むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

敬老のつどいに参加して (萬鶴)

2011-09-28 | 書道

立場的に市内の福祉施設で開催される「敬老のつどい」にお招きをいただきます。

しかし、みなさんお元気ですねぇ~。

 

 

私も還暦を過ぎたと自分で暗示をかけたように、気力や体力の衰えを口癖のように使っていました。

ため息も沢山でます。

ところで、みなさんはお若いと思いますが、いかがですか?

 

そこで、ご参考に長寿節目の祝歳にちなんだ言葉をご紹介いたします。

題して「人生山坂転んで起きて」です。

還暦(60歳)  まだまだ三役 突き落とし

古稀(70歳)  そんな誘いににや 耳かさぬ

喜寿(77歳)  この山越えれば 花畑

傘寿(80歳)  まだまだこれでも 役に立つ

米寿(88歳)  もう少し楽しみ 米と酒

卒寿(90歳)  人生大学 卒業なしさ

白寿(99歳)  この世は三色(みいろ) 黒白グレイ

茶寿(108歳)  茶柱立ったよ まだまだ元気

皇寿(111歳) ここらでゆずろう 長寿日本一

 

いかがでしょうか?

喜寿を越えれば花畑のようです。

みなさん そこまでは頑張りましょうか?!

あと少し?まだ、だいぶある?

 

萬鶴

 


これで良いんですよ (萬鶴)

2011-09-27 | 書道

秋の検定試験用の作品を書き上げました。

合わせて40枚くらいでしょうか。

鶴城さんと言う良きライバル?がいますので、ブービー狙いで頑張っています。

  

 

私は晩書く(ばんかく)でなく、朝書く(あさかく)です。

夜は飲んでしまうので、いつも早朝です。

 

 

さて、今回の検定課題は第三部受験ですので、自運創作課題語句を楷書・行書・草書体にしてお出しするものです。

先生にお手本を書いていただきました。

「静處光陰最好閑中気味偏長」

“せいしょのこういん もっともよく かんちゅうきみ ひとえにながし ”

 

 

そして、〆切り日前日に鶴城さんと滑り込みセーフでお出ししました。

“うん、良いですよ、良く書けていますよ・・・”

“はい、これにしましょう”

?選ばれたのが、事前に外そうと思ったものばかりです。

“先生、これですか?縦の線が全体に傾いているんですが・・・”

“これが良いんですよ”

“先生、墨を付け過ぎて滲んでしまいました”

“これが良いんですよ”

分からないものです。

すべてお見せしてよかった!

 

 

“ほぅ~ ここまで書けるようになりましたかぁ~”

中の字が強く書き過ぎてかすれてしまいました。

“これを軸装にして置くと良いですよ!”

*合わせて4枚を軸装にできると雅印を押していただきました。

 

 

鶴城さんもにこやかにお出しし、一件落着です。

いやぁ~分からないものですね。

外そうと思ったものが、“これが良いんですよ”です。

千羔先生はこのやり取りを、“笑っている”と思いましたが・・・

千羔先生は“微笑んでいるんですよ”とのことです。

さて、結果はどうなりますことやら・・・。

 

萬鶴


松本の街並み...(東鶴)

2011-09-25 | 書道

萬鶴さんによる「上条信山先生のふるさとを訪ねて」が

アップされましたので、今回はそれとだぶらない記事をアップしてみます。

松本城から女鳥羽川に出ると、右岸に縄手通りがあって

楽しいお店がいっぱい。

おもわず時間をかけて歩くことに...。

 

さらに歩くとこんな素敵な建物と橋が...

左はイタリアンレストラン、右は女鳥羽川にかかる橋のたもとの街路灯です。

なんか新しいようだけれど、レトロな感じがしませんか?

 

ご存知そばどころ「女鳥羽」

女鳥羽川の左岸にあります。お勧めです!!

 

「女鳥羽」から松本市立美術館に行く途中にはこんな井戸が...

和菓子屋「翁」の入り口です。

松本市内は北アルプスの湧水がいろいろな所に見られ

湧水を案内する観光ボランティアさんが配置されているくらいです。

「翁」のお店の奥には蔵がいくつかあり、自由に見学できます。

落雁の木型がたくさん展示されていました。

これは、「茶能酒従」と読むのでしょうか?

 

 「茶前酒後」 茶を前(さき)にし 酒を後(あと)にす。

と読むと、吉野大巨先生からブログへ加筆依頼のFAXを頂戴しました。(鶴嶺)

 

松本市内を走るコミュニティバス

草間彌生の水玉でおおわれています。

そういえば吉祥寺美術館での草間彌生展は、棟方志功展を上回る入場者でした。

 

そして、今回の〆はこれ。

松本駅アルプス口から見る常念岳です。

ビラミダルな頂上から、稜線を左にたどると、槍ヶ岳がちょこんと頭のてっぺんを覗かせています。

おわかりになりますか、皆さん?

 

 

 

 

 


上篠信山先生のふるさとを訪ねて (萬鶴)

2011-09-25 | 書道

初秋の晴れた日、9時37分発(八王子)のあずさ9号に乗り込みました。

東鶴さん・鶴城さん・禮子さん・京子さん・岑鶴さん・鶴嶺さん・萬鶴の7名です。

題して「ぶらり信濃路(松本)ー上篠信山先生のふるさとを訪ねて」です。

 

松本城

清々しい秋風を感じます。

 

 

松本城の石碑の前で・・・

(上篠信山先生書)

そして、掘り周辺を散策。

 

 

非常警戒態勢か?

立ち入り禁止のテープが・・・

賽銭泥棒の調べと判明。

 

 

この人が賽銭泥棒だったのか?

ちなみに、おみくじは「大吉」。

良いことがありますように!

 

 

門前市みたいな場所を歩くと、突然こんなカエルが・・・。

あきれかえる。

 

こんな時間になりました。

東鶴さんは蕎麦屋探しで急ぎ足に。

あった!

女鳥羽(めとば)蕎麦が・・・

 

 

 

恒例の先ずはビールで乾杯!

そして、蕎麦焼酎に移行・・・

 

 

そばウス焼き(味噌味)

実に上手い!酒に合う!

 

天ぷら

揚げ方も上手。

お芋は女性陣が素早くGET !

 

 

名物三重(みかさね)そば

名物の三段重ねのせいろです。一度に三種類(海苔・とろろ・抹茶)の風味を楽しめるちょっと欲張りなおそばですが、二段目のとろろを食べる時、胡麻をつゆに入れて下さい。三段目は抹茶がかかっています。特製薬味は胡麻と胡桃です。

 

 

いただきます。

黙々と食べる。

岑鶴さん ちょっと遅い。

鶴嶺さんは何故か「ざるそば」

ダイエット中か?

 

 

京子さん

こんなの直ぐに食べられちゃう!

最初は量が多いと言っていたのにぃ~。

 

 

すべて完食!満足げなみなさん。

 

そして・・・

 

 

松本美術館へ

 

上篠信山 特別記念展示中 9月25日まで

1日前でギリギリセーフでした。

 

 

 

乾式の拓本に挑戦

 

 

松本市内をぶらぶらと散策しました。

こんな風に町を歩くって、あまりありませんよね。

万歩計は13000歩を越えたとか。

美術館から駅までの途中は市内循環バス(190円)を利用して・・・。

予定の電車より2時間早く、臨時号にのってご帰還。

 

 

電車の中でもこんな調子です。

表情で旅の楽しさが伝わりますよね。

 

 

車窓からはたわわに実った稲と青い空、そして山々が。

お疲れさまでした。

 

*早朝にブログをアップしました。今日は写真を選んだり、加工したりで1時間半くらいかかりましたよ。

本来は朝起きて直ぐに検定試験用の半切を10枚ほど書く予定でした。

優先順位を考えましたが、己のことを捨てて、ブログをアップしました。

 

これから鶴城さんに負けないように頑張りますが、どうなりますことやら・・・。

10時には法事で出かけます。

 

(萬鶴)

 

 

 


第12回 靜藍社書展

2011-09-23 | 書道

行ってまいりました!

第12回 靜藍社書展 (銀座大黒屋ギャラリー)

 

 

平成23年9月23日(祝)11時に集合して、むさしの墨友会メンバー5人で大挙して押し掛けました。

*5人でも大挙。一人でも大巨とはこれいかに?

東鶴さん・鶴城さん・岑鶴さん・鶴嶺さん・萬鶴です。

 

 

現地集合ですが、11時にはぴったりと5人が揃いました。

私(萬鶴)は間違えて7階の他会場へ・・・。

雰囲気が異なるので、間違えと直ぐに分かりました。

 

 

内田藍亭先生が出迎えていただきました。

参考作品 「朴」 桑原翆邦先生

特別遺墨展示 「無憂為福」 水島藍潮先生

賛助出品 「冷暖自知」 浅沼一道先生

「郭店楚簡」 内田藍亭先生 他18点です

 

 

会場も華やかな雰囲気です。

 

 

作品を熱く語る藍亭先生

新進気鋭の書道家として名をはせています。

各作品をじっくりと拝見させていただきました。

 

このあと、銀座アートスペースで開催されている明治・大正・昭和の書

併催 「桑原翆邦小品展」に行ってまいりました。

その内容は後日ご紹介いたします。

そして・・・

 

 

銀座となれば、あなごの「はかりめ」です。

ここでランチ?をいただきました。

 

 

いつものとおり、こいつから始まります。

 

 

何だっけな?ひつまぶしランチでしたっけ?

これが・・・

 

これです。

 

これを肴に、あなごの骨酒を2杯。

結構良い調子で帰宅の途につきました。

それから、鶴城さんと萬鶴は26日までにお出しする検定作品の書き上げです。

・・・結局、私は集中力が無くなっていますので、明日の朝に書くことにしました。

明日もみなさんとお会いするので、早めに寝ます。

ではまた、ごきげんよう!

 

萬鶴

 

 

 


団扇(うちわ)が海を渡る (萬鶴)

2011-09-23 | 書道

8月下旬にご紹介いたしましたが、吉野大巨先生作の団扇が海を渡りました。

 ・・・いろいろと縁があって、フィンランド国タンペレ市より招へいされた、武蔵野市・福祉公社・社会福祉協議会の若手職員3名が福祉の先進国と言われている北欧で、日本(武蔵野市)の福祉について学会発表いたしました。

実は、何年か前にフィンランドのタンペレ市の福祉関係者が武蔵野市を来訪されました。

その時にある施設の床の間に掛けられた“萬鶴が書きました軸”に目が止ったようです。

*あとでお聞きしたのですが、目に止まるように差し向けたのは東鶴さんだったとか・・・。

対応していた担当者から差し上げても良いかと連絡がありましたので、記念に差し上げますよとお答えしました。

 

 

そして、今度は職員がフィンランドへ出発する際に、何が良いお土産はないか相談を受けました。

軽くて日本らしいお土産・・・。

 そこで、吉野大巨先生に無理なお願いをし例の団扇を4本いただきました。

ここまでは前回の内容です。

 

これからが本題です。

吉野大巨先生作の団扇(うちわ)がフィンランド国に渡る

平成23年9月にフィンランド国タンペレ市に於いて、環境福祉に関する国際複合環境要因学会(ICCEF 2011)が開催されました。

 

 

 

最終日のレセプションで日本の文化芸術をご紹介しようと、吉野大巨先生作の団扇を国際学会会長のオラビ・マンニネン氏他3名の方々に差し上げたところ、大変喜ばれたとのことです。

 

ちなみに、フィンランド国の平均気温は暑い7月でも20度以下です。

 

みなさんこれはどんな時に使うのですか?との質問があったそうです。

 

フィンランドは日本の夏のように団扇をパタパタ扇ぐ環境ではありません。

 

説明しても、これを使うのはもったいない。

 

美術品として大事に飾らさせていただくとのことでした。

 

 

こうして日本の生活や文化が何かの形でご紹介できれば幸いなのでしょう。

 

 

 

(萬鶴)

 


いただきもの (萬鶴)

2011-09-22 | 書道

ある方からお礼としていただきものがありました。

私は大したことをしていないのに・・・。

いや、大したことをしたのは家内です。(本当は大したことはありませんが)

ある方に全紙を入れるキャリーバッグを作って差し上げたからです。

デパートの丁重な包装になっています。

 

 

送られたご本人は知っていたのでしょうか?

萬鶴に坂角(ばんかく)総本舗と書かれた贈りものです。

 

 

これがジョークと言えば、座布団3枚です。

 

 

ちなみに、私もお中元には のような品を良く送りました。

これもジョークです。

 

そう言えば・・・

 

こんなお品もありますね。

同じく座布団3枚です。

 

以上、ジョークのわかる方々へ。

 

締切日近し!

さぁ~書くぞぅ~(鶴城) いや晩書く(萬鶴)でした。

 


言い訳 (萬鶴)

2011-09-20 | 書道

すみません、言い訳です。

我が家は現在、減築改修中です。

足の踏み場もない状態です。

 

 

避難所的生活も疲れてきました。

改修する部屋の荷物は他の部屋に一時的に移動させます。

 

 

私の部屋も衣類などが押し込められています。

 

 

いつも使う書道の台などは、ご覧のありさまです。

筆が1本立つ場もありません。

もう直ぐに終わるかと思いますが、検定試験にお出しする半切が書けない状況です。

先生は月末までに3枚書けばよろしいのですよ、と言っていただけますが・・・。

お出しする以上は各10枚は書きたいですね。

あと1週間、間に合うかどうかです。

どなたか代筆をしていただけませんか?

無理でしょうねぇ~。

 

萬鶴


信州そば三昧...(東鶴)

2011-09-18 | 書道

今日、9月18日(日)は朝から青空!!

気温は高いけど空気は乾燥して澄んでいるので

気持ちの良い一日になりそうです!

黄金色の稲穂の向こうには浅間山が久しぶりにはっきりと。

御牧ケ原のいくつくかの田では稲刈りが始まっていて

「はざくい」に刈ったそばから干しているところが見られました。

 

今日のお昼は国道18号沿い、小諸ちかくの「やまへい」

 

大きな店構えなのですぐわかります。

 

 

「そば三昧」登場。

たぬき、とろろ、山菜がトッピングされたそば。

つゆをかけて、カリカリ、トロトロ、チュルチュルと三種類それぞれが

えもいわれぬうまさのトリオを構成!

手前の右側が暖かい「そばがき」

となりの黄粉をつけて食べます。

ワサビ醤油につけてもこれまた結構!!

 

そばでおなかをみたしたら、次は知る人ぞ知る「丸山珈琲」へ

国道18号をはさんで、「やまへい」のほぼ向かい側にあります。

コーヒーを買い求めると、サービスドリンク付き。

250グラムの豆を挽いてもらったら、カプチーノが2杯戴けました。

 

「丸山珈琲」から眺めるトーミの頭(左側のピーク)

右側のピークは浅間山の外輪山で前掛山に続きます。

 

おいしいおそばとデザートのコーヒー(スタバよりもずっとおいしい)で

大満足のランチタイムでした。

 

ところで、帰り道にこんな事務所が目に入りました。

小諸市社会福祉協議会です。一階に入っています。

 

萬鶴さん、社会福祉協議会の仕事につくのだったら

こっちの方が良かったですか?

少なくとも、事務所移転の話はなさそうですものね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


夏の名残りを......(東鶴)

2011-09-18 | 書道

この週末、長野に来ています。

いつもだと、「集王聖教序」を練習するのですが、今回はまだその気が出ません。

 

さてそれはともかく、暦は秋。

なのですが、夏の名残りがそこかしこに...。

赤松の林の中の額あじさい。大きな株に育っています。

遠くではみんみん蝉がまだ鳴いています。

 

昨夜の乱舞に疲れ果てた蛾の夫婦?

網戸の内側から指ではじいたら、雄?のほうはだらしなく、ベランダに落下。

尾羽打ち枯らしたーって感じです。

 

季節は次第に本格的な秋を迎えようとしています。

「はかなくも まねく をはなに さそわれて 夏のおはりを しらぬ てふかな」 

の歌を思い出します。

 

そうはいっても、信州の稲はどれを見ても頭を垂れっぱなしです。

五郎兵衛米は、益々おいしくなるかも...鶴嶺さん!

 


全紙の軸のキャリーバッグ...(東鶴)

2011-09-12 | 書道

今日は仲秋の名月...

我が家からも東の空に綺麗な月が...。

 

詩の心があればこの辺で「風雲の潤」を発揮できるのですが

残念ながら、東鶴は「集王聖教序」を書き連ねるだけでした。

 

ところで、このほど三輪萬鶴さんの奥様に素敵な品物を作っていただきました。

全紙の軸を運ぶのに使う布製のキャリーバッグです。

深緑色(緑は東鶴のラッキーカラー)の上品な風合いで、

手提げにもなるし、ショルダーとしてもOK!

全紙の軸が三本入るようになっています。

萬鶴さんの奥様、ありがとうございました。

萬鶴さんは半切の軸のキャリーバッグが欲しい、と言ってましたけど...。

 


鶴の大先輩発見...(東鶴)

2011-09-10 | 書道

今、吉祥寺は秋祭りの真っ最中!!

萬鶴さんの勤務先の駐車場もお神酒所になっているそうです。

そんな中、吉祥寺四軒寺の一つ、光専寺に鶴の大先輩の碑を発見!!

 

「稲垣黄鶴」先生の詩と書だそうです。

黄鶴先生は1903年(明治36年)、長野県追分生まれの

近代詩文を得意とする女性の書家だそうです。

石碑の右下の三文字は...

「なんとかかんとか草?」と記されているようです。

その後、吉野先生からご指摘があり、「麒麟草」と記されているそうです。

吉野先生ありがとうございました。

 

また、ある方からご丁寧なご指摘をいただきました。

稲垣黄鶴先生は、昭和13年に中華民国北京で興亜書道連盟理事となられ、

昭和16年中国の湯山で開催された全国書道展の審査員をされ、

昭和18年には、墨華書道研究会元主幹の宮本旭水先生に「色紙折帖十二カ月」を贈られ、

昭和22年には貞明皇太后宮に「離燕の情」献納のご下命を拝し、

昭和44年には日本書道院副会長になられたそうです。

そして、墨華創刊以来、百歳になられる平成14年まで、32年間にわたり

墨華書道研究会の顧問として、墨華を支えてくださったそうです。

 

*書宗院とは別の組織に属されていたとはいえ、私ども墨華にとっては

切っても切れないご縁があることがよくわかりました。

 

 

秋祭りで武蔵野商工会議所の稲垣会頭とお会いした時、

書の話になり、会頭のご親せきに書家がいらっしゃって

雅号を黄鶴といい、実は光専寺に石碑がある、

とのことだったので、さっそく現場に。

 

黄鶴先生の出身の軽井沢には多くの碑文が残されているそうです。

またまた行くところが増えましたね。

 

 


任務完了!(板戸運び出し)

2011-09-05 | 書道

桑原翆邦古典臨書芸術展も無事終了いたしました。

あとは作品の運び出しです。

 

 

八王子戸吹「鮨忠」さんからお借りした杉板戸を慎重に運び出します。

遠藤史佰先生と高市乾外先生にもお手伝いいただきました。

 

 

慎重に丁寧に梱包です。

東鶴さんの手捌きは、いつでも運送業が出来そうです。

 

 

藤井岑鶴さんも搬出にお手伝いいただき、墨友会の4人が45km先の八王子方面に向かいます。

もちろん、運転手は鶴嶺さん。親方は東鶴さん。後ろの荷物押さえは萬鶴です。

 

 

調布インターより高速道に入ると・・・

台風の影響で西の空は雲が多そうです。

 

 

やがて、八王子インター付近では・・・

真っ黒な雲に包まれました。

 

 

まだ、雨は降り出していません。

危うくセーフで搬入が完了いたしました。

この時点で、岑鶴さんは都合?でご自宅に帰られました。

八王子から先(山梨方面)は通行止めになっています。

店前の街道は、その影響か大渋滞になっています。

うまくバスに乗れたかが気になります。

 

 

さて、ここで帰るのは大人げないですので、ちょっと反省会を・・・

 

 

先ずはこれですね!

 

 

運転手の鶴嶺さんはこれです。

 

 

“まぁ~一杯。いやいやどうも~”

反省会のスタートです。

 

 

画像ではあまり紹介しておりませんが、かなりの品数(肴)が出されました。

 

 

絶品なものばかりです。

これはアナゴの骨を揚げたものです。

鰻はありますが、アナゴは初めてです。

 

どのくらいの時間、反省会をしていたのか分かりません。

酔い方で、結構長時間だと思います。

一合五尺入りの熱燗が3?4?本とヒレ酒と・・・。

 

 

時間は分かりませんが、お開きにしました。

 

 

店の外にでると、土砂降りです。

店の方も心配そうに見送ってくれました。

 

 

携帯で気象情報を確認すると、まさにこの通りです。

今、赤くなっている所にいます。

 

 

中央道に入り国立インター辺りまで来ますと、全く降っていなかったようです。

八王子に住んでいる鶴嶺さんに、再び中央道で家まで送っていただきました。

本当にありがとうございました。

 

大事な美術品(杉板戸)搬入・搬出計画は、これで任務完了いたしました。

 

酔っていても、ちゃんと順を追って記録を残している萬鶴でした。

 

 

 


桑原翆邦 古典臨書芸術展

2011-09-04 | 書道

平成23年9月2日(金)・3日(土)・4日(日) 吉祥寺スペースBeに於いて、「桑原翆邦古典臨書芸術展」が開催されています。

 

 

「臨書と創作、意義も価値も同じ」

書道を研鑽する上で古典を臨書する事は、一方に於いて高い技法を追及する事と、他方には優れた古人の性情に接触する事によって、自分自身の内なるものを育て養って行くことの二つの功徳がある・・・。

 

 

昭和・平成の書の求道者 桑原翆邦先生が、平成七年にご逝去されて16年がたちました。

翆邦先生は、古典尊重・臨書重視、臨書と創作は書の両輪で、臨書も創作も同価値・同評価とすべきだ、臨書は解釈だと説き、比田井天来・川谷尚亭両先生の書道理念の書の大道を、亡くなられる算90歳まで実践されました・・・。(吉野大巨先生記)

 

 

≪特別展示≫

八王子 戸吹鮨忠所蔵  杉板戸三字句五枚

 

 

新企画 書かれていた模様をDVDにてご紹介しています。

みなさん熱心にご覧になっておりました。

当時、参加された先生方は随分お若かったですね。

 

 

賑わいのある会場

 

 

沢山の作品が展示されています。

 

 

同じ書が・・・

違いは書かれた年なのでしょうか?

 

 

凄い数の書が集められました。

 

夕刻6時過ぎからの祝賀会へ移動します。

 

 

時間もちょっと早いので、途中で軽~るく一杯です。

二次会会場となっている“いちゃりばえん”で0.5次会です。

 

 

墨友会メンバーのうち4人で1杯だけいただきました。

 

 

平成23年(2011)

桑原翆邦古典臨書芸術展・第20回 雙暢書道会展 祝賀会

吉祥寺東急イン ホワイエ 

 

 

70名近い方々が参加されています。

いつものとおり、大変賑わいのある祝賀会です。

 

 

吉野大巨先生のご挨拶

お祝いの言葉

 

書宗院 代表 桑原呂翁先生よりご挨拶をいただく予定でしたが急用でご欠席になりましたので、桑原翆邦先生のお嬢様の平野ひろ子様に挨拶をいただきました。

平野ひろ子様は桑原呂翁先生の妹様になります。

 

 

 

武蔵野文化事業団理事長 会田恒司(東鶴)様よりご挨拶をいただきました。

 

 

 

乾杯は書宗院 理事長 秦 大猷(ダイユウ)先生のご発声です。

 

 

大巨先生による恒例の出席者紹介です。

鶴城さんは何故、顔を伏せうつむき加減なのでしょうか?

また、書くぞう?(鶴城)と・・・。

 

 

東鶴さんが慰めに?来ました。

また、やる気が出たとか?

 

 

千羔先生から大巨先生のご紹介と御礼のご挨拶がありました。

 

 

お料理も美味しくいただきました。

 

 

飲み物も十分です。

 

 

中田仙鶴先生により、恒例の祝い唄と〆です。

 

 

三本締めで、丸くなりました。

 

 

追伸:もうコーヒーが注がれていますが、豪鶴さんは日本酒をまだいただいています。

このあとは二次会へ・・・。

都合により記録写真はありません。

 

 

レジュメには「むさしの墨友会」のブログも紹介されていました。

早速ですが、昨日の模様をご紹介させていただきました。

何かの記録になれば幸いです。

 

 

萬鶴

 

*本日(4日)、夕刻5時近くに板戸を鮨忠さんへお返しに行ってまいります。

親方:会田東鶴さん

運転手兼作業員A:山崎鶴嶺さん

作業員B:三輪萬鶴

 

 

 

 


板戸搬入計画任務完了!

2011-09-01 | 書道

いよいよ9月2日(金)・3日(土)・4日(日)に「桑原翆邦古典臨書芸術展」が吉祥寺スペースBeで開催されます。

この芸術展には、八王子市 戸吹鮨忠所蔵の杉板戸三字句五枚が特別展示されます。

その板戸を東鶴さん・鶴嶺さん・萬鶴の三人で搬入計画を実行いたしました。

 

 

昨日(8月31日)の二時半ごろ吉祥寺を出発しました。

予定どおり1時間ちょっとで、八王子戸吹の鮨忠さんに到着です。

 

 

店主にお手伝いいただきながら、板戸を丁寧に積み込みます。

 

 

大事な板戸をお借りするものですから、どこに傷などがあるかなどを確認いたしました。

鮨店の間仕切りとして使われていますので、やはりアチコチにそれなりの傷が目立ちます。

これが本来の目的(使われ方)ですので、桑原翆邦先生もこの傷を見て喜ばれているかと思います。

 

 

窓からの搬出が終わりました。

安堵です。

 

 

事故渋滞で中央道国立インター付近で渋滞が発生しています。

下りるか、本線を直進するのかの判断が求められました。

経営者?的感覚で直進を選択しました。

案の定、スイスイと進んでいます。

さすがこの判断力(誰の?)は的確です。

 

 

予定とおり、スペースBeに到着です。

大巨先生が笑顔で待ち構えていました。

 

 

暫定的に立てかけてみました。

 

 

先生も感無量なのでしょう。

頬笑みを持って、佇んでいました。

これで搬入計画の任務が完了いたしました。

次に待っているのは搬出計画です。

 

そして・・・

 

反省会?(何も反省することはありませんが・・・)

BOGA(イタリアン)で反省です。

 

 

生ビールやノンアルコールビールが出されます。

だいぶ遅れて、洒落た料理が出されました。

オジン三人でイタリアン?似合いませんよね。

 

 

生ビールのあとは、ワイン。

 

 

そして、ウオッカベース。

さて、渋滞していた国立インター付近から、調布インターまでの30分くらいの中で、大事な意思決定をいたしました。

2件の案件(意思決定)です。

① 9月の下旬に、長野県の松本へ蕎麦を食べに行こう!(日帰り)

② 来年5月中旬に我が「むさしの墨友会」の書道展を開催しよう!

場所は未定ですが、鶴城さんが関係している「七福」が候補になっています。

墨友会会員の書を展示したり、桑原翆邦先生の作品も額装・軸装したものを合わせて展示します。

ワインを飲みながら、軽食をいただきながら、楽しい会話をしながら・・・

こんな雰囲気で行えないかを案件としました。

新たな(変わった)書展です。

軽食などは福祉施設にお願いし、必要経費の残金は社会福祉協議会に寄付させていただく予定です。

この二つの案件を「むさしの墨友会」の会員におはかりする予定です。

 

 

さて、反省会は続きます。

次に吉祥寺南口の蕎麦屋さんへ。

鶴嶺さんは、割り勘負けでお茶に移行しました。

 

 

美味しい蕎麦でした。

 東鶴さんと萬鶴は引き続き飲まさせていただきました。

時間も10時を過ぎました。

鶴嶺さん、慎重な運転ご苦労さまでした。

次は4日に搬出ですね。

頑張りましょう!

 

長い流れですみません。

萬鶴