ウクライナの汚職のひどさを描いたコメディー「国民の僕(スルーハ・ナロードゥ)」で人気者になり、「汚職をなくす」という公約で大統領になったけど…
(JBpressの記事より)
【舛添直言】汚職底なしウクライナ、「いまさら摘発」はNATOへのアピール(JBpress) - Yahoo!ニュース
汚職底なしウクライナ、「いまさら摘発」はNATOへのアピール
ウクライナへのイギリス、ドイツ、アメリカの戦車の供与が決まり、戦局に大きな影響を与えそうである。ウクライナは、NATOの兵器の実験場になった感じである。
■ 2月1日の全国一斉捜査の意味
そのゼレンスキー政権下で、まだ汚職が続いていることが問題であるが、2月1日、当局はオリガルヒなど疑惑が囁かれている人物の家宅捜査を行った。 まずは、合金鉄、石油製品、金融、マスメディアなどの分野で広範な事業を手がけるプリヴァト・グループの創立者、オリガルヒのイーホル・コロモイスキーである。彼は、親米派であるだけに、ゼレンスキーの盟友であった。彼の所有するテレビ局が、ゼレンスキー主演のドラマ「国民の僕」を放映し、大統領への道を準備したのである。
■ 汚職が止まらないウクライナ
1月24日には、オレクシイ・シモネンコ副検事総長が正月にスペインで10日間の休暇を家族とともに過ごしていたという理由で解任された。その27日に、『ウクラインスカ・プラウダ』紙は、「ガスの女王」と称される天然ガスのオリガルヒであるティモシェンコ元首相が、新年休暇をドバイで過ごしたと報じた。五つ星の最高級ホテルに滞在中の写真も掲載された。
ゼレンスキー与党の「国民の僕」も同じ穴の狢で、所属議員がタイに外遊する計画を立てていたことが発覚している。汚職と戦うために高校教師が大統領に登りつめる成功物語のドラマ「国民の僕」の主人公を演じたコメディアンのゼレンスキーを、2019年の大統領選で国民は実際に大統領に選んだのである。
ゼレンスキー政権が汚職の捜査に躍起になっているのは、2月3日にEUとの首脳会議が行われるからである。ウクライナは、昨年6月にEU加盟候補の資格を得たが、EUからは汚職対策の強化を求められていた。EU加盟の可能性についても協議されるが、汚職が蔓延している国はEUに加盟できないことになっており、今のウクライナは失格である。そこで、ゼレンスキー政権としては、汚職追放に努力しているところを見せたいのであろう。
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