ミャンマーで拘束、10年の刑を受けた後解放された久保田徹さんがラジオ番組で「ミャンマーの今」を語ってくれています。
(15分くらいから1時間1分くらいまでが久保田さんへのインタビューです)
ミャンマーに行ったきっかけ
高校生の時授業でロヒンギャ(ミャンマー政府に弾圧されているイスラム教徒)のことを知り、日本にいるロヒンギャの人にインタビューしてビデオを作ったりしたけど「こんなのではミャンマーの現実が伝わらない」というロヒンギャの人の反応を見てミャンマーに行くことにした。
ミャンマー人の仏教徒でありながらロヒンギャの救援をする人のドキュメンタリーを作ったことが今回の刑(最初は7年、のちに10年)の理由にされた
「自由を奪われているが芯の強い人」に惹かれる。入管、赤木雅子さん
「自由を奪われているが芯の強い人」に心惹かれ、入管に収容された人たちやモリトモ事件隠蔽で夫が自殺に追い込まれた赤木雅子さんの取材を行った。
自分はジャーナリストではなく、ドキュメンタリー映像作家です。
ミャンマー、一見静かに見えるが…
今のミャンマー、一見クーデタ前と変わらない、静かな生活をしているように見える。でも路上生活者で、物乞いをして得たわずかなお金を軍人に奪い取られた人が、インタビューにこたえてくれた時も密告者や警察が周りにいないか気にしたり、という状況。Facebookに投稿しただけで逮捕された人もいる。
30秒だけやってすぐ解散するデモは毎日
すぐにつかまってしまうので、大々的なデモはできないが、SNSで連絡を取り合い、限られた場所、時間で30秒とか、1分ぐらいでやるフラッシュ・デモは毎日のように行なわれている。
つかまった時の状況
僕がつかまったのは、その30秒デモを撮影した時でした。
現場に秘密警察や私服が潜んでいた。デモを30メートルぐらい後ろから写して、通行人のふりをして帰ろうとしたら、車から軍人が飛び出してきて銃を突き付けられ、叫ばれた。ひざをついて手錠をかけられ、警察署に連れていかれた。
無理矢理撮られた「横断幕を持つ写真」がでっち上げに使われた
薄暗い中で軍人が3人ぐらい突っ立っていた。デモを扇動した、とか横断幕を作った、とかデタラメなことばかり言っていたが、さからうと裁判が長引くので、あえて黙っていた。
取り調べの時横断幕を持たされて写真を撮られ、「これが証拠だ」などとでっち上げられた。
逮捕されたことさえ隠され、闇に葬り去られる可能性もあった。
身体中湿疹ができたが。周りの人たちから「ここへ来た人の通過儀礼。そのうち慣れるよ」なんて言われた (笑)
解放は当日の朝知らされた。
久保田さんのおすすめ、ミャンマーデモでも歌われる「民衆の歌」
その久保田さんが選んだ曲がこれ、レ・ミゼラブルの「民衆の歌」
ミャンマー語バージョン
日本人にやって欲しいこと
先週は7人の大学生に死刑判決が出た。日本人にはこんなことをお願いしたい。
① 日本政府はミャンマー軍部にちゃんと物言っていない。経済的なつながりもあるので。そのことを知って欲しい。
② クラウドファンディングの寄付
③ 難民を認めるよう政府に要求して
日本は難民をほとんど受け入れていない、だからミャンマーの人たちも日本ではなく、カナダに難民で行こうとしたりしている。
番組のMCが「自己責任論なんかに負けるな」とエール
MC:こういうジャーナルな視点を持った人がつかまると、「自分の意志で行って国に迷惑をかけた」なんていう人が必ず出て来る。
久保田:ネットでは「観光ビザで入ったのは自業自得だ」なんていうのが多かったが、それについて言うと、観光ビザしかなかったんです。今はジャーナリストビザが出た、という話は聞いたことがない。
以前CNNがジャーナリストビザで入ってインタビューした人が全員逮捕される、ということもあった。僕のような者には観光ビザしかないんです。
MC:僕たちよりしなやかな方だと思いますが、そんなの気にせんといてください。それはもう放っておいてください。
ミャンマー民衆に寄り添う日本人ジャーナリスト達と、ミャンマー軍部を支える岸田政権 - 住みたい習志野
コメントをお寄せください。
<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す