

 

この画像が証明しています。

 

話の途中ですが、吉野大巨先生からFAXが入りました・・・。 

 

 

 

先生のFAXでの情報によると・・・

この三文字「夢天国」は、桑原翆邦先生が書かれた襖(ふすま)・板戸・屏風

(どれも傑作だそうです。)がある北佐久郡立科町の光徳禅寺の亡くなられた

宇佐美大雲先生の作ではないか、とのことです。

そしてこの光徳禅寺は当時大雲先生が住職で、比田井天来先生の菩提寺では無いが天来先生の法事などの際に大雲先生が、読経を行ったとのことです。

 

このような書を背にして、お酒などいただいてよろしいのでしょうかね。

知らぬがなんとか?です。

 

 

いやぁ~満腹です。

いただきました!

 

 

長閑ですねぇ~。

気の合う仲間との小旅行も良いものです。

 

 

 おっと!鶴城さん大丈夫?

道を間違えて農道に入り込む。

 

 

 

彩翆さんは佐久から電車でお帰りです。

駅までお送りして、小休憩の東鶴さん。

 

 

あれ?渋滞情報が・・・

何で込んでいるのぉ~(京子さん)

 

 

原因はこれでした。

安全運転に心がけましょうね。

多くの人の迷惑になりますから。

午後8時過ぎには八王子や三鷹に到着しました。

 

*鶴嶺さんに撮っていただいた集合写真です。 

 

楽しい研修会でしたよ。

さぁ~後は筆を持つのみ?です。

それなりに頑張りましょう!

 

萬鶴 (記) 鶴嶺さん加筆


八王子 「鮨忠」さんの板戸を訪ねて

2012-06-18 | 書道

 

国立新美術館で開催された書象展のあと、その足で八王子 戸吹の「鮨忠」さんに行ってきました。

ここはバスは1時間に1本なのですね。

まさに、山中ニ 食 在り です。

目的は?

ただ美味しい鮨を食べたかったからです。

鮨忠さんでは、昼食に板戸を見に来られた墨華の先輩がいらして板戸をそのままにして置くので、座敷の席を用意しておくとのことでした。

 

 

 

私たちはいつものように鶴嶺さんの車でお伺いしました。

着いたのが6時ちょっと前でしたね。

 

 

店主と女将が愛想よく迎えてくれました。

“大巨先生はお元気ですか?”と・・・

 

 

岑鶴さんは何を考えているのでしょうか?

きっと何も考えていないと思います。

 

 

美味しい料理が並びます。

今日は5000円コースでお願いしました。

飲み物別です。

 

 

ビール風呂に入っている方もいます。

溺れそうですね。

美味しい日本酒も沢山いただきました。

久しぶりのストレス?発散です。

 

 

登場人物は、岑鶴さん・鶴嶺さん・鶴城さん・萬鶴の4人です。

 

 

ころ合いを見て、お開きです。

この日、東鶴さんは遅くまで仕事のようです。

本当は私も参加しなければならない仕事でしたが、仲間を優先させていただきました。

スミマセン。

 

萬鶴


書象展

2012-06-17 | 書道

とある日の午後、岑鶴さん・鶴嶺さん・萬鶴の三人で書象展に伺いました。

待ち合わせ時間は午後2時10分に国立新美術館です。

 

 

岑鶴さんはどこにいるのかなぁ~

 

 

エントランス脇のコーナーイスでパンフレットを読まれているようです。

 

 

違いました。熟睡していました。

どうりで、携帯に入れても出ない訳です。

 

 

そして会場へ。

 

 

いつもながら凄い展示作品量ですね。

中々ゆっくりとが出来ません。

 

 

 

書象会理事長さんの田中節山さんにお会いできました。

井の頭公園近くにお住まいだったことなど、昔話をお聞かせいただきました。

田中節山先生は武蔵野市文化事業団の評議員として、武蔵野の文化にも関わっていただいている方です。

 また、上篠信山先生のお話を楽しく聞かさせていただきました。

70歳代になっての筆勢は凄く、80歳代では優しさが出て来たとのことです。

私たちの筆勢増す年齢まではまだまだありますね(笑)

 

 

岑鶴さんと田中節山先生

*最近、岑鶴さんが書象展に行こうと、やけに誘うのです。

私は日程も詰まっており、かなり調整しないととぐずっていたのですが、岑鶴さんの熱心さには負けました。

彼も書道に目覚めて、凄いなぁ~と思っていました。

そしたら、なんて言うことはありません。

田中節山先生が文化事業団の評議員さんなので、お声がかかりどうしても行かなければならなかったのです。

半分は仕事だったんですね。

一人じゃ・・・と我々を誘ったんです。

 

 

隣接する会場で「日本の書展」が開かれていました。

こちらも凄い作品量です。

その中で目にとまった作品です。

 

安藤鶴城さんにお見せしたくてパチリしました。

母思いの鶴城さんです。

土・日でご実家に帰省されるとか・・・。

 

 

書展って、結構歩きますよね。

ブラブラとですが、疲れるものです。

ちょっとお茶でもと・・・。

緑とこの飲み物は似合います。

 

 

梅雨の合間、忙しい時間を割いて?書展に行って来ました。

この後は、八王子まで行って来ます。

戸吹の鮨忠さんへです。

 

岑鶴・鶴嶺・萬鶴


最近気になりませんか?(鶴嶺)

2012-06-08 | 書道

最近お稽古にお伺いすると何か気になりませんか?

入り口から入ると正面に一升瓶。

お稽古の机の上にも一升瓶。

そう、「明鏡止水」大巨先生が揮毫された書がラベルになっているお酒です。

新たなデザインと言いますか、ラベルを作成されたようです。

これはちょっと前の作だと思いますが・・・

そんなお話から5月最後のお稽古日は日本酒のラベルのお話になりました。

ご存知の方も多いかと思いますが

これは比田井天来先生が揮毫されたラベルです。

その昔 「会津の良さは酒の良さ 会津 ほまれ」 な~んてコマーシャルがテレビで放映

されていたことを思いだします。

酒瓶に貼られるとこんな感じになります。

それから先程、大巨先生から「福小町」も比田井天来先生は揮毫されていると情報を頂き

調べてみるとありました、ありました。

これが基になって

こんなラベルになったのだと思います。

その他にも日下部鳴鶴先生が揮毫されているのが皆さんも良くご存知の

そう「月桂冠」ですね。

そして中村不折先生が揮毫されたのが

「真澄」に「日本盛」だそうです。

そして、桑原翠邦先生もやはり日本酒のラベルにと揮毫されているようです。

それがこれ

じゃ~ん。谷桜。山梨県のお酒です。

昨日お稽古に伺った際にこんな酒瓶が

谷桜です。

これは箱だけですが・・・

「山人魚目」間違いなく、さんじんぎょもく、桑原翠邦先生です。

これは、望月聴泉さんが前回のお稽古の際にラベルの話になったのを記憶されていて

山梨に行かれた際に見つけられて購入されたものだそうです。

今までも日本酒のラベルは色々と気にはなっていましたが、こうしてちょっと調べただけでも

かなりの銘柄に先生方は揮毫されていることが分かりました。

因みに

これは「白鹿」ですが、これも比田井天来先生が揮毫されたものに

年月を経るにつれて、少しづつ手が加えられたものだそうです。

この様に年月を経て、微妙に手が加えられることもあるようですね。

そして

「蒲原」吉野大巨先生が揮毫されたお酒です。

確か桑原翠邦先生の板戸を訪ねて八王子の「鮨忠」に出向いたときに先生にお持ちいただいて

皆でいただいたように記憶しております。

冷酒でいただいてとっても美味しかったように記憶しております。

「明鏡止水」 これは既に説明もいらない吉野大巨先生揮毫の有名なお酒。

「DANCYU」というグルメ雑誌にも何度か紹介されているお酒です。

結局今日は何が言いたいのかわけの分からないブログになってしまいましたが

近々、天来先生、翠邦先生、大巨先生をはじめとする書家が揮毫したラベルのお酒をコレクション

してみようかと考えた次第なのです。

そして最後に、こんなお酒も見つけてしまいましたよ。

字は違いますが「鶴齢」・・・・私は「鶴嶺」一字違いますが「カクレイ」です。

もしかして、皆さんの雅号と同じラベルのお酒があるのかも?

銘酒 「豪鶴」・・・・いちばんありそうな・・・・

生一本「鶴城」・・・・こんなお酒は如何ですか?

これから夏に向けてマコガレイのお刺身を肴に冷酒でキュっと一杯。

こんなひと時が楽しみにな季節になりました。


お手本11枚

2012-06-04 | 書道

先日もお教室(先生)からの封書が届きました。

イコールお教室に行っていない証でしょう。

きっと、鶴城さんも同じだと思います。

みなさん、月例競書も出され頑張っている様子が伺えます。

私は競技ダンスを趣味にしていることから、「舞」という字を半切に書いて先生に見ていただきました。

良く書けていますが・・・。です

書道を習うものとして、他に笑われないように(レベルが高い書として)と、お手本を11枚書いていただきました。

 

 

* 我が家のクローク扉が、ちょうど良い展示場所になりました。

 

暴れる筆、細い筆、二本使いのもの、凄い勢いです。

書体や空間などで、こんなにも表現が変わるのですね。

ダンスでも音楽や種目によって、踊り方はガラリと変わりますが、基本は全て同じです。

二人で踊る、体重移動、張り(トーン)、強弱、リズム・・・。

しかし、フロアー出ると他の選手が気になったり、ぶつかりあったりで思うように踊れません。

40~50日で一回は試合に挑んでいる割合です。

それでも上には上がいて、勝つことは難しいですね。

 

 

この日の(も)先生は凄かったですよ。

次から次と「舞」という字を書きあげてくださいました。

↑ は筆を2本使っています。

 

 

筆が滑る音が聞こえます。

紙が音を立てています。

 

 

声は出しませんが、“エイッ!”と書きあげています。

ド迫力ですよ。

さぁ~この字をお手本として、どこまで書けるかが楽しみです。

この「舞」という字を雙暢展用に書こうかと思っています。

かなり不登校気味になっている私ですが、やる気のきっかけ探しをしています。

ヨ~シ 鶴城さんには負けないぞ!

 

萬鶴