むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

銘墨

2013-11-28 | 書道

私は土曜日をお稽古日にしています。

午前中のお稽古は私どもは休日とあって、ゆっくりと出来ますね。

先生との雑談?余談?笑談?・・・

お稽古の筆を休めて、この日は銘墨に話題が移りました。

 

 

大巨先生と千羔(ちこう)先生の揮毫した墨です。

 

 

この金色のものが千羔先生の揮毫で、僕(大巨先生)のより高いんですよ。と笑いです。

 

 

先生の説明に火が付いてきました。

もう止まりません。

止められません。

奥から大事そうに箱が出てきました。

 

 

先生のご説明が始まりました!

「桑原翆邦先生の銘墨」です。

 

 

これは美術品の部類なのでしょうね。

とても磨るような代物ではありません。

 

 

これは揮毫が浮いています。

銘?号?は掘っています。

凹凸も面白いですね。

 

 

あとはご説明出来ません。

知識がありませんので・・・。

今は木型職人が少なくなって、印刷の張り付けのような揮毫が多いとも聞きました。

 

 

私はゲスなものですから、思わず定価などを合計していました。

これが一本24,000でしょ。

これが・・・・

合わせるとひと財産ありますね。

まさにお宝です。

私はいただいたモノや父親が使っていた墨を使っていますので、今の所は不便はありません。

でも、美術品的な代物はありません。

みなさんも今度お稽古場に行きましたらご覧ください。

ご説明の時間が長くなるかも知れませんが・・・。

 

萬 鶴

 

 


秋色 (11月23日)

2013-11-23 | 書道

 

我が家の「秋色」です。

吉野先生よりいただいたブログをアップする材料はあるのですが、簡単な内容にしました。

 

 

南天の葉も色付き始めました。

我が家ではお赤飯などを作った時に添えています。

難を転ずると言う意味から、南天を添えます。

日本的な心づかいです。

 

 

この綿毛はなんだと思いますか?

テッセンの花の後なんですよ。

枯れてもこんな風になりたいものです。

私なんか枯れっぱなしですから・・・。

 

 

一枚の枯葉を太陽に向けてパチリしました。

まさに、秋の気配ですね。

好きです。

こんなことをしている時が・・・。

 

 

 

ミョウガの葉が青空に突き刺さるようになっています。

俺はまだ元気だぞ!と言っているようにも思えます。

もう、枯れるのは時間的な問題で、無駄な抵抗なのでしょう。

 

 

取り残した柿が50個くらいなっています。

もう、小鳥さん用でもいいのかな?

近くの調布飛行場から軽飛行機の飛び立つ音が、青空に聞こえます。

先日の墨友会書展で、ある先生からブログ楽しみにしていますよ。と声をかけられました。

また、私たちにも(先生)勉強になることが多く、参考になりますと・・・。

いやぁ~、どこが?勉強になるのかなとも思います。

でも、見に来ていただくだけでもうれしいものです。

さて、今日は筆を持とうかな?

 

萬 鶴


「聴月」

2013-11-21 | 書道

むさしの墨友会の第2回書展も終えて、なんとなく疲れも残っています。

たった、土日の2日間なんでしたが、1週間近く開催される書道展の関係者のご努力とお疲れ具合が推測されます。

我が家に、「内田藍亭先生」に書いていただいた、小さな額装を飾っています。

 

 

 

「聴月」と書かれています。

臨書かどうか分かりませんが、今の季節のような気がします。

月を聴くなんて、風流?で心もなごみます。

11月も21日です。

なんか慌ただしい日々を送っています。

 

 

 

数日前は満月でしたね。

庭に出て、コンパクトデジカメで撮りました。

安いカメラ(2万円くらい)ですが、きれいに撮れるものです。

腕より、カメラですね。

 

 

 

 

今朝(21日)のお月さんです。

西の明るくなった空を見ながら撮りました。

「観月」⇒「聴月」

いいですねぇ~。

こんな心持ちになりたいものです。

 

 

                                       

                                       萬 鶴


書展打ち上げ(食べ物編)

2013-11-19 | 書道

 

事業を開催にはかなりの労力を必要とします。

今回のむさしの墨友会第二回 書展も、各自、自主的?役割を分担して、成功裏に終えることができました。

まだ、少し疲れは残っていますけどね。

何事にも反省会?打ち上げは必要です。

恒例になって入る「広東料理 吉祥寺 翠蘭」で打ち上げを行いました。

 

 

仲間の鶴嶺さんが経営するお店です。

食材も吟味され、手の込んだ美味しいものが出されます。

鶴嶺さん いつもスミマセンね!

とんでもございません。 いつもご利用いただき誠にありがとうございます。(鶴嶺)


 

このころは、和やかな会話が続いています・・・。

 

 

甕出しの紹興酒が出てきました。

すると、私は温かいの。

私は冷たいの。

私は常温。

と注文が飛びます。

なんとまぁ~・・・です。

 

 

ヒラメの何とか?

この後は、鶴嶺さん加筆をお願いできますか?

 は~い。

まずは「広東風ヒラメのおさしみ」です。

 

 

・・・(鶴嶺さん)

つづいて 「菊花入りフカヒレのスープ」です。

 

 

これも鶴嶺さんご説明をお願いします。

以下、すべてをお願いします。

 「季節野菜と海鮮炒め」です。

 


「南瓜と豚バラ肉の重ね蒸し」

 


そしてこれは「有頭蝦の香辛料炒め」です。

 


「牛フィレ肉の炒めレモンソースかけ」

 


叉焼とネギのつゆそば」

 


「海鮮入りのXO醤チャーハン」

 


そう「ブドウプリン」です。 

ブドウのプリンだったかな?

みなさんペロリです。

 

 

後半は、こんな雰囲気で宴が進みます。

自分自身にお疲れさまと言いたかったですね。

 いつも「吉祥寺翠蘭」をご用命いただき誠にありがとうございます。

また、この二日間、皆様大変お疲れ様でした。(鶴嶺)


鶴嶺さん 加筆ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします。


萬 鶴


むさしの墨友会書展 二日目(成功裏に)

2013-11-18 | 書道

書展二日目も大勢の方々にお越しいただきました!

先ずは、心より御礼申し上げます。

 

 

 

10時のオープンに向け準備も整いました。

 

 

早めにお越しいただいたのは、内田藍亭先生です。

この日は息子さん?の七五三参りと仰っていましたが、お忙しい中恐縮しております。

 

 

また、2時過ぎには墨華の審査会が三鷹上五会館で行われた後、大勢の先生方にもお越しいただきました。

審査会でお疲れのところ、わざわざ書展会場にお運びいただきありがとうございます。

 

 

予想を超える方々のご来場で、これはもっと精進し書道に励めとの期待とも思えました。

さらに、各先生方のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

 

 

先ずは書を楽しむことだと思います。

仲間を大事にすることだと思います。

仲間があって、長続きできるのではないかとも思います。

 

 

準備から始まり、ご来場いただいた皆様方がいかに楽しんでいただけるかを考えました。

今、「おもてなし」と言う言葉がはやっていますが、私たちは「心づかい」の気持ちでお迎えいたしました。

よちよち歩きの「むさしの墨友会」ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

また、過分にも、あたたかいお心遣いをいただき重ねて、会員一同深く感謝申し上げます。

季節も大きく冬に向かってまいります。

くれぐれもご健康にご留意され、ご活躍されるよう、会員一同祈念申し上げます。

 

むさしの墨友会会員一同


第二回 むさしの墨友会書展を開催しています

2013-11-17 | 書道

穏やかな秋空の下で、第二回 むさしの墨友会書展を開催しております。

昨日は小春日和を思わせるような陽気でした。

 

 

4~5年前に会田東鶴さんが発起人となり、9名の仲間で会を作りました。

それが「むさしの墨友会」です。

少しずつですが、上達?してきたかも知れませんが、それぞれの作品を高覧いただきたく開催いたしました。

 

 

場所は三鷹駅北口からほど近い、「かたらいの道市民スペース」です。

 

 

目印はツインタワーの北側ビルの1階です。

 

 

一昨日、飾り付けの準備を終えて開催日を迎えました。

二度目ですので、イメージもわかり手早く飾り付けました。

素人集団ですので、ご意見はあろうかと思いますがお許しください。

今回は1コーナーは奈良誰々展の作品としました。

中々、お見せする機会がありませんので、仲間と話し合った結果です。

 

 

 

 

お友だちやご友人をお招きしての書展です。

これが楽しいのでしょうね。

ある方は、このあと飲み会に移動されました。

 

 

 

著名な先生方にもお越しいただき、感謝申し上げます。

また、通りすがりの方もご入場いただきました。

こうして、よちよち歩きの「むさしの墨友会」ですが、皆様方のご支援を受けて第二回が開催できましたことに、重ねて感謝申し上げます。

 

 

柿の実も熟し、小鳥さんも満足の様子です。

駅前のイルミネーションも点灯いたしました。

年の瀬を感じてきたこの頃です。

お風邪など来ませぬようにご自愛ください。

 

萬 鶴


第二回 むさしの墨友会書展を開催いたします

2013-11-15 | 書道

11月も半ばになりました。

街の様子も年の瀬(少し早いかな?)を感じ、慌ただしくなってきました。

 

 

 

武蔵野市内の3駅でも、イルミネーションが点灯されています。

特に、三鷹駅北口はきれいで見応えがありますね。

*写真は武蔵境南口広場付近です。

 

さて、第二回 むさしの墨友会書展を開催いたします。

 

日時: 平成25年11月16日(土)・17日(日)

会場: かたらいの道 市民スペース

 

 

三鷹駅北口より徒歩3分のところで、ツインタワー北ビルの1階です。

 

 

会田東鶴・秋山彩翆は準同人

大久保宋鶴は師範

他のメンバーは、書道を始めて5~6年未満の者ばかりですが、ご高覧いただきアドバイスなどをいただければ幸いです。

また、会員が毎年出品している、奈良誰々展の作品コーナーを設置いたしました。

みなさまのご来場をお待ち申し上げます。

 


ある新聞記事より「そこはかとなく心が整う」

2013-11-08 | 書道

数日前のA紙です。

教育「学校モノがたり」のタイトルで、「書道」とは「書の道」。と紹介されていました。

サブタイトルは「墨滴 時間の節約の声を受け誕生」です。

 

 

硯に向かって墨をすれば、そこはかとなく心が整います・・・。

墨メーカーの呉竹(奈良市)の会長さん(63歳)*同世代だぁ~。がそう言ってから、残念そうにつぶやいた。と書かれていました。

「学校の授業や街の書道教室で、墨をする光景はほとんど見かけなくなった」

墨の代わりに使われているのは墨滴だ。

「学校の現場で墨をする時間を惜しむ傾向がある」(昭和28年頃)*私が幼稚園の頃

当時は、まず水に溶かして使うチューブ状の「練り墨」でその後、液状の墨滴を売り出したとか・・・。

当初は「邪道だ」と返品されることもあったようだ。

 

 

墨をする機会は、学校以外でも減っていった。

現在の「書道セット」に墨が入っていない場合もあるという。

「墨は液体だと思っている子も多い」

私の経験でもキャンプなどをしても、火を起こせない子がほとんどである。

まして、マッチなどは使ったことが無い。

更に火を燃やし続けることも知らない。

当然と言えば当然で、今では電気釜のスイッチを入れればコメが炊ける。

すべて、便利な生活や道具に囲まれている。

私もほとんどが墨液を使っている。

半切を何枚も書くには、大量の墨をすらなければならなりません。

墨をするのは日記を書くときくらいになっています。

先輩の先生方は全て墨をすっているとも聞きます。

私にとって、やはり時間の節約も大きな要因なのでしょう。

現在の墨液もかなり研究されて、すった墨と同じような味わい?になっているのでしょう。

まだ、本物の味わいに浸っていない自分です。

今回の記事を読んで、「墨をすって、そこはかとなく心が整う」よう心がけて行きたい。

行きたい・・・。


萬 鶴

 

 


むさしの墨友会 第二回書展を開催いたします

2013-11-03 | 書道

第2回 むさしの墨友会書展を開催いたします。

「むさしの墨友会」は現代書道家の父、比田井天来先生の流をくむ仲間の会です。

今回は9名の会員が出展いたします。

準同人2名、師範1名が中心となり、他6名はまだ書道を初めて6年未満の仲間です。

 

 

開催日 : 平成25年11月16日(土)・17日(日)

会 場 : かたらいの道 市民スペース

*三鷹駅北口から徒歩3分です。

 

 

会場はご覧の場所で、駅前に高くそびえるツインタワーの一階です。

是非、ご高覧のほどお願い申し上げます。

なお、コーナーの一部には、「奈良 誰々展」に出品作品(会員全員)も展示させていただいております。

 

 

昨年開催した、第一回 書展の集合写真です。

むさしの墨友会は研修も頻繁?に行っており、各地に出向いては書に係わる先生方の作品を見ながら会員の親睦も深めています。

 

 

比田井天来記念館にて

 

 

今年も会員のみなさんは、ガンバリましたね。

各先生方からも上達しましたよと、お褒めをいただきました。

 

 

海を渡った書も数多くあります。

東鶴さんの「一期一会」

ルーマニア国ブラジョブ市

 

 

もちろん、研修と称してこんな場面、しょっちゅうです。

このようなメンバーの集まりですが、書道を通じて楽しい仲間づくりを行っています。

ご高覧いただければ幸いに存じます。

こころより、お待ち申し上げます。

 

萬 鶴