脈々と連なることを楽しむ...。
桑原翆邦先生遺影(「墨華帖」平成17年3月刊より)
桑原翆邦先生のビデオをDVDにとっていただいたものを、拝見しました。
鶴嶺さん、萬鶴さんありがとうございました。
その筆さばきの俊敏さ、八十の「十」の字の鋭い伸びやかさ...などなど
見ているだけでわくわくします。
一時間前後かかるDVDがあっという間でした。
さて吉野大巨先生からいただいた古い写真が我が家の押し入れに...
左は浩宮様が桑原翆邦先生から書の指導を受けられている写真(昭和53年3月)
右は天皇皇后両陛下が東宮時代に望月町の比田井天来記念館を訪問され、
桑原翆邦先生から説明を受けられている写真(昭和55年8月)
桑原翆邦先生ってなんかすごいお人なのですね。
(お目がぎょろっとしていてまさに「魚目」そのものなのですが...。)
場面は変わって
こちらは桑原翆邦先生の小品「済世為念」
わたしの仕事部屋にあります。
「世を済い念を為す」(よをすくいおもいをなす) 軽妙洒脱な筆さばきですが、私にはとても重い言葉です。
こちらも、私の仕事部屋に掛けてある桑原翆邦先生の「得所」
「山老魚目八十一漫臨」の落款があります。
これを掛けた時、部屋を訪れたとあるご婦人が
これを「所得」と読みました。
ま、たしかにそう読めなくもないのですが...。
「済世為念」と「所得ではなく得所」の2作品は
今から5年前、私が現在の仕事に就くことになった時、吉野大巨先生から記念に戴いたものです。
ともに素敵な作品なので私にとっての宝物。
そして、比田井天来先生、桑原翆邦先生、吉野大巨先生と脈々と連なる大きな流れを
楽しむことができる幸せを大切にしたいな、と思っています。
(なんかいつになく真剣真面目で気持ちわるーっ。今晩のごはんの食べ合わせが悪かったかな?)
そして、比田井天来先生、桑原翆邦先生、吉野大巨先生と脈々と連なる大きな流れを
楽しむことができる幸せを大切にしたいな、と思っています。
(なんかいつになく真剣真面目で気持ちわるーっ。今晩のごはんの食べ合わせが悪かったかな?)
比田井天来先生、桑原翆邦先生、吉野大巨先生と脈々と連なる大きな流れ・・・。
この流れには幅の広さと深さを感じます。
大巨先生の「大」は幅など大きさを表し「巨」は深さ・奥行きを表すとお聞きしました。
これは物理的なものでなく、精神的なものなのでしょう。
私は脈々と流れる川で、浅瀬に泳ぐ雑魚(ざこ)のようです。
この川で泳がさせていただくだけでも光栄です。
*鶴城さん。浅瀬でチャプチャプしようね!
東鶴さんの仕事部屋には、ちょくちょくアポなしでお邪魔していますが、ご紹介があったもののほか、あと2本軸が掛けられています。
どれも意味深い書額と軸ですが、それらを前にして、いつも大事な話と言いながら、軽い話をしていました。
ここに雑魚(ざこ)であることを、更に自覚しました。
事務連絡:鶴嶺さん、今日の八王子はよろしくお願いします。
みなさん、明後日の翠蘭は楽しくやりましょう!
・・とはいえ、東鶴さんはじめ皆さんをもたつきながら追いかようとしているのが私の現実なのですが。
もたつきも大事ですよー。
大事なことは、とりあえずのゴールに到達する時間ではなく、プロセス(質)の問題かも?
ひとは「創める」ことを忘れなければ老いることはない、といわれています。
わたしなんか「創めた」ことを忘れたりしますけどね。
翠雨さんはお名前はお存じでした。
有苑さんもお顔は存じあげていまうとのことでした(^-^)
ぜひ、こんどお会いする機会がありましたら、
よろしくお伝えくだいと。。。
おふたりとも、努力家で、とても素敵なかたです。書だけでなく、憧れています(*^_^*)
人生の先輩方に出逢えることも、書の魅力かもです。
翠雨さん、有苑さんにお会いしそうな時は、おでこに「東鶴」と書いておくことにします。
素敵なお二人に、どうぞ宜しくお伝えください。
あすは、「墨友会」初めての忘年会!!。
鶴嶺さんのおいしいお店、吉祥寺「翆蘭」で。
(^o^)、がんばるぞーっ!(て、何を...?)