むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

書道の画像を整理していたら

2014-02-23 | 書道

PCの画像を整理していましたら、2010年10月13日のものがありました。

 

 

佐久市近代美術館で開催された比田井天来先生「天来祭り」です。

吉野大巨先生をはじめとする、大先生方の揮毫と地元高校生の書道パフォーマンスです。

むさしの墨友会のメンバーも馳せ参じました。

 

 

いよいよ大巨先生の揮毫が始まりました。

すごい熱気と迫力です。

 

 

 

 

お手伝いの先生方も真剣な動作を感じます。

多くの墨友会メンバーも、こんな雰囲気は初めてだったかと思います。

 

 

 

作品を書き上げた先生も、お手伝いされていた先生方も安堵の表情でしたね。

 

 

 

我がメンバーもそれなりに上達されたかとも思います。

段位も頑張られた方はそれなりに結果を出されています。

私どもは・・・。です。

 

 

きっと、吉野先生もお疲れになったのではないかと思います。

 

 

メンバーも美味しい蕎麦と蕎麦焼酎をいただき、また帰りの新幹線や東京駅付近でまた一杯。

書道を通じた仲間との意義ある小旅行と飲み過ぎで?かなりお疲れになりました。

でも、このような仲間がいるから、続けて来られたのかも知れませんね。

さぁ~、今日こそ筆を持とう!

ね!鶴城さん。

 

(萬 鶴)


「書とかをり」

2014-02-14 | 書道

神代植物公園の大温室には睡蓮の花が咲いています。

昨日、一枚のファックスが入っていました。

吉野大巨先生からです。

何もコメントは書かれていませんが、桑原翆邦先生遺稿と題されていました。

昭和11年9月号所載と記されています。

内容をご紹介いたします。

 

 

 

「書とかをり」

夏になりました。

いろいろな花が咲いて居ます。

真っ白い花、まっかな花、きいろい花、紫の花、どれもみんなきれいです。

大きな花もあります。

小さな花もありあます。

一輪さきのものもあれば、たくさんの花が房のやうになったものもあります。

ちっとも目立たない色をしながら、気高い清らかなかおりをはなつ花があります。

 形も大きく、色も鮮やかなのに、少しもかをりのない花もあります。

中には頭のいたくなる様な いやなにほひの花もあります。

そんな花はいくらきれいでも人にいやがれます。

かをりのない花は、つくりばなと同じ様で、ゆかしくありません。

花には、色よりも、かたちよりも、かをりが何よりも大切です。

書も花も同じことです。

形のよい字よりも、筆使ひの上手な字よりも、かをりの高い字が、一番よいのです。

かをりの高い字はどうすれば書くことが出来るか。

それには昔の人の立派な手本を習はなければなりません。

人格を願いて、気高い人となる様に心がけなければなりません。

(魚目)

 

 

本来はであれば縦書きでカナをふってご紹介出来れば、桑原翆邦先生の想いが少しでもお届け出来たのかも知れません。

今日は少し、書道仲間である「むさしの墨友会」のブログ内容になったかと思います。

ご紹介した花が邪魔だったかも知れませんね。

お許しを・・・。

 

(萬 鶴)


表現

2014-02-11 | 書道

先日もご紹介いたしましたが、白菜の残りを水栽培して花を咲かせました。

今日は2台のカメラでお遊びです。

両方ともデジカメです。

機能を練習しています。

 

 

先ずはソフトフォーカスと言って、全体をボケさせて見ました。

書道で言う滲みと言ったところでしょうか?

なんとなくソフトで、想像性を高めてくれます。

 

 

何処に焦点(目線)を持って来させるかが、撮る楽しみにもなります。

お稽古場では、吉野先生がいろいろな表現を使っていますよね。

浮き出る?訴える?若い?枯れる?・・・。

 

 

上の2枚はさしずめ、臨書でしょうかね?

もの全体をシッカリと撮っています。

 

 

キャノンに60mmマクロレンズをつけて見ました。

写真の撮り方は田中廣悦さんに教わりたいところです。

お店(廣悦堂 さん)にお伺いしますと、カメラの話に花が咲きます。

 

 

マクロレンズは焦点がシッカリしていて、背景をぼかしています。

そうすることによって、何を表現したのかが分かるような気がします。

なんか生意気のようですが、書道もカメラも共通点があるんですね。

ダンスも趣味にしていますが、広い会場で戦い勝ち抜く気持ちは、書道展の作品書きにも似ているかも知れません。

やはり、沢山の作品(ダンスはカップル)の中から、選ばれるにはそれなりの表現が必要なのでしょう。

これは私は自分に言い聞かせているのですが、ダンスは勝てませんし、写真も書道も上達しません。

なんと言っても、お稽古(練習)なのでしょう。

わかっちゃいるけど、歳月が流れてしまいます。

 

萬 鶴

 


ここ2~3日

2014-02-10 | 書道

結果は別にして、月例競書と墨華展の作品をお出ししました。

ホッとしています。

しかし、大雪の処理が大変で、腰を痛めてしまいました。

年齢を考えずに、頑張り過ぎました。

 

 

我が家では白菜の花が咲きました!

この時期に不思議でしょ?

 

 

実は、白菜の根の所からカットして水栽培したものです。

*いつも自分のフェイスブックやブログにご紹介している内容と同じです。

 

 

ニンジンもこのように成長し、葉を見ては楽しんでいます。

ほかにも、大根やカブ、チンゲンサイなども水栽培しています。

花が咲いたらご紹介いたしますね。

 

 

40年ぶりの雪だとか・・・。

私は25~6歳でしたが、みなさまは?

40年と言う歳月は、大昔のようにも感じます。

でも、私はつい最近のように良く覚えていますよ。

 

 

気温が高いのか、雪解けも早いですね。

屋根から滴り落ちる雪の水滴を撮ってみました。

 

 

たくさん撮りましたが、数枚をご紹介いたします。

コンパクトデジカメも安くなりましたが、性能は向上していますね。

手ぶれ防止や連写なども可能です。

この画像は連写(1秒間に30枚)で撮りました。

デジタルの便利さとアナログの書道。

この違いが生活を楽しみにさせてくれます。

何でも興味を持つことも大事なのでしょうね。

 

萬 鶴


土曜日(2月8日)のお稽古場

2014-02-08 | 書道

今日は未明から雪になりました。

都合があって、12日〆切りの月例競書をお出し出来るのは今日しかありませんでした。

昨夜も懇親会がありましたが、帰宅後筆を持ちました。

また、早起きして残りの競書を書いていました。

まだ、濡れいている?状態でお稽古場に・・・。

 

 

あまりにもの降雪で、先生に電話を入れました。

“お稽古場にいますのでいつでもどうぞ!”とのことです。

 

 

車を鶴嶺さんの経営する駐車場に入れさせていただきました。

事務所付近には鶴嶺さんの車が・・・。

“雪なので何があるか分からないので出勤しました”とのことです。

さすが社長さんですね。

責任感があります。

 

 

鶴嶺さん自らお茶を入れていただき、しばし雑談です。

 

 

そして、お稽古場に・・・。

まだ、お正月気分?(片付けられた状態)です。

いつまで持つか?(失礼)

 

 

私の前に佐久市から新幹線で来られた先生がいらっしゃいました。

雪が降る中、新幹線で・・・。

私なんかいかに楽をしているのだろうと反省いたします。

月例競書をお出しして、次に墨華展の作品を見ていただきました。

“良いですよ!”と5枚ほど選んでいただき、落款を押していただきました。

その中の1枚が墨華展用の作品になりました。

 

 

やがて、中田仙鶴先生が来られました。

先生との会話(ご指導)は高度な内容になっています。

書が若い!

目に刺さるような線・・・・?

へぇ~です。

 

 

帰宅道、雪も本降りになって来ました。

自宅近くで事故表示の警察車両が・・・。

 

 

 

雪でスリップした単独事故のようです。

私の車はスタッドレスを履いていますので、普通に走れましたが要注意ですね。

筆が滑るのは良いのですがタイヤが滑らないように、明日は注意いたします。

土曜日のお稽古場でした。

 

萬 鶴


雪のなごり (節分も過ぎて・・・)

2014-02-06 | 書道

節分も過ぎて、暦のうえでは春ですね。

しかし、昨日(2月5日)は寒かったぁ~!

ほんと、底冷えする一日でした。

数日前が、あの春の陽気でしたから・・・。

 

 

天気予報では東京地方は大雪注意報が出ていましたが、大した雪じゃなくて良かったですね。

気持ち的には、もっと降ればと期待もしていました。

まだまだ、子ども心が残っています。

 

 

さて、雪のなごりの画像を紹介していますが、節分の日はどのように過ごされましたか?

豆まき派と恵方巻き派、両方派?

私は豆まき派なんですが、最近はやたら恵方巻きが流行っていますね。

今年は東北東を向いて食べるようです。

 

 

昔はどこの家でも、“鬼は外 福は内”とかけ声が聞こえたものです。

家の構造やご近所のことも考えて・・・。

または、世帯に子どもがいなくなったなど、豆まき派は少なくなったのでしょう。

コンビニなどの商魂も影響しているのかも知れません。

夕食の献立も恵方巻きにして、手軽に済ますことも考えられます。

何ごとも時代の変化を感じますね。

 

 

陽が射すころには、木々の枝も雪から水滴に変わりました。

春の気配を感じます。

さて、墨華展の作品は書き上げましたか?

締め切りはいつまででしたっけ?

月例競書もありますよ。

 

 

半切などを書いても飾れる場所もそんなに多くありません。

床の間も少なくなった、今の建物では半切の半分とか三分の一のサイズが求められてしまうのかな?とも危惧してます。

豆まきと恵方巻きで、時代の変化を感じたものですから・・・。

 

萬 鶴