岸田首相に「国葬」に招待され、死刑攻撃をエスカレートするミャンマー国軍
岸田首相に「国葬」に招待されたミャンマー国軍、これで「日本政府にお墨付きをもらった」として、4人の民主派人士を「処刑」し、更に弾圧をエスカレートしています。
国際社会がミャンマー軍部への非難を強める中、日本政府とロシア・プーチンだけが公然とミャンマー軍部を支えています。(中国も、「内政不干渉」と言って、黙認)
ミャンマー問題は、今や「日本の問題」。ミャンマー国軍を招待する「血塗られた国葬」を許すのかどうか、ミャンマー民衆の命は、日本人の行動にかかっている、と言えます。
(ヤフーニュースより)
ミャンマーで日本人男性拘束
軍がクーデターで実権を握ったミャンマーで、抗議デモを撮影していた日本人の男性が当局に拘束されました。
男性は、ドキュメンタリー映像作家の久保田徹さんとみられています。
ミャンマーの日本大使館によりますと、最大都市ヤンゴンで日本時間の30日午後6時ごろ、20代の日本人男性が当局に拘束されました。
男性は「フラッシュモブ」と呼ばれる短時間の抗議デモの様子を、近くで撮影していたということです。
(FNNプライムオンラインの記事より)
取材活動が取り締まりの対象に…「全く正当性ない」拘束・解放された北角裕樹さんが明かす現状 ミャンマーで日本人拘束
国軍が捕まえたいと思えば誰でも捕まえられる状態
――現時点では容疑が明らかになっていない。考えられる容疑は何か。
刑法505条のAというものがある。2021年2月のクーデター後に新設された法律で、非常に広く解釈され、運用されている条項で、デモやメディアの取り締まりによく使われている。ほかにもミャンマーには多くの民衆による活動を取り締まる法律がある。インターネットなどで流した情報によって逮捕されてしまうだとか、取材先がテロリスト指定されていると、反テロ法に引っかかってしまうとか。長い軍事政権下で多くの法律が施行され、国軍が捕まえたいと思えば、誰でも捕まえられる状態に事実上ある。
(ブログ編集部より)
1996年生まれの久保田さんは学生時代から、ロヒンギャ問題やミャンマーのアーティストや宗教などについて取材。クーデター後も日本で在日ミャンマー人のデモなどを取材していた。代表作に短編ドキュメンタリー「Light up Rohingya」「Punk Save the Queen」などがある。
(ニューズウィークの記事より)
ミャンマー軍政、さらなる死刑執行の恐れ 刑務所で死刑囚を他の受刑者から隔離
4人の政治犯に対する死刑執行はNUGなどの民主勢力だけでなくミャンマーも加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧米、国連などからも厳しい非難が寄せられたが、軍政は「法に従って死刑は執行された」と正当性を主張して国際世論を無視し続けている。
この4人の政治犯に対する死刑執行は1976年以来の法に基づく執行で、ミャンマーでは長らく執行されなかった極刑の執行、しかも公正な司法手続きが行われたのか疑わしいということもあり、世界的に批判が寄せられている。
さらなる政治犯の死刑執行の懸念
タイ・バンコクに拠点を置くミャンマーの人権団体「政治犯支援協会(AAPP)」によると28日現在ヤンゴンのインセイン刑務所には76人の死刑判決が確定した政治犯がいるという。
「国民統一政府(NUG)」によるとインセイン刑務所内でこうした死刑確定囚の政治犯がその他の受刑者から最近隔離されたという。
この隔離が何を意味するものかは不明だが、NUGでは死刑執行の準備段階に入ったのではないかとの見方を示し警戒を強めている。
AAPPはミャンマー全土で死刑が確定した政治犯は欠席裁判で判決を受けた41人を含めて117人もいるとしており、ヤンゴンのインセイン刑務所以外での死刑執行も予測される事態となっているとしている。
刑務所からの連絡を恐れる政治犯家族
現地で反軍政の立場から報道を続ける独立系メディアの「ミャンマー・ナウ」や「ミィズィマ」などによると、死刑が確定している政治犯の家族は刑務所からの電話を恐れているという。
23日に死刑が執行されたゾー議員とコー・ジミー氏らの家族は執行日前日の22日に刑務所から連絡があり、「Zoom」を使用したインターネット経由でそれぞれ本人と会話することが許された。その時点では死刑執行が翌日に迫っていることは家族や本人には知らされていなかったという。
だがコー・ジミー氏は家族に対して「人には誰しもカルマ(運命)がある。どうか心配しないでくれ、ここ数日私は瞑想してダルマ(真理)と共に生きる」と気丈に話したという。この会話からコー・ジミー氏は近く死刑執行があることを覚悟していたとみられると伝えている。
次の死刑執行候補者とされる若者2人
そうした状況の中、独立系メディアによるとインセイン刑務所で次に死刑が執行される可能性の高い政治犯として2人の若者を取り上げている。
その2人はテット・パイン・ソー氏(27歳)とワイ・ヤン・トゥン氏(25歳)で、共に2021年7月にヤンゴンのサウス・ダゴン郡区で軍政が任命した行政官を殺害したほか、複数の軍政関係者を殺害した容疑で訴追され、軍事裁判で複数の容疑で共に逮捕からわずか5カ月後に死刑判決を受けているという。
(追記:日本人のお坊さんが呼びかけた31日のデモ)
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