むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

むさしの墨友会書展について(東鶴)

2012-03-30 | 書道
 
むさしの墨友会の会員の皆様へ


改めて申し上げるまでもなく、5月の「第一回むさしの墨友会書展」は、今まですでに書いてきた作品を中心に、自分たちの手作りで、気楽に行うことを基本コンセプトとしていますよね。

一人2点までということと、会員が愛蔵している桑原翠邦先生の作品を何点か、自分たちの手で展示する予定でいるのは、すでにご承知と思います。
 
今回のために、特別に書かれるという人もいらっしゃるかと思いますが、それはそれで尊重させていただくのですが、基本は、新たにお金をかけないでやろう、という趣旨なのです。
吉野大巨先生は、私たちの会に気を使われてのことでしょうか、小品のお手本を書いてくださっているほか、さらには廣悦堂さんまで、気を遣われています。これらは東鶴の説明不足が原因だとしたら、大変申し訳ございません、お詫びを申し上げます。
 
今回は上記のような趣旨なので、お手本は別の機会に活用させていただくことでも良いし、展示は廣悦堂さんにお手数をおかけするのではなく、自分たちで行うことでよい、と思っています。
そもそも、このような考え方で、皆さん書展をやろうよ、という話になったはずですよね。

繰り返すようですが、作品の会場への持ち込みや飾り付けは、自分たちの手で行うことを基本としていますので、それが難しい方は、東鶴にご相談ください。会員の仲間で手助けできるよう図ってまいります。
今回の書展につきましては、これ以上誤解が広がらないよう、その趣旨について、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
 

君子 (萬鶴)

2012-03-30 | 書道

君子とは・・・

学識・人格ともに優れ、徳行のそなわった人。

身分・官位の高い人。

 

へぇ~。私には無いことを、君子と言うんだぁ~。

 

画題としての、梅・竹・蘭・菊のことを四君子と言うとも書いてある。

そこで・・・

 

 

我が家の君子蘭が満開ですのでご紹介します。

株分けしたものをいただいたのですが、元株はまさに君子のような方が育てていました。

少しでも近づければと、ささやかな想いからです。

 

さて、もう一つ。

 

 

四君子の一つ「梅」です。

2~3週間遅れでの満開です。

梅は三月ですよね。

四月は桜の縄張りですので、ぎりぎりセーフと言う感があります。

ぎりぎりセーフは私の得意とするところですので、今年の梅は何故か愛着を感じます。

 

 

椿です。(種類はわかりません)

 

君子にちなんだ言葉を紹介します。

○ 君子は危きに近寄らず

○ 君子の交は淡きこと水の如し

○ 君子は周して比せず小人は比して周せず

*君子でないので、意味が良く分かりません。

( 萬 鶴 )

 


臨書ー書の古典を学ぶ(DVD) 内田藍亭先生ご出演

2012-03-26 | 書道

私は土曜日の会ですが、11時頃にお教室に伺いました。

先ほ東鶴さんがお帰りになったと、先生がおっしゃっておりました。

中田仙鶴さんが、お帰り支度をしているところでした。

仙鶴さん:ブログいつも見ていますよ。面白いですねぇ~。

先生:下水の話も面白かったですよ。女子大通りの下に大きな本管が埋められているなんて・・・

筆を洗う度に、下水道のことを思い出してしまいますよ・・・。

 

 

墨友会書展の作品を見ていただきました。

以前書いたものを作品として掛けるつもりでしたが、半切1/3の瓦當文のお手本を6枚書いて下さいました。

みなさんも同様に、お手本が行きわたったようです。(頑張ってくださいね!)

 

お昼もだいぶ過ぎていましたが、雑談タイムです。

書道教室にパソコンが置いてあるのも、時代の流れでしょうね。

 

 

先生は一枚のDVDをパソコンに入れました。

臨書ー書の個展を学ぶとあります。

高橋蒼石先生・渡部半溟先生 監修

中国と日本の基本的な古典が厳選され、内田藍亭先生をはじめとする8人の書道家が多彩な紙に臨書しています。

内田藍亭先生は「牛橛造像記」 なんて読むのでしょうか?

*内田藍亭先生こんな字で良いのですか?

書をはじめて3年半では、判りかねます。(ぎゅうけつぞうぞうき?)

 

 

内田藍亭先生の力強く気合いが入っている臨書は圧巻でした。

*全てパソコンの画像をパチリしていますので、不鮮明なところはお許しください。

 

 

臨書を解説している藍亭先生は、普段と異なる真面目さ?です。

普段です、気さくな先生とお見かけしていますが、お酒が入るともっと気さくな先生で、東鶴さんと酌み交わしている時はこの上なく気さく?な先生になります。

最近、藍亭先生とお話しすることがありませんが、墨華書道展ではお会いすることができると思います。

いつかは真面目に、書道のお話しをお聞きしたいものです。

やはり、話す方もお聞きする方も一杯入らないとだめですかねぇ~。

 

( 萬 鶴 )


武蔵野さくらまつり (ご案内)

2012-03-23 | 書道

もうすぐ四月になりますが、桜の蕾は固く閉じています。

とは言え、まだ1週間あります。

満開は期待できませんが、何分咲きになるかが楽しみです。

今日は武蔵野さくらまつりのご案内です。

 

 

先日、中央通りや陸上競技場などに桜を植えた経緯をご説明いたしました。

何故か、桜の花にうかれるのは我々飲み助ばかりではないようです。

桜咲く・・・

新年度の始まり・・・

ピカピカの一年生(学校も職場も)

フレッシュって良いですね!

そこを行くと我々はいぶし銀の世界です。

華やかな光沢はありませんが、人生観のある老木の美しさが滲み出てくるような存在なのでしょう。

 

 

長期予報では曇り時々晴れのようです。

気温も18~20度くらいになるようです。

まさに花見日和になることは間違いありません。

 

 

そうそう、大事なことを忘れていました。

開催日は4月1日です(毎回、4月の第一日曜日)

今年で20回目になります。

開催時間は午前10時から午後4時までです。

式典は午後1時から1時40分です。

この時間に広場に集まりませんか?

 

 

このブログを大勢の方がご覧になっていますので、具体的なスケジュールをご紹介します。

会場特設ステージ

・午前10時5分から午前10時45分 「特命戦隊ゴーバスターズ」アクションショー(1回目) 
・午前10時45分から午前11時 交通安全教室
・午前11時から午前11時15分 横河武蔵野FCの紹介
・午前11時15分から午前11時30分 だんだん活力アップ体操
・午前11時30分から午前11時45分 何でも発表ショー「ゴールデンブラザーズ」
・午前11時45分から正午 何でも発表ショー「ナープルメリア・フラ・サークル」
・正午から午後0時20分 武蔵野市無形文化財「むさしのばやし」
・午後0時20分から午後0時30分 消防少年団の紹介
・午後0時30分から午後0時40分 交通少年団の紹介
・午後0時40分から午後0時50分 ポスター・イラスト入賞者表彰
・午後1時から午後1時40分 式典
・午後1時40分から午後1時55分 春満開「武蔵野さくら音頭」
・午後1時55分から午後2時35分 「特命戦隊ゴーバスターズ」アクションショー(2回目)
・午後2時35分から午後2時50分 前進座の立ち廻りと踊り
・午後2時50分から午後3時5分 何でも発表ショー「シャイニーズ」
・午後3時5分から午後3時15分 中央地区商店連合会の紹介

 

 

中央通りパレード時間 午前11時30分からです。

参加団体 武蔵野警察署、東京消防庁音楽隊・カラーガーズ隊、消防少年団、藤村女子中学高等学校トワーリングバトン部・吹奏楽部、武蔵野市スカウト協議会、武蔵野民謡舞踊連盟縁日広場

出展ブース

・商店会連合会の会員による出店
友好都市とアンテナショップ「麦わら帽子」の物産等展示販売(地酒試飲会)
・花・植木市(北多摩造園組合)
・市民団体コーナー
・PRコーナー

 

 

市役所1階ロビー

・名水による茶会 午前11時から午後3時
・無料歯科健診 午前10時から午後3時
・桜まつりポスターイラスト展示

 

 

子ども村時間 午前10時30分から午後3時30分


・クリーンセンター東側広場 ミニSL、ペンギンフアフア、サーカスフアフア、ポニー(小さい馬)と遊ぼう、足湯、白バイ・ミニパト・ホワイトイーグルの展示、人力車の展示、シートベルト横転体験
注意 「ポニー(小さい馬)と遊ぼう」は整理券方式です。整理券の配付は2回で、午前の部は午前10時30分から、午後の部は午後0時30分からです。なお、ポニー乗馬の対象は小学校3年生くらいまでです。
・緑町スポーツ広場 キックターゲット、スピードガン

大人のみなさんはミニSLやポニーには乗れません。

しかし、苦労して設置した足湯は入れますよ。

足湯設置の経緯については、東鶴さんと萬鶴が現地にてご説明いたします。


私(萬鶴)は、とあるブースで売子になっています。

 

いずれにしても、みなさま方のお出でを心からお待ちしております。

 

( 萬 鶴 )


武蔵野界隈Ⅱ 絶対必要なもの(下水道)

2012-03-20 | 書道

 最近、書道に関係の無いことをご紹介しています。

しかし、みなさんの生活には無くてはならない都市基盤のひとつの下水道をご紹介します。

入るところもあれば、出るところもある。

万人が絶対必要なものですが、意外と知らないことばかりです。

一寸筆を休めてみてください。

使った筆はほとんどの方が水道水で洗っているかと思います。

ではその後は、どうなるのでしょう?下水に流れて行きます。

ちょっとトイレに・・・。

”じゃ~”と流せば・・・この下水はどこにいくのでしょうか?

 

 

下水道が普及されるまで、汲み取り式便所やちょっとした雨でも道路が冠水してしました。

♪ ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん~ なんて感情を込めて歌えるのはあなたの世代までです。

若い人には、この擬音?は伝わらないでしょうね。

 

 

そう昔に比べて、ハエが少なくなったと思いませんか?

昔ですと、2か月に1度くらいバキュウームカ―が汲み取り便所の汚水を吸い上げていました。

いやぁ~大変な臭いでしたね。

武蔵野界隈でも、この汚水は肥料として畑にまいていました。

都市化するにつれて、この汚水は羽村や埼玉に運ばれて、いわゆる砂利穴と言うところに投棄されたいました。

これは環境に大きく問題ありですよね。

 

また、都市化(道路の舗装などや人口が増え)によって市内の低地で洪水なども発生しました。

 

 

狩野川台風による北町地区の洪水です。

井の頭公園からボートを借りてきて、災害復旧や救助を行ったと聞きます。

 

*浸水した家々 

このような降雨などによる災害対策や保健衛生の問題を解決するために、下水道が整備されました。

武蔵野市は都市化が早かったものですから、昭和23年(私が生まれた年)に計画を立てました。

そして、昭和62年に市内全域が下水道普及100%になりました。

しかし、都市化によって降った雨が下水道に集中し、北町地区の一部でオーバーフローするなど新たな問題も発生しています。(現在市では、この問題を解決するために対応を急いでいます)

 

 

初期の頃は人力で穴を掘って下水道を埋めていました。

その後は、ショベルカーなどで掘削しています。

 

 

この写真は女子大通りの下に造られた下水道の本管(カルバート)です。

トラックが走れるくらいの大きさです。

 

 

↑ の写真は市民文化会館前付近(旧市役所)だと思います。

シールド工法と言って、機械が掘って行きます。

この頃の下水道本管を敷設するのに、メートルあたり80万円~100万円くらいしました。

当時の軽自動車がそのくらいの値段でしたので、軽自動車を並べたくらいの工事費だと思えば良いのでしょう。

いづれにしても、莫大な費用を要しています。

この他、管径が小さいと推進工法(人力で掘る)があります。

まさに、私が入庁したころは下水道整備の最盛期でした。

この時代に設計や工事監督として携わりました。

 

 

では、ここからが本番です。

武蔵野市の下水道は3つの地域に分かれています。

先ずは一番古くから工事にかかった吉祥寺を含めたピンク色の部分です。

ここは善福寺川排水区と言って、雨水は善福寺川に流れます。

汚水は新宿の落合下水処理場に流れていきます。

そして、善福寺川より東京湾へです。

 

ブルーの地域(境・境南)は野川排水区と言って、雨水は野川に流れます。

汚水は遠く、羽田飛行場近くの森が崎処理場で処理され東京湾へ放流されます。

 

もう一つのグリーンの個所(桜堤・緑町の一部)は汚水は清瀬の処理場です。

最終的には荒川から東京湾へとなります。

雨水は、石神井川に流れるようになっています。

 

*詳しくは合流式・分流式などの説明が必要なのですが、簡単な内容にとどめて置きます。

 

 昔は水道水も含めて、下水道量のピーク時間が顕著に表れていました。

朝9時~10時過ぎまでが洗濯などで使うピークがありました。

午後は夜6時~10時過ぎまでのピークです。

夕食やお風呂の時間帯です。

今や、朝シャンや深夜もコンビニが開いているくらいです。

夜昼の区別が無くなり、大きなピークが無くなりました。

 

 繰り返しになりますが、吉祥寺にある吉野先生のお教室でトイレに行くと、新宿の落合処理場で汚水処理されます。

市役所でトイレに行くと、清瀬処理場へ行きます。

そして、境地域のスイングホールやプレイスでトイレに行くと、天文台通りを下って、野川の脇に埋められている下水道幹線に流入して、”どんぶらこ”と3時間半かけて羽田飛行場近くの森が崎処理場で汚水処理されます。

文明が発達したこの時代ですので、汚水処理は化学的に行われているかと思いでしょうが違うんですよ。

活性汚泥と言って、微生物が汚物を食べたり分解させて、きれいな水(放流基準まで)にして、川や海に放流します。

自然の力は凄いものです。

ですから、微生物が処理出来ないようなものは流さないでください。

人間の体と同じように、脂質なども下水道管を詰まらせる原因です。

 

胃腸などが処理できるように、塩分・糖分・コレステロール・アルコールなどは控えましょう。

 

書道に全く関係のない?内容をアップしました。

何かの参考になれば幸いです。

次は「ごみ」かな?

 * 写真などは武蔵野市の百年史などより拝借いたしました。

 

(萬 鶴)


瓦當文がおもしろい

2012-03-17 | 書道

漢專文(かんせんぶん)*パソコンでは左が土偏の專が出てきません)、「長楽除凶利生大吉」と書き、墨華書道展の作品としてお出ししました。*漢專文は四角い枠のあるもの。

後日、結果の通知をいただきました。

「墨華会賞」として、入選です。

また、検定試験合格通知として、五段をいただきました。

金曜日にお教室に行き、昇段の1050円をお納めいたしましたので、まちがえは無いと思います。

宿題をお出し、朱を入れていただいている間に、“萬鶴さん、墨友会書展作品のお手本を書きますよ”とのことです。

その後、先生は何やら厚い本をお出しになり、何枚もコピーしています。

“今度は瓦當文(がとうぶん)にしましょう”

*瓦當文(がとうぶん)は丸い枠があります。鬼瓦の文字?のようです。

 

 

先生も楽しいのでしょうか?笑顔で書いていただきました。

“ハイ!自由に書いてください。真似しても上手く書けませんよ~”です。

 

 

いつも、模写のように書き写しているだけですが、それでも上手く書けません。

 

 

↑ これだけ見ていては、書には思えませんよね。

オセロか碁並べしか見えません。

これがおもしろい?作品になるのです。

 

 

右下の升?には¬かっこがありません。そこには雅号と雅印を入れています。

これが先生の遊び心なのでしょう。

“こうやって、自由に書いてください”とのことです。

 

 

墨友会書展用作品に間に合うかどうかは別にして、書道の楽しさを教えていただきました。

最近もサボり気味の私に、書道は楽しいよ!と思わせるように、先生のお心使いかも知れません。

そうそう、追伸があります。

仲間の鶴城さん(私も)を除き、みなさん真面目に月例競書をお出しになっています。

良きライバル?の鶴城さんもお教室に来るようにと、先生がおっしゃっていました。

鶴城さんがいるから、私も続けていられるのかも知れません。

共に、ブービー争うで頑張りましょう!

ね!鶴城さん。

 

*今日のアクセス数(訪問者数)は217人でした。

また、閲覧回数は802件です。(これは凄いことですよ!)

 

(萬鶴)


武蔵野界隈 昔ばなし  (萬鶴)

2012-03-15 | 書道

知っている方は知っている、昔の写真をご紹介します。

今年は昭和87年です。

↓ の写真はどこだかおわかりですか?

 

 

吉祥寺北口のサンロードです。

きっと、昭和40年頃の写真でしょうね。

あのサンロードにバスが通っています。

北口の駅前広場は、再開発ですったもんだしました。

当時、少し係わっていました(まだ、若き頃です)。

 

 

この写真は昭和28年に撮影されたもので、吉祥寺駅南口です。

東鶴さん、岑鶴さん、萬鶴が入庁したころは、約40年前は井の頭通り(水道道路)は、まだ出来ていませんでした。

当然、国鉄(JR)も平面走行でした。

年配の方は、今でも省線(鉄道省)と呼んでいますね。

 井の頭通り(水道道路)は、地下に大きな水道管が埋められています

多摩川から取水された原水を村山・山口貯水池にいったん貯留し、これを導水して境浄水場で緩速ろ過によって浄水しています。

そして、井の頭通りの下を通って、和田堀給水所(新宿区かなぁ~)に運ばれます。

両脇の敷地より道路が高いのは、地面深く埋め込んだのではないようです。

したがって、道路を造るときは太い水道管が壊れないように、上をコンクリートなどで補強しているからです。

武蔵野市の水道水は、ほとんどが地下水を汲み上げていて、足りない分は東京都(金町浄水場だったかな)からの水道水とブレンドして、各家庭などに給水しています。

ほとんどが地下水ですので、美味しいとの評判です。

 

 

この写真は武蔵境駅北口付近です。

バスも車もボンネットです。

ここで注目していただきたいのは、写真の右側に電柱の看板が半分見えますが、想像して何て書いてあるか分かりますか?

正解は「三輪越」です。

聞いたことがある看板名ですね。

そうです。私の実家の屋号でした。

きっと昭和20数年頃でしょう。

 

さて、水道の話をしましたので、次回は下水道の話をしましょう。

ところで今、津波の被害が多く報道されていますが、武蔵野の地では津波被害は無いかと思います。

武蔵野市の標高は亜細亜大学付近(西部)で、62mくらい。井の頭の「いせや」さん辺りで(東部)52mです。

と言うことは、多摩の山々から東京湾に向かっての傾斜になっていることです。

では吉野大巨先生のお教室付近の標高(海抜)は、53.71mです。

先生の座っているところ(2階)は、タス4mとして、海抜約58m近くなのでしょう。

雑学として参考になれば幸いです。

 

萬鶴でした。


梅は咲いたか 桜はまだかいな

2012-03-14 | 書道

梅は咲いたか 桜はまだかいな~

♪ 梅にしようか 桜にしよかいな 色も緑の松ヶ枝に 梅と桜を 咲かせたい しょんがい な~ ♪

昔の人は風情がありましたね。

↓ の梅の画像は昨年のものです。

今年は例年に比べて、開花が2週間以上遅れているのではないでしょうか?

私の筆勢高まる候とはいつのことになるのでしょうか。

 

 

さて、最近ブログのアップが滞っていますが、筆を置いて(置きっぱなしで)武蔵野界隈をご紹介したいと思います。

 

 

武蔵野市の桜まつりは4月1日(日)ですが、例年ですと満開ちょっと前くらいですね。

しかし、今年は・・・

まだ、蕾がちょっと膨らんだくらいかぁ~。

東鶴さんは主催者側で壇上にいらっしゃいますが、私(萬鶴)は職場のブースで売子になっています。

ちょっと覗いていただき、お買い上げと升酒などの差し入れは大歓迎いたします。

 

 

さて、この中央通りの桜並木は武蔵野界隈では名所になっています。

中央通りだけでも、156本が植えられています。

これは戦後に植えられたと聞きますが、もう樹齢60年以上になっていますね。

この時用意した桜が余ったので、陸上競技場と水道部周辺に植えたとのことです。

 

 

桜の寿命は植えてある環境によっても異なりますが、おおむね50~60年と言われています。

そうすると、もう全てが寿命化と思われますが、樹医に診断していただき逐次若木と入れ替えています。

若木はまっすぐに伸びて、それなりの勢いを感じますが、やはり古木には敵いませんね。

あのゴツゴツとした太い幹。大きく垂れ下がった枝。

夏の繁茂した桜は木陰をつくり、涼しさを呼びます。

咲き始めの桜は人を和ませ、満開の桜は感動させる力を持っています。

まさにエイジングの世界です。

私(たち)も古木の年齢に入ってきました。

入れ替えることはできませんが、一般的には桜より長寿です。

書道ではこれからが、味わいが出てくるのかも知れません。

書も人さまに感動を与えるような・・・(ムリムリ)

・・・どう考えても無理ですので、この辺にしておきます。

 

萬鶴


墨友会書展の準備進行中  (萬鶴)

2012-03-12 | 書道

第一回 むさしの墨友会書展は平成24年5月19日(土)20日(日)の二日間実施いたします。

この書展では、会員が愛蔵している桑原翆邦先生の作品を展示させていただきます。

墨友会会員は現在11名で、会田東鶴さん・秋山彩翆さん・安藤鶴城さん・大久保宗鶴さん・○田禮子さん・佐藤昌翠さん・○木京子さん・中野豪鶴さん・藤井岑鶴さん・三輪萬鶴・山崎鶴嶺さんです。

早くも発案から4カ月が過ぎてしまいました。

あと2カ月しかありません・・・。

 

何せ初めての書展ですので、勝手も判らずバタバタしています。

なんとか、ご案内のハガキは格好がついてきました。

 

会員のみなさんから、いろいろなアイデアが飛び出してきます。

一つに作品集(図録)がありますが、方向性として固まってきました。

サイズはA5(A4の半分)です。

むさしの墨友会とローマ字も入っています。

 

 

最初のページは、会設立の趣旨や桑原翆邦先生のご紹介。

その後、会員が愛蔵している作品のご紹介です。

 

 

そして、会員の作品は一人2点を展示する予定です。

作品と読み方など。

更に、会員を紹介するスペースも用意しました。

書に対する思いや、活動状況などです。

これが11人ですので、11頁になります。

 

 

後半はこれまでの活動状況をご紹介するページを設ける予定です。

これまで市内の福祉施設(テンミリオンハウス)3か所に、定期的に掛けさせていただいています。

書を通じて、地域と福祉に貢献しようと言う考えです。

 

次に、目次の無い「活動記録集」を作成する予定です。

 

 

むさしの墨友会は会田東鶴さんが中心となって人集め?をし、2009年(平成21年)になんとなく発足いたしました。

その後、いろいろな活動を行ってきましたが、その内容を束ねてご紹介するものです。

 

 

この間、ブログもアップしています。

(スミマセン!最近、アップが滞っています。)

それでも、毎日100件以上のアクセスと、600件くらいの閲覧数になっています。

人気?の書道ブログになっているのでしょうかね。

会員同士のやり取りは、フェイスブックを利用しています。

凄いでしょ。書道の世界にも文明の力が入り込んでいます。

 

 

研修会と称して、親睦?飲み会?の旅行会も行ってまいりました。

別に、前もって企画している訳でなく、思いつきでの行動です。

 

 

そう言えば、パスポートのいらない海外研修(in 初島)も楽しい思い出です。

まぁ~、こんな調子で企画した書展ですので、どうなりますことやら。

あとは流れに任せて、誰もやらない書展?の開催を待つのみです。

 

でも、4月に入りましたら、真面目な打合せを致しましょう。

 

近くになりましたら、正式にご案内をアップいたします。

乞うご期待!

 

(萬鶴)