「うそでも話を合わせて…」元受刑者の“肉声”を公開 なぜ自白? えん罪訴え獄中で被告が病死した「日野事件」
(FNNプライムオンラインより)
38年前。
琵琶湖の東に位置する滋賀・日野町。
ここで女性が殺害され、金庫が奪われる事件が起きた。
1984年、阪原弘元受刑者が無期懲役の判決を受け、服役中に病死。
「自白を強要された」とする遺族たちの願いが届き、4年前、裁判をやり直す決定が出された。
一方、検察側は決定を不服とし、大阪高裁で審理が続いている。
9日、弁護団は阪原元受刑者の音声を公開。 起訴された日に接見した弁護士に、自白した理由をこう語っていた。
阪原元受刑者の音声「娘がかわいいので、それまでなんぼ拷問受けても死なへんさかいにと、わたしはこう思いましたが、娘のことを言われたときには、もうそれ(警察)に応じないとしょうがない」 娘の話が出て自白したという阪原元受刑者。
阪原元受刑者の音声「やったと言ったかぎりは、やっぱりうそのことでもそのように話を合わせていかないといけないと思って、ずっとそのように合わせました」
遺族は、あらためて速やかな再審開始を求めた。
事件の説明動画
弁護士が語るえん罪の「闇」(ちょっと長い動画です)
ニセ証拠の闇を暴けー調書のねつ造が発覚した日野町事件 再審における証拠開示の重要性ー
「娘の嫁ぎ先をガタガタにする」と脅されて、やってもいない殺人の自白をさせられた阪原弘さん。無期懲役となり無念の死を遂げた。遺族が再審請求する中、有罪の根拠となった警察の調書が偽造されていたことが発覚し、2018年に再審開始決定。長い年月をかけ、警察、検察、裁判所によって塗り固められた冤罪の壁をいかに切り崩してきたか、そして攻勢をかける大阪高裁の闘いの現状と展望はいかに。弁護団長の伊賀興一弁護士が熱弁する。
「早く再審を開いて無罪を出して」元受刑者の遺族訴え 滋賀・日野町事件 - 住みたい習志野
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