(smartFLASHの記事より)
「マイナ保険証」持たない人全員に「資格確認書」の送付検討…「アホなん?」「保険証でいいじゃん」批判の大合唱
2024年秋を予定する健康保険証の廃止後、マイナンバーカードと一体化させる「マイナ保険証」について、厚生労働省は、カードを持たない人全員に「資格確認書」を交付する方向で検討に入った。
従来の保険証は、廃止後の猶予期間を含め、2025年秋まで使える。だが、その後は、マイナ保険証や資格確認書がなければ、保険料を払っていても保険診療を受けられなくなる事態が生じかねない。
たしかに、マイナ保険証を持たない人全員に「資格確認書」を交付すれば、不安の払拭につながるだろう。だが、SNSでは批判の声が多く寄せられている。
《保険証を廃止して「資格確認書」の発行?意味不明》
《現行の保険証をこのまま継続でええやん 追加費用もかからないし アホなの?》
《健康保険証をそのまま廃止せずに使えばいいだけ。またそんな新たなことに無駄に税金を使う意味はない》
7月13日には、総務省が公表しているマイナカードの交付数およそ8800万枚に関して、取得者の死亡や自主的な返納、紛失などで約500万枚も過大に計上されていることが報じられた。
4月末時点での交付枚数は8786万5814枚で、交付率は69.8%。廃止ぶんの約500万枚を単純に差し引くと、交付率は4ポイント低下することになる。
7月9日には、毎日新聞が、マイナカードの交付率が全国で初めて100%になった新潟県粟島浦村で、交付率が101・18%になったことを報じていた。
(編集部注:ちなみに、集計し直したら80%に減ったそうです)
マイナカード交付率「101%」の新潟・粟島浦村 再集計で80%に | 毎日新聞
交付されたマイナカード8800万枚に「死人のぶんまで計上」されていたことに、SNSでは憤怒の声が巻き起こった。
《マイナンバーカードの交付枚数すら嘘って凄まじいな》
《もう、辞めたら?マイナンバー》
マイナカードをめぐっては「自主返納」も増加している。保険証の廃止後、膨大な数の「資格確認書」が交付されるなら、保険証の廃止が妥当な政策なのか、問われることとなる。
(ぼうごなつこさんの漫画)
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