「日本政府の人権理解」
ボクは「『日の丸・君が代』ILO/ユネスコ勧告実施市民会議」のミソカス事務局スタッフをやっています。2月13日には下記の対話集会という名の「交渉」を行います。ボクは受付をやってます。日本政府が人権についてどのように理解しているか、その本性がよくわかると思います。平日ですが興味のある方は是非ご参加ください。
アイム’89東京教育労働者組合
「日の丸・君が代」ILO/ユネスコ勧告実施市民会議
http://hotmail123.web.fc2.com/
文科省等対話集会
―政府は勧告に向き合え―
2月13日(月)14時30分~16時30分
第1弾 14時30分~ 申し入れ
外務省、内閣府、厚労省、法務省
第2弾 15時~ 文科省意見交換会
参議院議員会館 B104
通行証配布:参議院議員会館ロビー 14時~
2019年、2022年に、ILOとユネスコは日本に対して「日の丸・君が代」強制是正勧告を発しました。2022年11月自由権規約委員会は日本に対し、「日の丸・君が代」強制中止の勧告を出しました。文科省のみならず、外務省、内閣府、厚労省、法務省にも実施を迫りましょう。お集まりください。
*感染対策を行います。連絡先をお書きください。会場ではマスク着用をお願いいたします。
(連絡先)℡:03-5802-0881
E-mail:cclu@teramako.jp
「日の丸・君が代」 ILO & ユネスコ勧告
合同委員会は、ILO 理事会とユネスコ執行委員会が日本政府に対して次のことを促すよう勧告する。
(a) 愛国的な式典に関する規則に関して教員団体と対話する機会を設ける。その目的はそのような式典に関する教員の義務について合意することであり、規則は国旗掲揚や国歌斉唱に参加したくない教員にも対応できるものとする。
(b) 消極的で混乱をもたらさない不服従の行為に対する懲罰を避ける目的で、懲戒のしくみについて教員団体と対話する機会を設ける。
(C) 懲戒審査機関に教員の立場にある者をかかわらせることを検討する。
(d) 現職教員研修は、教員の専門的発達を目的とし、懲戒や懲罰の道具として利用しないよう、方針や実践を見直し改める。
(e) 障がいを持った子どもや教員、および障がいを持った子どもと関わる者のニーズに照らし、愛国的式典に関する要件を見直す。
(f) 上記勧告に関する諸努力についてそのつど合同委員会に通知すること。
勧告の特徴
(1)「愛国的式典」の中で「ある歌を歌ったり式典で起立したりすることはきわめて個人的な行為である」。「混乱をもたらさない不服従の行為」を認めず、「行為を強制する規則は個人の価値観や意見の侵害とみなしうる」と、市民的自由を認めています。
(2)「懲戒措置も教員の立場にあるものがかかわって行われていたようにも見えない」として懲戒のしくみ、懲戒審査機関への教員・教員団体の関わりを促しています。
(3)「その他の検討事項」として、「政府は、起立斉唱の義務づけは生徒の特殊なニーズを考慮し、変更できると主張しているが、組合側は愛国的な式典の間に教職員が障がいを持った生徒を介護できないため、生徒が苦しんだ例を挙げている。政府は、本件についての適切な指導が存在すると主張するが、生徒に不利益となった個々の事件が発生したという主張に反駁していない。合同委員会は、もし実際にすべての教員と生徒が愛国的式典のさいに起立するよう義務づけられているのだとすれば、教員と障がいをもつ生徒にとって困難を生じる状況が発生しかねないと憂慮する」と特記しました。
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