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ウクライナで多くの犠牲者。ところでプーチンが言う「ネオ・ナチ」とは?

2022-03-13 10:10:42 | オスプレイ、安保、平和

罪もない人々が犠牲になっているウクライナ

ウクライナでは、罪もない民間人が毎日犠牲になり、250万人以上が命からがら国外に脱出している。多くの子どもたちが犠牲になっています。

ロシアの人々はどう思っている?

日本では欧米のメディア寄りの報道が多く、一方ロシアも戦時下の報道統制を行っているため、なかなかロシアの人々の声が聞こえてきませんが、少しは報道されているようです。

ウクライナ侵攻をロシアのテレビで見る まったく別の話がそこに - BBCニュース

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戦争に賛成しているひとばかりではない、経済制裁の影響もあってスーパーの棚がガラガラ、などの報道がされています。

「この戦争はネオ・ナチとの闘い」とプーチンは主張しているが…

今のロシア、戦前の日本と似ている、という見方があります。

満洲から撤退しない日本への経済制裁で追い詰められ、戦争を始めた当時の日本と、NATO(対ロシア軍事同盟)包囲網に、国境を接する「兄弟国」ウクライナまで加盟しそうになる、敵にかこまれてしまう、という事態に追い詰められて侵略戦争を始めた今のロシア。

日本は「大東亜共栄圏」をかかげて戦争を行いましたが、プーチンは「ネオ・ナチとの戦い」だと宣伝しています。

いくら何でもプーチンのこの主張には無理がありますが、その根拠ともなっている「アゾフ大隊」という、ウクライナ国家親衛隊に入り込んでいるネオ・ナチ集団が今注目されています。

アゾフ大隊ってなに?

(以下、アゾフ大隊に関する記事が載ったサイトです)

アゾフ大隊 - Wikipedia

アゾフ連隊: ウクライナ国家親衛隊に実際に存在するネオナチの暴力集団

アゾフ連隊

さて、このウクライナ国家親衛隊にはアゾフ連隊という部隊が存在する。世界的にはアゾフ大隊の名前で知られているが、ウクライナ政府はこれを後に連隊に昇格させている。

アゾフ連隊は元々ウクライナの都市ハルキウのサッカークラブの熱狂的なサポーターの集まりだった。

サッカーチームの暴力的なサポーターということに関しては、日本人には恐らくフーリガンの名でよく知られているだろう。サッカーは欧米では労働者階級の憂さ晴らしという側面があり、試合にかこつけて会場の内外で暴れたり、外国人の選手に差別的な言動をぶつける人々は日本でもニュースで目にするかもしれない。

ヨーロッパで不良やならず者が信奉するのが暴力行為のほかに白人至上主義やナチズムである。ウクライナの場合、住民にウクライナ系とロシア系がいるので、ウクライナのフーリガンはロシア系住民を排斥する民族主義に繋がりやすい。

ウクライナ分離で水を得た魚

フーリガンと極右思想との繋がりはアゾフ連隊に限ったことではなくアメリカやイギリスなどでも見られるが、ウクライナの場合、2014年にウクライナが分断され、新ウクライナ政府がロシア系の東部と戦闘に陥ったことでネオナチのならず者たちは格好の活躍の場を得た。もう暴力衝動を発散させるための場にサッカー場は必要ないということである。

ロシア系の人々を相手に暴力的な衝動を発散させたいアゾフ連隊と、ロシアに支援されたウクライナ東部を攻撃したい新ウクライナ政府の利害は合致し、アゾフ連隊はウクライナ国家親衛隊に組み入れられた。

ウクライナの軍隊とアゾフ連隊は民間人を立ち退かせて民間の建物を広く使用しており、そこでは民間人の財産の略奪が行われている。

日本の公安調査庁がアゾフ連隊について書いているページを引用しておこう。

極右過激主義者の脅威の高まりと国際的なつながり | 国際テロリズム要覧2021 | 公安調査庁 (moj.go.jp)

「2014年,ウクライナの親ロシア派武装勢力が,東部・ドンバスの占領を開始したことを受け,「ウクライナの愛国者」を自称するネオナチ組織が「アゾフ大隊」なる部隊を結成した。同部隊は,欧米出身者を中心に白人至上主義やネオナチ思想を有する外国人戦闘員を勧誘したとされ,同部隊を含めウクライナ紛争に参加した欧米出身者は約2,000人とされる」

2月24日以前から戦闘が続いているウクライナ東部では、ネオナチ極右勢力が義勇兵として、ウクライナから独立を宣言した勢力と戦っていることが報告されている。この地域ではウクライナだけでなく欧州全体から反ロシア系の右翼が集まっており、ハーケンクロイツが掲げられたこともあったという。2015年には、ウクライナの準軍事組織であるアゾフ連隊がハーケンクロイツを掲げるネオナチであるという報道が、ロシアだけでなくアメリカでも出たことによって、アメリカ議会はアゾフ連隊に対する武器供与の支援を取りやめる決定を下した。

ただしこの地域で、ロシア側が主張するようなネオナチによるロシア系住民への虐殺や迫害が行われているという証拠はない。また上述のように、ネオナチの懸念がある団体に対しては、欧米諸国はむしろ支援を取りやめているのであって、NATO諸国によってネオナチが支援されているというプーチンの主張には根拠がないといえる。

ウクライナ危機の影の主役――米ロが支援する白人右翼のナワバリ争い(六辻彰二) - 個人 - Yahoo!ニュース

 アゾフは2014年、クリミア危機をきっかけに発足し、民兵としてロシア軍やロシア帝国運動と戦火を交えた経験を持ち、その頃から民間人の虐殺といった戦争犯罪がしばしば指摘されてきた(そのためロシアメディアではネオナチ、ファシストと呼ばれる)。

 現在でも自警組織として市中パトロールなどを行なっているが、その一方ではLGBTや少数民族ロマへの襲撃もしばしば行なってきた。それでも現在のウクライナ政府と密接な関係にあることから、その不法行為はほとんど問題にもされず、首都キエフにある本部はウクライナ政府さえ介入できない、いわば「白人右翼の聖地」の一つになっている。

 欧米諸国では2010年代後半から白人右翼によるテロや暴動が目立つようになったが、近年では取り締まりも強化されている。活動の場を求める白人右翼のなかには、混乱の続くウクライナや実戦経験の豊富なアゾフに惹きつけられる者も増えていて、例えば2019年NZ(ニュージーランド)クライストチャーチのモスクで51人を殺害したB.タラントもウクライナ行きを希望していた。

いつも犠牲になるのは罪もない民衆

バイデンに利用され捨てられたウクライナの悲痛(遠藤誉) - 個人 - Yahoo!ニュース

バイデンは昨年12月7日のプーチンとの会談後「戦争になっても米軍は派遣しない」と言っていた。これがプーチンへのウクライナ侵攻の「ゴーサイン」になった、とも言われています。

チェチェン戦争のように、暴力でウクライナを制圧し、自らの支配を維持しようとするプーチン。アメリカはアゾフ大隊に武器供与する、など支援をし、バイデンは自分の息子のウクライナ疑惑に見られるように、さんざんウクライナを利用してきた。それなのに、戦争が始まっても何の責任も取ろうとせず、アメリカの「軍産複合体」の利益しか考えないバイデン。

いつも犠牲になるのは罪もない民衆です。この戦争をやめさせるため私たち一人一人が行動に立ち上がることが大切なのではないでしょうか。

 

 

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