プーチンが始めたウクライナ侵略戦争、終息する気配が見えません。
日本では「プーチン倒すまで戦争続けろ」といった「好戦的」な報道が目立ちますが、外国では「戦争やめろ」に変わってきているようです。
(ニューズウィークの記事より)
「ゼレンスキーは第3次大戦を始めようとした」 ──米保守派から非難相次ぐ
11月15日にウクライナの隣国ポーランドの領内にミサイルが着弾し、2人が死亡した。今ではこれはロシアのミサイルを迎撃しようとしたウクライナのミサイルが誤って落下したものと見られているが、事故直後からこれをNATO加盟国に対するロシアの意図的な攻撃だと激しく非難したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は立場を失った。とくにアメリカの保守派の間では、「世界を新たな戦争に導こうとした」とゼレンスキーを非難する声が強まっている。
保守派コメンテーターのベニー・ジョンソンは「ウクライナは第3次世界大戦を始めようとしている。昨日ウクライナのミサイルがNATO加盟国に着弾し、罪のない一般市民が殺された。これについてウクライナの指導者たちは嘘をつき、ロシアのミサイルだと非難し、AP通信は何の疑問も抱かずにそれを記事にした」とツイートした。「ウクライナの指導部は嘘をつき、本格的な第3次世界大戦を起こそうとしたのだ。それが事実だ」
(MBSニュース)
(AFPニュースより)
ウクライナとロシア、互いの捕虜を拷問 国連監視団
【11月16日 AFP】国連(UN)ウクライナ人権監視団は15日、ロシアのウクライナ侵攻で、両国がそれぞれ拘束した捕虜に対し、殴打、電気ショック、裸での屈辱的な扱いなどの拷問を行っているとする調査結果を発表した。
親ロシア派の女性「副知事」拘束 撤退のヘルソン、もう一人は事故死―ウクライナ:時事ドットコム
(ユーロチャンネルの動画)
Italian rally calls for country to stop sending weapons to Ukraine
「ウクライナに武器を送るのをやめろ」と呼びかけるイタリアの集会
イタリア人は戦争を終わらせたい
11月5日 ローマで、推定10万人が戦争開始以来最大の平和集会に行進した。このデモは、労働組合、多数のカトリック団体、平和団体によって組織されました。
横断幕には、「平和」「戦争反対」「武器を送るのをやめなさい」という言葉が掲げられていました。多くの抗議者は、ウクライナへの武器の送付が紛争をさらに煽っていると述べた。
数万人のイタリア人が土曜日にローマを行進し、ウクライナの平和を求め、イタリアにロシアの侵略と戦うために武器を送るのをやめるよう促した.
イタリアは、武器の提供を含め、戦争の開始からウクライナを支援してきました。極右のジョルジア・メローニ新首相は、それは変わらないと述べており、政府はすぐにより多くの武器を送ることが期待されています。
デモ参加者のロベルト・ザノット氏はAFPに対し、「武器は当初、エスカレーションを防ぐという理由で送られた」と語った。
「9か月後、エスカレーションがあったように思えます。事実を見てください。武器を送ることは戦争を止めるのに役立たず、武器は戦争を助長するのに役立ちます。」
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もともとは、ウクライナ国内のウクライナ系住民とロシア系住民との内部対立。 片方の勢力が片方の勢力を支配しようとすれば、分裂か戦争だ。
冷戦、ソ連崩壊などで、ソ連封じの目的で米国がからみ、NATOの思惑もあって、ようやくミンスク合意で国連安保理で和平が決議された。
それを踏み躙ったのが、2019年に大統領になったゼレンスキーで、NATOに近づき、対立をエスカレーションしてきた。 それに乗っちゃったのがプーチン。 今年2月に軍事侵攻して、国際的に悪者にされ、西側諸国は、ウクライナにどんどん武器供与して、戦争の拡大と長期化に手を貸している。
今回、ポーランドにミサイルが着弾した事件で、ゼレンスキーがNATOに対するロシアの軍事攻撃だと決めつけ、NATOにロシア軍事攻撃をけしかけた。
実は、これはロシアのミサイルを迎撃しようとしたウクライナのミサイルの失敗だったことが判明して、ゼレンスキーに???がついた。
ゼレンスキーが正義という妄想は、急速にすぼまりつつある。
戦争で犠牲になるのは市民で、逆にハッピーになるのは、武器を扱う資本、新興財閥。
戦争は止めなくてはならない。
自分の国がゼレンスキーを英雄視しても、報道が真実を隠しても、おきている事実をちゃんとつかみ、考えて行動したい。
元米国務長官のキッシンジャー氏は、戦争がはじまった当初から、戦争を止めるには、ウクライナを分割して、着地点を見出すしかないと言っていた。
戦争反対! 私は、どちらの国を選ぶか、ウクライナ東部で住民投票を国連監視下でやって、住民自身が決めればいいと言ったら、妄想だと笑われ、プーチンを許すのかと相手にしてもらえなかった。 ゼレンスキーを国会に呼び、演説させ、英雄として賛美することを恐ろしいと思った。
戦争が長期化して、何もいいことはない。