住みたい習志野

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別の角度からウクライナ問題を取り上げた「ウクライナ・オン・ファイヤー」という映画

2022-03-19 08:21:21 | オスプレイ、安保、平和

別の角度からウクライナ問題を取り上げた「ウクライナ・オン・ファイヤー」という映画

3月10日に、「あらかん」さんブログに載った「ウィンター・オン・ファイアー」という映画の紹介記事を転載させていただきました。

ウクライナの今がわかる映画「ウインター・オン・ファイアー」 - 住みたい習志野

一方、この映画のあとに作られた「ウクライナ・オン・ファイヤー」という、似たタイトルの映画が、改めて注目されています。別の角度からウクライナ問題をとりあげています。

ニコニコ動画やユーチューブでもご覧になれます。

ウクライナ・オン・ファイヤー 日本語字幕

ウィンターオンファイヤー(2015年製作)の不都合な真実を描いた2016年製作の映画

 

ウクライナにおける「ネオ・ナチ」運動について解説した、こんな動画もあります。

なぜウクライナは「ネオナチ」と言われるのか?歴史的背景と直近の問題

この動画の中で以下の記事や論文が紹介されています。

➀ワシントンポスト3月14日号の記事

Perspective | Neo-Nazis are exploiting Russia’s war in Ukraine for their own purposes

Not since ISIS have we seen such a flurry of recruitment activity.

Washington Post

 

To be clear, not all in the far right adore Azov, which some see as having ties to Israel or Jewish funders.

But since Azov publicly invited foreign fighters into its ranks on Feb. 25, the organization’s official Telegram chat group has been packed with messages from people in the United States, Britain, Germany, France, Spain, the Netherlands, Sweden, Poland and other Western countries expressing interest in joining. Neo-Nazi chat groups and channels in various languages have echoed Azov’s calls. I haven’t noticed this level of movement-wide recruitment activity since the Islamic State declared its so-called caliphate in 2014 and sought sympathizers globally to join its fold.

アゾフ連隊はイスラエルやユダヤ人の資金提供者とつながりがある、と見る向きもある。

(編集部注:イスラエル建国運動の中心になったシオニストとナチスの間で結んだハーヴァラ協定については、下記をご参照ください。)

http://pandora32.blog.fc2.com/blog-entry-4786.html

2月25日にアゾフが外国人戦闘員を募集して以来、公式テレグラムは、加入に興味を示すメッセージで埋め尽くされた。
さまざまな言語のネオナチのチャットグループやチャンネルがアゾフの呼びかけに呼応している。イスラム国が2014年にカリフ制を宣言し、世界中の同調者を求めて以来、これほどまで広範なレベルの勧誘活動はなかった。

➁ロシア政治史研究家、塩川信明氏(東京大学名誉教授)の論文「ウクライナ戦争をめぐって」より

http://www7b.biglobe.ne.jp/~shiokawa/notes2013-/Ukraina2022.pdf

このようにして発足したヤヌコヴィチ政権は、通常「親露的」と言われるが、全面的にロシアに依存する姿勢をとっていたわけではなく、むしろロシアと西欧の双方とのつながりをもとうとするのが元来の姿勢だった。しかし、世界的な経済不況を背景とした国際緊張激化のなかでそうした両天秤政策の維持が困難になり、末期にはロシア依存を濃くした。
しかも、各種の腐敗が広く指摘されるようになり、政権全体として行き詰まりの様相を濃くした。その結果として 2013 年末から 14 年初頭にかけて反政府運動(キエフの中心にある広場にちなんで「マイダン運動」と呼ばれる)が高まったのは自然な流れだった。ところが、この運動は 14 年 2 月に突然、暴力革命の様相を帯びるに至り、ヤヌコヴィチを国外逃亡に追い込んだ。その背後の事情は明らかでないが、整然たる市民運動のなかに過激な暴力を持ち込む人たちが紛れ込んだようであり、その中には「ネオナチ」的傾向の人たちもいたと伝えられる。

この後、ウクライナには「ネオナチ」分子と目される勢力―自らナチのシンボルを掲げる「アゾフ連隊」など―が諸外国から流れ込み、準軍隊的な行動を示威するようになった。それがどの程度の規模か、活動実態はどうか、政権はそれとどのような関係にあるのかをめぐっては諸説が乱れ飛んでいて、確定することが難しい。とにかく、そうした勢力のいることがロシアからの「ネオナチ」宣伝に一定のもっともらしさを付与することになった。「火のない所に煙は立たない」という言葉を借りて比喩的にいうなら、大きな火事があったわけではなく、小さな火種があった―皆無とは言えない―のを最大限に膨れ上がらせて、大きな煙に仕立て上げたということではないかと思われる。(以上、塩川氏の論文から)

なお、ここに出て来る「アゾフ連隊」については、このブログの記事でも触れました。

ウクライナで多くの犠牲者。ところでプーチンが言う「ネオ・ナチ」とは? - 住みたい習志野

こんな報道もあります。

「ウクライナの外国人義勇兵」増加で高まる、世界的なテロリスク

極右活動家の米国人義勇兵、キエフ行き命じられ逃走? - Mashup Reporter

 

ウクライナで市民が犠牲になっている映像を見るたびに心が痛みます。何とか戦争を止めたい、と思います。

そのためにも、メディアが垂れ流すプロパガンダ的戦争報道に警戒する必要があるようです。

鳥越俊太郎氏が、ゼレンスキー氏の国会演説に疑問を呈す「つぶやき」

鳥越俊太郎氏、ゼレンスキー大統領の国会演説に猛反対「所詮紛争の当事者」「国民は許さない」(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース

鳥越氏は「ウクライナ大統領が日本の国会でオンライン演説をするそうだ。紛争の一方の当事者の言い分を、国権の最高機関たる国会を使っていいのか?国民の声も聞かずに!中国・台湾紛争でも台湾総統の演説を国会で流すのか?」とツイート。ゼレンスキー大統領の国会演説に疑問を呈した。
さらに「私はゼレンスキーに国会演説のチャンスを与えるのには反対する!どんなに美しい言葉を使っても所詮紛争の一方当事者だ。台湾有事では台湾総統に国会でスピーチさせるのか?」と猛反対。
「紛争の当事者だ。何を言うか、分からんねぇ?国民は許さない。たとえ野党まで賛成してもだ‼」と持論を展開した。

 

 

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