(ABCニュースより)
「これからも国と手を組んでえん罪をつくればいい」再審無罪の女性が裁判長に怒りの声
28年前、長女が死亡した火災を巡り、再審無罪となった女性が国と大阪府に損害賠償を求めた控訴審で、大阪高裁は1審の判決を支持し、検察捜査の違法性を認めませんでした。判決後、女性が裁判長にむけ発した言葉は…。
青木恵子さん(59)は1995年、大阪市東住吉区の自宅に放火し、長女(当時11歳)を殺害した罪などで無期懲役が確定した後、再審で無罪となりました。
青木さんは捜査に違法性があったとして国と府に損害賠償を求め提訴し、1審では、警察の捜査の違法性は認められましたが、検察については認められませんでした。
9日の控訴審判決で、大阪高裁は、一審と同様に府に賠償を命じる一方、国の賠償責任は認めませんでした。
判決後には、青木さんが裁判長に対して「これからも国と手を組んで冤罪をつくればいい」などと声を上げる場面もありました。
(青木さん)「(大阪高裁は)何もしないんだろうなと思ったら、証人尋問も3人とも却下して、私の意見陳述も全く聞いていない」「きょうのこの判決は1審以上にとんでもない」。
青木さんと弁護団は上告する意向を表明しています。
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否認しているといつまでも勾留されてしまうから、心が折れて、事実と違う調書にサインしたり、うその自白をしてしまう。そして冤罪が発生する。
そもそも、取り調べのプロで百戦錬磨の検事と、ど素人の被疑者が、密室で1対一のタグマッチ。レフェリーもセコンドもいないし…、せめて、取り調べの段階から、弁護人を呼べるとか、証拠を見せてくれるとかしてくれないと、あまりにも不公平だ。
日本の取り調べはそんな状況だから、私は、逮捕された人に対しても、本人が否認していると、「本当に犯人か?」と思うし、再審請求していると、十中八九、無罪だよと思う。
世の中には、犯人と決めつけて、「悪い奴ちゃ。早く白状しろよ」と思う習性というか、そういう人が多いように思う。
司法制度の改革はまだまだだ。せめて先進国並みに、人権に配慮したものになってほしい。
そうすれば、正義感や使命感をもった検事や裁判官が、きちんと働けるようになり、冤罪は減るのではないか?
でも、これも特高DNAが脈々と生き続けている長期腐敗政権下じゃ無理ゲーだな。
やっぱ、政権交代だ。