(読売新聞の記事より)
約1500万円誤入金,回収断念 1か月でほぼ全額引き出し「生活費や借金の返済に使い残っていない」
摂津市の担当者による「入力ミス」で、約1000万円が回収できなくなりました。
市民
「不満に思いますね」 「もっと早く気づけたんじゃないか。気づけたらもっと回収できたやろうし」
摂津市民の怒りの矛先にあるのはー。
約1500万円の誤入金。
事の発端は2018年、市の担当者が、男性の確定申告を受けて、住民税の控除額を入力した際、正しくは「166万877円」でしたが、誤って「1668万877円」と入力し、約1500万円も多く還付金を支払ってしまったのです。
市は、差額分の返還を求めて大阪地裁に提訴しましたが、男性側は「確定申告は妻が行ったので還付金の額は知らなかった」などと反論しました。
裁判所は判決で、男性が振り込み日からわずか1か月でほぼ全額を引き出していたことなどから「男性に悪意があった」として、全額返還するよう命じました。しかしー。
「生活費や借金の返済に使ってしまい残っていない」
株の売買で生計を立てていた男性は全額使ってしまったというのです。
自宅も差し押さえられる中、市は男性と交渉を続けましたが、男性が昨年、自己破産を申し立てたため、返還の見通しは立たなくなりました。摂津市が回収できるのは550万円程度にとどまり、残りの1000万円ほどは回収不能になってしまいました。
以前、山口県阿武町でも同じような事件がありましたね。今回あまり話題にならないのはなぜでしょうか?
4630万円山口県阿武町誤振込事件・田口翔被告(25)に懲役3年執行猶予5年の有罪判決 弁護側即日控訴
「1億円以上ムダ使い」を市長は謝罪し、納得いく説明をすべき、という市民のご意見 - 住みたい習志野
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