住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

ウクライナ軍を仕切っているのはアメリカ軍?! 「ウクライナ特需」に色めき立つ軍需産業

2022-04-15 16:07:04 | オスプレイ、安保、平和

ウクライナのニュースを見るのがつらい。これだけ大きな犠牲が出ているのに「戦争をやめさせろ」という声はかき消され、「ウクライナへの武器供与と軍事支援」「ロシアへの経済制裁」「戦争の長期化」、と戦争の歯車が止まりません。

ウクライナ軍を仕切っているのはアメリカ軍?

米兵がウクライナ軍の軍事訓練

ウクライナ危機に色めき立つ世界の巨大軍需産業 戦況長期化で利益を得るものは誰か

(長周新聞の記事より)

ウクライナ危機に色めき立つ世界の巨大軍需産業 戦況長期化で利益を得るものは誰か | 長周新聞

ウクライナ危機に色めき立つ世界の巨大軍需産業 戦況長期化で利益を得るものは誰か | 長周新聞

 アメリカのバイデン政府はウクライナに「米軍を派遣しない」といって、大量の武器や弾薬による軍事支援を重ねている。マスコミを動員してウクライナの民衆の悲惨を叫ぶが...

長周新聞

 

 英エセックス大学の『コンバセーション』誌は3月9日、ピーター・ブルーム経営学教授の「世界の巨大軍需産業は静かに、戦争から数十億㌦を稼いでいる」と題する文章を掲載した。同教授はそのなかで次のようにのべている。

 巨大軍需産業はすでに約5000億㌦(約60兆円)の武器を両陣営に供給し、かなりの利益を得ようとしている。アメリカはウクライナに90㌧以上の軍事物資と、昨年だけでも6億5000万㌦(約780億円)の援助をしたが、さらに3億5000万㌦(その後5億㌦と発表)の軍事支援を約束した。EUは4億5000万ユーロの武器を購入し、ウクライナに輸送している。

 

アメリカが提供した対戦車ミサイル「ジャベリン」を積み込むウクライナ兵

 アメリカとNATOはウクライナに1万7000発の対戦車兵器と、2000発の対空ミサイル「スティンガー」を供給している。イギリス、オーストラリア、トルコ、カナダを含め、世界的な国家連合もまた、ウクライナに積極的に武器を供給している。これが世界最大級の防衛関連企業に多大な恩恵を与えているのだ。レイセオン社はスティンガー・ミサイルを製造し、さらにロッキード・マーティン社と共同でジャベリン対戦車ミサイルを製造している。これらはアメリカやエストニアなどから供給されている。

アメリカの巨大防衛関連企業、レイセオン社の最高経営責任者であるグレゴリー・J・ハイエスは、1月25日、以下のように業績発表をおこなっている。

 「先週UAEで起きたドローン攻撃に注目する必要がある……そしてもちろん、東ヨーロッパの緊張、南シナ海の緊張、こういったことはすべて、現地における軍事費増額への圧力となっている。だからそれによる利益を獲得できると期待している

 報道によれば、ロッキード・マーティン社の株価はウクライナ危機が発生してから16%、イギリスのBAEシステムズ社の株価は26%の上昇を見せている。レイセオン、ロッキード・マーティン、ジェネラル・ダイナミクスの社長たちは、株主に対して「ウクライナ情勢の緊迫化はわが社の利益を押し上げる効果が抜群だ」と、意気揚々としている。

 アメリカの経済がベトナム戦争を期して失速するなかで、国家予算の半分を占める国防費を奪い合う巨大軍需企業のロビー活動がしのぎを削ってきた。それは武器の消費(戦争特需)による景気刺激を求める軍産複合体を巨大化させ、その利益を代表するネオコン(新保守主義者)が引き起こしたイラクやアフガニスタンなどの戦争で巨額の利益を得た。

 しかしアフガン撤退後、軍事的緊張を欠いた状態が続いては身が持たぬのが死の商人たちだ。彼らにとって、ウクライナは米軍が直接武力を使って手を汚さなくても同様の暴利をむさぼる場として、格好のターゲットとなっていた。事実、アメリカはウクライナに対して、これまでもパトリオットミサイルや戦車、重火器などの新旧武器を供給し新たな戦争特需を求めてきた。

 アメリカはこれら兵器の操作を教えるために、ウクライナに軍事顧問団を常駐させ、この8年間ドンバス地域での実戦を通して1万人以上のウクライナ軍兵士を訓練し、使用させてきたのである。これは最近のウクライナ報道でも、メディアに出演する「軍事専門家」や元外交官などがアメリカを擁護する側から明らかにしていることである。

ウクライナ戦争の責任はアメリカにある!―アメリカとフランスの研究者が - 住みたい習志野

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昭和のK-POPと「イムジン河」 | トップ | 文化ホール建て替え問題のキ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。